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公開日:2022年9月6日
自分にとってのエクセルVBA
ブログタイトルとして「SNSとかプログラミングとかはじめます」としていますが、エクセルVBAについては2年ほど前から勉強して、今年「エクセルVBAエキスパート スタンダード」の資格に合格しました。
といってもまだまだ分からないことだらけですし、物覚えが悪いのでせっかく覚えたコマンドも忘れて、サイトで検索しながらなのでスラスラVBAを書けるわけではありません。
また、図形やグラフの操作、印刷やメールの自動送信などは普段の仕事でもあまり使っていないのと、試験の対象範囲外だったのでほとんど覚えていません。
でも、自分で作成したプログラムが思い通りに動作し、今まで時間のかかっていた繰り返し作業が楽になると達成感と感動がすごく、もっとプログラミンをを勉強したいという気持ちになり、このブログをはじめました。
本当ならもっとVBAを極めたほうがいいのではと思うのですが、
①いってもエクセルVBAってエクセルに特化したプログラム
②VBAがシングルタスクなので、VBA実行中はエクセルが使えない
ということから、他のプログラミング言語を勉強しようと思うようになりました。
今後、順次いろんな言語を勉強していくつもりですが、まずはHTML/CSSを勉強して自分のポートフォリオを作成したいと思っています。
それまでは、自分の復習もかねて、VBAについても並行してブログアップしていきたいと思います。
公開日:2022年9月7日
変数の宣言について
今回は、変数の宣言で仕事場の数人が間違えていた変数宣言について話したいと思います。
エクセルVBAでは、変数の宣言が必要になります。
宣言の仕方は、
Dim 変数名 as 変数型
なのですが、複数の変数をカンマ区切りで一行に記載することができます。
で、数人が宣言していた方法がこれ。
【間違い】
Dim 変数1,変数2,変数3 as 変数型
です。
これ、ダメですよね?
カンマ区切りで一行に記載することはできますが、省略できるのは最初の「Dim」だけです。
なので、正式には、
【正解】
Dim 変数1 as 変数型,変数2 as 変数型,変数3 as 変数型
となります。
【間違い】の宣言だと、変数1と変数2の型が指定されていないことになるので、勝手にVariant型になってしまいます。
他の職場ではどうか知りませんが、あるあるなのでしょうか?
今後、私がVBA勉強中につまづいた
・配列
・引数渡し
・戻り値
等についても持論ですが話していきたいと思います。
公開日:2022年9月11日
配列とは
配列って、配列変数 というだけあって、変数の一種なんですね。
変数自体はVBA勉強し始めたときから使っていたので何となく理解していたつもりですが、当初は 配列変数 となった時点で頭の中が???状態でした。
通常の変数と配列変数の違いは、
●同じ変数名で複数の変数が扱える
が大きな違いとおもいますが、VBAの基本に関する書籍で調べてみると下記のような例文が記載されていました。(変数名などは書籍通りでなく自分なりに変更しています)
Dim youbi(2) as string
youbi(0)="日曜日"
youbi(1)="月曜日"
youbi(2)="火曜日"
または
Dim youbi as variant
youbi=array("日曜日",""月曜日,"火曜日")
同じ変数名の中にインデックス番号を変え複数の変数が設定できる・・・
ですが、私の頭の中は「だから何?」でした。
・いちいち、配列の要素をプログラムに書かないといけない?
・プログラムで入力してる時点で、変数というより定数やん!
ってことで、配列がわからないというより、配列を使う意味が分からない状態でした。
配列を使いだしたきっかけ
VBAを使いだした当初は、あまり難しいプログラムも書けず、ほとんどコピペを繰り返すようなプログラムばかりでした。
そんな中、2つのファイル間のやり取りがしたくなり、
【例】
①ファイルAに、「商品番号」「商品名」「仕入れ先」「単価」の一覧表がある
②ファイルBに、1か月の売り上げを管理するファイルを作成する
「商品番号」を入力することで、ファイルAより「商品番号」を検索して「商品名」「仕入れ先」「単価」のデータをファイルBに自動入力する
というプログラムを作成しようとしました。
最初は"Findメソッド"で、
・ファイルBに入力された「商品番号」を、ファイルAで検索
・同じ行にある「商品名」「仕入れ先」「単価」を普通の変数にいれる
・ファイルBに転記する
というプログラムを作成しました。
※1.商品番号にカテゴリを入れて「A-001」のようにしたいのでとりあえずstring型を宣言
※2.同じ作業を10回繰り返す
Dim no as string
Dim name as string
Dim custmer as string
Dim price as currency
Dim i as long
Dim search_range as range
for i=1 to 10
no=ファイルB.cells(i,1).text
set search_range=ファイルA.range("A:A").find(what:=no,lookat:=xlwhole)
name=ファイルA.search_range.offset(,1).text
custmer=ファイルA.search_range.offset(,2),text
price=ファイルA.search_range.offset(,3).value
with ファイルB
.cells(i,2)=name
.cells(i,3)=custmer
.cells(i,4)=price
end with
next i
※変数に値を入れた後は、エラーを避けるために変数をクリアするプログラムを入れたほうが良いみたいですが、今回は割愛しています。
こんな感じです。
ただ、ここで問題(面倒)と思ったことは、
①変数を5つ宣言必要(カウント用の変数iは除外)
②ファイルAとファイルBを何度も行ったり来たりする
③ファイルA,Bを行ったり来たりするので、2個のファイルをずっと起動しておく必要がある
です。
そこで配列が登場しました。
とりあえず変数を配列に入れてみた(①だけ解決する方法)
問題は①から③までありますが、とりあえず①を解決するために変数を1つの変数(配列)に格納してみました。
※1.検索したrangeは個別宣言し、残りの4つのデータを配列に格納
※2.配列のインデックスは基本"0"からはじまるので、インデックス番号0~3の4つに「商品番号」「商品名」「仕入れ先」「単価」を格納
Dim data(3) as variant
Dim i as long
Dim search_range as range
for i=1 to 10
data(0)=ファイルB.cells(i,1).text '商品番号
set search_range=ファイルA.range("A:A") _
.find(what:=data(0),lookat:=xlwhole)
data(1)=ファイルA.search_range.offset(,1).text '商品名
data(2)=ファイルA.search_range.offset(,2),text '仕入れ先
data(3)=ファイルA.search_range.offset(,3).value '単価
with ファイルB
.cells(i,2)=data(1)
.cells(i,3)=data(2)
.cells(i,4)=data(3)
end with
next i
変数宣言はすっきりしました。
ただ、①でrangeの宣言は残っていますし、②、③の問題は解決していません。
今回は長くなるので、「配列を使いだしたきっかけ」として、ここまでにします。
次回②、③の解決したプログラムを紹介したいと思います。
公開日:2022年9月12日
配列の応用(データを配列に全部入れ)
前回VBAで配列を使いだしたきっかけについてブログしました。
今回は前回に残した課題について解決していきたいと思います。
【前回の課題】
①rangeの宣言も配列にいれる
②ファイルAとファイルBを何度も行ったり来たりする
③ファイルA,Bを行ったり来たりするので、2個のファイルをずっと起動しておく必要がある
で、自分なりに考えた結果が
●ファイルAのデータをすべて配列に格納する
●検索はfindを使用せず、for文とif文でデータの照合することで、seach_rangeの変数も宣言しない
使用する配列は、2次元配列で、とりあえず今回はデータ数がわかっている静的配列で書いていきます。
※1.ファイルAに20個のデータがある
※2,配列には、「商品番号」「商品名」「仕入れ先」「単価」の4データ
※3.findメソッドは使わず、前回のようにsearch_rangeの変数も使用しない
※4.前回同様検索してファイルBに記述する作業を10回繰り返す
Dim data(19,3) as variant
Dim no as string
Dim i as long
Dim j as long
Dim k as long
for i=1 to 10
for j=0 to 19
for k=0 to 3
data(j,k)=ファイルA.cells(1+j,1+k).value
next k
next j
j=0
k=0
with ファイルB
no=.cells(i,1).text
for j=0 to 19
if no=data(j,0) then
for k=1 to 3
.cells(i,k+1).value=data(j,k)
next k
end if
next j
end with
next i
ごめんなさい。逆にわかり難いプログラムになったかもしれません。
但し、ファイルAのデータを全て配列を格納することによって、
●②の問題であるファイルA、Bのやり取りは必要はなくなった
●③の問題であるプログラム実行中配列データが残るのでファイルAを閉じても問題ありません
※今回は「no」変数を残しましたが、
ファイルB.cells(i,1)
で、変数にしなくても問題ないと思います。
findメソッドは、for文で繰り返し、if文で照合するように変更。
配列を使いだしてよいところは、インデックス番号で配列管理しているので、for文で「i」などのカウント用変数を用いると、インデックス番号を「足し算」「引き算」で指定できるようになるところです。
で、今回のようにデータを全て配列に格納することができる。
書籍の例文は、わかりやすくするために仕方ないとして、実際は上記プログラムのように繰り返すことにより、今回の20個のデータだけでなく、何百、何千のデータも簡単に配列に入れる事が出来ます。
新たな問題
上記で配列に全てのデータを格納しました。
但し、新たな問題が発生。
もともと、各々の変数で宣言していた時は、
●例えば「単価」はcurrency(通貨型)
で宣言していました。
しかし、上記では配列の中にいろんな型が含まれて、個別で宣言できないので「variant」型で宣言しました。
「no」を「string」型で宣言しているのに、元データのdataは「variant」って。
この宣言ではうまく動くときもありますが、「型が一致しません」のエラーになることもあります。
ここで「構造体」の登場です。
「構造体」とかは、エクセルVBAの基礎などの書籍には載ってません。
「構造体」については、今後どっかでブログしたいと思いますが、今回言いたかったのは、配列を活用しだすとやめられなくなるくらい便利ということです。
見た目は難しい感じになりますが、
●書籍等の例文にある3~10個程度の変数を手で入力するのでなく、for文を使うことで大きなデータを全て一つの配列に入れることができる
●インデックス番号(数字)で指定できるので、「足し算」「引き算」で配列の指定ができる
っていう感じです。
ちょっとややこしくなりましたが、「私が配列を使いだしたきっかけ」でした。
公開日:2022年9月15日
私のエクセルVBA勉強方法
私は勉強する際にサイトやYoutubeで勉強することが多いのですが、アナログ人間なので書籍も同時に購入します。(書籍があるとなんか安心してしまう)
エクセルVBAを勉強するときに最初に購入した書籍はこれです。
(サンプルファイル・無料電子版付)できる大事典 Excel VBA 2019/2016/2013&Microsoft 365
別のショップのリンクを追加・編集
むっちゃ分厚いです。
ので、最初から全部読むことはしません。
最初に「VBAの概要」と「目次」をみて、あとは目的に応じてその部分だけ勉強していくって感じです。
上記の書籍は、さすがに「大辞典」というだけあって、基本的な内容は全て記載されています。(引数渡し、戻り値、構造体、列挙型などは載ってなさそうですが)
逆に、たくさん網羅しすぎて各々の内容が薄い。
基本的な操作は例文もきちんと書いてくれていて良いのですが、応用するためにはこの書籍だけでは無理があり、サイトとYoutubeで勉強しています。
なので、私は
①この書籍で目的に近い項目を探す ⇒ 書籍に書かれているコマンドをサイトで調べて理解を深める
②何となく覚えているけど、サイトを探しても思っていたサイトや回答が見つからない ⇒ この書籍で基本構文を見直す
みたいな感じで、一応双方を活用するようにしていますが、今では、サイトを探す方が断然多いです。
エクセルVBAエキスパートの資格取得
VBAを勉強して1年半ぐらいたったころに、「せっかく勉強したんだから資格でも取っておこうか?」と思い、エクセルVBAエキスパート の資格を取ることに決めました。
エクセルVBAエキスパートの資格には2種類あります。
①エクセルVBAエキスパート ベーシック
②エクセルVBAエキスパート スタンダード
①のベーシックの主な試験内容は基本的な内容です。
VBAの基本構文
簡単な関数
変数
セル、シート、ブックの操作
If、For next、Withステートメント
等になります。
VBAエキスパート公式テキスト Excel VBAベーシック
別のショップのリンクを追加・編集
無料では、下記Youtubeが試験用として説明してくれているので助かりました。
②のスタンダードが上位資格となり主な試験内容は下記内容になります。
Functionプロシージャなどのプロシージャ関連
変数の活用・配列
Select Case、Do Loop、For Each等のステートメント
ワークシート関数
検索とオートフィルタ
データの並べ替え
テーブルの操作
エラー対策
等になります。
VBAエキスパート公式テキスト Excel VBAスタンダード
別のショップのリンクを追加・編集
ここで、私が言いたかったのは、試験項目に
図形やグラフの操作が無い
印刷やユーザーフォームが無い
代わりに、「大辞典」ではさらっと流されていた
検索とオートフィルタ
データの並べ替え
テーブルの操作
特にテーブル操作に至っては「構造化参照」という私にとってわけのわからない言葉まで出てくる始末です。
サイトや、販売されている書籍でも「過去問題」はなく、念のため上記の「公式テキスト」を購入して勉強しました。
というのも、言いたいことがもう一つ
1回の受験費が 約1万5千円 と非常に高い!!!
