本作は「FT書房」が権利を有する『ローグライクハーフ』、およびFT書房が日本語版を出版する『モンスター!モンスター!TRPG』の二次創作作品を、利用規約に基づいて作成・発表されたものです。(C)杉本=ヨハネ、(C)ケン・セント・アンドレ
・プレイヤー 1人
・プレイ時間 30-60min
・対象年齢 10-
・GM不要
・ジャンル ファンタジー
・レベル ビギナー
・難易度 Hard
・形式 シナリオ(d66)
・世界 M!M!trpg/ズィムララ
作者:@pumimin
頒布価格:無料/WEB公開形式
・「ローグライクハーフ」の公式基本ルールは、以下サイトにてPDFを無料配布されています。https://ftbooks.booth.pm/items/4671946
・このシナリオはルール説明を含みません。基本ルールを読み、スタートシナリオ「黄昏の騎士」をプレイしたうえでお楽しみください。
・「モンスター!モンスター!TRPG」及びその背景世界ズィムララについての記述は、@pumiminによるオリジナルの設定や解釈を含み、公式作品との齟齬が発生する可能性がありますので、ご承知くださいませ。
・「モンスター!モンスター!TRPG」の入門には「猫の女神の冒険」モンスター!モンスター!TRPGソロアドベンチャー」(電子書籍¥2000)がおすすめです。
・また、本作品は「ズィムララのモンスターラリー・ワールド編」モンスター!モンスター!TRPG(電子書籍¥3500) 「ズィムララのモンスターラリー モンスター編」モンスター!モンスター!TRPGサプリメント(電子書籍¥4500)の販売応援を企図して提供されています。興味を持たれた方はお読みいただければ幸いです。
ローグライフハーフでM!M!を遊ぶ試みとして、柿ノ木商会/蕨之介氏(@warabinosukeK )の「ローグライクハーフ・シナリオ「迷宮の記憶〜 Maze Memory 〜」https://kakinokishokai.booth.pm/items/7750845 が先行作品として存在します。感謝と敬意と共に、本作品の参考にさせていただいております。
ハルウェルの刃 Blade of Harwell
美しきエヂプトの地が災厄で崩壊したとき、ホルス神は多くの輝ける龍を従えて人々をズィムララの地へと脱出させた。その背後には寛容なるズィムの至高老との友情と盟約があってのことであった。ホルス神は多くの相をまとうが、「遠き者」と呼ばれるハルウェルは移送者としてすべての生命の庇護者であり、その正義と慈悲はすべての形の生命を、その姿のままに生かし、新たな調和を求めさせることにあった。
その宿敵であるセト神は長く沈黙を守っていた。ホルスの正義と慈悲は、かつてエヂプトで忌むべきものとされたセトの眷属にも及ぶものであり、それによってその信徒もまた災厄から庇護されたからである。よってセト神は軍神の相をまとって最も深く憎悪と怨恨を抱く暗い蛇神から神々を守る刃としても働いたのである。
セト神の養子であるアヌビス(セト神の妹=妻神である死神ネフティスと冥界オシリスの不義の子であるという複雑な出生を持つ)の眷属であるテピ=ジュエフ(エヂプト犬)達は、最も勇敢なズィムララへの移住者であり、斥候として活躍した。この黒い犬たちは、不思議な魔力に満ちたズィムララの大地を駆け回り、地図を作り、多くの生き物と融和して居住地を形作り、あるいはそのなかで決して相容れない敵と出会った。
エヂプトからの避難者たちがズィムララが一つの安定を得てからは、のんびりと日陰で寝そべっているエヂプト犬、テピスたちの姿が見られるようになった。ケバブ屋台の主たちは、友情と感謝をこめて売れ残りを犬たちに与え、犬たちはそれに尻尾を振ってかぶりついている。
しかし、テピスたちはいつも耳をそばだてている。ズィムララを揺るがす危険の気配に、そして手を貸すべき新たな英雄の気配に……。
■シナリオの解説
・このシナリオはd66シナリオです。同じイベントが出たときは、次の未遭遇のイベント(11がすでに出ている場合は→12、16がすでに出ている場合は→21、遭遇済みのイベントがある場合はそれを複数越えて未遭遇のものへ)を参照してください。
・シナリオは3回挑戦することができます。遭遇済の出目は挑戦ごとではなく、累積的に記録されます。
・4回目は自動的に「中間イベント」となります。中間イベントは挑戦回数で異なります。
・6回目は11-26で最終イベントとなります。
・7回目は11-46で最終イベントとなります。
・8回目は自動的に最終イベントとなります。
・最終イベントを完遂すると経験点が+1されます。
・このシナリオは作成したばかりのキャラクター向けですが、その難易度は「Hard」です。すなわち、挑んでもダイス目の不運や、どうにもできない状態に追い込まれてキャラクターを失うことが起こる難易度であり「繰り返しトライするなかで、幸運なら突破できる」レベルとなっています。ぜひ、なんどでもご挑戦ください。この冒険を越えた英雄が、これから始まる物語の主役となることができます!
