PRMU Research Mentorship Program

PRMU研究メンターシッププログラム@ICCV 2019 参加募集

電子情報通信学会PRMU研究会では、トップカンファレンス採択を目指す研究を支援するプログラムを開始します。

本研究会に深く関連するコンピュータビジョン分野の研究が世界的に加速し、CVPRやICCV、ECCVといった国際会議における発表数、参加者数ともに急増しています。しかしながら、日本の研究機関からの論文採択数は全体の数%にとどまっており、研究コミュニティとしての存在感の改善が急務となっております。

その一方でPRMU研究会は、2017年度より継続的に、研究会およびその果たす役割について改革を模索してきました。本プログラムにおいて、研究会が意欲のある研究者を組織横断的な体制によって支援し、トップカンファレンスに通用する研究スタイル・スキルを共有・継承していくことが、今後ハイインパクトな研究を日本から多く生み出すうえで重要なステップになると信じております。自然言語処理や機械学習コミュニティにおける試み(Aim4ACL, T-PRIMAL)を参考にしつつ、魅力あるプログラムづくりを進めていきます。

皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

News

  • 2018年12月11日 プログラムへのご応募ありがとうございました。審査のうえ、応募された皆様にはその結果を12月21日までに通知いたします。応募フォームは引き続き開いておりますので、プログラムにご興味を持たれた方は、引き続き応募のご検討をよろしくお願いいたします。
  • 2018年12月11日 応募方法および応募フォームにおいて、「知財化の可能性がある応募に関しての特例」を追記いたしました。
  • 2018年11月17日 プログラムを公開しました

プログラム内容とスケジュール

ICCV 2019 への採録を目指す皆様(応募に基づく審査有り)のご希望に応じて以下のサポートを提供します。

研究メンタリング(期間: 2018年12月〜2019年3月)

トップカンファレンス採録・査読経験があり、かつ応募された研究トピックに知識のある研究者をメンターとしてプログラム参加者に割り当て、研究内容や論文の書き方に関する指導をご提供します。最低限週1回1時間程度、SlackやSkypeでメンターと進捗を共有していただくことで、「研究の提案内容が強く活きるストーリーを考える」「ICCV査読者が指摘しそうな点を洗い出し、細かい詰め方の方針を議論する」といった機会を提供します。また、プログラム参加者、共同研究者、割当メンター研究者全員の合意のもと、論文のアブストラクトやイントロダクションといった重要な箇所について表現改善のお手伝いをいたします。

投稿前論文の内部レビュー(期間: 2019年2月下旬〜3月初旬)

ICCV投稿前の論文を特設Slackで共有し、トップカンファレンス採録・査読経験者による査読・コメントを提供します。

オープンディスカッション(期間: 2018年12月〜2019年10月)

上記のサポートに加え、プログラム期間中には特設Slackのオープンチャネルにて、他のプログラム参加者やメンターとともに、よりよい研究のストーリーづくりやサーベイ方法、研究に役立つツール、良い論文執筆方法、arXivへの投稿等研究プロジェクトの広報など、研究の基礎スキルを高めることができるような議論に参加いただけます。また査読結果が出た際には、メンターの過去の経験等をもとにリバッタル執筆の支援を提供いたします.

応募方法(1次審査結果告知: 2018年12月21日、引き続き応募をお待ちしております)

応募フォームはこちら

上記の応募フォームから、サポートを受けたい研究プロジェクトの情報を入力の上、ご応募ください。メンター研究者の専門分野との合致性およびICCV投稿の可能性を評価するために利用いたしますので、できるだけ詳細に記述ください。

  • メールアドレス
  • 研究タイトル
  • 名前(所属)
  • 研究の具体的な目標
  • 研究の背景
  • ゴールを達成するうえでの課題
  • 提案内容において鍵となるアイデア
  • 提案内容の有効性
  • 提案内容の評価方法
  • 現在の進捗
  • 希望するサポート
  • その他補助資料(原稿やスライド資料など)