正直、資格を取るかどうか迷いましたが、今働いている会社ではこの資格の
・ベーシック取得・・・奨励金 3万円
・スタンダード取得・・・奨励金 5万円(但し、ベーシック取得後はその差額
2万のみ)
私にとってはチャレンジでした・・・
ベーシックの受験を飛ばして、直接スタンダードを受験。
・1発合格で 奨励金5万-受験費1万5千=3万5千円 獲得!
・2回目の合格 奨励金5万ー受験日1万5千✕2回= 2万獲得!※但し、書籍代含めるとほぼ0円!
ここまでです。これ以上はマイナスになっていく・・・
でも私は頑張った・・・つもり。ぎりぎりの得点でしたが1発合格。
けど、資格の勉強して、テーブルの操作を覚えたのは私には目から鱗でした。
最近作成するデータベースのような、VBAではテーブル操作を無茶苦茶活用しています。
違う視点から勉強するのもありかも・・・という事でした。
まだまだ勉強不足もあるのも理解しながら、資格を持っているという自信もできたので、チャレンジしてよかったと思います。
という話でした。
後半、タイトルとは異なり自慢話のようになりすみません。
公開日:2022年10月16日
テキストデータの取り込み
今回は、VBAで「LineInput」を使ってテキストデータの取り込みマクロを書いてみました。
【テキストデータ(都道府県別データ)】
こんな感じで、都道府県別の人口や面積が記載されたテキストデータ(.txt)をエクセルに取り込みます。
各データの間は「,」で区切られています。
先ずは「,」区切りにせず1行ずつ取込む
【プロシージャ名】
Sub テキストデータ取り込み_LineInput()
【変数の宣言】
Dim ws1 As Worksheet ⇐データ取り込み先のワークシート名
Dim FileNumber As Integer ⇐「input」で使用するデータファイル番号
Dim InputData As String ⇐テキストデータを1行ずつ取込むデータの保管用の変数
Dim i As Long ⇐繰り返し用のカウンタ変数
【本文】
・ws1変数に自身のワークブック⇒「データ」ワークシートを指定
Set ws1 = ThisWorkbook.Worksheets("データ")
・FileNumberをFreeFileとして番号付け
FileNumber = FreeFile
・エクセルと同じパスに「都道府県データ.txt」を置き、取り込むテキストファイルを指定
Open ThisWorkbook.Path & "\" & "都道府県データ.txt" For Input As #FileNumber
・「do loop」にて1行ずつデータを取り込む
i = 1
Do Until EOF(FileNumber) ⇐「EOF」=「end of file」でfileの最後まで実行
Line Input #FileNumber, InputData
・「InputData」に保管されたデータをエクセルのセルに書き出します
ws1.Cells(i, 1) = InputData
・カウンタ変数「i」に1を加えて、「do loop」を回す
i = i + 1
Loop
・最後にテキストファイルを閉じて終了
Close #FileNumber
End Sub
これで、エクセルに1行ずつ取込めます。
が、折角各データが「,」区切りにされているので、「,」区切りで取り込みます。
「,」区切りでデータを取込む
【変数に下記を追加】
Dim temp() As String ⇐1行を「,」区切りにしたデータの仮保管用の配列
Dim data As Variant ⇐temp配列で「,」区切りに保存されたデータの取り出し(for eachを回すためのvariant変数)
Dim j As Long ⇐繰り返し用のカウンタ変数をもう一つ追加
【本文】
Set ws1 = ThisWorkbook.Worksheets("データ")
FileNumber = FreeFile
Open ThisWorkbook.Path & "\" & "都道府県データ.txt" For Input As #FileNumber
i = 1
Do Until EOF(FileNumber) ⇐「EOF」=「end of file」でfileの最後まで実行
Line Input #FileNumber, InputData
※ここまでは、「,」区切り無しと同じ処理
ここからSplit関数で「,」区切りにします。
・1行ずつ取込んだ「InputData」を「Split」関数にて「,」区切りにします
temp = Split(InputData, ",")
・temp配列で「,」区切りにしたデータを「for each」を使って、エクセルのセルに 書き出します
※temp配列が「0」番地から始まるので、「j」を「0」から始めています
j = 0
For Each data In temp
ws1.Cells(i, j + 1) = temp(j)
j = j + 1
Next data
・カウンタ変数「i」に1を加えて、「do loop」を回す
i = i + 1
Loop
・最後にテキストファイルを閉じて終了
Close #FileNumber
End Sub
以上で、取り込んだエクセルがこんな感じになります。
※因みにテキストで保存されているデータのエンコードが下のように「ANSI」以外(UTF-8等)になっていると、エクセルに取り込む際に文字化けします
今回は、テキストデータをエクセルに取り込むVBAを作成しました。
(CSVファイルも可能です)
自分の記録メインで、このブログを見て頂いている方には分かりづらい内容になっているかもしれませんがご容赦願います。
公開日:2022年10月17日
開始、終了処理
VBAで処理を実行するときに、いくつかの処理をする事があります。
①Application.ScreenUpdating
マクロの速度を上げるために画面を更新/更新しないようにする。
※マクロの処理過程は見えなくなりますが、実行速度が速くなる。
②Application.Cursor
マウスポインタの表示設定
・xlDefault:標準のポインター
・xlbeam:I字型ポインター
・xlNorthwestArrow:矢印型ポインター
・xlWait:砂時計型ポインター
③Application.Calculation
計算モードの設定
・xlCalculationAutomatic:エクセルが自動で再計算
・xlCalculationManual:ユーザー要求で計算開始
・xlCalculationsemiautomatic:エクセルが自動で再計算するが、テーブル内の変更は無視
④Application.DisplayAlerts
マクロ実行中の特定の警告やメッセージを表示/非表示にする。
※ブックを保存するときの「SaveAs」メソッドで既存のファイルを上書きするときに「名前を付けて保存」ダイアログが
・DisplAlerts=True ⇒ デフォルトが「いいえ」
・DisplAlerts=False ⇒ デフォルトが「はい」
になるので注意が必要
⑤Application.EnableEvent
ブックやシートに対して指定したイベントを実行/停止ができる
※イベントプロシージャを使用していないと関係ありません
他にもあるかもしれませんが、上記が代表的な処理と思います。
【マクロ開始時】
Application.ScreenUpdating = False
Application.DisplayAlerts = False
Application.Cursor = xlWait
'Application.Calculation = xlCalculationManual
'Application.EnableEvent = False
【マクロ終了時】
Application.ScreenUpdating = True
Application.Cursor = xlDefault
Application.Calculation = xlCalculationAutomatic
'Application.DisplayAlerts = True
'Application.EnableEvent = True
※DisplayAlertsとEnableEventは、マクロ開始、終了時でなく、適時プログラム中に
True/Falseで実行/無効をしてよいと思うので、最初に「'」を付けてコメントアウトにしています。
今回はマクロ作成時の開始、終了時の処理について記載しました。
公開日:2023年3月30日
Chat GPT × Excel VBA
やっと長く続けていた「画像編集」の勉強がひと段落したので、これからは最近すごく気になっている「Chat GPT」を使っていろいろやっていきたいと思っていいます。
まずは私自身がある程度認知のある「Excel VBA」を復習も兼ねて「Chat GPT」を使ってプログラムを作成していきたいと思います。
ファイル操作 1(ファイル、フォルダの作成)
今回は「ファイル操作 1」として、ファイルやフォルダの作成をしていきたいと思います。
ファイルの作成
ファイル作成のプログラムを作成する
①デスクトップにフォルダーを作成。
※作成したファイルを保存する場所を作成。他の任意の場所でもOKです。
②保存先のパスを取得する。
作成したファイルを、①で作成したフォルダに保存しますが、VBAでも保存先の指定が必要なので、フォルダのパスを取得します。
・フォルダアイコンの上で右クリック⇒「パスのコピー」をクリック。
これで、クリップボードにパスが保存されます。
③VBAを実行するエクセルファイルを作成する。
※ファイルを保存する場合は拡張子を「"Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)"」で保存してください。
下のように
・1行目に作成したファイルを保存するパスを貼り付け。
先ほど「パスのコピー」したので、そのままセルB1に貼り付けでOKです。
・作成するファイル名をセルA4からA8に記入しました。
④ChatGPTを実行する。
今回は下のように
「エクセルVBAで下のプログラムを作成してください。
セルB1に記載されたパスに、セルA4からA8までの名前のエクセルファイルを作成してください」
と依頼。
・すると下のようにウインドウでVBAプログラムが作成され、その下に注意点等も教えてくれました。
また、このプログラムをコピペする場合は、ウインドウの右上に「Copy code」と記載されているので、ここをクリックするとプログラムが簡単にコピーできます。
⑤VBE(VisualBasicEditor)にChatGPTで作成してもらったプログラムをコピペする。
・まず、新しいエクセルファイルなので、
メニューバー⇒「挿入」⇒「標準モジュール」をクリックして「標準モジュール」を作成。
・作成した標準モジュールに「Copy code」でコピーしたプログラムを貼り付ける。
⑥何も考えずにそのまま「実行」。
実行はVBE上で、三角の実行アイコンで実施しました。
「Excelファイルが保存されました」のメッセージが表示されました。
また、フォルダ内を見るときちんとエクセルファイルが作成されました。
A列に記載した最終行を自動取得する
①ChatGPTに追加でファイル名の最終行を自動取得してもらうように依頼。
先ほどのプログラムではファイル名を「A4からA8に記載された名前」と指定しましたが、次は範囲を指定せずに「A4からA列の文字が記入されている最終行を取得して・・・」と追加で依頼。
※ChatGPTでは会話中の内容であれば、少し前の内容についても追加でチャットすることができます。
先ほどのプログラムに今回依頼した「最終行を取得」という項目を追加したプログラムが作成されました。
【実際のプログラム】
Sub CreateExcelFiles()
Dim path As String
