14時から22時のたっぷりTRPGデー。
エルフとハーフリングの亜人コンビに、クレリックが参戦。
キャラメイク時マスターから「クレリック作ってね」と完全指定、かつ「ハゲかヒゲか」を迫られるいう謎の縛りプレイ。
しかしRPGゲーマーたるもの、そのような時でも楽しくキャラクター作成すべきなのです。(涙をこらえてダイスロール)
エルフ … やたら人間慣れしていて雰囲気が軽い。そのため同族には少し白い目で見られ、マスターからは「こいつ多分ハーフエルフ」宣言されるが、きっとプレイヤーのせいではない。
ハーフリング … 毎回お約束のように子供と間違われる。そう言われれば行動や言動が子供に見えなくもないが、きっとプレイヤーのせいではない。
クレリック … 小さな町の信心深い僧侶。穏やかな性格の相談役で癒し手。というキャラクターでスタートしたが、だんだんネタ担当っぽくなってくる。きっとプレイヤーのせいではない。
冒険は「探検家にそそのかされて、エルフの森への道案内を買って出た若者が戻っていない。」というものです。
心配した父親に相談を受けたクレリックが、酒場で昼間からグダグダしている亜人二人組を見つけて探索を依頼。
「エルフに会うならエルフが入れば心強い」ということでアルフハイムのエルフが住まう森へ出発します。
森へ入ってすぐにパーティは2匹の豹に襲われます。
ここはエルフが間に入って場を収めてくれると思いきや、おもいっきり斬殺。
しかしこの豹、エルフ族長のペットだったのです。なんということでしょう。(声:加藤みどり)
というわけで登場したエルフたちにあっさり捕まる一行。何とか賊ではないと説明に成功するものの、軟禁状態に置かれます。
その後、森の外へ追い出されそうになるところを、頑張って説得。「じゃあ、ヒドラ倒してくれたら許してやんよ。」と言われてビビリつつも首尾よくヒドラ戦を制しました。
そうしてアルフハイムのエルフたちは、若者と探検家たちが入っていた古代の遺跡まで案内してくれます。
一行は誰が明かりを持つかで揉めたり、虫と戦ったりしながら奥へと探索を続け、ついに囚われの若者を発見。
どうやら帰りの道案内まで逃げないように監禁されていたようです。
そして探検家のリーダーの正体はデビル・スワインでした。
親しげに話しかけておいて、チャーム・パーソンからの豚足パンチというコンボをきめようとしてきますが、あっさりセーブされた上に数ターンでフルボッコにされ、終了。
こうして一行は、エルフたちの信頼を勝ち得、若者を連れ戻すことに成功したのでした。
四版が出てしばらく経つD&Dですが、クラシックD&Dも楽しいものですね。
「まどかマギカRPGです」という一言を言いたいがためにプレイしたゲーム。
ルールの分かりにくさ、とっつきにくさなどからプレイしたことのないゲームだったのですが、この機に(?)挑戦。
ルールよりも世界観や概念をプレイヤーに分かってもらうのが大変、ということが分かりました。
とりあえずキャラクターメイキングに4時間かかってしまったのは失敗ですね。
みんな流派とか途中でころころ変わってましたし、それはそれで楽しそうでしたが。
【現代に生きる魔法使いたち】
入滅教団 … 職業がヒットマンという危険な男。プレイヤーが入滅教団をイメージできていないのにプレイしてしまったようなキャラだが、初回プレイだから仕方ない。
エーテルの寵児 … 謎のマシンや変なプログラムを作って売っている女学生。学生なのにデザート・イーグルを買おうとしてしまうが、初回プレイだから仕方ない。
虚妄の輩 … スターウォーズオタクのデブ黒人。本当にその辺に居そうな感じで、全くメイジっぽくないし神秘性の欠片もないが、初回プレイだから仕方ない。
という感じで、みんなキャラクターメイキングでエネルギーを使い果たしたような顔をしていましたが、とりあえず開始。
あるエーテルの寵児が作り上げた魔法の品(スターウォーズのライトセイバー)が、コレクターや古売屋を通してPCの虚妄の輩の元へやってきます。
PCのエーテルの寵児は、先輩メイジの依頼でそれを買い取りにやってきます。
一方、科学技術結社連合のエージェントもその存在に気づいており、その品を抹殺しようとやってきます。
PCの入滅教団は、自身の「化身」が夢を通じて見せるメッセージから、スターウォーズオタクの虚妄の輩の身に危険が迫っていることを察知します。
そうして、それぞれ立場も目的も違うメイジたちがアパートの一室に集まったのでした…
科学技術結社のエージェントとの戦闘までする予定だったのですが、残念ながら時間切れ。
魔法でエージェントの車を故障させたり、ライトセイバーを発動させたりするにとどまりました。
ストーリーテラーもプレイヤーも完全に手探りだったため、不完全燃焼に終わってしまいましたが、魔法の効果を話しあったり全員でイメージするのは楽しい体験だったのではないかと思います。
今回のプレイを活かして再度挑戦してみたいゲームでした。