日本地理学会

都市の社会・文化地理学研究グループ

(旧:大衆文化の地理学研究グループ) 

更新: 2024年4月14日 

▼次回活動予定 

▼終了分 

■第18回研究会〔2024年日本地理学会春季学術大会〕

※参加の場合、日本地理学会大会への参加申込も行ってください

日時 2023年3月20日(水・祝日)午後 15時~17時 (研究会後に運営打ち合わせを行います)

場所 青山学院大学(青山キャンパス) 

報告 清水麻帆(文教大学)

タイトル スケートボードは都市を再生させるのか~スケートボード文化の重要性~

コメンテーター 山口晋(目白大学)

司会 半澤誠司(明治学院大学) 

清水さんは,文化を基盤とした都市の再生や維持可能な発展について研究されておられ,ご専門は文化経済学です。最近では,『「まち裏」文化めぐり 東京下町編』(彩流社,2022)や『 スケートボード資本論 アーバンスポーツは都市を再生させるのか』(水曜社,2023)を上梓されています。今回は,この一番最近のご著書の内容からご発表を頂きます。

私の不手際からご連絡が遅くなり済みみませんが,日本地理学会の事前登録も2月29日が締切りとなっておりますので,まだ登録がお済みでない方は,お早めに済ませることをお薦めします。参加費用が当日登録よりも安くなります。 

■第35回部活

皆さま、

東京も少し秋らしい気温になってきました。いかがお過ごしでしょうか。


さて、10月28日土曜日に、また恵比寿での部活を行います。

まずご提案したいのは、東京都写真美術館の「風景論以降」を見ることです。

地理学の重要なキーワードが入った展示ですが、

見てすぐに感じるものがあるものと、かなりの難物が混ざっており、

一人で見るよりも、ご関心のある方と一緒に議論したいところです。


写真美術館は、ホンマタカシさんなど、別の階でも興味深い展示がありますし、

映画上映も行われているため、ゆっくり時間をかけて見る方もいらっしゃるかと思います。

そこで、写真美術館2階ホールに展示を見終わって16時集合、

また見直す方もいらっしゃるでしょうから、それを含め18時ごろに終了、

懇親会も行えればと思っております。


また、当日、別件も併せて訪問したいと思っています。

今年は東京ビエンナーレが行われており、そこに三浦尚子さんが関わって、

川口市のいわゆるワラビスタンに関連した展示が出ます。

そこで、会場である国際ビルに13時に集合とし、

こちらを見てから美術館に向かうというコースも考えました。

https://maps.app.goo.gl/UDXLA5iYH9idbi1G9?g_st=ifm


まとめますと、以下の通りです。

日程:2023年10月28日(土)

集合:13:00国際ビル、あるいは、16:00東京都写真美術館2階ホール

テーマ:東京ビエンナーレ展示および「風景論以降」鑑賞


どこからでもご参加いただけますので、お声がけください。

皆さまと議論できますのを楽しみにしております。

どうぞよろしくお願いいたします。


担当:荒又美陽(明治大学) 

■第34回部活

早速ですが、「部活」のご提案をしたいと思います。下記イベントへのお誘いになります(ウェブページから事前に申し込みが必要です)。


「酒」と「Sake」を巡るひととき - これから日本酒はどう広がるか 『酒 日本に独特なもの』晃洋書房、2022の刊行に寄せて

日程:2023年9月22日(金)18:00~20:00

集合場所・時間:日仏会館 1階ホール 17:45頃

ニコラ・ボーメール氏(名古屋大学教養教育院特任准教授)の著書をもとにした講演です。地理学的研究の成果ということで、ご興味をもたれる方も多いと思われます。


酒 日本に独特なもの - 株式会社晃洋書房


担当:杉山(流通経済大学)

■第17回研究会〔2023年日本地理学会秋季学術大会〕

※参加の場合、日本地理学会大会への参加申込も行ってください(9月1日 23:59まで)

日時 2023年9月18日(月)15:00~17:00 研究グループ集会 (研究会後に運営打ち合わせを行います)

場所 大会会場でご確認ください。

報告 桑林賢治さん(京都大学非常勤講師)

タイトル 「現代北海道におけるアイヌのローカルなコメモレイションの展開」


司会:荒又美陽(明治大学) 

■第33回部活

ケアリング/マザーフッド展鑑賞会へのお誘い

水戸芸術館で開催中の「ケアリング/マザーフッド」展の鑑賞会です。

今、様々な観点から関心の高い分野と思われますので、一緒に見て、それぞれの立場から感想など含めて意見交換ができればと考えております。

日程:2023年4月29日(土)

集合時間・場所:水戸芸術館現代美術ギャラリー出口付近 14:00

展覧会を各自で「見終わって」、14時に集まって議論するというイメージです。会場は、建物も見どころがありそうですし、磯崎新の展示もあるとのことですので、鑑賞自体は各自のペースで行い、集まって議論できればと思います。

会場内カフェ、あるいは水戸駅に移動します。

GW初日の遠足として、ぜひご参加ください。

たくさんの皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

担当:荒又美陽(明治大学) 

■第16回研究会〔2023年日本地理学会春季学術大会〕

日時:2023年3月26日(日)午後3時~5時 研究グループ集会 (研究会後に運営打ち合わせを行います)

会場:東京都立大学南大沢キャンパス12号館203室

※会場での参加の場合、日本地理学会大会への参加申込も行ってください(3月10日 23:59まで)


テーマ:重ねがけされる地域:兵庫県淡路島における官民協働型地域開発の系譜

発表者:林 凌さん(日本学術振興会特別研究員PD)、コメンテーター:中澤高志さん(明治大学)