Dim name As String
Dim lastRow As Long
Dim i As Long
'保存先のパスを取得
path = Range("B1").Value
'最終行を取得
lastRow = Cells(Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
👆ここに「最終行の取得」のプログラムが追加されました。
'各ファイルを作成
For i = 4 To lastRow
name = Range("A" & i).Value & ".xlsx"
ThisWorkbook.SaveCopyAs path & "\" & name
Next i
MsgBox "Excelファイルが保存されました。"
End Sub
②プログラムを実行。
・先ほどと同じようにVBEにプログラムをコピペ。
※フォルダ内に先ほど作成したファイルが残っているので、削除しておきました。
・VBAを実行。
※先ほどはセルA8まででしたが、A10まで名前を増やして実行。
問題なく、フォルダ内にセルA10「見積書7」のファイルまで作成されました。
空きセル時のスキップを追加
①ファイル名のセルに空白セルがある場合を確認。
上のプログラムを見ると「最終行の取得」コマンドが、
lastRow = Cells(Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
なので、
A列の最大行から"xlup"で上に最初に文字が入力されたセルを「最終行」としています。
なので、途中のセル(A8)を空白にしてVBAを実行してみました。
下のように空白セルはファイル名無しで「.xlsx」だけでファイル保存されてしまいました。
②ChatGPTに追加で依頼。
今度はChatGPTに「ファイル名が空白の場合はスキップ」するように依頼。
またまた、同じプログラムに下の「空白の場合はスキップ」の内容が追加されたプログラムが出力されました。
【追加部分を抜粋】
'各ファイルを作成
For i = 4 To lastRow
name = Range("A" & i).Value & ".xlsx"
If name <> ".xlsx" Then
ThisWorkbook.SaveCopyAs path & "\" & name
End If
Next i
👆赤字の部分で".xlsx"になっているものは次の処理がされないようにif文が追加されてます。
実行結果は下のようになり、空白セルがスキップされました。
パスが存在しない(間違っているとき)の処理を追加
①パス名を間違えた場合を想定する。
次は、パスが間違っている時(フォルダーが無いとき等)にエラーが出ないように依頼しました。
先ほどのプログラムで、パス名を間違えていると下のようにVBAのエラーが発生します。
※パスのフォルダ名の「\ChatGPT_ExcelVBA練習フォルダ」で、最後の「フォルダ」を「フォルダー」と最後に伸ばし棒「-」を追加しました。
下のようにVBAのエラーが表示されました。
②もう一度ChatGPTに「パスが無いときなどのエラーが発生した時のプログラムを追加してください」と依頼。
③やはり、先ほどまでと同じプログラムを使用して、下のプログラムが追加されました。
【追加部分を抜粋】
'パスが存在しない場合はエラー処理
If Dir(path, vbDirectory) = "" Then
👆パスのフォルダを取得しようとしたが ""で取得できなかった時に下の処理を実行。
MsgBox "指定されたパスが存在しません。"
Exit Sub
End If
これで、パスが取得できなかった時に"指定されたパスが存在しません"というメッセージが出て、「End Sub」で処理終了になります。
きちんとメッセージが表示されました。
エラー処理とクレンジングのプログラムを追加してもらう
上では個別で、空白セルやパスの間違い時の対応を依頼しましたが、今度はまとめて
「エラー対応とクレンジングのプログラムを追加してください」
と依頼しました。
【実際のプログラム】
Sub CreateFiles()
Dim path As String
Dim fileName As String
Dim lastRow As Long
Dim i As Long
'保存先のパスを取得
path = Trim(Range("B1").Value)
'パスが存在しない場合はエラー処理
If Len(path) = 0 Then
MsgBox "保存先のパスが入力されていません。"
Exit Sub
ElseIf Dir(path, vbDirectory) = "" Then
MsgBox "指定されたパスが存在しません。"
Exit Sub
End If
'最終行を取得
lastRow = Cells(Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
'各ファイルを作成
For i = 4 To lastRow
fileName = Trim(Range("A" & i).Value)
If Len(fileName) > 0 Then
fileName = Replace(fileName, "/", "")
fileName = Replace(fileName, "\", "")
fileName = Replace(fileName, ":", "")
fileName = Replace(fileName, "*", "")
fileName = Replace(fileName, "?", "")
fileName = Replace(fileName, "<", "")
fileName = Replace(fileName, ">", "")
fileName = Replace(fileName, "|", "")
On Error Resume Next
ThisWorkbook.SaveCopyAs path & "\" & fileName & ".xlsx"
If Err.Number <> 0 Then
MsgBox "ファイル " & fileName & " の作成に失敗しました。"
End If
On Error GoTo 0
End If
Next i
MsgBox "ファイルが作成されました。"
End Sub
青文字が変更された箇所ですが、下の内容が反映されています。
・パスが未入力時のメッセージ追加。
・ファイル名に使用不可文字があった場合はその文字を削除。
・「空白セルのスキップ」については、ファイル名の長さが「0(空白)」以外の時だけ処理を続けるように変更。
・あと「パス名」と「ファイル名」の変数入力に「Trim」を追加して名前の先頭と末尾に半角スペースがあった場合は削除するように変更されてます。
フォルダの作成
今度は、エクセルファイルではなく、フォルダを作成できるかを確認しました。
①下のようにエクセルのセルC4からC8にフォルダ名を追記しました。
②ChatGPTに依頼する。
ChatGPTにはその前の会話も反映されるため、最初から依頼するのではなく、今までのチャットに続けて下のように
「同じように今度はセルC4からC列に記載された名前でフォルダを作成してください」
と依頼しました。
※「同じように」ということで、パス名を記載したセルの位置や、最終行などの言葉は入れていません。
③VBAをコピペ。
先ほどファイル作成で作成したVBA(プロシージャ)の下に今回のプログラムをコピペしました。
※「Sub ****()」 のプロシージャー名から「End Sub」まで記載してくれているので そのままコピペするだけで下のように、ファイル作成プロシージャとフォルダ作成プロシージャが分けられます。
【実際のプログラム】
Sub CreateFolders()
Dim path As String
Dim folderName As String
Dim lastRow As Long
Dim i As Long
'保存先のパスを取得
path = Range("B1").Value
'パスが存在しない場合はエラー処理
If Dir(path, vbDirectory) = "" Then
MsgBox "指定されたパスが存在しません。"
Exit Sub
End If
'最終行を取得
lastRow = Cells(Rows.Count, "C").End(xlUp).Row
'各フォルダを作成
For i = 4 To lastRow
folderName = Range("C" & i).Value
If folderName <> "" Then 👈ここで空白セルを判断
On Error Resume Next 👈ここでエラーを無効に設定
MkDir path & "\" & folderName
👆フォルダ名が空白だとエラー発生・・・でも無視して次の行へ
If Err.Number <> 0 Then 👈エラー発生時の処理追加
MsgBox "フォルダ " & folderName & " の作成に失敗しました。"
End If
On Error GoTo 0 👈エラーを有効設定に戻す
End If
Next i
MsgBox "フォルダが作成されました。"
End Sub
上のように、
1.「最終行の取得」
2.「空白セルのスキップ」 というか、「エラー無効設定」⇒「フォルダ名が無いためエラー発生」⇒「青字部分 でエラー処理」というプログラムのようです。
3.「パス名の間違い」
の全てが対応されています
④プログラム実行。
「フォルダが作成されました」のメッセージが表示され、下のようにフォルダも問題なく作成できました。
エラー処理とクレンジングのプログラムを追加してもらう
こちらも同様に
「エラー処理とクレンジングのプラグラム」
も追加してもらうように依頼しました。
【実際のプログラム】
Sub CreateFolders()
Dim path As String
Dim folderName As String
Dim lastRow As Long
Dim i As Long
'保存先のパスを取得
path = Trim(Range("B1").Value)
'パスが存在しない場合はエラー処理
If Len(path) = 0 Then
MsgBox "保存先のパスが入力されていません。"
Exit Sub
ElseIf Dir(path, vbDirectory) = "" Then
MsgBox "指定されたパスが存在しません。"
Exit Sub
End If
'最終行を取得
lastRow = Cells(Rows.Count, "C").End(xlUp).Row
'各フォルダを作成
For i = 4 To lastRow
folderName = Trim(Range("C" & i).Value)
If Len(folderName) > 0 Then
folderName = Replace(folderName, "/", "")
folderName = Replace(folderName, "\", "")
folderName = Replace(folderName, ":", "")
folderName = Replace(folderName, "*", "")
folderName = Replace(folderName, "?", "")
folderName = Replace(folderName, "<", "")
folderName = Replace(folderName, ">", "")
folderName = Replace(folderName, "|", "")
On Error Resume Next
MkDir path & "\" & folderName
If Err.Number <> 0 Then
MsgBox "フォルダ " & folderName & " の作成に失敗しました。"
