九州法理論研究会

【沿革・活動状況】

九州法理論研究会は、九州の法哲学研究者を中心として発足し、その他の基礎法学諸領域の研究者や法の基礎理論に関心を有する実定法学諸領域の研究者とも連携しながら広い意味での「法理論」をめぐる相互の研究交流を目的とした研究会です。

法哲学研究者を中心とした九州における研究会としては、かつて「法哲学懇話会」の名称で活動しておりましたが、しばらく開催が中断しておりました。本研究会は、その活動を受け継ぐと同時に新たな展開を図り、幅広い問題関心の法理論研究者相互の研究交流をめざし、名称も新たに再発足したものです。

九州地方の研究者・大学院生を中心に、現在のところ年に2回程度の頻度で研究会を開催し、ほぼ二十名前後の参加者により開催されています。

【入会・傍聴】

広い意味で法理論の研究に関心を有する研究者であれば、とくに資格は問いません。本研究会に関心を持たれ参加してみたいと思われる方は、研究会事務局までお問い合わせ下さるか、もしくは研究会に直接ご参加のうえお申し出下さい。なお、会費は徴収しておりません。

【次回の研究会開催情報】

未定(後日、HPに開催情報を掲載します)

*研究会終了後、懇親会を予定しております。

【過去の研究会開催情報】

第27回

日時: 2019年3月24日(日)

午後2時~6時

会場:

久留米大学福岡サテライト

(福岡市中央区天神1-4-2

エルガーラオフィス6階)

報告:

玄 哲浩(関西大学法学部)

批判理論における法・国家・社会

高橋 広次(南山大学名誉教授)

アリストテレスの「自然法」思想


第26回

日時: 2018年9月23日(日)

午後2時~6時

会場:

久留米大学福岡サテライト

(福岡市中央区天神1-4-2

エルガーラオフィス6階)

報告:

宮田 賢人(大阪大学大学院法学研究科博士後期課程)

討議倫理における実践的判断力の問題と

その批判的検討

― J.HabermasおよびR.Forstの理論の検討

を通じて ―

木原 淳(関西大学法学部)

世界市民主義と国民国家

― 啓蒙の進展と自由の目的論について ―


第25回

日時: 2018年3月25日(日曜日)

午後2時~6時

会場:

久留米大学福岡サテライト

(福岡市中央区天神1-4-2

エルガーラオフィス6階)

報告:

峯 健吾(元 九州大学大学院法学府博士後期課程)

アルトゥール・カウフマンの法理論における

評価規範と判断規範

小林 幸人(熊本高等専門学校)

倫理を教える,倫理を学ぶ

-技術者倫理教育の目標と方法-


第24回

日時: 2017年9月30日(土曜日)

午後2時~6時

会場: 九州大学箱崎キャンパス文系地区

(福岡市東区箱崎6-19-1)

法学研究院(法学部)第三会議室(研究棟1F)

報告:

毛利 康俊(西南学院大学法学部)

概念に基づく実質的推論としての法的思考

― 結果を考量することのやましさについて ―

高橋 洋城(駒澤大学法学部)

ドイツ・ネオプラグマティズム法理論における

規範のパラドクスとそのEntfaltung

― ヴィトゲンシュタインからブランダムを

通じてデリダへ? ―


第23回

日時: 2017年3月26日(日曜日)

午後2時~6時

会場: 九州大学箱崎キャンパス文系地区

(福岡市東区箱崎6-19-1)

法学研究院(法学部)大会議室(2F)

報告:

清水 潤(崇城大学総合教育センター)

Due Process 考

高橋 文彦(明治学院大学法学部)

〈私〉の正義論は可能か?

― 「意欲」から善悪の彼岸へ? ―


第22回

日時: 2016年9月24日(土曜日)

午後2時~6時

会場: 九州大学箱崎キャンパス文系地区

(福岡市東区箱崎6-19-1)

法学研究院(法学部)大会議室(2F)

報告:

吉岡 剛彦(佐賀大学教育学部)

<子ども>とはいかなる存在か?

