一方的に話すので、会話になりにくい

自分の聞いてほしいことをすごい勢いで話す、話し手と聞き手との会話になりにくいということはないですか?


また、静かにしていないといけない状況でも、平気でしゃべり続けてしまうということもありませんか?


聞いてほしい、話したいという気持ちが強すぎて勢いよく話すため、聞いていると少し疲れてしまうお母さまやお父さまも少なくないかもしれません。


他者に対して伝えたい、分かってほしいという気持ちはとても大切なことですが、周囲の状況を理解して、相手の反応を見ながら、少しずつでも調整がきくようになるとよいでしょう。

背景に考えられる難しさ…

この背景には、相手の様子が観察できていないこと、自分で発話をコントロールすることが難しいことが考えられます。


特にマイペースだったり、こだわりが強いお子さまに、このような特徴がよく見られます。


まずは、「ゆっくり話す」ことを習慣にしていくことが大切です。


ここで、同時に進めていきたいことは、他者の様子をしっかりと観察し、どのように思ったり考えたりしているのかを考える練習をすることです。


元々、そういった他者の気持ちを考えることが得意ではないお子さまがおられますが、そのような場合は知識としての習得を目指し、パターン的な学習を進めていくことが良いでしょう。

以下に、簡単な手立てを3つ紹介しています。

他にも手立てはさまざまありますので、ぜひご相談ください。

心配な方はご相談ください。

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