End If
On Error GoTo 0
End If
Next i
MsgBox "フォルダが作成されました。"
End Sub
こちらも青文字が変更された箇所ですが、下の内容が反映されています。
・パスが未入力時のメッセージ追加
・ファイル名に使用不可文字があった場合はその文字を削除
・あと「パス名」と「ファイル名」の変数入力に「Trim」を追加して名前の先頭と末尾に半角スペースがあった場合は削除するように変更されてます。
マクロ付エクセルファイル保存時の注意点
注意点として、せっかく上記で作成したVBAを含むエクセルファイルを保存する場合は、必ず拡張子を"Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)"で保存しないとプログラムが消えてしまいますので要注意です。
作成したVBA付きエクセルファイルは、拡張子を"Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)"で保存しないとプログラムが消えるのでご注意ください。
あとがき
今回は、
「Chat GPT×エクセルVBA _ファイル操作 1(ファイル、フォルダの作成)」
として、ChatGPTでファイル作成、フォルダ作成のプログラムを作成しました。
結果として、依頼内容をきちんと伝えれば、問題なくVBAプログラムが作成できました。
今回のファイル作成は空のエクセルファイルなので、
次は「ファイル操作 2」として
・ダミーの在庫表フォームを作成
・月度ごとにファイル名を付けて保存する
ような処理ができるか試していきたいと思います。
公開日:2023年3月31日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
ファイル操作 2(在庫表フォーム作成、ファイル名を付けて保存)
今回は「ファイル操作 2」として、在庫表フォームをVBAで作成するプログラムの作成と、その在庫表のファイル名を日付で保存する方法を試しました。
在庫表フォームの作成
ChatGPTに基本的な在庫表フォームを作成するプログラムを作成してもらう
①まずは、またまたChatGPTに下の依頼をチャットしました。
「エクセルVBAで次の項目に対応した基本的な在庫表フォームを作成するプログラムを作成してください。
また、エラー処理とクレンジングのプログラムを入れてください
月度と作成日
分類
商品名
原価
売価
在庫数」
②作成してもらったプログラムをVBEでモジュールにコピペして、実行。
上のように列幅が小さく「作成日」が「#####」表示になっています。
③列幅を設定するプログラムに変更してもらう。
再度ChatGPTに、下の依頼をしました。
「上のプログラムでAからFの列幅を25にしてください」
これで下のように列幅も見やすくなりました。
プログラムにシートの数を確認してシートの最後に「在庫表」というシートを作成するようになっています。
【実際のプログラム】
Sub CreateInventoryForm()
On Error GoTo ErrorHandler
👆エラーが発生した場合は、最下部の「ErrorHandler:」に飛んでメッセージ表示するようになっています。
' シートの設定
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Sheets.Add(After:=ThisWorkbook.Sheets(ThisWorkbook.Sheets.Count))
ws.Name = "在庫表"
👆ここで、現在のエクセルファイルの最後にシートを「在庫表」として作成。
' タイトルの設定
With ws.Range("A1:F1")
.Merge ⇐セルの結合
.Value = "在庫表" ⇐セルの値
.Font.Size = 20 ⇐フォントサイズ
.Font.Bold = True ⇐太字
.HorizontalAlignment = xlCenter ⇐中央揃え
End With
' 月度と作成日の設定
With ws.Range("A3:B3")
.Merge
.Value = "月度"
.Font.Bold = True
.HorizontalAlignment = xlCenter
End With
👆こちらもタイトルの設定と同様に、「月度」の「セルの結合」「フォントの設定」「中央揃え」が設定されています。
With ws.Range("C3:D3")
.Merge
.Value = "作成日"
.Font.Bold = True
.HorizontalAlignment = xlCenter
End With
👆こちらも同様に「作成日」の設定がされています。
' 入力欄の設定
With ws.Range("A4:B4")
.Merge
.Value = Format(Date, "yyyy/mm")
.HorizontalAlignment = xlCenter
End With
👆「月度」を「年/月」表示に設定。
With ws.Range("C4:D4")
.Merge
.Value = Format(Now, "yyyy/mm/dd hh:mm:ss")
.HorizontalAlignment = xlCenter
End With
👆「作成日」を「年/月/日 時:分:秒」表示に設定。
With ws.Range("A6:F6")
.Value = Array("分類", "商品名", "原価", "売価", "在庫数", "")
👆多分ChatGPT依頼時に最後にスペースが入力されていたと思われ、最後に""の列も作成されています。
実際の「在庫表」も一番右の列が「列1」と表示されています。
ですので、ここの「,""」を消せば不要な「列1」は削除できます。
.Font.Bold = True
.HorizontalAlignment = xlCenter
👆「フォント」と「中央揃え」の設定です。
.Borders(xlEdgeBottom).LineStyle = xlContinuous
.Borders(xlEdgeBottom).Weight = xlMedium
End With
👆「罫線」の設定です。
' セルの幅と高さの設定
With ws.Columns("A:F")
.ColumnWidth = 25
End With
👆ここで、依頼した「列幅」を「25」に設定してくれています。
With ws.Cells
.EntireRow.AutoFit
.Rows("6:6").RowHeight = 30
End With
👆シートの行全体の「行高さ」を「自動調整」に設定、6行目のタイトル行のみ「行高さ」を「30」に設定。
' データ入力範囲の設定
With ws.ListObjects.Add(xlSrcRange, ws.Range("A6:F6"), , xlYes)
.Name = "在庫表"
.TableStyle = "TableStyleMedium2"
End With
👆テーブルを追加。
「xlSrcRange」:テーブル作成を範囲に設定。
「 ws.Range("A6:F6")」:テーブル範囲の設定。
「xlYes」:テーブルの1行目をタイトル行に設定。
後は、テーブルに名前を付けて、テーブルのスタイルを設定しています。
' クリーンアップ
Set ws = Nothing
👆Setした変数をクリア。
プログラムが終了すると自動的にクリアされるので、無くても良いコマンドですが、クリアのプログラムを入れるのが推奨されていますね。
Exit Sub
👆次の行からエラー発生時の処理になるので、「Exit Sub」で"Subプロシージャから抜ける"ということで「End Sub」と同じようにプログラム終了になります。
ErrorHandler:
MsgBox "エラーが発生しました: " & Err.Description
👆エラー発生時に、メッセージとエラー情報が表示されます。
End Sub
自分で作成となると、わかっていても30分くらいはかかると思いますが、ChatGPTなら3分もあれば上のようなプログラムができます。
在庫表のダミーデータを作成してもらう
VBAプログラムだけでなく、せっかく「在庫表フォーム」を作成したので、ダミーのデータも作成してもらいました。
①ChatGPTにダミーデータを一覧で作成してもらうように依頼。
「上で作成した在庫表に入力するダミーデータを文房具で20項目一覧で作成してください」
下のようにダミーデータも普通に作成してくれます。
こちらのダミーデータを「在庫表」に普通にコピペ。
こんな感じの「在庫表」を作成することができました。
「在庫表」+ 作成日 のファイル名で保存
次は、作成した在庫表を「在庫表」+作成日のファイル名で保存するプログラムを作成。
①まず保存先のフォルダパスをセルI1に入力。
①ChatGPTに
「上の在庫表を「在庫表」&作成日のファイル名でセルI1に書かれたフォルダにマクロ有効ブックとして保存するプログラムを作成してください」
と依頼。
※今回はVBAを書いているこのファイルを「名前を付けて保存」するため、ファイルの拡張子も「マクロ有効ブック(.xlsm)」でお願いしました。
【実際のプログラム】
Sub SaveInventoryTable()
' ファイル名を作成する
Dim fileName As String
fileName = "在庫表" & Format(Date, "yyyymmdd") & ".xlsm"
👆ファイル名を「在庫表」+「年月日」で作成。
' フォルダを指定する
Dim folderPath As String
folderPath = Range("I1").Value
' ファイルを保存する
ActiveWorkbook.SaveAs folderPath & "\" & fileName, FileFormat:=xlOpenXMLWorkbookMacroEnabled
👆「FileFormat」でマクロ有効ブックを指定。
' 保存完了メッセージを表示する
MsgBox "在庫表を保存しました。", vbInformation
End Sub
「在庫表」+ 月度 のファイル名で保存
今度は、作成した在庫表を「在庫表」+月度のファイル名で保存するプログラムを作成。
①チャットの続きなので、パスの場所は指定しなくても覚えてくれています。
「同じように「在庫表」&月度のファイル名でマクロ有効ブックとして保存するプログラムを作成してください」
と依頼。
【実際のプログラム】
Sub SaveInventoryTable()
' ファイル名を作成する
Dim fileName As String
fileName = "在庫表" & Format(Date, "yyyymm") & ".xlsm"
👆ファイル名を「在庫表」+「年月」で作成。
' フォルダを指定する
Dim folderPath As String
folderPath = Range("I1").Value
' ファイルを保存する
ActiveWorkbook.SaveAs folderPath & "\" & fileName, FileFormat:=xlOpenXMLWorkbookMacroEnabled
👆「FileFormat」でマクロ有効ブックを指定。
' 保存完了メッセージを表示する
MsgBox "在庫表を保存しました。", vbInformation
End Sub
上のどちらの保存プログラムも問題なく保存できました。
マクロ付エクセルファイル保存時の注意点
注意点として、せっかく上記で作成したVBAを含むエクセルファイルを保存する場合は、必ず拡張子を"Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)"で保存しないとプログラムが消えてしまいますので要注意です。
