第1回は9月25日に行いました。
〇全体会
・これからの流れ、確認
〇グループに分かれミーティング
・自己紹介
・授業者決め→立候補制となる。
→授業者は上記二名に決定
・単元を決める→まずは、好きな単元を挙げていく(陸上、バスケ・バレーボールなどの球技、マット運動、体つくり運動など候補が挙がる)
→単元は体つくり運動に決まる
・担当学年決め→授業を受ける生徒役の学生も初対面が多いため、よりリアルに自然な流れで行えるとして中学校一年生に決定
〇メンターの先生よりアドバイス
・指導案や構造図はきれいに上から始めようとしなくても、ゴールを設定してからでもやりやすい。
・中学生にどんな力を付けてほしいのか考える。単元を通じて様々な経験をし、運動を身に付けるように授業づくりをする。
・導入を凝ることで興味を持たせる。
〇今回の決定事項
・授業者→上記二名
・議事録→上記二名
・単元→体つくり運動
・担当学年→中学校一年生
第2回は10月1日に行いました。
◯指導案の共有
山田
・ゲーム性を持たせることで取り組みやすい。
・巧みな動き・・・意見入れやすい
・ボールを二個重ねて前に歩く(雪だるまのような)
質疑応答、感想
・ゲーム性◎→楽しめる
加賀谷
・単元の前半では体ほぐしとして心身相関が大切になってくる。
・体ほぐしの前半では個人について、後半では集団について。
・体ほぐしでは誰でもできる内容にする。
→人間知恵の輪等、タオル使用、挑戦することで会話が弾む、
質疑応答、感想
・心と体に注目◎→振り返りとして心の数直線、心のバロメーターを使用(提案)
→100になるためには?
金田一
・体の動きを高める運動を行いたい。→やったことない柔軟性を高める運動
・持続ではエアロビックをやりたい
・音楽を活用して楽しく行いたい
・ブリッチボーリング
質疑応答、感想
・柔軟が嫌いな人の対策→簡単な内容、みんなで挑戦してみる
・音楽、コミュニケーションの場◎
・エアロビックは誰でもできるのか→動画の活用等でできる→ボールを使ってもよい
松屋
・単元の前半を個人、後半をクラスにフォーカス。
・色々な要素の運動ができると良い。
・リズムが大事→陸上、水泳等の様々な種目に関わる。
・自分の体だけではなく、道具を使うことも大切
・コートを4分割したバレー(バドとバレーのコートをつなげる)→紙風船等使用
質疑応答、質問
・誰もができる、芯がしっかりしている◎
・ゴールはなに?
→気づきを言語化できること、クラスで共有→今後に活きる
・体力テストに触れる◎、なぜ?
→北海道の体力↓、動けない実態を知れる、どういうことが必要かわかる
鰐渕
・巧な動きを行いたい→中1だから部活で意欲↑
・リズム跳び→競うと楽しさが出る、記録と回数が伸びると思考判断につながる。
質疑応答、感想
・部活だけではなく日常生活、クラブ活動も注目した方がいいのでは?
・何時間目あたり?→2,3時間目の持続の後
・体ほぐしが薄いので準備体操や展開に少し入れたほうが良い。
・この運動がこの動きに活かされていることを伝える◎
大槻
・授業の初めにテンションが上がるといい→言うこと一緒やること逆、音楽
・鬼ごっこは自分から逃げていくように思えるため好きではない。
・体つくり運動以降の準備体操では、体つくり運動の要素を使いたい
→印象を強くしたい。
・巧な動きを行いたい
質疑応答、感想
・その後も体つくり運動を行うのは横断的な考え◎
〇全体を通して
・どんなことをやったらいいではなく、最終的にどうなってほしいかを考える。
・ゴールにたどり着くための課題提示やゴールした後の子どもの姿を想像する。
・単元構造図を作り、それを基に行う。そこにみんなの指導案を組み込んでいく。
・加賀谷、松家の構造を基にする。
第3回は10月6日に行いました。
〇単元構造図の共有
金田一
・今後の体育に繋げ、運動の楽しさを学ぶことが単元のゴール
・自他の心と体の関係に気づき、交流することで運動の楽しさを学ぶ(体ほぐし)
・ねらいに応じて運動を行えるようにする(体の動きを高める運動)
・1~3は体ほぐし。心身相関について。個人から集団に
・4~7は体の動きを高める運動。4はスポーツ屋台、5.6は4つの動きを半々で。7はそれらを組み合わせた運動
質疑応答、感想
・スポーツ屋台とは?→最後に生徒が考えた4つの運動を交流する。
・言語化の方法→振り返りシート
・体の動きを高める運動では集団での調整があると良い。
→例)縄跳び→ダブルタッチ、筋トレ→仲間とバトル
大槻
・単元のゴールは、子どもたちの体力の実態を知る、これからの準備運動にする。
・2から7で強度を落としていく
・準備体操ではラジオ体操を行う
質疑応答、感想
・体ほぐしを最後にした意味→2~5がハードであるため強度を落とした
・ラジオ体操には種類があり、目的を持つと効果的で、しっかり行うと辛い。
・6人1組のこだわりは7時間目も継続するのか。充実度、満足度、心身相関に関わる。→6人1組で行う
・主体的な評価規準の①を2回使う◎
加賀谷
・豊かなスポーツライフの実現、運動嫌いや体育嫌いを失くす(単元のゴール)
→そのためには、楽しいことやゲーム、コミュニケーションが必要。
・1時間目にはエアロビックで緊張感を失くし、今後の準備運動として取り入れる。
・2、3では体ほぐし、心身相関、個人から集団へ。
・4,5では体の動きを高める運動。
・6、7ではスポーツ屋台、6は準備、7は本番。
質疑応答、感想
