日本地理学会
都市の社会・文化地理学研究グループ
(旧:大衆文化の地理学研究グループ)
日本地理学会
都市の社会・文化地理学研究グループ
(旧:大衆文化の地理学研究グループ)
更新: 2025年5月31日
9月の日本地理学会秋季学術大会における研究グループ集会には、丹羽みさとさんをお招きします。
日時 2025年9月21日(日)15:30~17:00 研究グループ集会 後半時間帯 (研究会後に運営打ち合わせを行います)
場所:zoom(対面会場:弘前大学)
※会場参加の場合、日本地理学会大会への参加申込と参加費払い込みも行ってください(当日参加も可能ですが、参加費が割高になります)
報告者:丹羽みさとさん(武蔵大学)
タイトル 「旅する乱歩」(仮)
司会:小泉 諒(神奈川大学)
■第40回部活
今回は、東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)の
総合開館30周年記念である、「鷹野隆大 カスババ」をみる部活のご案内です。
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4826.html
本展のタイトルである〈カスババ〉とは鷹野氏による造語で、
カスのような場所(バ)の複数形です。
氏は現代日本を代表する写真家の一人であり、これまでセクシュアリティを扱った
作品で注目されてきましたが、本シリーズはそれらと並行して取り組まれてき
た日常のスナップショットのシリーズとのことです。
本研究グループには「場」に関心を持つ方も多いかと思い、
平日夜ではありますが、「部活」として同じ日に見て、少し集まって
議論・意見交換をする機会を持ちたく、ご案内です。
日時:2025年5月29日(木)18:30~20:00
集合:JR恵比寿駅東口改札(橋上) 18:15
東京都写真美術館チケット売場前(1階) 18:25
※閉館は20時(木・金曜)です
なお同時に、「TOPコレクション 不易流行」も開催されています(3階展示室)。
こちらは、総合開館記念展「写真都市TOKYO」(1995年)を再現した第5室も
興味深く思います。早めに着いて、先にご覧いただくこともよいかもしれません。
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-5069.html
観覧後には、会場周辺で一席設けられればと思います。
お会いできることを楽しみにしています。
担当:小泉 諒(神奈川大学)
3月の学会における研究グループ集会は、主に社会学会でご活躍の中川雄大さんに、戦後の都市におけるマテリアリティをテーマとした話題提供をお願いしました。
具体的には、コンクリートブロックという建材が、安価であることや不燃性といった特質への注目がなされた一方、普及には至らなかった背景を当時の建築雑誌の分析からお話しいただきます。
地理学からのコメンテーターとしては、マテリアリティという概念を日本の地理学に導入した森正人さんにお願いしました。
刺激的な会になるものと考えております。ぜひご参加ください。
日時:2025年3月20日(木) 15:30~17:00
場所:学会プログラム及び会場でご確認ください。
報告者:中川雄大(國學院大學観光まちづくり学部)
「コンクリートブロック建築と戦後日本」
コメンテーター:森正人(三重大学人文学部)
Zoomでのご参加を希望される場合は、3月16日までに下記までご連絡ください。
https://forms.office.com/r/phT4VtE31J
なお、学会への参加はオンラインによる事前登録・事前支払いが推奨されています。3月12日までです。どうぞよろしくお願いいたします。
司会:荒又美陽(明治大学)
■第39回部活
兵庫県立美術館企画展『1995 ⇔ 2025 30年目のわたしたち』をみる部活のご案内です。
https://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_2412/
今年は阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件と続いた1995年から、30年の節目です。
あの時、どのように過ごされていましたか。
兵庫県立美術館( 神戸市中央区 。設計:安藤忠雄)では、
1995年から2025年までの30年間に起こった自然災害や紛争などを背景に、
現代における「希望」とは何かを問いかける企画展が開催されています。
参加アーティストは、國府 理、束芋、田村友一郎、森山未來と梅田哲也(共同作品)、やなぎみわ、米田知子で、それぞれの視点から多彩な作品を展示されています。
この展覧会は、震災の記憶を振り返るだけでなく、
現代や未来に向けた「希望」を考える機会になるのではないでしょうか。
ご多用の時期かと思いますが、ご一緒できる方いらっしゃいましたら、
現地でお声がけください。