作成したVBA付きエクセルファイルは、拡張子を"Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)"で保存しないとプログラムが消えるのでご注意ください。
あとがき
今回はChatGPTで、
・基本的な在庫表フォームを作成するプログラム
・在庫表を、ファイル名に作成日もしくは月度を付けて保存するプログラム
を作成しました。
また、在庫表ではダミーデータもChatGPTに作成してもらいました。
続いて、月度ごとにファイル保存する方法も試したかったのですが、今回は長くなるため次回に試してみます。
公開日:2023年4月1日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
ファイル操作 3(在庫表を月毎に保存)
前回は「ファイル操作 2」として、「在庫表」フォームをVBAで作成するプログラムの作成と、その「在庫表」のファイル名を日付で保存する方法を試しました。
今回は、「在庫表」を月毎に複数保存するプログラムを作成します。
「在庫表」ではあまりないかもしれませんが、「計画表」などはあらかじめ何か月分か先のファイルを作成したりすることがあると思うので同じような内容で使えると思います。
在庫表を月毎に保存
前回試した保存は、開いているエクセルファイルを「作成日」もしくは「月度」で「名前を付けて保存」するので、開いているファイルしか保存できませんでした。
今回は、下のようにセルA4からA9に書かれている値をもとに、
1.「在庫表」の「月度」をセルA4以降に入力
2.「在庫表_」+1.で取得した値(月度)でファイル名を作成する
3.A列にデータのある分、全てファイルを作成する
を試してみます。
①ChatGPTに下のように依頼。
※最初うまくチャットの文章を書くことができず、意図したプログラムが作成されませんでした。
ChatGPTで意図した回答が無い場合は、すでに質問済みの内容であっても、質問済みの右側にあるアイコンを押すことで、質問を編集することが可能です。
ChatGPTで意図した回答をもらうには、質問も的確に書く必要があることを痛感しました。
質問内容を修整して、「Save & Submit」をクリックすると、再度新しい回答をしてくれます。
結果、下のようにまとめてファイルを作成できるプログラムが作成できました。
ちなみに「在庫表_1月」のファイルを開くと、「月度」が1月になってます。
同様に「在庫表_6月」のファイルを開くと、「月度」が6月になってます。
【実際のプログラム】
Sub SaveInventoryTable()
' シート1から値を取得する
Dim sheet1 As Worksheet
Set sheet1 = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
Dim lastRow As Long
lastRow = sheet1.Cells(sheet1.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
Dim title As String
title = sheet1.Range("A4").Value
' 在庫表シートに値をセットする
Dim inventorySheet As Worksheet
Set inventorySheet = ThisWorkbook.Sheets("在庫表")
inventorySheet.Range("A4").Value = title
' ファイル名を作成する
Dim fileName As String
fileName = "在庫表_" & title & ".xlsm"
' フォルダを指定する
Dim folderPath As String
folderPath = Range("I1").Value
' ファイルを保存する
ActiveWorkbook.SaveAs folderPath & "\" & fileName, FileFormat:=xlOpenXMLWorkbookMacroEnabled
' 保存完了メッセージを表示する
MsgBox "在庫表を保存しました。", vbInformation
👆なぜか最初のファイル名は上で処理して、下の繰り返しプログラムはセルA5から始まっています。
なので、上の赤字部分を消して、下の "For i = 5 To lastRow"を" For i = 4 To lastRow"にしてもきちんと動作しました。
' A列に値がある場合に繰り返す
Dim i As Long
For i = 5 To lastRow
👆i=行番号なので、セルA5から繰り返し
' シート1から値を取得する
title = sheet1.Cells(i, "A").Value
' 在庫表シートに値をセットする
inventorySheet.Range("A4").Value = title
' ファイル名を作成する
fileName = "在庫表_" & title & ".xlsm"
' ファイルを保存する
ActiveWorkbook.SaveAs folderPath & "\" & fileName, FileFormat:=xlOpenXMLWorkbookMacroEnabled
' 保存完了メッセージを表示する
MsgBox "在庫表を保存しました。", vbInformation
👆ここにメッセージがあるとファイルを保存するたびにメッセージが表示されるので、次の「Next i」の後ろに移動したほうが良いかもしれません。
Next i
End Sub
マクロ付でない新しいエクセルファイルを作成して保存する
上のプログラムでは、マクロ実行に使用しているエクセルファイルをそのまま「名前を付けて保存」していますが、場合によってはマクロが不要な時があると思います。
今回は、マクロを実行するファイルを「実行ファイル」として、作成する「在庫表」ファイルは、新しいファイルで「在庫表」のシートを作成して保存する方法を試してみました。
①ChatGPTに依頼。
正直、今回は何度も質問を作り直しました。
文章力が無いので、意図したとおりのプログラムが作成できませんでしたが、最終的には箇条書きで依頼内容を書き、何とか意図したプログラムになりました。
ChatGPTで便利になるとは言え、適切に伝える文章力は大切です。
②プログラムをVBAにコピペして実行。
下のように、拡張子「.xlsx」で1月から6月までファイルを作成することができました。
・1月のファイルを確認
「月度」が「1月」になっており、シートも「在庫表」シートのみになってます。
・6月のファイルを確認
同様に「月度」が「6月」になって、シートも「在庫表」シートのみになっています。
【実際のプログラム】
Sub SaveInventoryFiles()
Dim curSheet As Worksheet
Dim invSheet As Worksheet
Dim curPath As String
Dim invName As String
Dim newBook As Workbook
Set curSheet = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
Set invSheet = ThisWorkbook.Sheets("在庫表")
curPath = invSheet.Range("I1").Value
'Sheet1のA列をループして処理を繰り返す
Dim curRow As Long
curRow = 4
Do While curSheet.Range("A" & curRow).Value <> ""
👆今回のプログラムは「curRow」が行番号で、セルA列の4行目から繰り返し処理をするようになってます。
'在庫表シートにSheet1の値を貼り付ける
invSheet.Range("A4").Value = curSheet.Range("A" & curRow).Value
'新しいブックを作成する
Set newBook = Workbooks.Add
'新しいブックの最初のシート名を変更する
newBook.Sheets(1).Name = "在庫表"
'在庫表シートの内容をコピーして新しいブックに貼り付ける
invSheet.Cells.Copy Destination:=newBook.Sheets(1).Range("A1")
'ファイル名を設定して保存する
invName = "在庫表_" & invSheet.Range("A4").Value & ".xlsx"
newBook.SaveAs curPath & "\" & invName
'新しいブックを閉じる
newBook.Close
'次の行に進む
curRow = curRow + 1
Loop
' 保存完了メッセージを表示する
MsgBox "在庫表を保存しました。", vbInformation
👆上の赤字はChatGPTのプログラムにはありませんでした。
この状態だとプログラム終了のメッセージが無いので、ここにMsgBoxコマンドを追加したほうが良いと思います。
End Sub
マクロ付エクセルファイル保存時の注意点
注意点として、せっかく上記で作成したVBAを含むエクセルファイルを保存する場合は、必ず拡張子を"Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)"で保存しないとプログラムが消えてしまいますので要注意です。
作成したVBA付きエクセルファイルは、拡張子を"Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)"で保存しないとプログラムが消えるのでご注意ください。
あとがき
今回はChatGPTで、月毎にファイルを保存するプログラムを作成しました。
感想としては、「意図したプログラムを作成するには依頼する文章も大切」ということです。
特に、依頼内容が複雑になれば伝えにくいところがあるのですが、最悪箇条書きでも対応してくれます。
次は、一旦「在庫表」から離れて、「ファイル操作_4」として
・フォルダ内のファイル、フォルダの一覧を取得する
方法について試してみます
公開日:2023年4月2日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
ファイル操作 4(ファイル、フォルダー一覧の取得)
今回は、フォルダー内のファイルやフォルダーの一覧を取得するプログラムを作成していきます。
内容として、
1.指定した階層の一覧のみ取得
2.指定した階層から下の階層のファイル、フォルダ一覧も取得
があると思いますので、この2つの方法を試していきます。
指定した階層の一覧のみ取得
①ChatGPTに下記内容でVBA作成を依頼。
「セルB1に記載されたパス内のファイルおよびフォルダの一覧を取得して、セルE4からE列に書き出すVBAを作成してください」
②作成されたプログラムをVBEに貼り付け実行する。
今回ChatGPTで作成してもらったVBAではすぐには動作せずエラーが発生しました。
●エラー内容
・作成されたVBAには、FSO(FileSystemObject)と言うファイル操作用のオブジェクトが使われていますが、今回FSOを使用する準備をしていなかったため、VBAエラーとなりました。
FSOを使えるようにする
ChatGPTにFSOを使用する方法を聞いていみました。
結果
VBEを開きます。
ツールメニューをクリックし、「参照設定」を選択します。
「参照設定」ダイアログボックスが表示されます。リスト内で、Microsoft Scripting Runtimeにチェックを入れます。
OKをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
の回答があり、実施することでFSOのエラーは問題なし。
ChatGPTも間違える?
