名前を呼んでも反応しない

いくつになっても「名前」を呼びかけても、聞いているのか、聞いていないのか、返事がなかったり無反応であったりするお子さまがおられます。


自分の遊びに没頭している、好きなテレビに夢中になっている…。


いろいろな状況が考えられますが、自分の名前を呼ばれたときには、しっかりと声のする方向へ顔を向けて、「なに?」と反応できるようにしたいです。


名前を呼んでも反応できないことで、家庭の中で注意や叱責が増えたり、集団生活の中で行動することが難しくなります。

背景に考えられる難しさ…

この背景には、いろいろな理由が考えられます。


名前を呼ばれてパッと頭を切り替えて声がする方へ注意を向ける力が弱い。


声かけしている他者や、自分に対する声かけに関心が少ない。


そもそも、聴力や聴覚的な注意力が弱いため本人の耳に声が届いていない。


一言で「名前を呼んでも反応がない」といっても、理由は個人差があるため、そのお子さまひとりひとりのニーズに合わせた関わりが必要です。


呼びかけを聞けるようにしていくことも大切ですが、同時に、呼びかけを聞けるように環境づくりや聞けるような呼びかけの工夫をすることもとても大切なことです。

以下に、簡単な手立てを3つ紹介しています。

他にも手立てはさまざまありますので、ぜひご相談ください。

心配な方はご相談ください。

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