量子計算理論スクール
2026年春
3/11~3/13@東大本郷キャンパス
2026年春
3/11~3/13@東大本郷キャンパス
概要
「量子計算理論スクール」は、量子計算・量子ソフトウェア分野に特化した3日間の公開講義プログラムです。
量子情報、量子計算の基礎から、誤り耐性量子計算や最新のアルゴリズムに至るまで体系的に学ぶ機会を提供します。
学生や若手研究者をはじめ、社会人の研究者や技術者の方々の参加も歓迎です。
また、より多くの方々にご参加頂けるよう、活動趣旨に賛同頂いた企業や個人の皆さまから会費や寄付金などの形で協賛して頂き、それをもとに参加者への旅費補助を行う環境を整えていきます。
お知らせ
2025年9月29日 予定している会場の収容人数に達したため、参加申込を終了させていただきました。たくさんのお申し込みをいただき、心より感謝申し上げます。
開催情報
講師
・藤井啓祐(大阪大学)
・吉岡信行(東京大学)
・鈴木泰成(理化学研究所)
・山崎隼汰(東京大学)
・箱嶋秀昭(大阪大学)
お申込み方法
・下の「お申込みフォームを開く」ボタンをクリックし、必要事項をご記入ください
・送信後、自動返信メールが届きます
※予定している会場の収容人数に達したため、参加申込を終了させていただきました。
本スクールは量子情報・量子計算の基礎からスタートしますが、3日目の内容まで理解できれば、分野の全体像や未解決問題が整理され、 研究者としてすぐにでも研究を始められるようなプログラムを設計しています。
1日目は学部生でも十分理解できるレベルを想定していますが、3日目の講義は、多くの学部生には理解が難しく、大学院生でも半分程度しかついていけないかもしれません。もし、全ての内容を理解できなくても、それを糧に量子計算の基礎を勉強してもらうきっかけにして頂ければ幸いです。
1日目:基礎からスタート
量子情報や量子計算のかなりベーシックな内容からスタートします。
学部生でも、ほとんどの内容を理解できるレベル感を想定しています。
2日目:研究の入り口へ
量子誤り訂正符号、誤り耐性量子計算など研究テーマに直結する内容に関する講義を予定しています。
1日目の内容をしっかりマスターしているなら、ほぼ理解可能なレベル感を想定しています。
「難しい」と感じる人も出てくるかと思いますが、学習課題を見極めるきっかけとして頂ければと思っています。
3日目:研究の最先端に立つ手前まで
量子計算器アーキテクチャ、定数オーバーヘッド誤り耐性量子計算、リソース評価など研究の最先端の内容に関する講義を予定しています。
かなり難しいレベルにはなりますが、理解できれば明日からでも研究者として活動できる内容をカバーします。
(分野がどういうもので、どういう情報がどこにあって、どの論文をおさえて、どんな未解決問題に挑戦すればいいか、が掴めれば、研究を始められます。)
講義スケジュール(予定)
1コマ90分で実施しますが、講義の進捗を踏まえ、最大で18時ごろまで延長する予定です
2日目の18時から懇親会を予定しています。
お問合せ
info_qai[at]ml.office.osaka-u.ac.jp
※[at]は@に置き換えてください。
主催
文部科学省委託事業|光・量子飛躍フラッグシッププログラム
量子情報処理(量子AI)知的量子設計による量子ソフトウェア研究開発と応用