集合日時:2月26日(水)午前10時半
集合場所:兵庫県立美術館チケットカウンター前
観覧後にランチをご一緒して、意見交換や議論ができればと思います。
なお周辺の「人と防災未来センター」では
「震災のポスター展」https://www.dri.ne.jp/information/80466/
足を延ばして姫路の「兵庫県立歴史博物館」では
「阪神・淡路大震災を伝える・知らせる ― 情報と通信の1990年代 ― 」
https://rekihaku.pref.hyogo.lg.jp/exhibition/18731/
も開かれています。
それでは、お会いできることを楽しみにしています。
担当:小泉 諒(神奈川大学)
■第38回部活
空音央監督の映画『HAPPYEND』をみる部活のご案内です。
https://www.bitters.co.jp/HAPPYEND/
今後の都市社会を考えるうえでも関心をお持ちの方が多い作品かと思いますが、
映画館での上映は残り少なくなってきました。
そのようななか、下高井戸シネマ(最寄り:京王線下高井戸駅)で、
2/8(土)~2/14(金)に 19:50~(終21:48)の上映があります。
http://shimotakaidocinema.com/schedule/schedule.html#happyend
※チケットは 当日券・窓口販売のみ
そこで、「部活」として同じ日に見て、上映後、
少し集まって議論・意見交換をする会をします。
諸々お忙しい時期かと思いますが、
2月10日(月、祝前日)にご一緒できる方いらっしゃいましたら、
現地でお声がけください。
お会いできることを楽しみにしています。
担当:小泉 諒(神奈川大学)
■第37回部活
1月25日土曜日に二つの展覧会を回り、議論する部活を行います。
世田谷美術館「東急、暮らしと街の文化」 https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/
コアタイム 15時スタート
富士フィルムスクエア「リタ・アレス写真展」 https://fujifilmsquare.jp/exhibition/250124_02.html
コアタイム 17時半スタート
一緒に見るというよりは、基本の時間を決めて、最終的に写真展前で集合、議論を兼ねた懇親会(事前申し込み)という流れとなります。
ご参加をお待ちしています。
担当:荒又美陽(明治大学)
■第36回部活
毎年UNHCRで「難民映画祭」が開催されており、今年は11月7日から30日にかけてオンラインで6本の映画を見ることができます。
https://www.japanforunhcr.org/how-to-help/rff#howtojoin
この機会に、映画の内容に沿って地理学からの貢献を考えたいと思います。
特に「学校をつくる、難民の挑戦」に関連して、三浦尚子さんに話題提供をしていただく会を企画しました。ぜひご参集ください。
日時 2024年11月17日日曜日 15:00~17:00
場所 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー7階 1073教室
報告 三浦尚子さん(東洋大学・非常勤)
※ 参加する方は上記のUNHCRのサイトから「学校をつくる、難民の挑戦」鑑賞の申し込みをしてください。
たくさんのご参加をお待ちしています。
(本研究会は科研費基盤研究C「国民国家を超えた非正規移民の人権保護に関する地理学的研究―日欧の事例にみる可能性」と共催です。)
担当:荒又美陽(明治大学)
9月の日本地理学会秋季学術大会における研究グループ集会には、
日仏会館のフランス国立日本文化研究所から地理学者のラファエル・ランギヨンさんをお招きします。
日本の研究者でもありますが、今回はフランスの住宅政策について話題提供をしていただきます。
報告は日本語で行われます。詳細は下記の通りです。ぜひご参加ください。
共催:科研費基盤研究C「国民国家を超えた非正規移民の人権保護に関する地理学的研究―日欧の事例にみる可能性」
日時 2024年9月15日(日)15:30~17:00 研究グループ集会 (研究会後に運営打ち合わせを行います)
場所:南山大学 S57教室
※会場参加の場合、日本地理学会大会への参加申込と参加費払い込みも行ってください(当日参加も可能ですが、参加費が割高になります)
またオンライン併用での開催を予定しています。※オンラインでの参加受付は終了しました
報告者:ラファエル・ランギヨンさん(日仏会館・フランス国立日本研究所研究員)
タイトル 「フランスにおける土地の人工化ゼロ政策: 住宅分野にとっての空間的正義とは?」(日本語)
概要:
