PPMS information

1.PPMSの予約

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2.PPMS抵抗測定

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3.PPMS比熱測定

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4.PPMS磁化測定

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5.PPMS 3Heオプション

PPMSの3Heオプションは自作N2トラップが後付けされているため、主にクライオクリーニングについてQuantum Designのマニュアルが使用できない。下記マニュアルでは、日常的な3Heオプションの使用方法と3Heガス継ぎ足し方法が説明されている。

PPMS_He3オプションマニュアル210929.docx

6.停電時作業マニュアル

 24時間程度の停電時は下記のマニュアル(2021年9月停電時にQuantum designから入手)に従うこと。

Wet PPMS 停電手順.pdf

7.インピーダンスチェック

インピーダンスチューブがブロックすると、温度が下がらなくなりPPMSの使用が不可能となる。QDに確認したインピーダンスチェックの方法を記す。


1)Gasmon32.exeを実行する。

2)システムが300Kの状態でメニューバーのTest"->"Valve"を選択する。

  プロポーショナルバルブのチェックがはじまる。5分位で終わりますので、異常が出ないかどうか確認する。

3)Temperature package: go asleep

  Impedance OFF

  Set Valve Angle 90度

  でフローのチェックを行う。フローの量は、回収ラインを外してロータリーポンプの排気側にボールゲージを取り付けてチェックする。(Model6000のフローメーターの較正がずれている可能性があります。)2.5L/min以上であれば問題ない。これを下回る場合はブロックの可能性がある。

インピーダンスの詰まりや、バルブ動作の不具合以外の原因としては、サンプルチャンバー背面に刺さっている太い蛇腹管が最後まで入っていない。

ロータリーポンプのオイルがない、もしくは能力が下がっている等でポンプの性能が出ていない等が考えられる。

8. 初期トランスファー

PPMSが空の状態から寒剤を汲む場合は、ヘリウム槽に空気が残らないように細心の注意を払うこと。下記のマニュアルに従ってトランスファーを行うこと。

PPMS初期トランスファーマニュアルTM改 (3).docx