注意したのに話し続ける
「静かにしなさい」と注意をしたのに、そんなにおかまいなしといった様子で話し続けてしまうということはありませんか。
どうしても伝えたいことがあるのか、お話しがとっても大好きなのか一生懸命に話す様子がみられます。
話す量がたくさんという場合もありますし、話すタイミングが一方的であるという場合もあります。
また、話題があちこちに広がって、聞いていて混乱しやすいという場合もあります。
背景に考えられる難しさ…
背景に考えられる難しさ…
この背景には、ワーキングメモリーや、聴覚的な選択的注意の困難さが考えられます。
おしゃべりや行動が、落ち着きがなかったり、衝動的であったりする場合が多いようです。
これは脳機能の1つである前頭葉が十全に機能していないことが考えられます。
まずは本人が過ごしやすい環境を整える必要があります。
どんな訓練をしたところで環境が整っていなければ、本人の無理を強いるだけになってしまい、何の意味もないからです。
環境を整えられれば、次は少しずつ本人へのサポートを行っていくことも大切です。
最終的には、自分なりに工夫して補っていくという考えも重要になります。
以下に、簡単な手立てを3つ紹介しています。
他にも手立てはさまざまありますので、ぜひご相談ください。
心配な方はご相談ください。
公認心理師・臨床心理士がご相談を承っております。