フランスはヨーロッパの中で、住民一人当たりの人工化された土地の面積が最も大きい国である。これを改善するために、議会は 2021 年に「気候レジリエンス法」(la Loi≪ R?silience & Climat ≫)の一部として、新しい規制ツールである「土地の人工化ゼロ目標 」(le Z?ro Artificialisation Nette (ZAN)) を設定した。この目標は、土壌は何よりも生きている地球の一部であるという観察に基づいて、環境的アプローチから設計されており、気候変動との戦いの一環である。しかし、土地は人間社会の生活を支えるものでもあり、そのため多くの問題、特に社会問題の中心となっている。
土地の人工化ゼロ目標などの低土地消費量の開発政策は、土地の人工化を2031 年までに抑えることにより、都市のスプロール現象を抑制する直接的な効果をもたらす。従ってこれらの政策は、土地および不動産の需要を既存の供給または不用の土地ストックに移転し、間接的に土地および不動産の最大化を促進する。土地の人工化規制がフランス全土に均質に適用された場合の、このような土地の最大化と需要の移転の社会的影響とは何か?このプレゼンテーションでは、土地の人工化ゼロ政策と土地節約型開発計画が、特に手頃な価格の住宅市場に重大な社会的影響を与えるという仮説を立てる。
キーワード: 開発、高密度化、住宅、土地政策、土地禁制、土地の人工化ゼロ目標
講演者略歴:
ランギヨン=オーセル・ラファエルは、日仏会館・フランス国立日本研究所(東京・恵比寿)の研究者であり、ジュネーブ大学准研究員。フランス国立高等師範学校(?colenormale sup?rieure)卒業。地理学上級教員資格、都市計画学の博士号取得。都市開発の力学、法的枠組みを提供する政治体制の性質、資本蓄積の論理を支配する資本主義体制の進化の間の関係について研究を行っている。東京の都市再生とその中心空間の急速な垂直化に関する論文を執筆。 2023 年 1 月以来、「高密度化ショックに直面した住宅・土地の厳粛さと空間的正義の問題に対処するための住宅地の開発」に関する研究プロジェクトをコーディネートしている。このプロジェクトは、環境連帯移行省を含む約20のフランス公的寄付者からなるコンソーシアムによって資金提供されている。
司会:荒又美陽(明治大学)
※参加の場合、日本地理学会大会への参加申込も行ってください
日時 2023年3月20日(水・祝日)午後 15時~17時 (研究会後に運営打ち合わせを行います)
場所 青山学院大学(青山キャンパス)
報告 清水麻帆(文教大学)
タイトル スケートボードは都市を再生させるのか~スケートボード文化の重要性~
コメンテーター 山口晋(目白大学)
司会 半澤誠司(明治学院大学)
清水さんは,文化を基盤とした都市の再生や維持可能な発展について研究されておられ,ご専門は文化経済学です。最近では,『「まち裏」文化めぐり 東京下町編』(彩流社,2022)や『 スケートボード資本論 アーバンスポーツは都市を再生させるのか』(水曜社,2023)を上梓されています。今回は,この一番最近のご著書の内容からご発表を頂きます。
私の不手際からご連絡が遅くなり済みみませんが,日本地理学会の事前登録も2月29日が締切りとなっておりますので,まだ登録がお済みでない方は,お早めに済ませることをお薦めします。参加費用が当日登録よりも安くなります。
■第35回部活
皆さま、
東京も少し秋らしい気温になってきました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、10月28日土曜日に、また恵比寿での部活を行います。
まずご提案したいのは、東京都写真美術館の「風景論以降」を見ることです。
地理学の重要なキーワードが入った展示ですが、
見てすぐに感じるものがあるものと、かなりの難物が混ざっており、
一人で見るよりも、ご関心のある方と一緒に議論したいところです。
写真美術館は、ホンマタカシさんなど、別の階でも興味深い展示がありますし、
映画上映も行われているため、ゆっくり時間をかけて見る方もいらっしゃるかと思います。
そこで、写真美術館2階ホールに展示を見終わって16時集合、
また見直す方もいらっしゃるでしょうから、それを含め18時ごろに終了、
懇親会も行えればと思っております。
また、当日、別件も併せて訪問したいと思っています。
今年は東京ビエンナーレが行われており、そこに三浦尚子さんが関わって、
川口市のいわゆるワラビスタンに関連した展示が出ます。
そこで、会場である国際ビルに13時に集合とし、
こちらを見てから美術館に向かうというコースも考えました。
https://maps.app.goo.gl/UDXLA5iYH9idbi1G9?g_st=ifm
まとめますと、以下の通りです。
日程:2023年10月28日(土)
集合:13:00国際ビル、あるいは、16:00東京都写真美術館2階ホール
テーマ:東京ビエンナーレ展示および「風景論以降」鑑賞
どこからでもご参加いただけますので、お声がけください。
皆さまと議論できますのを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
