大きい、小さいがわからない
ものの大きさや長さを見分けることや、見分けて「大きい」「小さい」「長い」「短い」と正しい言葉で表現することは大切なことです。
2歳までの年齢でできるようになってほしい力です。
大小の理解や長短の理解は、日常生活の中で基礎的な部分であり、分からないまま成長してしまうと、生活の難しさにつながってしまいます。
背景に考えられる難しさ…
背景に考えられる難しさ…
この背景には、形の大きさを目で見分ける力(視覚的な弁別能力)や、「大きい」「長い」ということがわからないこと、見て理解したものと言葉の表現が結びついていないことが考えられます。
大切なことは、お子さまのつまずきがどこにあるのかを見つけることです。
例えば、視覚的な困難さがある場合、無理強いしてもなかなか分かるようになりません。
ものの見え方に課題があるのならば、そこに焦点を当てた支援を、言葉の理解に課題があるのならば、そこに焦点を当てた支援を行うことが必要です。
お子さまの分かりやすさ、分かりにくさに焦点を当てて、遊びの中で少しずつ大小や長短の概念に触れ、分かるようになっていくことが良いでしょう。
以下に、簡単な手立てを3つ紹介しています。
他にも手立てはさまざまありますので、ぜひご相談ください。
心配な方はご相談ください。
公認心理師・臨床心理士がご相談を承っております。