わくわくスイッチで働く意味は

なんなのか。真剣に考えた結果。


四日市駅から徒歩6分の場所にあるわくわくスイッチ。

「オフィス」なんてかっこいいものじゃない。

普通に賃貸マンションの一部屋。

真横が線路であすなろう鉄道の音がうるさい。

たまに豆腐屋が通りすがる。小学生のケンカの声がする。

ここは昭和なのか。

代表は基本的に『物』を大事にする人間だ。

デスクも椅子も、人から譲ってもらえたものばかり。

統一感はない。

玄関にはビニール傘がたくさんある。誰のかはわからない。冷蔵庫は共用だが、ほぼ使われていない。賞味期限切れのビールがずっと冷やされている。あと、何かわからない置物がずっとある。なんで置かれているか分からない進撃の巨人のパネル。取る予定のない出前のチラシもホワイトボードに貼られている。誰のなんのか分からないコードだけが入った引き出しがある。それがうちの会社。


スタッフはぶっちゃけ1年で辞める人が多かった。どうしたらいいか悩んだら、こっちも辞めたくなってきたりした。大手企業のような制度も条件もない。とりあえず給与の見える化をする為に給与体系を整えたのが一年前。めちゃくちゃ面倒だけど必要で、やりきったら成長できるよね、という仕事にはインセンティブを付けた。給与や条件を重視したい人は向いていない。ただ、休みはLINEで一報いれたら取れるくらいユルい。在宅も自由。やり方にこだわりがない。めちゃくちゃ融通が利く。万人受けはしないことはわかっている。人が辞めないようにを追求するつもりはないが、自分の力を発揮できる会社でありたい。結果的に、仲間が増えればよいし、続けてくれたら最高。それがうちの会社。


スタッフは色々。代表は、会社にいるときは大体リモート会議。それ以外は雑談をしていたり、パンなど咀嚼しやすいものを食べている。主食は白湯。


事務局は時短で働くメンバー。限られた時間で仕事を片付けていく。休む暇などない、帰れば家事育児という2つ目の仕事が待っている。


理事は組織の柱。全国各地からこの組織を見守っている。正社員のコーディネーターは、事務所に週1回しか来ない。リモートかつ時短で短気。わき目もふらず仕事する。


楽しいことばかりの仕事ではない。企業、行政、若者、教職員などを調整するコーディネート業。時には古い考えやしがらみを、批判覚悟でぶち壊すことも必要だ。しかもそんなに儲からないし、必要性を理解されない。手詰まり感だってときどきある。


じゃあなんでやってるか?




「わくわくする」からだ。

楽しいとか面白いとかいう言葉じゃ足りない。

頭の中に「これだ!」という構想浮かんだ時、鳥肌が立ちゾクゾクする。それを現実にしたくて居ても立っても居られない。誰も止めるなよ!と言わんばかりに突っ走れる「使命感」が三重にある。



頭の中に浮かんだ映像。

どうすれば実現できるか?

作戦を立てる。

人を巻き込む。

仲間を募る。

実行する。

結果がみえる。

失敗も成功も自分でわかる。

そんなプロセスの最初から最後までやり通せる。

この仕事には、三重県、東海の未来に関わるという矜持がある。


綺麗なオフィスで働きたいとか、楽して稼ぎたい、同世代とわいわい働きたい、

という人には全くもって向いていない。


だが、社会を変える仕事、それも泥臭いところから経験したいという人や、権限や裁量がある会社で思う存分わき目もふらずに仕事をしたいという人には最高すぎる環境だと思っている。


自分の能力の最大限を三重に投入してやる!

という稀有な方と出会うためにこのサイトを制作した。