担当:荒又美陽(明治大学)
■第34回部活
早速ですが、「部活」のご提案をしたいと思います。下記イベントへのお誘いになります(ウェブページから事前に申し込みが必要です)。
▼「酒」と「Sake」を巡るひととき - これから日本酒はどう広がるか 『酒 日本に独特なもの』晃洋書房、2022の刊行に寄せて
日程:2023年9月22日(金)18:00~20:00
集合場所・時間:日仏会館 1階ホール 17:45頃
ニコラ・ボーメール氏(名古屋大学教養教育院特任准教授)の著書をもとにした講演です。地理学的研究の成果ということで、ご興味をもたれる方も多いと思われます。
担当:杉山(流通経済大学)
※参加の場合、日本地理学会大会への参加申込も行ってください(9月1日 23:59まで)
日時 2023年9月18日(月)15:00~17:00 研究グループ集会 (研究会後に運営打ち合わせを行います)
場所 大会会場でご確認ください。
報告 桑林賢治さん(京都大学非常勤講師)
タイトル 「現代北海道におけるアイヌのローカルなコメモレイションの展開」
司会:荒又美陽(明治大学)
■第33回部活
ケアリング/マザーフッド展鑑賞会へのお誘い
水戸芸術館で開催中の「ケアリング/マザーフッド」展の鑑賞会です。
今、様々な観点から関心の高い分野と思われますので、一緒に見て、それぞれの立場から感想など含めて意見交換ができればと考えております。
日程:2023年4月29日(土)
集合時間・場所:水戸芸術館現代美術ギャラリー出口付近 14:00
展覧会を各自で「見終わって」、14時に集まって議論するというイメージです。会場は、建物も見どころがありそうですし、磯崎新の展示もあるとのことですので、鑑賞自体は各自のペースで行い、集まって議論できればと思います。
会場内カフェ、あるいは水戸駅に移動します。
GW初日の遠足として、ぜひご参加ください。
たくさんの皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
担当:荒又美陽(明治大学)
日時:2023年3月26日(日)午後3時~5時 研究グループ集会 (研究会後に運営打ち合わせを行います)
会場:東京都立大学南大沢キャンパス12号館203室
※会場での参加の場合、日本地理学会大会への参加申込も行ってください(3月10日 23:59まで)
テーマ:重ねがけされる地域:兵庫県淡路島における官民協働型地域開発の系譜
発表者:林 凌さん(日本学術振興会特別研究員PD)、コメンテーター:中澤高志さん(明治大学)
本報告においては、淡路島北部におけるパソナ主導による地域開発の現状を述べた後、それがいかにして可能になっているのかを兵庫県による地域政策の歴史を通じて説明する。こうした作業を通じ、一見放埒なように見える、淡路島北部における人材派遣企業の活動が、戦後日本において展開された様々な地域開発計画に強く規定されていることを示し、地域社会をめぐる新たな歴史像を示すこととしたい。
司会:荒又美陽(明治大学)
日時:2022年9月24日(土)午後3時~5時 研究グループ集会 (研究会後に運営打ち合わせを行います)
会場:香川大学幸町北キャンパス5号館2階522教室
テーマ:コミュニケーションとコンピュテーション――英語圏人文地理学におけるデジタル地理学の展開
発表者:田中 雅大さん(東京大学大学院総合文化研究科)、コメンテーター:森 正人さん(三重大学)
COVID19は、社会におけるコミュニケーションのあり方を一変させ、地理学の基礎概念である「距離」や「空間」の変化をも顕在化させたと言えます。しかしこれらにはあらゆる面での「デジタル化」が背景に存在し、それらを研究主題とする「デジタル地理学」の取り組みが英語圏では2010年代後半から活発化しています。今回は「デジタルなるもの」と人文地理学のかかわりを、技術哲学や科学技術社会論の知見を踏まえ研究を進められている田中雅大さんに話題提供いただき、森正人さんにコメントをいただきます。
司会:小泉 諒(神奈川大学)
■第32回部活
日時:2022年6月6日(月)
映画「ソレイユのこどもたち」を見る
6月6日(月)19時より、(1)科学研究費補助金(基盤研究B)「近現代日本における環境に適応した半水上生活の総合研究―「船乗りの村」の都市民俗誌」、(2)日本地理学会「都市の社会・文化地理学研究グループ」の共催で、多摩川河口での船で犬と暮らす高齢男性のドキュメンタリー「ソレイユのこどもたち」のzoom上映会をします。
上映後の20時45分くらいには奥谷監督にもzoomに入っていただき、質問コーナー?を設けます。ポップコーンをつまみつつ、ビールを飲みつつの映画館スタイルにしますので、是非ご参加ください。大体の人数を把握したいので、参加予定の方は返信をお願いいたします。
映画館での鑑賞を狙っていたのですが、上映されないので直接談判しました。奮ってご参加ください!