・多くのRLHシナリオがそうであるように、それぞれの遭遇はイメージソースです。そこが実際にどのような光景であったか、どのようなやりとりがあったか、どのような気持ちだったか、と想像力で補完することがこのゲームの魅力です。あなたなりの想像力と解釈で、冒険の思い出を彩ってください。
■プレイの準備
・RLH基本ルールに従って新規に10経験レベルのキャラクターを作成してください。
・ズィムララのフレーバーに合わせて、次のように用語を変換してください。すべて能力や効果は変更ありません。
兵士→エヂプト人の兵士、もしくは、テピス(エジプト犬)、とします。
軽い武器→ 短刀、石斧とします。
片手武器→ 曲刀、鉄斧、短槍とします。
両手武器→ ケペシュ(鎌状の長剣)、鉾槍、槍とします。
布鎧→ 衣、とします。
革鎧→ 革甲、とします。
鉄鎧→ 鉄甲、とします。
板金鎧→ 甲冑、とします。
【気絶】→【お眠りなさいな】とします
【炎球】→【熱いのをくらえ!】とします
【氷槍】→【冷たいのをくらえ!】とします
【速撃】→【倍速ダッシュ】とします
【武器創造】→【武器出てこい】とします
【友情】→【ワイロをもらえ!】とします
【防衛】→【結界】とします
【祝福】→【毒をもって毒を制す】とします
【そらし】→【それは当たらん】とします
【聖洗脳】→【ひれ伏したまえ】とします
【招天】→【これでもくらえ!】とします
【聖餐】→【飯でもくらえ!】とします
■宝物表
1 1金貨
2 3d6金貨
3 1d6×10金貨相当の宝石
4 1d6×10金貨相当のアクセサリー
5 1d6×10金貨相当の骨董品
6+ 魔法の宝物表を振る
■魔法の宝物
1 貫きの石弾(基本ルール参照)
2 魔法のポーション(基本ルール参照)
3 エーテルドラゴンのドロップ(振った遭遇の目を振りなおすことができる。使用すると消える)
4 ルーンのパピルス(魔力点を1回復することができる。使用すると消える)
5 正義の秤(敵のレベルが自分の技量点より3以上多い場合、敵レベルをー1する。使用すると消える)
6 アヌビスの首輪(従者がテピスであった場合、その従者の技量点を+1する)
プロローグ
明るい陽射しに目をさます。
いつのまにか眠っていたようだ。寒い夜、身を寄せていてくれた、痩せたエヂプト犬テピスたちがあなたの頬を舐めている。
あなたは見知らぬ光景に見回す。寒暖差が激しい熱帯の街。浅黒い肌の人々が行き交っている。そのなかには四腕を持った爬虫類人の姿も多い。あるいは怪物としか思えない存在が、咎められることなく往来を闊歩している。
この地はズィムララ。
多くの世界から、さまざまな難民を受け入れている大地だと、ハヤブサの神が君を招き、光る回廊を潜り抜けてここに来た。
(いこう?)
テピスがそう促している。
そう言われても、皆目見当がつかないんだが、と苦笑しながら、きみは立ち上がって細かな埃を払い落とす。
とにかく、あちこち見て回るしかない。
* * *
君が歩み始めると、テピスの何頭かは嬉しそうに、あるいは彼らなりの使命感に目を輝かせながら、君の後を追う。
あるいは、君のように疲れて路地にうずくまっていた者たちが、君の姿を見て、共に歩もうと立ち上がる。いずれも君の従者として危険を共にするつもりがあるらしい。
空き部屋/隠されたなにか(11~16)
この6つの出目は、なんらかのアイテムの獲得を示しています。【器用ロール】を行い、目標値4が出ると、アイテムを獲得できます。器用ロールをしないこともできます。
出目11
無造作に放り出された【古びたテンガロンハット】を見つける。ズィムララでは見かけないデザインだ。革の帽子で、使い込まれているようだが、元の持ち主が風で飛ばされてしまったのかもしれない。
なかなかカッコいい。この帽子をかぶっている者は技量点が+1される。換金することはできない。
出目12
白骨化したズィムが握っていた両手武器を見つける。これは【ネフェルタス】と名付けられた、エヂプトランドでは珍しい鋼製の細身グレートソードであり、古い王国の紋章が刻まれている。換金するなら100金貨の価値がある。魔力のある武器ではないが、通常の出来事では破壊されない。
出目13
隠れ住んでいた魔術師を見つける。
彼はある結社に所属していた蛇人間リレッキであるが、長く監視役としてこの地に留められたためにすっかり結社への忠誠心を失っている。あなたは彼を従者【魔術師】として連れてゆくこともできる(従者数上限を越えることはできない)。
出目14
砂に半ば埋まった宝箱から、細かな鎖のような不思議な繊維で織られた鎧を見つける。これは【ミスリルのチュニック】であり、【魔法の鎧】の能力を持っている。異世界からズィムララに持ち込まれたものだろう。換金するなら50金貨の価値がある。