- 法哲学会(2016年度)統一テーマ「ケアの法

ケアからの法」における大江洋報告へのコメント

試論 -

山田 秀(熊本大学法学部)

人間的実存における幸福傾動

― メスナーの実存的自然法論に依拠して ―


第21回

日時: 2016年3月27日(日曜日)

午後3時~6時

会場: 九州大学箱崎キャンパス文系地区

(福岡市東区箱崎6-19-1)

法学研究院(法学部)大会議室(2F)

報告:

井上 達夫(東京大学大学院法学政治学研究科)

安全保障の法哲学

第20回

日時: 2015年10月17日(土曜日)

午後2時~6時

会場: 九州大学箱崎キャンパス文系地区

(福岡市東区箱崎6-19-1)

共通講義棟3階 305演習室

報告:

城下 健太郎(九州大学大学院法学研究院)

カント『法論』における「人間の尊厳」の理論的展開

森際 康友(名古屋大学大学院法学研究科)

私たちはチンパンジーとどこが違うのか

- あるいは、実践理由宇宙における

<正義>の機能 -


第19回

日時: 2015年3月21日(土曜日・春分の日)

午後3時~5時

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

酒匂 一郎 (九州大学大学院法学研究院)

法の概念と理念について

第18回

日時: 2014年10月19日(日)

午後1時~5時

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

篠原 敏雄(国士舘大学法学部)

ヘーゲルと市民法学・立憲主義・共和主義

― 「マルクス主義市民法学」でもなく

「近代主義市民法学」でもなく ―

コメンテーター:

高橋 文彦(明治学院大学法学部)

重松 博之(北九州市立大学法学部)


赤松 秀岳(九州大学大学院法学研究院)

サヴィニーの法学とその思想(再論)

― 『立法と法学に対する現代の使命について』

二百周年に寄せて ―


第17回

日時: 2014年3月15日(土曜日)

午後2時~6時

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

大澤 津(北九州市立大学法学部)

ロールズ正義論とグローバルな正義の関係

塩見 佳也(九州大学法学研究院協力研究員)

中国「優生優育」政策と「人間の尊厳」


第16回

日時: 2013年9月21日(土曜日)

午後2時~6時

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

峯 健吾(九州大学大学院法学府博士後期課程)

アルトゥール・カウフマンの消極的功利主義

服部 寛(松山大学法学部)

日本の法律学方法論の史的展開に関する批判的検討

- 昨今のドイツの論争・議論状況を手がかりに -


第15回

日時: 2013年3月17日(日曜日)

午後2時~6時

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

小久見 祥恵(日本学術振興会特別研究員(PD))

フェミニズム法学の構図

- 個人的なことから法的なことへ -

レビン小林 久子(九州大学大学院法学研究院)

修復的司法における調和について


第14回

日時: 2012年9月29日(土曜日)

午後2時~6時

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

前田 俊文(久留米大学法学部)

アダム・スミスにおける近代自然法学の受容と批判

- グロティウス、プーフェンドルフ、カーマイクル、ハチスン -

中山 竜一(大阪大学大学院法学研究科)

ハート=フラー論争からドゥオーキンへ

- 「悪法論」再考 -

第13回

日時: 2012年3月18日(日曜日)

午後2時~6時

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

細見 佳子(九州大学法学研究院協力研究員)

平等と社会保障

― 運の平等主義批判をめぐって ―

毛利 康俊(西南学院大学法学部)

法的コミュニケーション

― ルーマン派システム論から見た現代分析法理学 ―


第12回

日時: 2011年10月22日(土曜日)

午後1時30分~5時30分

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

重松 博之(北九州市立大学法学部)

ヘーゲル承認論と「市民社会」

- 「法律の強制」をめぐるルソー・フィヒテ批判と教養形成 -

コメンテーター:

永尾 孝雄(熊本県立大学総合管理学部)

神原 和宏(久留米大学法学部)

高橋 洋城(駒澤大学法学部)


第11回

日時: 2011年3月26日(土曜日)

午後1時30分~5時30分

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

酒匂 一郎(九州大学大学院法学研究院)

「また、ラートブルフ」、あるいは

法の概念と理念

- ラートブルフの普遍的語用論的解釈 -

高橋 文彦(明治学院大学法学部)

法的思考における発見の論理・試論

第10回

日時: 2010年9月19日(日曜日)

