RMeCab

* Windows (32/64) 用バイナリ

最初にMeCab-0.996.exe をhttp://code.google.com/p/mecab/downloads/list からダウンロードして、ダブルクリックでインストールしておきます.

** Windows (32/64) 用バイナリ

RMeCabをインストールします。Rを起動して,以下のように入力してEnterキーを押してインストールして下さい.

注意:はじめてRとRStudioをインストールした場合、パッケージの追加作業はR本体を起動して行ってください。最初からRStudioを使うと、WindowsのOneDriveにパッケージのインストール先が用意され、トラブルを起こすことがあります。最初にR本体でパッケージをインストールすると、以降、RStudioでも、パッケージのインストール先としてがC:/Users/****/Documents/R/win-library/認識されます。

install.packages("RMeCab", repos = "https://rmecab.jp/R")

あるいは GitHub からインストールもできます。

# Windows で Rtools4 と MeCab をすでにインストールしている場合、あるいはMac あるいは Linux の場合

install.packages("remotes")

remotes::install_github("IshidaMotohiro/RMeCab")


お使いのWindowsマシンによっては 64bit 版 R では動作しないことがあります。この場合は、32bit 版 Rでお試しください。

また、MeCab本体がデフォルトとは違うフォルダにインストールされている場合、インストール先(デフォルトだとC:\Program Files (x86)\MeCab\etc)

にあるmecabrcをコピーし、自分のホームフォルダ(C:\Users\mynameあるいはC:\Users\myname\documents)に、頭にドットを付けた .mecabrc ファイルとして用意する必要があります。

その際、dicdir = を編集します。ちなみにデフォルトだとdicdir = C:\Program Files (x86)\MeCab\dic\ipadicとなっています。

* Mac

以下の手順でMeCabをインストールしてください。

(1) MeCabのインストール

以下の(A )ソースからインストール か(B) Hombrewでインストール のどちらか一方を実行してください。いずれの場合も(C)で確認をします。

(A) ソースからインストールする

(A-1)

はじめにコマンドラインツールをインストールします。「アプリケーション」の「ユーティリティー」フォルダにあるターミナルを起動します。以下のように入力してEnterを押します。

xcode-select --install


Xcodeを入手する必要はありません。コマンドラインツールだけをインストールします。ライセンスに同意すると、インストールが開始します。

以上で、MeCabをインストールする用意が整いました。

注意: El CapitanではMeCabのインストール先として想定されている /usr フォルダへの書き込みが制限されてしまいました。MeCabをインストールするには以下の方法で対処する必要があります。

ターミナルを起動して /usr/local ディレクトリが存在することを確認する

ls -la /usr/local

万が一、存在していない(エラーが出る場合は、「"el capitan" "/usr/local" が存在しない場合」をグーグルで検索してみてください)。存在していれば、以下のコマンドを実行して書き込み権限を与える(エンターを押すと管理者としてのパスワード入力が求められます。

sudo chown $(whoami):admin /usr/local && sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local

(A-2)

http://taku910.github.io/mecab/ から mecab-0.996.tar.gz をダウンロードしてインストールする手順

Finderのユーティリティフォルダにあるターミナルという黒いアイコンのソフトを起動します。

以下、このターミナル内に $ の右側の文字列をコピーして貼り付けEnterを押します。なお$マークそのものは入力しません

本体をダウンロードしてインストールします(以下の手順の二番目で自動的にダウンロードされますが、数秒かかります)。途中でログインパスワードの入力を求められます。

$ cd ~/Downloads

$ curl -fsSL "https://drive.google.com/uc?export=download&id=0B4y35FiV1wh7cENtOXlicTFaRUE" -o mecab-0.996.tar.gz

$ tar xf mecab-0.996.tar.gz

$ cd mecab-0.996

$ ./configure --with-charset=utf8

$ make

$ sudo make install

(A-3)

辞書 mecab-ipadic-2.7.0-20070801.tar.gz もインストールします (以下の手順の二番目で自動的にダウンロードされます、数秒かかります)。

$ cd ~/Downloads

$ curl -fsSL "https://drive.google.com/uc?export=download&id=0B4y35FiV1wh7MWVlSDBCSXZMTXM" -o mecab-ipadic-2.7.0-20070801.tar.gz

$ tar zvxf mecab-ipadic-2.7.0-20070801.tar.gz

$ tar xf mecab-ipadic-2.7.0-20070801.tar.gz

$ cd mecab-ipadic-2.7.0-20070801

$ ./configure --with-charset=utf-8

$ make

$ sudo make install

(B) Homebrewでインストールする

以下を実行してください。

$ brew install mecab $ brew install mecab-ipadic

Homebrew でまれに動作しない場合があります。その場合は Homebrew を利用する場合はこちらを参照してください。MacPortsからインストールしたMeCabではエラーになりま

(C) インストールの確認

# 試してみる :ターミナルでmecabと入力してEnterキーを押す

$ mecab

すもももももももものうち

すもも 名詞,一般,*,*,*,*,すもも,スモモ,スモモ

も 助詞,係助詞,*,*,*,*,も,モ,モ

もも 名詞,一般,*,*,*,*,もも,モモ,モモ

も 助詞,係助詞,*,*,*,*,も,モ,モ

もも 名詞,一般,*,*,*,*,もも,モモ,モモ

の 助詞,連体化,*,*,*,*,の,ノ,ノ

うち 名詞,非自立,副詞可能,*,*,*,うち,ウチ,ウチ

EOS

CtrlキーとC キーの同時押しで終了

# 万が一 mecabが無いと言われた場合はPATHを通す

# cd

# echo export PATH='/usr/local/bin:$PATH' >> ~/.profile

以上です。

(2) RMeCabのインストール

Rを起動して,以下のように入力してEnterキーを押してインストールして下さい.