出目15
厳重に封印された書類入れから【セクメトのモンスターラリー】の書物を見つける。これはさまざまなモンスターの生態を女神が克明に記した本であり、今後、このシナリオにおいて、敵との戦いのときにはあなたの初回の攻撃ロール、防御ロールがそれぞれ+1される。換金するなら50金貨の価値がある。
出目16
【治療のポーション】を見つける。これを飲むと最大値まで生命点を回復することができる。このポーションは1回の挑戦で1度しか効果を発揮しない。合計3回服用する分量がある。換金するなら25金貨の価値がある。
友好的な遭遇(21~26)
出目21
ラットリングの旅人たちに出会う。
小柄なネズミ人間たちはあなたを見て少し怖がる表情を見せ、軽く会釈をして立ち去ろうとする。疲れた表情、擦り切れた服、雑多な荷物がはみ出した背負い袋、彼らもまた行き場のない者たちなのだろうか。
あなたが食料を持っているなら、それを1つ、彼らに与えてもいい。もしそうするなら、彼らは深く頭を下げて感謝し、ちいさな【マナストーン】をくれる。【魔術点】を持っているなら、これが古代ズィム文明の遺物で、シナリオへの挑戦1回あたりに1度のみ、魔術点を1点回復させる効果があると判る。交易品として手放すなら、10金貨の価値がある。
出目22
ズィムの労働者たちに出会う。
ズィムは四腕のがっしりとした爬虫類種族で、このズィムララの先住民である。もとは強大な魔法文明を築いていたようだが、多くの者たちは牧歌的に暮らしている。ありがたいことに多くは性格が温厚で、寛容に移住者を迎えている。
彼らは「最近、野生のアムミットが出没しているので気をつけたほうがいい」と声をかけてくる。もしもあなたがアムミットを撃退しているなら、彼らは感嘆し、「これは感謝の気持ちだ。酒でも飲んでくれ」と言って1d6金貨を提供する。
もしもアムミットと出会っていないなら、彼らは古びた【アンムト牙の護符】をくれる。これを投げ与えることによって、アムミットは立ち去るという。
出目23
武装したヒューマンの一隊が、意を決したようにあなたに近づいてきて「モンスターが多いが、ここはレロトラーの勢力下か?」と話しかけてくる。彼らは急に出現したポータルでこの世界に転送され、当惑しているとのことだ。
彼らは剣士1、魔術師1、斥候1からなる3人パーティで、あなたと共同戦線を張ることに同意する。あなたは従者の上限を越えて、彼らを雇用したように戦力とすることができる。しかしこの挑戦が終われば(シナリオ3回が終わらなくても)、彼らはあなたから離れる。
従者としてダメージを受けると彼らは消えるが、救いがあることに元の世界に戻るだけで、死亡するわけではないようだ。
出目24
ラクダを何頭も連れた大きな隊商と遭遇する。
隊商のリーダーはホモロイザーという名の暗い表情の男で、あなたは彼が悪魔の一族であるシぺであると気づく。
「お気づきですか」
ホモロイザーはかすれ声で囁く。
「この地に目をつけているのは、神々やモンスターどもばかりではないのですよ。もちろん、わたしは悪魔とも人とも商売をさせていただいていますがね」
ホモロイザーのキャラバンでは、基本ルールにある購入可能な物品をどれでも購入することができる。ただし高価で、価格はどれでも+2金貨になる。また従者も雇用できるが、これもすべて+2金貨される。+2金貨の有料で「祝福」をかけることもできる。
あなたの持ち物で換金価格が指定されているもや、宝石はその価格で、不要な装備などは購入価格の半額で買い取ってくれる。
出目25
砂丘にパラソルが立てられ、そこに長いストローでカクテルを飲むムーンエルフがねそべっている。赤と青のカラフルな髪を伸ばし、細い体を覆うのは透けたレースのドレスのみだ。男性か女性かもよくわからない。美しいが前衛的で退廃的な生き物がそこにいる。
「きみ、ホルス神の使い?」
ムーンエルフはあなたを見ると、そう問いかける。
「ホルス神は英雄を求めているね。まじめなんだ、彼は。それは悪くないが、世の中はまじめなだけじゃ見えないこともある」
そして天空を指さす。
「一つの月は砕けて落ちた。それは哀しいけど美しいことだよね。少なくとも暗く冷たい宇宙の果てに飛んで行ってしまったんではないからさ」
エルフは語る。
「飲みかけだけど、よかったらお飲み。いい気分になるよ」
勧められるままにカクテルを飲むなら、その瞬間に君は昏倒する! しかし、目覚めたときは耐久点と副能力値が原点まで回復している。
出目26
「どこいくの?」と陽気な声をかけられる。
見下ろすと、フワフワした毛に包まれた小さな生き物が話しかけている。「おいらはグレムリン」と彼は言う。グレムリンは革のような肌を持った醜い生き物のはずだが……。