今回もう一つVBAエラーが発生しました。
●エラー内容
「変数が定義されていません」
プログラムを確認してみると 「For Each」で使用している格納用変数が定義されていませんでした。
今回初めてChatGPTで簡単なミスが発生。ChatGPTでもこんなミスがあるんだと気づきました。
再度下記内容で依頼し、修正してもらってきちんと動作するようになりました。
③プログラム実行結果。
下のように、指定したセルE4以降にファイルおよびフォルダの一覧が表示されました。
実際のフォルダ内も下の通りなので一覧としては問題ありません。
ただし、この中の各フォルダの下の階層には下のように更にファイルとフォルダが存在するのですが、一覧表示されませんでした。
今回特に「指定したフォルダの階層のみ」という指定はしなかったのですが、結果的に下の階層までの一覧表示ができないプログラムのようです。
実際のVBAの内容を確認していきます。
【実際のプログラム】
Sub ListFilesAndFolders()
' 宣言
Dim myfso As New FileSystemObject
Dim objFolder As Folder
Dim objFile As File
Dim objSubFolder As Folder
Dim i As Integer
' セル範囲
Dim startCell As Range
Dim endCell As Range
' パス
Dim path As String
👆上は全て変数宣言です。
' パス取得
path = Range("B1").Value
👆一覧取得したいパスの指定。
' セル範囲取得
Set startCell = Range("E4")
Set endCell = startCell.End(xlDown)
👆一覧表示するセルの設定。「startCell」のセルE4から「xlDown」で入力されているE列の最終セルを取得してくれるプログラムになっていますが・・・
プログラムにこの変数が使用されていないので、不要な宣言です。
' フォルダを取得
Set objFolder = myfso.GetFolder(path)
👆ここでFSOの「GetFolder」を使用しています。
' ファイルをループ処理
For Each objFile In objFolder.Files
i =i+1
Range("E" & (i + 3)).Value = objFile.name
👆このプログラムでは「i=i+1」が先に来ています。
「i=0」にして「Range("E" & (i + 4)).Value = objFile.Name」の後に「i=i+1」と入れたほうがセルE4から始まっているのがわかりやすいと思いますが・・・
この方法でも問題なく動作はしました。
Next objFile
' フォルダをループ処理
For Each objSubFolder In objFolder.SubFolders
i = i + 1
Range("E" & (i + 3)).Value = objSubFolder.Name & " (folder)"
Next objSubFolder
👆「ファイルをループ処理」と同じですが、先に「i=0」を入れてしまうとフォルダもまたE4セルから上書きされてしまいます。
「i」の値は「ファイルをループ処理」の続きの値が必要なので、最初の「i=i+1」を消して 「Range("E" & (i + 4)).Value = objSubFolder.Name & " (folder)"」の後に「i=i+1」でも動作します。
' メッセージ
MsgBox "ファイルおよびフォルダの一覧を取得しました。"
End Sub
指定した階層のファイル、フォルダしか取得できなかった理由
FSOの「GetFolder(path)」が指定した階層のファイル、フォルダしか取得できないので今回の結果となっています。
下の階層まで一覧表示する場合は「回帰」するようなプログラムで、取得したフォルダ名で再度「GetFolder(回帰したフォルダ名)」の処理するようなプログラムを追加する必要があると思います。
指定した階層から下の階層も取得
①ChatGPTに下のように依頼する。
②作成されたプログラムをVBEに貼り付け実行する。
今回は問題なく実行できました。
③プログラム実行結果。
下のように、指定したセルE4以降に下の階層までのファイルおよびフォルダの一覧が表示されました。(確認しましたが全てのファイル、フォルダーが取得できています)
ただし、全てにパスが表示されているので見にくいです。
これもChatGPTに依頼することもできますし、エクセル操作でパスを空白に「置換」する方法でもパスを簡単に消すことは可能です。
【実際のプログラム】
Sub ListAllFilesAndFolders()
' 宣言
Dim myfso As New FileSystemObject
Dim objFolder As Folder
Dim objFile As File
Dim objSubFolder As Folder
Dim i As Integer
' セル範囲
Dim startCell As Range
Dim endCell As Range
' パス
Dim path As String
' パス取得
path = Range("B1").Value
' セル範囲取得
Set startCell = Range("E4")
Set endCell = startCell.End(xlDown)
' フォルダを取得
Set objFolder = myfso.GetFolder(path)
' ファイルをループ処理
For Each objFile In objFolder.Files
i = i + 1
Range("E" & (i + 3)).Value = objFile.Path
Next objFile
' サブフォルダをループ処理
For Each objSubFolder In objFolder.SubFolders
👆「objSubFolder」はパスで指定した階層の中にあるフォルダ名(サブフォルダ)を順に格納されます。
i = i + 1
Range("E" & (i + 3)).Value = objSubFolder.Path & " (folder)"
' サブフォルダ内のファイルを取得
For Each objFile In objSubFolder.Files
i = i + 1
Range("E" & (i + 3)).Value = objFile.Path
Next objFile
' サブフォルダ内のサブフォルダを取得
ListAllSubFolders objSubFolder, i
👆引数渡しで下にある別のSubプロシージャを実行します。
「Call ListAllSubFolders(objSubFolder, i)」と同じ意味です。
渡す引数は、
「objSubFolder」・・・下の階層のフォルダ名
「i」・・・行番号に使用する番号
で、下の階層のフォルダ名を別のプロシージャに渡して、別のプロシージャで同じようにそのフォルダ内ののファイル、フォルダ名を取得します。
「回帰」処理を使うために別の引数渡しのプロシージャーを作成しています。
Next objSubFolder
' メッセージ
MsgBox "ファイルおよびフォルダの一覧を取得しました。"
End Sub
「回帰」処理するプロシージャ。引数渡しで以下を実行
《A》
Sub ListAllSubFolders(ByRef objFolder As Folder, ByRef i As Integer)
' 宣言
Dim objSubFolder As Folder
Dim objFile As File
' サブフォルダをループ処理
For Each objSubFolder In objFolder.SubFolders
i = i + 1
Range("E" & (i + 3)).Value = objSubFolder.Path & " (folder)"
' サブフォルダ内のファイルを取得
For Each objFile In objSubFolder.Files
i = i + 1
Range("E" & (i + 3)).Value = objFile.Path
Next objFile
' サブフォルダ内のサブフォルダを取得
ListAllSubFolders objSubFolder, i 👈フォルダがなくなるまで《A》に戻って繰り返します。
👆ここが、「回帰」の処理になります。
自身のプロシージャ内で取得した下の階層のフォルダ名を、再度引数渡しで自身のプロシージャに戻すことで、
・更に下の階層のフォルダ名を取得
をフォルダがなくなるまで実施されます。
Next objSubFolder
End Sub
結果
上のプログラムで下の階層のファイル、フォルダ一覧の取得することができました。
正直、私はChatGPTではなく自身でこれと同じプログラムを作成した時は理解するのにすごく時間がかかりましたが、ChatGPTではすぐに作成されてしまったので「あの時間は何だったんだろう」って感じです。
マクロ付エクセルファイル保存時の注意点
注意点として、せっかく上記で作成したVBAを含むエクセルファイルを保存する場合は、必ず拡張子を"Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)"で保存しないとプログラムが消えてしまいますので要注意です。
あとがき
今回はChatGPTで、指定したパスのファイル、フォルダ一覧を取得するプログラムを作成しました。
ChatGPTでも少しミス?がありましたが、今回も問題なくプログラムを作成することができました。
次回は、ファイル操作 5として
・テキストファイルやCSVファイルの読み込み
プログラムを作成したいと思います。
公開日:2023年4月3日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
ファイル操作 5(テキスト、CSVファイルの読み込み)
今回は、テキストやCSVファイルのデータを読み込みするプログラムを作成していき
テキストファイルとCSVファイルの違い
こちらもChatGPTで聞いてみました。
【ChatGPTの回答】
テキストファイルとCSVファイルの主な違いは、ファイル内に保存されているデータの形式です。
テキストファイルは、通常のテキストデータを含む単純なテキスト形式のファイルです。テキストファイルは、プログラムのソースコード、設定ファイル、ログファイルなど、多くの目的で使用されます。
CSVファイルは、Comma Separated Values(カンマ区切り値)と呼ばれる形式でデータを保存するテキストファイルです。CSVファイルは、表形式のデータを保存するために使用され、各行には一意のレコードが含まれ、各列にはレコードのフィールドが含まれます。各フィールドは、コンマで区切られているため、ファイル名が示すように、カンマ区切り値形式で保存されます。
一般的に、CSVファイルは、Excelやデータベースなどのプログラムで簡単に読み書きでき、テキストファイルよりも構造化されたデータの表現に向いています。一方、テキストファイルは、データの構造化が必要なく、より柔軟なデータ保存形式を必要とする場合に適しています。
テキストファイルを作成
ChatGPTで「都道府県別データ」として
・都道府県名
・県庁所在地
・面積
・人口
のデータを作成して、メモ帳でテキストファイルとして保存。
CSVファイルを作成
こちらもChatGPTで同じようにCSVファイル用としてデータを作成。
テキスト用と異なり、それぞれのデータが「,」カンマ区切りになっています。
テキストファイルを読み込むVBAを作成
①ChatGPTに下記内容でVBA作成を依頼。
②プログラムを実行。
「InputBox」と指定してしまいましたが、ファイル選択するのは、「Application.GetOpenFilename」の間違いでした。
ChatGPTでは問題なく「Application.GetOpenFilename」を使用してファイル選択をするようにしてくれています。
なので、下のようにファイル選択のウインドウが開きます。
ファイルを選択してプログラムを実行すると下のように文字化けになりました。
これは、テキストファイルを保存するときに「エンコード」が「UTF-8」で作成されている為のようです。
下のように、テキストファイルで「エンコード」を「ANSI」で保存しなおすと問題なく表示されるようになります。
「UTF-8」で保存されたテキストファイルでも文字化けしないようにする
文字化け問題を解消すべく、ChatGPTで何度もプログラムを作成しましたが、残念ながら文字化けが解消されるプログラムは作成出来ませんでした。
(質問が悪いのかもしれません。)
自身でネットを確認したところ「ADODB.Streamオブジェクト」を使用すると、「UTF-8」で保存されたテキストファイルでも文字化けが解消できるとのことなのでChatGPTに「ADODB.Streamオブジェクト」を使用したプログラム作成を依頼しました。
①下のようにChatGPTに「ADODB.Streamオブジェクト」を使用して文字化けを解消するプログラムを作成依頼。
②プログラムを実行。
下のように文字化けが解消されました。
ただし、今度は、「ANSI」で保存されているテキストファイルでこのプログラムを実行すると下のように文字化けが発生。
上記を解消すべく、VBAで「UTF-8」もしくは「ANSI」を自動判別するようなプログラムを作成しようとしましたが、私の知識不足と結構面倒なプログラムになりそうなので今回は断念します。
【実際のプログラム】
※UTF-8で保存されたテキストファイルを文字化けしないようにしたプログラム
Sub ReadUTF8TextFile()
Dim file_path As Variant
Dim stream As Object
Dim text As String
Dim row_num As Integer
Dim line As Variant
' ファイルのパスを選択
file_path = Application.GetOpenFilename("Text Files (*.txt),*.txt")
👆テキストファイルの選択コマンド。
' キャンセルされた場合は処理を終了
If file_path = False Then Exit Sub
👆テキストファイルの選択を「キャンセル」したときの対策もしてくれています。
' ADODB.Streamオブジェクトを作成してファイルを読み込む
Set stream = CreateObject("ADODB.Stream")
stream.Type = 2 ' テキスト形式
stream.Charset = "utf-8"
stream.Open
stream.LoadFromFile file_path
text = stream.ReadText(-1) ' 全部読み込む
' ファイルを閉じる
stream.Close
