手のひらを自分に向けてバイバイする
バイバイするときに、手のひらを自分にむけてひらひらさせてしまうといった行動。
クレーン現象と同じように、発達障害のお子さまに多く見られるといわれている行動です。
そもそも、発達上どういった行動なのか、発達障害ではないお子さまにも見られるものなのか、一般的な児はやらない特徴的な行動なのか、疑問に思いますよね。
背景に考えられる難しさ…
背景に考えられる難しさ…
これらの行動は、「発達障害」「自閉スペクトラム症」のお子さまに見られる行動の1つと言われます。
しかし、発達障害ではない定型発達のお子さまにも確認されることがたまにあります。
多くの場合、1歳程度には、手のひらを相手に向けてバイバイできるようになります。
バイバイを逆さにしてしまうお子さまは、自分と他者を区別して捉えることが苦手であると考えられます。
お母さまやお父さまがバイバイする姿を見て、その姿をそのままマネすると、手のひらの向きは自分にむいていて当然です。
多くのお子さまは、自他の区別を何となくしながらマネをしますので、手のひらの向きも調整でいますが、自他の区別が苦手な場合、「手をふってバイバイする」という部分だけを単純にマネしてしまうため、手の向きが逆さになることがあるのです。
以下に、簡単な手立てを3つ紹介しています。
他にも手立てはさまざまありますので、ぜひご相談ください。
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