「これはおいらがセクメトの宮殿からくすねてきた、【スカラベのペンダント】」
と彼は自慢げに胸のペンダントを見せる。
「今日、ホルスが夢のなかに出てきて、太陽の方角に歩いて、最初に会った人にそれを貸してやってくれ、とお告げがあったんだ」
彼は惜しげもなく、その宝物をぐっとあなたに差し出す。
「ホルスはいいやつだよね。だから、おいらもあんたにこれを貸してあげる」
小さな生き物は図々しく神々を呼び捨てにしながら胸をはる。
このペンダントは1回の戦闘で、あなたとあなたの従者の防御ロールの値を+1する効果がある。その効果が終わった後で、ペンダントは消えてグレムリンのもとに戻る。
イベント(31~36)
出目31
あなたは美しいピラミッドを見上げている。
荘厳な建造物を作り上げるには、たいへんな人手と時間を費やしたに違いない。それほどまでに人の心をつなぎとめる君主の力とはどういうものなのだろうか、とあなたは考える。
しかし、今はこのピラミッドに主はいないようだ。
他のいくつかのピラミッドや遺跡は、今も生活に用いられている様子もあるし、なかには新たに来た神々が転用しているものもあるようだ。一方、このピラミッドが未盗掘のものなら、中にはどんな秘密やどんな宝を隠しているのだろうか。
この地の住人として、少し余裕が出てきたら、そんな探索者になるのもいいかもしれない。
しばらくたたずんだ後、あなたはこの場所を去る。
出目32
キャラバンサライでマーケットが開催されている。
交易隊商が商品を交換しあっている。あなたも基本ルールブックにある物品や従者を購入できる。あなたの持ち物で換金価格が指定されているもや、宝石はその価格で、不要な装備などは購入価格の半額で買い取ってくれる。
さまざまな種族や、コミュニケーション可能とはとても思えないようなモンスターが賑やかにやりとりしている姿はとても賑やかだ。ときどき諍いがあるようだが笑い声も絶えない。
出目33
ピンク色の肌をあらわにした、美しい女悪魔が飛び去るのを見かける。
ちら、とこちらを見て、一瞬だけ目があったような気がする。そんな一瞬だけでも、黒い瞳に吸い込まれるような奇妙な感覚があり、あなたはぶるっと背筋を震わせる。黒いコウモリの羽根を羽ばたかせ、尖った角を持った彼女は、淫靡な快楽の気配と、おぞましい苦悩の気配をまとっていた。
【幸運点】を持っているキャラクターは、それをー1される。かわりに、この後に反応表で「友好的」もしくは「中立」のある遭遇があった場合、ダイスを振らずにどちらか望むものを選択することができる。この効果は一回のみ使用できる。
甘い気配を振り払うように首を振って、あなたは再び歩みはじめる。
出目34
遺跡の一角に、ネズミ人間、ラットリングが集まっている場所を見つけた。
若い女のラットリングが、幼いラットリングに文字を教えているらしいのだが、幼子たちはまったく集中する様子がなくふざけあっている。
微笑ましく思いながら、あなたは邪魔をしないようにそっと立ち去る。
出目35
遺跡の暗がりから、ソナム・ケヒューと呼ばれる骸骨戦士たちが立ち上がり、あなたに向かってゆっくりと歩み寄ってくる。
離れようと振り向いたあなたは気づく。後ろにもいる! 大群の骸骨に囲まれていると!
もしも従者としてテピスを連れているなら(1体でも残っているなら)、テピスは猛然と骸骨たちに向かって吠えかける。すると彼らは恐れおののいた様子で、しずしずと下がってゆく。
しかし、テピスを連れていなかったら、事態は深刻となる。幸運ロールで目標値4に成功したら、なんとか逃げのびることができる。幸運点がなかったら、あるいは判定に失敗したら、囲まれてひどい乱戦の死闘をすることになる! 耐久点を1だけ残し、すべての従者を失って次の遭遇へ向かう。
出目36
地面が凹み、そこに緑色の生き物がつぶれて干からびているのを見かける。おりからの陽光でカラカラに乾いてしまっているようだ。野獣の餌にもなりはしない。
もしも思いついて、湯をかけてみるなら、食料をー1する(食料がない場合はできない)。
湯をかけると、緑色のタコのような頭をもった生き物が息をふきかえす。
「はっ!? ここは? オクタヴィア隊長?」
慌てた様子でまわりを見る。
「ひょっとして、あなたが助けてくださった? ええ、わたしはしがないスマラクなんですけども、えーっと、スマラクをご存じで? 生命と魔力に満ち溢れた恵み深い御方が、いずれこの乾いた土地を乳と蜜が流れる豊かな湿地に変えてくださるんですが、そんな音信にご興味はおありですか?」
なにかの布教をはじめるこの生き物を、あなたは放置して立ち去ってもいい。
あるいは長い話につきあって生命点をー1し、ラマシュトゥ信者の証である【八足のバックル】を受け取ってもいい。ただしこのバックルはこのシナリオで役にたつ場面はない!