午後1時30分~5時30分

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

宇都 義和(九州大学大学院法学府博士後期課程)

司法への市民参加と「法化」

― 人々への「法の浸透」は何をもたらすか ―

高橋 洋城(駒澤大学法学部)

ロバート・ブランダムの規範的プラグマティズムと

その法哲学的意義

― ドイツ法理論における受容をてがかりに ―


第9回

日時: 2010年3月27日(土曜日)

午後1時30分~5時30分

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

橋本 祐子(九州産業大学国際文化学部)

国家刑罰権をめぐる規範理論と政治的経済的構造

- N.レイシーの議論を手がかりに -

江崎 一朗(志學館大学法学部)

アプライド=エシックスとしてのビジネス=フィロソフィーの可能性


第8回

日時:2009年9月26日(土曜日)

午後1時30分~5時30分

会場:九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

松島 裕一(大阪大学大学院法学研究科博士後期課程)

古典古代における法律の一般性の観念について

- アリストテレスの法思想を中心に -

長谷川 史明(志學館大学法学部)

中世立憲思想と近代立憲主義の連続性問題

- 公会議主義の評価を中心として -


第7回

日時: 2009年3月28日(土曜日)

午後1時30分~5時30分

会場: 九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

疋田 京子(鹿児島県立短期大学商経学科)

インドネシアのポルノ法規制

重松 博之(北九州市立大学法学部)

ヘーゲル承認論と法

- 「イェーナ精神哲学」と『事実性と妥当性』の間 -


第6回

日時:2008年10月11日(土曜日)

午後1時30分~5時30分

会場:九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

城下 健太郎(九州大学大学院法学府博士後期課程)

カント法理論における人間の尊厳の位置づけ

福井 康太(大阪大学大学院法学研究科)

法曹の新しい職域と法的思考

- コンプライアンス業務の拡大は法的思考を変えるのか -


第5回

日時:2008年3月30日(日曜日)

午後1時30分~5時30分

会場:九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

報告:

上田 竹志(九州大学大学院法学研究院)

民事訴訟法理論における自己言及と外部参照について

― 民事訴訟の目的論を素材に ―

酒匂 一郎(九州大学大学院法学研究院)

「ラートブルフ・テーゼ」について


第4回

日時:2007年10月6日(土曜日)

午後1時30分~5時30分

会場:九州大学法学部大会議室(2F)

(福岡市東区箱崎6-19-1)

内容:

統一テーマ「近代法思想の再検討」

1.ルソー :神原 和宏(久留米大学)

ルソーにおける自由と法

2.カント :高橋 洋城(駒澤大学)

カントによる法の「基礎づけ」?

3.ヘーゲル:永尾 孝雄(熊本県立大学)

ヘーゲル法思想と近代


第3回

日時:2007年3月21日(水曜日・祝日:春分の日)

午後1時30分~5時30分

会場:九州大学法学部大会議室

報告:

小林 幸人(八代工業高等専門学校)

技術者倫理教育にみる自律性概念

毛利 康俊(西南学院大学法学部)

法の時間構造

― ルーマン派第二世代の議論を手がかりに ―


第2回

日時:2006年10月7日(土)

午後1時30分~5時30分

会場:九州大学法学部大会議

報告:

吉岡 剛彦(佐賀大学文化教育学部)

アルトゥール・カウフマンの法哲学における人格・寛容・抵抗

伊佐 智子(長崎純心大学人文学部現代福祉学科)

リプロダクティブ・ライツの法哲学的一考察

― 少子社会における生殖の自己決定権に関連して ―


第1回

日時:2006年3月18日(土)午後1時30分~

会場:九州大学法学部大会議室

報告:

塩見 佳也(九州大学大学院博士後期課程)

カール・シュミットにおける「法律の一般性」論の法解釈方法論的位置

山田 秀(南山大学)

ヨハネス・メスナー自然法思想の基本特徴

― 晩年の著作物を手掛りに ―

【連絡先】

九州法理論研究会事務局:

重松博之(北九州市立大学法学部)

〒802-8577 福岡県北九州市小倉南区北方4-2-1

北九州市立大学法学部

E-mail: sigematu○kitakyu-u.ac.jp

(○を半角@に変更して下さい)