応募いただいた内容は、PRMU研究会の担当ワーキンググループおよびメンター研究者で審査し、採択・不採択の判定をさせていただきます。なお、今年度はメンターの人数が限られることから、優れた内容の研究プロジェクトであっても支援をご提供できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。

※重要※ 投稿前論文の内部レビュー、研究のメンタリングともに、守秘義務に関する誓約書に基づき、下記の「知財化の可能性がある応募に関しての特例」が適用される場合を除き、本プログラム参加者全員(プログラム採択者およびメンター研究者)が投稿前の研究内容を共有することになります。また、研究メンタリングを希望された研究プロジェクトに対しては、メンター研究者が論文共著者の一人として加わることがあります。応募にあたっては、現在研究プロジェクトに関わっている全ての方(指導教員や共同研究先など)に対して、上述の2点について事前に了承を得ていることを確認してください。これらの了承が得られていないことが判明した場合、応募内容の不採択あるいは支援の中断をさせていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

(2018年12月11日追記)知財化の可能性がある応募に関しての特例

本プログラムは、オープンアイデア・オープンディスカッションに基づき、参加者・メンター研究者の交流による知識の共有・継承を目指しています。その一方で、応募内容の一部あるいは全部について知財化を検討しているため、その具体的な内容を知り得ることのできる参加者・メンター研究者を制限したい場合、特例として,i) メンター研究者割当に関して事前に共有・相談させていただく ii) Slackのプライベートチャネルを使ってメンタリング、レビューを実施させていただく、といった対応をさせていただきます。本特例を希望される方は、応募時にその旨を記入してください。

FAQ(最終更新: 2018年12月4日)

Q1: 応募フォームの各項目は全て完璧に記入する必要がありますか?

A1: いいえ。本プログラムでは、必ずしも応募時点での完成度が高い研究プロジェクトのみを採択するわけではありません。研究プロジェクトによっては、「研究の肝となるアイデアは明快にあるものの、どのように評価して良いか分からない」「手法の新規性や有効性は評価できているものの、その手法が必要とされる説得力のある背景シナリオが思いつかない」といった状況もあるかと思います。そのような場合、応募フォーム中で「こういった点で詰まっている」という内容を具体的に記載していただければと思います。

Q2: 学生以外も応募可能ですか?

A2: はい。「投稿前の論文を守秘義務に関する誓約書にサインいただいたプログラム参加者・メンター研究者と共有する」「メンタリングの内容によってはメンター研究者が共著に加わる可能性がある」-- この2点についてあらかじめ応募者ご自身およびその共同研究者の間で合意が取れていれば、どなたでも応募可能です。

Q3: メンターが共著に入るのはどういう場合ですか?

A3: 研究メンタリングにおいて、「プロジェクトの提案内容」「プロジェクトのストーリー」に関して十分な貢献があると、プログラム参加者、その共同研究者、割当メンター研究者の合意が取れた場合に、同メンター研究者が共著の一人として加わらせていただくことがあります。

Q4: メンターと知的財産権を共有する必要がありますか?

A4: いいえ。本プログラムにおける「トップカンファレンス採択を目指す」「トップカンファレンスに通用する研究スタイル・スキルを共有・継承していく」といった目的に基づき、メンターはその所属によらず、プログラム参加者の円滑な研究遂行および論文執筆を知財化により妨げることはありません。ただし、応募者もメンターも知財化を進めたいという合意が形成されるのであれば、PRMUとしては、公知になる前の特許申請や30条適用による後追い申請を止めるものではございません。

※その他、応募にあたって不明な点があれば prmu-fy2018gc@mail.ieice.org にお問い合わせください。メンター研究者一同で議論のもと、お返事差し上げます。


問い合わせ先

PRMU研究メンターシッププログラム ワーキンググループ (prmu-fy2018gc [at] mail.ieice.org )

担当: 牛久 祥孝(オムロンサイニックエックス)・米谷 竜(東京大学)


主催: 電子情報通信学会パターン認識・メディア理解(PRMU)研究専門委員会

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