案内:厚香苗(大東文化大学)
■第31回部活
日時:2022年3月10日(木)
映画「牛久」を見る
いろいろな意味で議論を呼び起こした映画「牛久」が一般公開されます。https://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/5064/
見に行こうと思われている方も多いかと思います。
そこで、「部活」として同じ日に見て、上映後、少し集まって議論・意見交換をする会をします。
ご予定が合う方がいらっしゃいましたら、現地でお声がけください。
案内:荒又美陽(明治大学)・三浦尚子(明治大学・立教大学ほか)
■第30回部活
日時:2022年1月13日(木)
東京都写真美術館「松江泰治 マキエタCC」展をみる https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4031.html
東京大学理学部地理学教室出身の写真家の活動から都市の境界を考える。
案内:大城直樹(明治大学)
■第29回部活 対面オンライン併用での開催となります。
日時:2021年12月12日(日)14:00~17:00
タイトル:ウランバートルにおけるゲル地区の生成過程とその存立基盤
報告者:松宮邑子さん(埼玉大学)
コメンテーター:本岡拓哉さん(同志社大学)
内容: モンゴルの首都ウランバートルでは,人口の半数超がゲル地区と呼ばれる居住地に暮らしている.市外からの急速な人口流入とそれに伴うインフラが不十分な居住地の拡大は ,モンゴル政府や国際機関,さらには市民によっても負の側面から言及されてきた.本報告では「そこに暮らす人々にとっては住まいである」との立場から,ゲル地区を再考していく.
■第28回部活
日時:2021年7月10日(土)14時~17時、Zoom開催。
タイトル:「コロナ禍におけるアートプロジェクトの『場所』の表現」
報告者:松井恵麻(大阪市立大・院)、コメンテーター:大平晃久(長崎大)
司会:山口 晋(目白大)
■第27回部活 Zoomを利用した開催となります。
日時 2021年5月15日 14時~16時半
テーマ:「地域文化の創造と継承――地方の祭りの近代性をめぐって――」
近代化の中で社会・空間構造が大きく変化する中,現在は観光資源ともなっている地域文化は,伝統を維持することに貢献したものとみなされる.しかし実際には,それらは地域において以前とは異なる役割を担い,それら自体が近代性を体現するものとなっている.本セッションでは,長尾洋子氏による著書『越中おわら風の盆の空間誌』(2019ミネルヴァ書房)を手掛かりに,特に地方の祭りが体現する近代性について議論を深めたい.
報告者
長尾洋子(和光大):おわらの組織的プロデュースと祝祭的時空間の構築
内田忠賢(奈良女子大):戦後復興期の都市祝祭の創出―高知よさこい祭りを中心に
遠城明雄(九州大):1910年の福岡市と博多祇園山笠
司会:大城直樹(明治大学)
■第26回部活
日時:2021年4月24日(土)15:00~17:00
開催形態:Zoomを用いてのオンライン開催
報告テーマ:近代神戸における公共空間の政治―湊川周辺の変容過程を事例として―
報告者:中川祐希さん(神戸大学・院生)
司会:中西雄二(東海大学文学部)