大規模シミュレーション技術や人工知能(AI)の飛躍的発展が研究潮流を大きく変えつつある現状を踏まえ、「宇宙物理における数値シミュレーションとAI」をテーマに掲げた理論懇シンポジウムを開催する。シミュレーション技術の発達とAIの進歩によって扱えるスケールや応用範囲が飛躍的に拡大し、超大規模計算による複雑な現象の再現や機械学習によるデータ解析の自動化など、多くのブレークスルーがもたらされた。さらに AI技術は、大規模シミュレーションにおけるコード開発とデータ解析の双方で不可欠な役割を果たしつつある。データの大規模化は、すばる望遠鏡やALMAといった現行の大型望遠鏡のみならず、JASMINEやTMTなど次世代観測装置でも顕著に進行しており、AIはシミュレーションにとどまらず観測データ解析にも極めて有用である。こうした背景から、本シンポジウムでは各分野を牽引するエキスパートを招き、これまでに得られた成果を振り返るとともに、今後のシミュレーション技術・AI研究がどのように進んでいくのかを議論し、将来の発展に寄与する意見交換の場を提供することを目的とする。
なお、理論天文学・宇宙物理学の幅広いトピックの口頭講演およびポスター発表も例年通り募集する。また、博士取得見込みの者に優先的に発表の機会を与え、若手発表賞も実施する。
[日程] :2025年 12月 17日 (水) ー 19日 (金)
会期初日(12月17日)は 午前開始予定です。
会期2日目(12月18日)に懇親会を開催します。
[場所] :筑波大学大学会館ホール
[参加費] :シンポジウム参加費:無料
懇親会会費:
スタッフ・ポスドク 未定 円
学生 未定 円
会場受付にて現金で集金させていただきます。学生の懇親会会費は500円程度になるべく安くなるよう設定します。
[昼食] : 会場近くに大学内の食堂、レストラン、売店があります。
また、徒歩10分圏内には数軒の飲食店、コンビニがあります。
[すべての発表] :発表ファイルをウェブ上に公開する予定です。
このクラウドに
[講演番号]_[発表者氏名].pdf
例)X01_RironTaro.pdf
の形式でアップロードしていただけるようご協力お願いします。
[口頭発表] :招待講演・D3 発表を優先するため一般講演の枠は少なくなる見込みです。
[D3発表の録画] :発表賞審査の都合上ご講演をZoom上で録画させていただきます。
[ポスター発表] :A0 サイズ 縦の大きさでご準備ください。
[リモート参加] :発表者は現地参加を原則とします。
聴講について口頭発表のみ zoom での聴講が可能です。ただし
-100人までの人数制限
-質問は会場を優先
-通信や機器の不具合で配信出来ない場合もある
など制限があります。こちらも可能な限り現地での参加をお願いします。
アクセス先:登録されたメールアドレス宛に通知します。
[懇親会] :12月 18日 筑波デミ(大学キャンパス内) にて開催予定です。奮ってご参加ください。
[旅費補助] :学生など研究費がない方で発表ありの方を優先します。
学生であってもご本人あるいは研究グループに研究費がある方はご遠慮ください。
財源が限られているためご希望に添えるとは限りませんので予めご了承ください。
旅費補助申請締め切り 2025年11月17日 (月)
講演登録締め切り 2025年11月17日 (月)
参加登録締め切り 2025年11月30日 (日)
参加登録フォームはこちら!
Comming soon
Comming soon
稲吉恒平(北京大学)
河原創(宇宙科学研究所)
西道啓博(京都産業大学)
橋本幸士(京都大学)
平島敬也(理化学研究所)
藤林翔(東北大学)
松下恭子(東京理科大学)
村山斉 (Kavli IPMU)
諏訪雄大(東京大学)、 高橋亘(国立天文台)、 町田 真美(国立天文台)、矢島秀伸(筑波大学)、高田昌広(東京大学)、横山修一郎(名古屋大学)、須山輝明(東京科学大学)、浅野勝晃(東京大学)、向山信治(京都大学)、大平豊(東京大学)
大須賀健、森正夫、矢島秀伸 (Chair)、吉川耕司、福島肇、ワーグナーアレックス(筑波大学)
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( -at- をアットマークに変えて下さい)
主催:理論天文学宇宙物理学懇談会 共催:国立天文台、筑波大学