👆「ADODB.Streamオブジェクト」については正直あまりわかっていません。
別途勉強しますが、今回はそのまま使用します。
' 読み込んだテキストをセルに書き込む
row_num = 3 ' セルB3から書き込む
For Each line In Split(text, vbCrLf)
👆「vbCrlf」は改行の意味です。
上の赤字部分で「text」変数に全てのデータを入れて、改行ごとに「line」変数に入れていくようです。
ActiveSheet.Cells(row_num, 2).Value = line
👆ここで上で作成した改行毎に区切られた「line」変数に入っている値をセルに書き込んでいきます。
row_num = row_num + 1
Next
End Sub
【因みに「ADODB.Streamオブジェクト」を使用していないプログラム】
Sub ReadTextFile()
Dim file_path As Variant
Dim file_num As Integer
Dim text_line As String
Dim row_num As Integer
' ファイルのパスを選択
file_path = Application.GetOpenFilename("Text Files (*.txt),*.txt")
' キャンセルされた場合は処理を終了
If file_path = False Then Exit Sub
' ファイルを開く
file_num = FreeFile()
Open file_path For Input As file_num
' ファイルの内容を読み込んでセルに書き込む
row_num = 3 ' セルB3から書き込む
Do Until EOF(file_num)
Line Input #file_num, text_line
ActiveSheet.Cells(row_num, 2).Value = text_line
row_num = row_num + 1
Loop
' ファイルを閉じる
Close file_num
End Sub
※今回「ADODB.Streamオブジェクト」を指定したため、複雑なプログラムになりましたが、単純にテキストファイルを読み込むプログラムは上のプログラムで赤字部分の「EOF」や「Line Input」を使うのが一般的だと思います。
CSVファイルを読み込むVBAを作成
①同様にChatGPTに依頼。
②プログラムを実行。
こちらも「Application.GetOpenFilename」でファイル選択ができるようになっています。
また、ファイルもCSV用としているので、ファイル形式も「CSV」が選択されています。
CSVは「,」カンマ区切りなので、「,」ごとにデータを分けて保存するようにプログラムしてくれています。
こちらもテキストファイルと同じで、「エンコード」が「UTF-8」か「ANSI」で保存されているかで、文字化けすることがあります。
下は「UTF-8」で保存されたCSVファイル用のプログラムです。
【実際のプログラム】
Sub ReadCSVFile()
Dim file_path As Variant
Dim stream As Object
Dim text As String
Dim row_num As Integer
Dim line As Variant
Dim cell As Variant
' ファイルのパスを選択
file_path = Application.GetOpenFilename("CSV Files (*.csv),*.csv")
👆テキストファイルの選択コマンド。
' キャンセルされた場合は処理を終了
If file_path = False Then Exit Sub
👆テキストファイルの選択を「キャンセル」したときの対策もしてくれています。
' ADODB.Streamオブジェクトを作成してファイルを読み込む
Set stream = CreateObject("ADODB.Stream")
stream.Type = 2 ' テキスト形式
stream.Charset = "utf-8"
stream.Open
stream.LoadFromFile file_path
text = stream.ReadText(-1) ' 全部読み込む
' ファイルを閉じる
stream.Close
👆「ADODB.Streamオブジェクト」の処理。
' 読み込んだテキストをセルに書き込む
row_num = 3 ' セルB3から書き込む
For Each line In Split(text, vbCrLf)
👆こちらも「vbCrlf」改行で区切っています。
Dim cells As Variant
cells = Split(line, ",")
👆上で「vbCrlf」改行で区切っていますが、更に1行を「,」で区切っています。
Dim col_num As Integer
col_num = 2 ' セルBから書き込む
For Each cell In cells
ActiveSheet.Cells(row_num, col_num).Value = cell
col_num = col_num + 1
Next
👆ここで、1行のプログラムを「,」区切りにしたときに列番号に1を追加して値を入力していくようになっています。
row_num = row_num + 1
👆次の行に行くために行番号の変数に1を追加。
Next
End Sub
マクロ付エクセルファイル保存時の注意点
注意点として、せっかく上記で作成したVBAを含むエクセルファイルを保存する場合は、必ず拡張子を"Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)"で保存しないとプログラムが消えてしまいますので要注意です。
あとがき
今回はChatGPTで、テキスト及びCSVファイルを読み込みするプログラムを作成しました。
私自身は多少のVBAの知識しかありませんが、根気よくChatGPTと時々サイトを利用することでそれなりのプログラムは作成できます。
ChatGPTが100%正解だとは思わないので、何の知識もなく作成されたプログラムをそのまま使用することはお勧めできません。
しかし、作成されたVBAを自身で解析し、不明点もまたChatGPTに質問できるので、独学で学ぶ場合は一人で悩むよりChatGPTを活用したほうが断然良いと思います。
次回は、ファイル操作 6として
・ファイル名やフォルダ名の一括変更
プログラムを作成したいと思います。
公開日:2023年4月4日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
ファイル操作 6(ファイル名やフォルダ名の一括変更)
今回は、ファイルやフォルダの名前を変更するプログラムを作成していき
ファイル名を一括変更
①下のフォルダにあるファイル、「在庫表_1月」から「在庫表_6月」の6ファイルの名前を変更するプログラムを作成します。
②内容としては、
・セルB1にファイルのあるパスを記入
・A列の4行目以降に「変更前ファイル名」を記載
・B列の4行目以降に「変更ごファイル名」を記載
③この内容でいつものごとくChatGPTにVBA作成依頼をしました。
「セルB1に記入されたパスにあるA列の4行目以降に記載されているファイルをB列の4行目以降に書かれているファイル名に変更するVBAを作成してください。」
④実行結果
下のように全て「2023年」の文字が追加されたファイル名に変更されました。
【実際のプログラム】
Sub RenameFiles1()
Dim path As String
Dim filename As String
Dim i As Long
path = Range("B1").Value
👆パスの設定
For i = 4 To cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
👆「i」の値を4からA列の最終行まで繰り返し
filename = cells(i, 1).Value
👆「filename」変数にセル「i」行目1列(A列)の値を入れる
Name path & "\" & filename As path & "\" & cells(i, 2).Value
👆ファイルの名前を「filename」から、セル「i」行目2列(B列)の値に変更する
Next i
End Sub
同じ文字をファイル名に追加する場合
上でも同じ文字をファイル名に追加しましたが、「変更後のファイル名」を全て書くのが面倒なので、下のように1か所に書かれた文字を全てのファイル名に追加するように変更。
①ChatGPTに下のように依頼。
「セルB1に記入されたパスにあるA列の4行目以降に記載されているファイル名を、絶対セルB4に書かれている値を追加したファイル名に変更するVBAを作成してください。」
※ここで、「絶対セルB4」と記載しましたが、時々「相対セル」になることがあるので、念のため「セルB4は固定してください」等追加した方が良いようです。
②実行結果
下のように、この内容でもすべてのファイル名に「2024年」の文字を追加することができました。
【実際のプログラム】
Sub RenameFiles2()
Dim path As String
Dim filename As String
Dim newfilename As String
Dim i As Long
path = Range("B1").Value
For i = 4 To cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
filename = cells(i, 1).Value
newfilename = path & "\" & cells(4, 2).Value & filename
👆新たに「newFilename」変数を追加して、セル4行目2列(B列)の値+「filename」(元の名前)に追加
Name path & "\" & filename As newfilename
👆ファイルの名前を「filename」から「newfilename」に変更
Next i
End Sub
フォルダ名を一括変更
フォルダ名についても一括で変更するプログラムを作成しました。
フォルダ名の変更については、B4セルの値を固定してフォルダ名に追加する方法(上のファイル名変更2つ目の方法)で作成しました。
現状のフォルダは下のように「在庫表_2023年」から「在庫表_2025年」の3つのフォルダがあります。
①ChatGPTにVBA作成依頼。
「同様にB1に書かれたパスにあるA列の4行名以降に書かれたフォルダ名を絶対セルB4の値を追加したフォルダ名に変更するVBAを作成してください。」
②実行結果
こちらも下のように問題なく全てのフォルダに「文房具_」がフォルダ名に追加されました。
【実際のプログラム】
Sub RenameFolders()
Dim path As String
Dim foldername As String
Dim newfoldername As String
Dim i As Long
path = Range("B1").Value
For i = 4 To cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
foldername = cells(i, 1).Value
newfoldername = path & "\" & cells(4, 2).Value & foldername
Name path & "\" & foldername As newfoldername
👆基本的な考え方は「ファイル名の変更」と同じです。
Next i
End Sub
※ファイル名、フォルダ名を変更する基本的な構文は下です。
「OldName」「NewName」ともにパスも必要です。
Name OldName As NewName
あとがき
今回はChatGPTで、ファイル名やフォルダ名を変更するプログラムを作成しました。
次回は、ファイル操作 7として
・ファイルやフォルダのコピー、移動
のプログラムを作成したいと思います。
公開日:2023年4月5日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
ファイル操作 7(ファイルやフォルダのコピー、移動)
今回は、ファイルやフォルダをコピー又は移動するプログラムを作成していきます。
ファイルをコピーする
①基本情報を作成する。
・セルB1にコピー元のファイルのあるパスを記入
・セルB2にコピー先のパスを記入
・セルA4からA列にコピーするファイル名を記入
②上記の内容に基づきChatGPTにVBA作成依頼をする。
③VBA実行。
下のフォルダに
「在庫表フォームA.xlsm」と「在庫表フォームB.xlsm」というファイルがあります。
この2つのファイルを「在庫表フォーム」というフォルダにコピーできました。
【実際のプログラム】
Sub CopyFilesToNewPath()
Dim sourcePath As String
Dim targetPath As String
Dim fileName As String
Dim i As Long
sourcePath = Range("B1").Value
If Right(sourcePath, 1) <> "\" Then
sourcePath = sourcePath & "\"
End If
targetPath = Range("B2").Value
If Right(targetPath, 1) <> "\" Then
targetPath = targetPath & "\"
End If
👆上の赤字の処理は以前VBA作成した時には、自動でパスの後に「\」を付けてくれたのですが、今回のプログラムでは「\」を付けてくれなかったので、修正依頼したところ、パスの最後に「\」の有無を確認するプログラムを作成してくれました。
For i = 4 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
fileName = Cells(i, 1).Value
If Dir(sourcePath & fileName) <> "" Then
' ファイルが存在する場合はコピーする
FileCopy sourcePath & fileName, targetPath & fileName
👆ここでファイルの有無を確認し、ファイルがあれば「FileCopy」でファイルを元のパスからコピー先のパスにファイルをコピーします。
End If
Next i
End Sub
ただし、上のプログラムではすでに同じ名前のファイルがある場合はエラーになります。
今回は追加していませんが、If文やOnErrorなどで同名もしくはエラーが発生する場合はMsgBoxで「同じ名前のファイルが存在します」等を追加してもよいと思います。
※こちらもChatGPTに依頼すればすぐにVBA作成してくれます。
ファイルを移動する