トラップ(41~46)
出目41
ひどい風が吹いてきて、巻き上がる砂塵に前が見えない。
ダイスを振り、1から3が出た場合はなにも起こらない。4から6が出た場合は、この遭遇を取り消し、もう一度、ダイスを振って出目のイベントに進むこと。
この効果によって選ばれたイベントは遭遇回数に数えない。またこの出目は遭遇済みとはせず、またこの出目が出たら発生する。
出目42
屋台から焼いたひき肉のケバブのいい匂いが流れてくる。従者たちは腹を空かせているようだ。所持金があれば、あなたが連れている従者の数だけの金貨を支払わなければならない。
もし所持金が従者の数に満たないなら、全員公平にあきらめることにして、ここを立ち去ることができる。
出目43
砂の下に裂け目が隠れていたようだ。あなたが足を踏み入れると、ずぼっと体が半分埋まる。たいした被害にならなかったが、耐久点をー1する。
出目44
すれちがったウルクはスリだったらしい。あなたは所持金を半分、失ってしまう。
しかし幸運ロールか器用ロールで達成値2で成功すれば、これに気づいて被害を免れる。スリは慌てて逃げてゆく。
出目45
遺跡の壁の一部が崩れているのを見かける。どうやら動作済の罠で、巻き込まれた不運なトロールがいたようだ。
近づくと、おどろくことにトロールは異常な生命力で生きていた。彼は苦笑いし、あなたに助けてくれた礼を言い、握りしめていた宝石を差し出す。この宝石は100Gの価値がある。
出目46
遠いピラミッドの上から、銀色の異星人キュレイターが強力な光線兵器の試射をしている。
迷惑なことに、あなたを撃ってかまわない野獣だと認識しているようだ。器用ロールか幸運ロールで判定すること。達成値3で成功すれば逃れられる。値を持たないか、判定に失敗した場合は銀色野郎を呪いながら痛みに耐え、生命点2を失う。これによって被った傷は、この挑戦の間は治癒することがなく、原点が低下しているものとして扱う。
弱いクリーチャー(51~56)
出目51
バットトロールと遭遇する。
コウモリ人間のような生き物であるバットトロールは、あなたが敵か味方か戸惑いながら接近してくる。
バットトロール
出現数1 レベル2 宝物 通常
1 友好的 2〜3 賄賂 4~6 敵対的
バットトロールには再生能力と魔法への耐性があり、とくにこの個体はその力を強く有している。一度倒しても、もう一度立ち上がって戦闘をやりなおす。また、攻撃呪文ではバットトロールにダメージを与えることはできない。
賄賂は5金貨もしくは食料1つである。
出目52
虹色の体表をきらめかせる小型のドラゴンの群れが砂丘を走っている。
身を隠して戦闘を避けることができるかもしれない。器用ロールで難易度2で成功すれば、ドラゴンはあなたに気づかない。しかし失敗すれば、あるいはあなたが望むなら戦いとなる。レインボードラゴンとの距離は離れているので、射撃や魔法で攻撃するチャンスは2回ある。
レインボードラゴン
出現数2d6 レベル3 宝物 通常
1 無視 2~6 敵対的
出目53
一隊のドウォンと遭遇する。彼らは完全武装しており、この領域を偵察しているところのようだ。悪魔とドワーフの混血であるドウォンとエヂプト人の関係は複雑で、ときおり、緊張感を増すことがある。
ドウォンの武装偵察隊
出現数1d3+2 レベル3 宝物 通常
1~2 中立的 3~4 賄賂 5~6 敵対的
ドウォンはあなたを疑いのまなざしでみており、多くのドウォンがそうであるように「疑わしきは排除」との思いにかられている。賄賂を受け取ることを聞き入れるなら、1体あたり2Gを支払う必要がある。そうではない場合は戦闘となる。
出目54
あなたが見つけた洞窟をのぞきこんだとたんに、バッタウイングの群れが飛び出してくる!
コウモリ状の生き物で、腹立たしいことにひどく知性が低く攻撃的な生き物である。あなたが強かろうが弱かろうが、温かい血肉をもった食べ物としか思っていないのだ。
バッタウイングの群れ
出現数3d6 レベル2 宝物 通常
1~6 敵対的
出目55
狂えるウサギの群れに遭遇する。これは地底でキノコ類を食べている有害なウサギであり、積極的に攻撃はしてこないのだが、まとった胞子雲で接触した者の知性を下げてしまうという厄介な生き物だ。
これにより、次の遭遇は、魔法や奇跡を使用することができない。
出目56
地響きを立てて、赤い牛の群れがこちらに走ってくる。良く見ると牛の角はねじくれており、背中からは骨のような突起が延びている。これは魔界の生き物ヴァクカヴューゴだ!