本報告においては、淡路島北部におけるパソナ主導による地域開発の現状を述べた後、それがいかにして可能になっているのかを兵庫県による地域政策の歴史を通じて説明する。こうした作業を通じ、一見放埒なように見える、淡路島北部における人材派遣企業の活動が、戦後日本において展開された様々な地域開発計画に強く規定されていることを示し、地域社会をめぐる新たな歴史像を示すこととしたい。


司会:荒又美陽(明治大学) 

■第15回研究会〔2022年日本地理学会秋季学術大会〕

日時:2022年9月24日(土)午後3時~5時 研究グループ集会 (研究会後に運営打ち合わせを行います)

会場:香川大学幸町北キャンパス5号館2階522教室


テーマ:コミュニケーションとコンピュテーション――英語圏人文地理学におけるデジタル地理学の展開

発表者:田中 雅大さん(東京大学大学院総合文化研究科)、コメンテーター:森 正人さん(三重大学)


COVID19は、社会におけるコミュニケーションのあり方を一変させ、地理学の基礎概念である「距離」や「空間」の変化をも顕在化させたと言えます。しかしこれらにはあらゆる面での「デジタル化」が背景に存在し、それらを研究主題とする「デジタル地理学」の取り組みが英語圏では2010年代後半から活発化しています。今回は「デジタルなるもの」と人文地理学のかかわりを、技術哲学や科学技術社会論の知見を踏まえ研究を進められている田中雅大さんに話題提供いただき、森正人さんにコメントをいただきます。


司会:小泉 諒(神奈川大学) 

■第32回部活

日時:2022年6月6日(月)

映画「ソレイユのこどもたち」を見る


6月6日(月)19時より、(1)科学研究費補助金(基盤研究B)「近現代日本における環境に適応した半水上生活の総合研究―「船乗りの村」の都市民俗誌」、(2)日本地理学会「都市の社会・文化地理学研究グループ」の共催で、多摩川河口での船で犬と暮らす高齢男性のドキュメンタリー「ソレイユのこどもたち」のzoom上映会をします。

上映後の20時45分くらいには奥谷監督にもzoomに入っていただき、質問コーナー?を設けます。ポップコーンをつまみつつ、ビールを飲みつつの映画館スタイルにしますので、是非ご参加ください。大体の人数を把握したいので、参加予定の方は返信をお願いいたします。

映画館での鑑賞を狙っていたのですが、上映されないので直接談判しました。奮ってご参加ください!

案内:厚香苗(大東文化大学)

■第31回部活

日時:2022年3月10日(木)

映画「牛久」を見る


いろいろな意味で議論を呼び起こした映画「牛久」が一般公開されます。https://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/5064/

見に行こうと思われている方も多いかと思います。

そこで、「部活」として同じ日に見て、上映後、少し集まって議論・意見交換をする会をします。

ご予定が合う方がいらっしゃいましたら、現地でお声がけください。


案内:荒又美陽(明治大学)・三浦尚子(明治大学・立教大学ほか) 

■第30回部活

日時:2022年1月13日(木)

東京都写真美術館「松江泰治 マキエタCC」展をみる https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4031.html


東京大学理学部地理学教室出身の写真家の活動から都市の境界を考える。


案内:大城直樹(明治大学) 

■第29回部活 対面オンライン併用での開催となります。

日時:2021年12月12日(日)14:00~17:00

タイトル:ウランバートルにおけるゲル地区の生成過程とその存立基盤


報告者:松宮邑子さん(埼玉大学)

コメンテーター:本岡拓哉さん(同志社大学)

内容: モンゴルの首都ウランバートルでは,人口の半数超がゲル地区と呼ばれる居住地に暮らしている.市外からの急速な人口流入とそれに伴うインフラが不十分な居住地の拡大は ,モンゴル政府や国際機関,さらには市民によっても負の側面から言及されてきた.本報告では「そこに暮らす人々にとっては住まいである」との立場から,ゲル地区を再考していく.

■第28回部活

日時:2021年7月10日(土)14時~17時、Zoom開催。

タイトル:「コロナ禍におけるアートプロジェクトの『場所』の表現」


報告者:松井恵麻(大阪市立大・院)、コメンテーター:大平晃久(長崎大)

司会:山口 晋(目白大)

■第27回部活 Zoomを利用した開催となります。


日時 2021年5月15日 14時~16時半


テーマ:「地域文化の創造と継承――地方の祭りの近代性をめぐって――」


近代化の中で社会・空間構造が大きく変化する中,現在は観光資源ともなっている地域文化は,伝統を維持することに貢献したものとみなされる.しかし実際には,それらは地域において以前とは異なる役割を担い,それら自体が近代性を体現するものとなっている.本セッションでは,長尾洋子氏による著書『越中おわら風の盆の空間誌』(2019ミネルヴァ書房)を手掛かりに,特に地方の祭りが体現する近代性について議論を深めたい.


報告者

長尾洋子(和光大):おわらの組織的プロデュースと祝祭的時空間の構築

内田忠賢(奈良女子大):戦後復興期の都市祝祭の創出―高知よさこい祭りを中心に

遠城明雄(九州大):1910年の福岡市と博多祇園山笠


司会:大城直樹(明治大学) 

■第26回部活


日時:2021年4月24日(土)15:00~17:00

開催形態:Zoomを用いてのオンライン開催


報告テーマ:近代神戸における公共空間の政治―湊川周辺の変容過程を事例として―

報告者:中川祐希さん(神戸大学・院生


司会:中西雄二(東海大学文学部