AI王 〜クイズAI日本一決定戦〜
第4回コンペティション 最終報告会
2024年1月26日 開催
開催趣旨
知識に基づいた質問応答システムの実現は、自然言語処理の大きなゴールの一つです。しかしながら、その基盤となるシステム開発や評価のためのリソースの多くは英語を対象としたものであり、日本国内における研究を律速する一つの要因となっています。「AI王 〜クイズAI日本一決定戦〜」では、国内の質問応答研究を活性化することを目的に、クイズを題材とした日本語質問応答のデータセットを利用した日本語質問応答システムのコンペティションを開催しています。
本報告会では、AI王 第4回コンペティションの最終結果の発表を行うとともに、参加チームによるシステム報告などを行っていただく予定です。
コンペティションの詳細については こちらのページ をご覧ください。
開催案内
開催日時: 2024年1月26日(金)
会場: オンライン配信
ただし、決勝進出チームは現地配信会場への参加が可能です。
現地配信会場: キオクシア本社 ( 〒108-0023 東京都港区芝浦3-1-21 田町ステーションタワーS )
参加費: 無料
プログラム
09:30-09:50 オープニング
09:50-10:20 参加システム発表 早押し解答部門
10:20-10:30 休憩
10:30-11:45 参加システム発表 問題作成部門
11:45-13:00 昼休憩
13:00-13:50 AI王 × クイズ王 エキシビションマッチ 早押し解答部門
13:50-14:00 休憩
14:00-14:50 AI王 × クイズ王 エキシビションマッチ 問題作成部門
14:50-15:00 休憩
15:00-15:30 最終結果発表・表彰式
15:30-15:40 クロージング
※プログラムは現時点での予定です.
ゲスト審査員
第4回コンペティションの最終報告会では、以下の3名の方をゲスト審査員としてお迎えします!ゲスト審査員の方には、上位入賞システムの講評などをおこなっていただく予定です。
鶴崎 修功 氏
(QuizKnock)
(QuizKnock)
東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。QuizKnockには2016年の創設当初から在籍し、現在はYouTube動画に出演するほか、ゲームアプリの開発にも携わっている。競技プログラミングのコンテストでは、上位3%レベルのスコアを獲得したことがある。
仲野 隆也 氏
(株式会社キュービック)
(株式会社キュービック)
1966年、三重県津市出身。名古屋大学経済学部卒。クイズ研究会に所属し、第2代会長を務める。ジャパンFMネットワーク勤務を経て、2000年にクイズ作家として独立。クイズ制作会社・有限会社セブンワンダーズおよびクイズの総合商社・株式会社キュービック代表取締役。手がけたコンテンツに、TV『東大王』『Qさま‼』『タイムショック』、書籍『経済脳Qテスト』、マンガ『ナナマルサンバツ』、アプリ『黒猫のウィズ』などがある。
矢野 了平 氏
構成作家・クイズ作家。1977年埼玉県生まれ。高校・大学時代は『第4回高校生オープン』『パネルクイズアタック25』で優勝するなどクイズプレイヤーとしても活躍。その後構成作家となり、『水曜日のダウンタウン』『マツコ&有吉 かりそめ天国』『パンサー向井の#ふらっと』などのバラエティ番組を手掛ける一方、『くりぃむクイズミラクル9』『高校生クイズ』など多くのクイズ番組を手掛けた。『佐藤健&千鳥ノブよ!この謎を解いてみろ!』『今夜はナゾトレ』など謎解きブームの影の立役者でもある。
予選・本戦評価担当
徳久 倫康 氏
(株式会社baton)
(株式会社baton)
早稲田大学文化構想学部卒業。QuizKnockを運営する株式会社batonに在籍。2023年にはクイズのオープン大会で通算100勝を達成している。著書に『クイズ用語辞典』(共著)。写真は「JQSグランプリシリーズ・グランプリファイナル」のもの。
発表スライド
最終報告会での発表資料・講演資料を公開しました。資料の公開にご協力いただいた皆様に感謝いたします。
オープニング・クロージング
システム発表(早押し回答部門)
システム発表(問題作成部門)
エキシビションマッチ
最終結果
主催組織:AI王実行委員会
第4回コンペティション
実行委員長
鈴木 潤(東北大学/理化学研究所)
実行委員
共催組織
本コンペティションの一部はJST ムーンショット型研究開発事業 JPMJMS2011-35の支援を受けたものです.