ヴァクカヴューゴの群れ
出現数2d6 レベル2 宝物ー1
1~2 友好的 3~4 中立 5~6 敵対的
友好的な場合、恐ろしい見た目にも関わらず、ヴァクカヴューゴは意外にも穏やかに「おらたちは、悪魔の将軍さまとはぐれちまったんだが、あんたら、みてねえだか?」と話しかけてくる。答えがどうであれ、ヴァクカヴューゴは愚鈍に礼を言い、よかったら群れのなかの雌牛の乳を分けてやる、と申し出る。これによって耐久点が+1される。また、これを取ることで使用して減った副能力値が1回復する。
強いクリーチャー(61~66)
出目61
あなたは銀色の肌を持った宇宙人キュレイターの一団が、地獄牛ヴァクカヴューゴを解体している現場に出くわしてしまう。
あなたに見られたと気づいたキュレイターは早口で話し合い、対応を考えているようだ。反応表を振ること。
キュレイター
1d3体+1 レベル3 攻撃回数1 宝物+1
1 歓待 2~3 無視 4~6 敵対的
歓待されるのは最悪の結果だ。彼らはにこやかに(と思う)あなたに銀色の銃を向け、麻痺光線の引き金をしぼる。そして地獄牛の代わりに自分たちの奇妙な乗り物に連れ込んでしまう。この先の物語は語られることはない。
無視、敵対的の結果であっても、降伏して戦闘を避けることもできる。そのときは「歓待」と同様の結果が待っているだけだが。
出目62
王者蜘蛛が、その巨体に似合わない機敏な動きで近づいてくる。彼女は獲物を毒で動けなくし、生まれてくる我が子の餌にしようとしているのだ。肉つきが良く、汁気たっぷりの餌を探しているので、お眼鏡にかなわないなら幸運なのだが……。
王者蜘蛛
1体 レベル3 攻撃回数3 生命力6 宝物 通常
1~3 無視 4~6 敵対的
王者蜘蛛は我が子のために安全第一であり、死に物狂いというわけではない。本来の力を出しておらず、3ダメージを受けたら撤退する。
王者蜘蛛からダメージを受けると、毒による麻痺がおこって攻撃ロール、防御ロールがー1される。これは「祝福」によって効果を消されるまで(この回の挑戦が終わっても)続く。
出目63
砂丘の上からシュルシュルという音がする。
見ると、青緑色に輝く双頭の蛇が君を見下ろしている。静謐なその視線は独特なものだ。邪悪なものは感じない。蛇は蛇でも、聖なる生き物という気配をまとっている。あなたはその領域に足を踏み入れてしまったのだろう。
アンバイナ
レベル4 攻撃回数2 生命力6 宝物 通常
1~4 無視 5~6 敵対的
出目64
「おい、そこのお前!」
呼び止められる声に振り向くと、虎の頭を持ったタイゲリアンが稲妻のような速さで、いきなり攻撃してくる!
次の瞬間、攻撃を受け止めたあなたの武器が砕かれる!
魔法の武器や、破壊されない特殊な武器であれば破壊されない。そうでない場合、持っていなければ他の武器を使用するしかない。タイゲリアンはあなたが準備できるまで待っている。もしもあなたが武器を持っていなければ、素手状態での戦闘となる。その場合はタイゲリアンも武器をおさめ、拳での戦いとなる。彼のレベルを2とすること。
あなたとタイゲリアンは1体1で戦闘を行う。この戦いでは従者の力を借りることはできない。また先行攻撃として射撃武器や魔法を使用することもできない。
器用点を持っているなら、このハイレベルな戦いで役立つ。武勇を重んじる強敵の登場に、あなたは器用点を原値まで回復させてからこの戦いに臨むことができる。
タイゲリアンのアルシザー
レベル4 生命点6 攻撃回数1 宝物 2d6金貨
生命点をー3すると、タイゲリアンは戦闘を中止する。
「すまん、見誤った。俺はセクメト女神に仕えるものだが、どうやら俺が追っているのはおまえではないらしい。どうか許してほしい」
そして詫びとして、何枚かの金貨を払い、陳謝する。
出目65
砂が滝のように流れている場所を見つける。なんだろう、と興味を惹かれて足を止めたあなたは即座にそれを後悔する。ワニの頭をもつ危険な守護者アヌミットだ! そこにあるなんらかの宝物を守っているとしたら、挑む価値はあるが……。
もしも【アンムト牙の護符】を持っているなら、それを使って危険を回避することができる。魔力判定か幸運判定(目標値3)に成功すると、護符は輝き、再びアヌミットは砂の中に没する(宝物は手に入らない)。失敗すると戦闘が始まる。いずれの場合も幸運値はー1されるのを了解いただきたい。また値がなければこの判定は行えない。
アヌミット
レベル5 生命点4 攻撃回数2 宝物+1
反応表 1 無視 2~5 敵対的 6 死ぬまで戦う
出目66
テピスがくんくんと鼻をならしている。風のなかに血の匂いを嗅ぎ取ったのだ。
遺跡の一つに祭壇が設けられ、そこで凄惨な生贄の儀式が行われたらしい。無残に引き裂かれた肉片は、複数のラットリングのものだ。過激な蛇崇拝者の仕業と考えられるが、これは悪魔の召喚儀式ではないのか?
(カレドミナクス!?)