install.packages("RMeCab", repos = "https://rmecab.jp/R", type = "source")

あるいは GitHub からインストールもできます。

# Windows で Rtools4 と MeCab をすでにインストールしている場合、あるいはMac あるいは Linux の場合

install.packages("remotes")

remotes::install_github("IshidaMotohiro/RMeCab")


以上です。

* Linux (Ubuntu 10.04以降)

(1) Rは(1-1) (1-2) のいずれかの方法でインストールします。

以下、このターミナル内に $ の右側の文字列をコピーして貼り付けEnterを押します。なお$マークそのものは入力しません

(1-1)

$ sudo echo "deb http://cran.ism.ac.jp/bin/linux/ubuntu ???/ " >> /etc/apt/sources.list #???をUbuntuのバージョンに合わせて修正

# 詳細は http://cran.ism.ac.jp/bin/linux/ubuntu/README.html

$ sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 51716619E084DAB9

$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get install r-base

$ sudo apt-get install r-base-dev

(1-2) あるいは最新版のR をソースからコンパイルします.Ubuntuならば以下の手順で開発環境を用意します.

$ sudo apt-get install build-essential gfortran xorg-dev

$ sudo apt-get install libreadline-dev libcairo-dev

# Rをダウンロードしたフォルダに移動します

$ tar zxf R-3.*.*.tar.gz

$ cd R-3.*.*

$ ./configure --enable-R-shlib

# LaTeXの環境場入っていない場合,

# 以下の警告が表示されます.これは文字通り,マニュアルPDFを作成できなかったということですが.

# R の機能そのものに影響はありません.

configure: WARNING: you cannot build info or HTML versions of the R manuals

configure: WARNING: you cannot build PDF versions of the R manuals

configure: WARNING: you cannot build PDF versions of vignettes and help pages

$ make

$ sudo make install

$ sudo ldconfig

(2) mecabを以下のようにインストールします。

ソースからコンパイル・インストールします。以下、このターミナル内に $ の右側の文字列をコピーして貼り付けEnterを押します。なお$マークそのものは入力しません。途中でログインパスワードの入力を求められます。

http://taku910.github.io/mecab/ から mecab-0.996.tar.gzをインストールします(以下の手順の二番目で自動的にダウンロードされますが、数秒かかります)

$ cd Downloads

$ curl -fsSL "https://drive.google.com/uc?export=download&id=0B4y35FiV1wh7cENtOXlicTFaRUE" -o mecab-0.996.tar.gz

$ tar xf mecab-0.996.tar.gz

$ cd mecab-0.996

$ ./configure --with-charset=utf8

$ make

$ sudo make install

$ sudo ldconfig ## Linux ではこれが必要

同じく 辞書mecab-ipadic-2.7.0-20070801.tar.gz もインストールします(以下の手順の二番目で自動的にダウンロードされますが、数秒かかります)

$ cd ~/Downloads

$ curl -fsSL "https://drive.google.com/uc?export=download&id=0B4y35FiV1wh7MWVlSDBCSXZMTXM" -o mecab-ipadic-2.7.0-20070801.tar.gz

$ tar xf mecab-ipadic-2.7.0-20070801.tar.gz

$ cd mecab-ipadic-2.7.0-20070801

$ ./configure --with-charset=utf-8

$ make

$ sudo make install

$ sudo ldconfig ## Linux ではこれが必要

(3) RMeCabをインストール

Rを起動して,以下のように入力してEnterキーを押してインストールして下さい.

install.packages("RMeCab", repos = "https://rmecab.jp/R", type = "source")

あるいは GitHub からインストールもできます。

# Windows で Rtools4 と MeCab をすでにインストールしている場合、あるいはMac あるいは Linux の場合

install.packages("remotes")

remotes::install_github("IshidaMotohiro/RMeCab")


* 試用データセット

https://github.com/IshidaMotohiro/TextMining

* ソース

https://github.com/IshidaMotohiro/RMeCab

* 利用方法

http://rmecab.jp/wiki/index.php?RMeCabFunctions を参照してください

R 本体はCRAN (https://cran.ism.ac.jp) からインストーラーをダウンロードします。またグラフで日本語を扱う場合には設定ファイルが必要です。インストール後、Rを起動し、Rのコンソールから以 下を実行すれば、.Rprofileというファイルがホームフォルダに作成され、Rは起動時にこのファイルを読み込みます。

source("http://rmecab.jp/R/Rprofile.R")


## Neologd 辞書


以下のようにインストールします。

$ git clone --depth 1 https://github.com/neologd/mecab-ipadic-neologd.git

$ cd mecab-ipadic-neologd

$ ./bin/install-mecab-ipadic-neologd -n


インストール先の確認

mecab -d /usr/lib/mecab/dic/mecab-ipadic-neologd


動作確認

$ echo "8月3日に放送された「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で、1日たった5分でぽっこりおなかを解消するというダイエット方法を紹介。キンタ ロー。にも密着。" | mecab


## RMeCabでNeologdを使う準備

/usr/local/etc/mecabrc を開いて以下のように変更するか、オリジナルのこのmecabrcファイルをホームフォルダに .mecabrc という隠しファイルとして保存し、これを以下のように変更してください。

;

; Configuration file of MeCab

;

; $Id: mecabrc.in,v 1.3 2006/05/29 15:36:08 taku-ku Exp $;

;

; dicdir = /usr/local/lib/mecab/dic/ipadic

dicdir = /usr/local/lib/mecab/dic/mecab-ipadic-neologd

* 質問は以下に気楽に投げてください

RMeCab質問掲示板

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