感覚遊びが苦手
どろんこ遊びが苦手

乳幼児のお子さまにとって「感覚遊び」はとても大切なことです。


視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚などの感覚を働かせ、楽しみながら遊ぶことで脳の発達、心身の発達にとても良い影響があります。


でも、そういった感覚遊びが苦手なお子さまがおられるのも現状です。


どろんこ遊びが苦手。


お水や絵の具、食事などで手が汚れることをとても嫌がること。


裸足で地面や芝生の上を歩くことが苦手。


こういったいわゆる「感覚遊び」「感覚刺激」が苦手な場合、できることが限られたり、苦手な刺激を経験すると途端に泣き出したりパニックになってしまったりすることもあります。

背景に考えられる難しさ…


この背景には、感覚の敏感さや鈍感さは、生まれ持った脳機能の特性が考えられます。


つまり、感覚の難しさは、どんな悩みであれ無理やりに慣れさせて改善を図ることは絶対にしてはいけません。


生活の中で自ずと慣れていき、感覚が少しずつ変化していくことはあり得ますが、それを他者が児のペースを尊重せず、不快感を生じるような施し方をすることはいけません。


まずはお子さまの周囲の環境を整理して、不快刺激になるようなものを取り除くことが大切です。


この環境とは、日常生活や家庭生活における環境や、お子さまが身につける衣服、おもちゃ、他者から児への関わり方など、お子さまを取り巻くあらゆることが含まれます。


また、同時にあまりに生活上の困難さが大きい場合は、医療機関や相談機関に相談しに行くということも大切です。

以下に、簡単な手立てを3つ紹介しています。

他にも手立てはさまざまありますので、ぜひご相談ください。

心配な方はご相談ください。

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