第5回放射線治療人工知能研究会のお知らせ
近年、医療健康分野における人工知能の利活用が進んでいます。医療健康分野では、画像診断、放射線治療、看護、創薬など多岐にわたる分野で人工知能応用が期待されています。
人工知能を利活用するためには実臨床の場で日々生み出される大量の医療情報データ(医療ビッグデータ)を集積し、構造化させる仕組みが必要です。医療ビッグデータを利活用するために、平成30年5月11日に次世代医療基盤法が施行されました。本法は、国が医療情報を匿名加工して第三者に提供する事業者を認定し、先端的研究開発および新産業創出を促進させることを目的としています。次世代医療基盤法により、医療ビッグデータを利活用しやすい環境構築が期待されます。
本講演会では医療従事者の皆様が次世代医療基盤法に関する知見を深めていただくために、公益社団法人日本医学物理学会御協力のもと、次世代医療基盤法に関する講演を行います。演者は内閣府健康・医療戦略推進事務局参事官 姫野泰啓氏と大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所医療ビッグデータ研究センター特任准教授 村尾晃平氏の二氏にお願いしております。本講演の最後に総合討論の場を設けております。是非、多くの方々に議論にご参加いただけますと幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
主催:放射線治療人工知能研究会
後援:公益社団法人日本医学物理学会
開催日:2022年2月26日(土)13時から14時50分
参加申し込み:https://radtherapy-ai-5th-seminar.peatix.com/
場所:Zoom配信(オンライン開催 *URLは開催1週間前までを目途に公開します)
参加費:無料
募集対象者:医師・診療放射線技師・医学物理士・看護師・企業・学生・その他医療AIに興味がある方
参加募集人数:最大で200名(申込状況によって増員の可能性があります)。
お問い合わせ先:airadonc[at]gmail.com([at]を@に置き換えてください)
注意:本講演会は医学物理士認定機構による単位認定はございません。
*プログラム*
開会の挨拶:13時~13時5分
放射線治療人工知能研究会 会長 二上菜津実
座長
公益社団法人日本医学物理学会 前会長 赤羽恵一 氏
講演1:13時5分~13時45分(うち質疑応答5分)
「医療系と情報系の専門家による対話が創造するAI画像診断支援~医療画像ビッグデータクラウド基盤の構築と活用~」
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立情報学研究所医療ビッグデータ研究センター 特任准教授 村尾晃平 氏
講演2:13時45分~14時25分(うち質疑応答5分)
「次世代医療基盤法の概要と期待される役割」
内閣府健康・医療戦略推進事務局 参事官 姫野泰啓 氏
総合討論:14時25分~14時45分
閉会の挨拶:14時45分~14時50分
放射線治療人工知能研究会 副会長 根本貴文