「いないいないばあ」をすると赤ちゃんがケタケタと大喜びする様子ってよく見ますよね。
でも、中には「いないいないばあ」を喜ばない赤ちゃんもいます。
いないいないばあを喜ばない場合、他者とのコミュニケーションに心配がある場合があるため注意が必要です。
どうして『小さな音に敏感する』のか?~その背景と関わり方~
① 社会的な注目が苦手
・視線を合わせる遊びを少しずつ取り入れる
・無理に顔をのぞき込まず、距離を保って関わる
② 感情の表出が控えめ
・「うれしいね」と大人が感情を言葉にして見せる
・共感的な声かけで、表情のやりとりを促す
③ 遊びの意味が理解できていない
・繰り返しの中で「いない→いる」の流れを伝える
・顔の隠し方を変えて視覚的にわかりやすくする
④ 興味関心の偏り
・好きなキャラクターや音の要素を取り入れる
・お子さまが興味を持てるタイミングで遊ぶ
⑤ 発達のタイミングの個人差
・発達段階に応じた遊び(音あそび、手遊び)に切り替える
・喜ばないことを無理に続けず、他の関わりを探る
⑥ 不安や緊張の強さ
・遊びの前に安心できる環境を整える(静かな空間など)
・笑顔で穏やかな声かけから始めてみる
⑦ 感覚過敏(視覚・聴覚など)
・大きな声や動きを控え、穏やかな刺激で遊ぶ
・嫌がる様子があれば無理せず遊び方を調整する
⑧ 人とのやりとりへの興味が乏しい
・ぬいぐるみを使って間接的にやりとりを行う
・大人が楽しそうに遊び、その様子を見せる