・エアロビックのリズムや動きは毎回一緒か。
→オリエンテーションでは強度を低→高にする。準備運動では動きを変えたり強度を上げたりしていく
・手をつなぐことの抵抗はあるかもしれないが、手をつながないとクリアできない活動をすることも良い。
松家
・体つくり運動は誰もが楽しめることが重要。(ゴール)
・準備運動では手押し相撲とグリコじゃんけん→競技の主運動につながるゲーム
・全体交流では気づきの交流として、動撮る(アプリ)を使い、自分の動きを分析し、動きの改善を図り、成功体験を積んでもらう。
・スポーツ屋台(7時間目)の評価は総括的評価を行い、知・思・主の見取ることができなかった部分を見取る。
質疑応答、感想
・統一化された授業の流れ、総括的評価◎
・全体交流では教師が何かを提示するのか、フリートークか
→課題によって何か提示をして交流する
・新体力テストはどう思いついたのか
→体つくり運動は運動の基本を行うので関連させやすい。また、最初の単元なので、生徒の実態把握するためにはぴったりであったため。
・手押し相撲、グリコじゃんけんはずっと同じ内容か
→手押し相撲では片足やしゃがむこと、グリコじゃんけんでは四足歩行など工夫す
る。
第4回は10月14日に行いました。
◯加賀谷、松家の単元構造計画を踏まえて作成した単元構造計画の共有
金田一
・2時間目に心の数直線の導入
・4時間目にペアボールストレッチ、ブリッチボーリング、ラダートレーニング
・5時間目に腕立てじゃんけん、大縄跳び ・7時間目の評価は総括的評価
質疑応答、感想
・ブリッチボーリング◎
→ボールストレッチでブリッチボーリングにつながる活動はあるのか
→ペアでの活動数種類ある
・腕立てじゃんけんは辛そう→活動量増
・動的ストレッチと静的ストレッチに少し触れると良い
大槻
・1時間目にエアロビックの基本ステップ ・2、3時間目に心の数直線
・4時間目に動的、静的ストレッチ ・5時間目に蜘蛛歩きリレー
・どこかでASE
質疑応答、感想
・エアロビックは授業を重ねるにつれて運動量は増えるか→増やすべき
・5時間目に心拍数に注目してみると良い→保健と絡める(呼吸器、循環器)
加賀谷
・2、3時間目の心身相関に注目
・個人、集団での比較、明確化→学習カード
・比較では似たような活動にするか、違う活動で比べるか
・自己調整力が身につく→日常に落としこむ(緊張をほぐす、ルーティーン)
質疑応答、感想
・比べるのは似た活動がいい、自己調整力◎
・集団の活動の前にポーズや円陣を行ってみると良い(中2)
第5回は10月22日に行いました。
〇加賀谷の単元構造図を基に授業の展開づくり
・作業としてワード共有しリアルタイムで書き込んでいく
〇加賀谷の指導案の意図
・今回取り扱う授業の内容は集団活動での心身相関に気付く
→前時は個人での活動をしている設定
〇変更点(前回のミーティングからの変更点)
・個人での活動と集団での活動で内容のつながりは意識していなかったが、生徒が相関の違いに気づきやすいという点からつながりを持った活動内容にする
→前時はボールキャッチの活動なので集団での同じような内容に
〇準備運動のエアロビックについて
・授業者はエアロビック詳しくない、YouTubeなどの動画を用いて流すことで生徒は動画を見ながら踊る
→チームメンバーである金田一が大学でエアロビック部に入っている
金田一が動きを考えオリジナルの動画を作ることに決定
〇ボールキャッチ運動の中身について
・個人活動の時はボールを真上に上げて手を叩いてキャッチ、回ってキャッチなどを想定
・集団でもつながりを意識した活動
→何人かでグループとなりボールを上に上げて移動しながらキャッチなど、同じような内容にするが集団ならではの動きを取り入れる
→集団の中で苦手な子がいる場合、達成することができないと楽しくない可能性あり
・成功体験を掴めるように誰でも成功できるステップアップの段階を用意してあげるべき
・ボールもレベルを考え風船やソフトバレーのボールを使い、落下速度が遅いボールを用意してあげればいいのではないか
〇人間知恵の輪について
・ハードではないが、活動中に話合いができる
・ボールキャッチ運動からのつながりはどうだろうか
〇1度集合するときについて
・現状の心の状態について聞く
→個人と比較してどうか、集団になった後の変化はあるか
・チームで交流
→チーム内での心の状態はどうか、全員MAXが良い、どうすれば上手くいくか
・この後にどうつなげるか
→もう一度チームでやるか、別の活動にするか
〇評価について
・集合した際に観察ができればよいが、最終的にはワークシート
・知識だけでよいのか
・主体はどうか→1から3時間目の変化で見取るのもよい
・知識②、思考③で決定
〇質疑応答
・心の数直線を書いてもらう図はアナログなのかデジタルなのか?
→当日生徒役の皆さんがスマートフォンなど使用できるなら、QRコードを用いて各々記入してもらう。無理ならワークシートの作成
第6回は10月29日に行いました。
ワークシート
数字だけではなく、心の状態を一言で表せるスペースがあると良い
松家さんの基盤に心の状態を一言で書くスペースと
関わり方➀どんな工夫をした?
関わり方②個人でどう思った?
本時の目標も入れる(最終的なゴールが一目でわかるため)
=どのワークシートにも入れるべき
指導案は初めて見た人でもわかりやすいように、細かく記述する。
授業者で授業の役割分担を決める