テピスが鼻先に深い皺をつくり、身構えた。
それは悪魔の名か? あなたはぞくっと身を震わせた。邪悪な存在の視線を感じたからだ。一瞬、太陽が、より暗く冷たい存在に置き換えられたかのような感覚があった。
しかし、その看破を嘲るように邪悪な気配が消えた。再び明るく暑い日差しが照りつけ、惨劇の痕跡を乾いた塵へと変えてゆく。敵は現れず、あなたはラットリングの死を悼みながら、足早にここを去る。
中間イベント 1 アポシスの狩人
太陽が熱く照り付けている。
(だいじょぶ?)
息を切らせたあなたに、テピスが近づいてきて語りかける。実際にこのエヂプト犬は知性をもって語りかけることができるのだな、とあなたは気づく。テピスのすべてがそうなのか、この犬が特別なのかわからない。さらにはどの犬も黒くて細くて、見分けがつかないぐらいなのだが……。
(くる!)
テピスが急に短い毛を逆立てて振り向いた。
見ると、陽炎のなかから、ねじくれた先端の槍鉾を持った、蛇頭の一隊が現れる。
(アポシスのやつら!)
蛇神崇拝者のなかでもとくに過激な一派が、あなたを見ると槍鉾を振り上げ、シャーシャーと口笛のような音を立てながら襲ってくる。
アポシスの狩人
出現数 1d6+1 レベル3 宝物:通常
反応:敵対的
最終イベント 1
陽がかげり、行き来する者を失った街道に、黒い馬車が止まっているのを見る。黒服の御者が、あなたを招くようにゆっくりとランタンを振っている。
奇妙なことに、その馬車を引いている騎獣はいない。よく見ると、砂地を走るソリのように見えたものが、大きな蛇の体であったことが判る。
「来て」
脳裡にその声が響いたとき、あなたはすでに幻覚の世界のなかにいた。
赤い絨毯が敷かれた先の安楽椅子に、蛇の頭を持つ女が座っている。女は血のように赤いドレスをまとっている。しかし四肢は病に侵されたように鱗がはげ落ちかけている。
「新たなホルスの勇者が現れる、と星が告げている」
女はためいきをつく。
「もう、何人も、そんな言葉にそそのかされた者をアポシスの死界へ送ってきた。あなたもそんな哀れな隊列の一人にすぎない」
女の姿が煙に包まれる。そこに一体の怪物が現れる。
「試してあげましょう」
棘の生えたトカゲが、獰猛にあなたに吠え掛かる。グノーク、モグラトカゲだ!
この幻覚の世界のなかに従者はいない。あなた一人でこれに立ち向かわねばならない。
グノーク
レベル3 生命点3 攻撃回数1回 宝物+1
反応 1-6 死ぬまで戦う
グノークを倒したら、馬車も蛇女の姿も消えている。女がなにかを語ることはなく、あなたは正体不明の敵の存在にもやもやした不安を抱えることになる。
テピスが歩み寄ってくる。
黒い犬は、あなたを慰めるようにぺろり、と手を舐める。
経験点を+1する。ここで冒険を終えることもできる。あるいは引き続き2回目の挑戦を行うことができる。
中間イベント2
「あなたを探していました」
現れた男はフードを外した。知的な瞳のズィム、四腕の先住民だ。首からは「認定観光ガイド ホララド」という名札を下げている。
「すでに出会ったかもしれません。蛇神を崇める者たちのなかでもとくに血なまぐさい結社が、予言のホルスの勇者を狩ろうと動いているのです」
あなたはうなずく。あの赤いドレスの蛇女のことだろう。
「しかしホルスの勇者とは彼らの考えるものではありません。ハルウェルの剣は、ホルス神が手がけている救済のための活動を担う者たちのことを指しています。ポータルを越えて、滅びの宿命にさらされたものをこの地に迎え入れるのが使命です」
ホララドは小箱を懐から取り出し、あなたに渡す。
「あなたもその一人となる……そしてテピスの声が聞けるあなたには特別の役割が用意されているらしい」
箱の中には小さな笛が入っていた。
これは【テピスの犬笛】である。この笛によって呼ばれた特別なテピスは、見た目は他のエヂプト犬と変わらないが、アヌビス神から不死の恩寵を受けた従者である。この一頭は兵士の能力と同等だが、戦いでダメージを受けても脱落することはない。
ただしこの効果はあなたの従者の数の上限を増やすという意味ではない。あなたはこのテピスを他の従者と入れ替えるか、すでに連れているテピスがこの特別なテピスだったとすることができる。
この特別なテピスにあなたは名前をつけてもいい。
最終イベント 2
再び、あなたの前に、あの謎めいた馬車が止まっているのを見つける。
きびすを返して立ち去ってもよいのでは、という思いがあったが、あなたは意を決して馬車に近づいてゆく。
「まさに勇者ね」
待っていたように扉が開き、蛇女が現れた。
「今度は試すのではなく、倒すことにするわ」
ガタン、と馬車が傾いた。ソリ代わりになっていたのは、虎頭のスナイガー蛇だ。それも2匹いる! だが今回は、従者がいればその力も借りることができる。
スナイガー蛇
2体 レベル4 生命点4 攻撃回数1(特殊) 宝物+1
反応 1-6 死ぬまで戦う
スナイガー蛇は敵に巻き付いて締める習性を持っており、攻撃が成功したら、その次のターンは攻撃命中した者はまきつかれた状態になり、さらに1ダメージを自動的に受ける(もしその者が最初の巻き付きで絶命していたとしても)。このターンではまきついたスナイガー蛇も、まきつかれた獲物も攻撃することができない。
スナイガー蛇を倒して馬車を調べると、腹立たしいことにすでに逃げ出したのか、蛇女の姿はなくなっている。
経験点を+1する。ここで冒険を終えることもできる。あるいは引き続き3回目の挑戦を行うことができる。
中間イベント 3
暗い夜、あなたは足早に荒野を進んでいる。
(こっち!)
