2020年4月から始まった新しい研究室です。国立研究開発法人防災科学技術研究所のリソースを使った実践的な防災減災研究が進められます。
興味をもった方は、いつでもご相談ください。
10年後のあるべき社会を考えながら、IoTやAI等の最新の技術を使って防災減災に関するレジリエンスを見える化し、世界に通用するレジリエンスな社会を構築していきたいと考えています。
・教授(連携大学院) 酒井 直樹 Researchmap
・博士前期課程 2年 小口 公 (2021/04~2023/03) テーマ:土砂災害
・博士前期課程 2年 XI CHENRUI (2021/04~2023/03) テーマ:スポンジシティ、洪水リスク
今年は、2011年東日本大震災から10年経ち、そこからの復興の経験や身近になったIoT・AIの発展などを踏まえ、防災や減災への取り組み方は大きく変わってきています。また今年は、コロナ禍の影響もあり、暮らし方が激変しました。
このような変化する社会環境に対応するために、自分で課題を見つけ、自分で解決に導く、そのプロセスを重視した防災工学レジリエンス研究に取り組んでいます。
具体的な課題を解決するために、最先端の環境センシング技術とフィールドそして大型実験施設を用います。これは平常時を計測することで、そのわずかな変化を捉え事前の対策を行ったり、避難のきっかけとしたり、被災の程度を把握したりとリスクの定量的な評価をすることで防災減災のプロセスを明らかにすることが目的です。
MeMS型加速度センサー等のIoTを活用したセンサーを多点に設置し、大量のデータに潜むわずかな変化をAIで検知したりします。
衛星やドローンを使ったリモートセンシングによるレーダー画像や光学画像から広域の変化を定量的に評価します。
型実験施設で家の揺れ具合をMeMS型加速度センサーで計測したり、自動走行車が得る各種環境センシングデータを活用し、身近な変化を定量的に把握したりします。
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