このページでは,立命館大学グローバル・イノベーション機構より採択されました,第4期拠点形成型R-GIRO研究プログラム(2021年度-2025年度)に関する情報をお知らせします.
日本において認知症患者は462万人,軽度な患者は400万人いるとされています.こうした認知症予防には回想法(楽しかった・幸せだった思い出を話す)や運動療法,認知刺激法が有効という心理学の知見があります.傾聴には「人との対話」が必須ですが,現状,日常この種のサービスを提供出来る人材や教育も不足しており,高齢者の心の健康維持のため「ICT」を用いることで認知支援を実現する研究分野を開拓することを目指します.本研究では,立命館大学の総合心理学部と情報理工学部,食マネジメント学部の教員・研究員・大学院生約50名が参加する約1億円以上の予算規模の研究プロジェクトです.プロジェクトへの参加を通じて,若手研究者の育成,特に国際的に活躍できる研究者を育てていくことも目指しております.
心理学と情報工学の異分野融合,学部間の学術的な連携・持続的な関係構築を目指します