テピスがその前を走り、招いている。空に明るい稲妻が見えた。あなたはそれを見たことがある。エーテルドラゴンの光だ。
「もうかぎつけてきたのね」
蛇女が列石遺跡の前に立っている。足元には複雑な魔方陣が輝いており、そこから伸びた光が巨石の一つに絡みついている。
「エーテルドラゴンが喜んで月のかけらを喰らい、ほいほいとポータルを開けて世界に穴を開けているわ」
巨石からは光が伸び、空のエーテルドラゴンを光の牢獄が捕えている。
「この陰謀を企てたのは誰なのかしら。わたしは知っている。もっとも利益を得ている者たちが、その陰謀の首謀者であるということを」
振り向いた蛇女の目が、狂気の光を帯びている。
「邪な企てに、私のできることは微力。でもせめて一矢報いてやるわ。ホルスの勇者、お前の故郷へのポータルを永遠に閉ざす。お前の故郷の者たちが、決してこの地に至ることができず、災厄のなかで滅ぶように!」
これを止めることができるかわからないが、高笑いをしている蛇女と戦うしかない!
蛇女
1体 レベル5 生命力3 攻撃回数1回 宝物 なし
反応 1-6 死ぬまで戦う
蛇女を倒すと、魔方陣が激しく振動し、巻き起こった光の爆発に、あなたは吹き飛ばされ、生命点を1失う。
立ち上がることができたら、そこには老いてしなびた大きな蛇の死体と、空からゆっくり落ちてきた虹色に輝くウロコをみつける。これは【エーテルドラゴンのウロコ】のようだ。
最終イベント 3
(こっち!)
遺跡の中、複雑に入り組んだ階段に迷いそうになっていたあなたたちだが、テピスがなにかの気配を感じて走り始めた。
ここはどうやら半ばえぐり取られるように破壊されたピラミッドらしい。どれほど巨大な力が働いたのか、想像するのも難しい。
『ホルスの勇者とやらか』
頭に響く声がする。
玄室にいたのは、顔のないスフィンクスだった。その前に、映像を映し出す小箱がある。
その中では災害が起こり、多くの人々が逃げまどっている。
『ズィムララは逃れの地。しかし逃れて来た者も、後から逃れて来た者に憎悪を向けるという皮肉よの』
嘲る声。しかしその顔は光の向こうで見えない。
『ホルスの勇者、お前の故郷の様子を見せてやる。安全な場所から見る災厄ほど面白いものはないからな!』
テピスがうなり声を上げる。
さぞや強力な敵なのだろう。
しかし、挑む、否定する、反抗する他に、できることがあろうか!
滅びのスフィンクスの幻影
レベル3 攻撃回数2 生命力8 宝物+1
戦いのさなか、あなたが【エーテルドラゴンのウロコ】を持っているなら、それを映像を映す箱に押し当てることができる。するとそこからあなたの故郷にポータルが開き、そこからあなたの古い友人や家族(従者:兵士)が加勢にきて、あなたの従者上限数まで補充することができる。この効果は1回のみ使用することができる。
スフィンクスを倒したあとで、これが本体ではない、ということをあなたは感じている。いつか再び出会う日もあるのだろうか。
経験点を+1する。ここで冒険は終わる。しかしズィムララの旅は始まったばかりだ!
■シナリオノート
プレイしていただき、ありがとうございます。
2025年末、ついに「ズィムララのモンスターラリー」のモンスター編も登場となりました。現在進行形で進化を続ける「モンスター!モンスター!」の世界を楽しむことは、これまでとは違うスタイルのRPG体験としてとても面白いと感じています。
今回は「ローグライフハーフ」の構造を使って、魅力的なズィムララ世界のイベントをコラージュしてみました。きっとプレイされるみなさんそれぞれに多様な冒険が待っていることと思います。
ローグライフハーフのスタイルに魅了されている昨今ですが、シナリオを作成するのって、簡単そうに見えて難しい、独特なセンスが必要になるところです。まだ練習中で、このシナリオもこっそり修正するかもしれませんので、みなさま、気になったところをぜひ教えてくださいませ。
ではでは、関係者みなさまへの友情をこめて。本年もよろしくお願いします。2026.1.2 @pumimin