①基本情報を作成する。
・セルB1にコピー元のファイルのあるパスを記入
・セルB2にコピー先のパスを記入
・セルA4からA列に移動するファイル名を記入
②上記の内容に基づきChatGPTにVBA作成依頼をする。
③VBA実行。
上の「ファイルのコピー」と同様に、
「在庫表フォームA.xlsm」と「在庫表フォームB.xlsm」というファイルがあります。
今度は移動なので、元のファイルはなくなりました。
「在庫表フォーム」のフォルダに移動することができました。
【実際のプログラム】
※基本的な構成はコピーと同じです。
移動というより、コピーした後元ファイルを消すというプログラムになっています。
Sub MoveFilesToNewPath()
Dim sourcePath As String
Dim targetPath As String
Dim fileName As String
Dim i As Long
sourcePath = Range("B1").Value
If Right(sourcePath, 1) <> "\" Then
sourcePath = sourcePath & "\"
End If
targetPath = Range("B2").Value
If Right(targetPath, 1) <> "\" Then
targetPath = targetPath & "\"
End If
For i = 4 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
fileName = Cells(i, 1).Value
If Dir(sourcePath & fileName) <> "" Then
' ファイルが存在する場合は移動する
FileCopy sourcePath & fileName, targetPath & fileName
👆ここまでは「ファイルのコピー」と同じプログラムになります。
下の「kill」で元のファイルを削除することで、ファイルを移動した時と同じ結果になります。
Kill sourcePath & fileName
End If
Next i
End Sub
フォルダをコピーする
次はフォルダに対しても同じような処理をしていきます。
①基本情報を作成する。
・セルB1にコピー元のフォルダのあるパスを記入
・セルB2にコピー先のパスを記入
・セルA4からA列にコピーするフォルダ名を記入
「在庫表_2023年」から「在庫表_2025年」の3つのフォルダを「■旧在庫表保管フォルダ」内にコピーします。
②上記の内容に基づきChatGPTにVBA作成依頼をする。
③VBA実行。
下のフォルダにある「在庫表_2023年」から「在庫表_2025年」の3つのフォルダを「■旧在庫表保管フォルダ」にコピーします。
元のフォルダを残したまま、「■旧在庫表保管フォルダ」にコピーできました。
当然、フォルダのコピーと同様なので、このフォルダ内にあるファイル、フォルダも一緒にコピーされています。
【実際のプログラム】
※フォルダの操作には「FSO」を使用してたプログラムになっています。
Sub CopyFoldersToNewPath()
Dim fso As Object
Dim sourcePath As String
Dim targetPath As String
Dim folderName As String
Dim i As Long
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
sourcePath = Range("B1").Value
If Right(sourcePath, 1) <> "\" Then
sourcePath = sourcePath & "\"
End If
targetPath = Range("B2").Value
If Right(targetPath, 1) <> "\" Then
targetPath = targetPath & "\"
End If
👆「ファイルのコピー、移動」と同じように、パスの後ろに「\」の有無を確認してくれています。
For i = 4 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
folderName = Cells(i, 1).Value
If fso.FolderExists(sourcePath & folderName) Then
👆「FSO」でフォルダの有無を確認して、フォルダが存在するときに下の処理をしてくれます。
' フォルダが存在する場合はコピーする
fso.CopyFolder sourcePath & folderName, targetPath & folderName
👆「fos.CopyFolder」で元パスにあるフォルダをコピー先パスのフォルダにコピーしてくれます。
End If
Next i
Set fso = Nothing
End Sub
フォルダを移動する
①基本情報を作成する。
・セルB1にコピー元のフォルダのあるパスを記入
・セルB2にコピー先のパスを記入
・セルA4からA列に移動するフォルダ名を記入
「在庫表_2023年」から「在庫表_2025年」の3つのフォルダを「■旧在庫表保管フォルダ」内に移動します。
②上記の内容に基づきChatGPTにVBA作成依頼をする。
③VBA実行。
「フォルダのコピー」と同様に「在庫表_2023年」から「在庫表_2025年」の3つのフォルダを「■旧在庫表保管フォルダ」に移動するので、元のフォルダはなくなりました。
当然、フォルダのコピーと同様なので、このフォルダ内にあるファイル、フォルダも一緒に移動されています。
「■旧在庫表保管フォルダ」の中に3つのフォルダを移動することができました。
【実際のプログラム】
Sub MoveFolders()
Dim FSO As Object
Set FSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Dim srcPath As String
Dim destPath As String
Dim folderName As String
Dim i As Long
srcPath = Range("B1").Value
destPath = Range("B2").Value
If Right(srcPath, 1) <> "\" Then
srcPath = srcPath & "\"
End If
If Right(destPath, 1) <> "\" Then
destPath = destPath & "\"
End If
For i = 4 To Range("A" & Rows.Count).End(xlUp).Row
folderName = Range("A" & i).Value
If FSO.FolderExists(srcPath & folderName) Then
FSO.MoveFolder srcPath & folderName, destPath & folderName
👆「フォルダのコピー」では「fos.CopyFolder」を使用していましたが、「フォルダの移動」は「FSO.MoveFolder」を使用しています。
End If
Next i
Set FSO = Nothing
End Sub
あとがき
今回はChatGPTで、ファイルやフォルダを移コピー、移動するプログラムを作成しました。
次回は、グラフの操作 1として、ChatGPTでダミーデータを作成し
・基本的なグラフの作成
のプログラムを作成したいと思います。
公開日:2023年4月6日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
グラフの操作 1(基本的なグラフの作成)
今回は、基本的なグラフとして折れ線グラフを作成するプログラムを作成していきます。
基本的な折れ線グラフを作成する
①基本情報を作成する。
今回は下のような簡単なグラフ作成用データを作成しました。
②ChatGPTに下のように依頼。
エクセルVBAで以下のグラフを作成するプログラムを作成してください 。
・ワークシート名は「グラフ作成」
・グラフ種類は折れ線グラフ
・B3はグラフのタイトル
・データ範囲はB5:B14
・A5:A14はX軸のデータラベル
・B4はY軸の系列名
③VBAを実行。
下のように指示通り折れ線グラフを作成できました。
【実際のプログラム】
Sub CreateLineChart()
'変数の宣言
Dim ws As Worksheet
Dim chtObj As chartObject
Dim cht As Chart
'ワークシートを取得
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("グラフ作成")
'グラフ作成前に既存のグラフを削除する
For Each chtObj In ws.ChartObjects
chtObj.Delete
Next chtObj
👆特に指示はしませんでしたが、グラフが既にある場合は削除するプログラムも入れてくれています。
'グラフを作成する
Set chtObj = ws.ChartObjects.Add(Left:=200, Top:=50, Width:=400, Height:=250)
👆上でグラフを作成する外枠「チャートオブジェクト」を作成しています。
引数にある数値は
「Left」「Top」で表示位置
「Width」「Height」でグラフのサイズ
を設定しています。
Set cht = chtObj.Chart
'グラフの種類を設定する
cht.ChartType = xlLine
👆こちらで「折れ線グラフ」を設定。
' グラフのタイトルを設定
chtObj.Chart.HasTitle = True
chtObj.Chart.ChartTitle.text = ws.Range("B3")
👆グラフのタイトル「グラフ作成練習」のセルを設定。
'グラフにデータを追加する
With cht.SeriesCollection.NewSeries
.name = ws.Range("B4")
.Values = ws.Range("B5:B14")
.XValues = ws.Range("A5:A14")
End With
👆データ範囲を追加するプログラムです。
「name」で系列名
「Values」でデータ
「XValues」でX軸の範囲
でデータを追加。
'グラフの軸を設定する
With cht.Axes(xlCategory)
.HasTitle = True
.AxisTitle.text = ws.Range("A4")
End With
With cht.Axes(xlValue)
.HasTitle = True
.AxisTitle.text = ws.Range("B4")
End With
👆「xlCategory」がX軸、「xlValue」がY軸の設定になります。
「AxisTitle.text」で軸タイトルが設定できます。
End Sub
「ChartObjects.Add」と「AddChart2」の違い
今回グラフの作成は、「ChartObjects.Add」の方法でプログラムを作成しましたが、グラフ作成に「AddChart2」というメソッドもあるようです。
※私が参考にしている書籍には「AddChart2」が記載されていなかったので、今回は使用しませんでした。
双方の違いについてChatGPTに聞いたところ下のような回答がありましたので、参考までに記載しておきます。
【ChatGPT回答】
ChartObjects.AddメソッドとAddChart2メソッドは、基本的に同じ機能を持っていますが、いくつかの違いがあります。
引数の指定方法 ChartObjects.Addメソッドでは、引数を位置やサイズを表す数値で指定する必要があります。一方、AddChart2メソッドでは、引数をChartTypeやLeft、Top、Width、Heightのような名前付き引数で指定することができます。このため、AddChart2メソッドの方が引数の指定がより簡単になっています。
グラフの追加 ChartObjects.Addメソッドでは、グラフを追加するときには、ChartObjectオブジェクトを作成し、その後にChartオブジェクトを取得する必要があります。一方、AddChart2メソッドでは、直接Chartオブジェクトを作成することができます。このため、AddChart2メソッドの方がコードが簡潔になっています。
シリーズの追加 ChartObjects.Addメソッドでは、グラフにシリーズを追加するときには、SeriesCollectionオブジェクトを作成し、その後にシリーズを追加する必要があります。一方、AddChart2メソッドでは、SeriesCollectionオブジェクトを作成することなく、直接シリーズを追加することができます。このため、AddChart2メソッドの方がコードが簡潔になっています。
これらの違いにより、AddChart2メソッドを使用すると、Chartオブジェクトをより簡単に作成することができます。ただし、AddChart2メソッドはExcel 2013以降でしか利用できないため、古いバージョンのExcelを使用している場合は、ChartObjects.Addメソッドを使用する必要があります。
とのことです。「AddChart2」勉強します・・・
あとがき
今回はChatGPTで、グラフの操作 1として「基本的なグラフの作成」のプログラムを作成しました。
次回は、グラフの操作 2として、ChatGPTでダミーデータを作成し
・2軸のグラフ作成
のプログラムを作成したいと思います。
公開日:2023年4月7日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
グラフの操作 2(2軸のグラフ作成)
今回は、グラフ作成の応用で2軸のグラフを作成するプログラムを作成していきます。
2軸のグラフ作成
①基本情報を作成する。
今回は「2023年度A店の売上推移」として、
「月度」
「集客数」を「男性」と「女性」
「売上金額」
として、数値データをChatGPTに作成依頼しました。
②ChatGPTにVBA作成依頼。
下の内容で2軸のグラフを作成するVBAを作成してください。
また、グラフの作成にAddchart2メソッドは使用しないでください。
1.シート名は「グラフ作成」
2.グラフタイトルはセルB3の値
3.X軸範囲はセルA7:A18で、X軸のタイトルはセルA5
4.1軸目の1つ目のデータ範囲はセルB7:B18で、系列名はセルB6
5.1軸目の2つ目のデータ範囲はセルC7:C18で、系列名はセルC6
6.1軸目の2つのデータは「集合縦棒」グラフで、1つ目のデータを青色、2つ目のデータを赤色
7.1軸目のY軸タイトルはセルB5
8.2軸目のデータ範囲はセルD7:D18で、系列名はセルD5、グラフ種類は折れ線グラフ
9.2軸目のY軸タイトルはセルD5
10.凡例をグラフの下に表示
③VBAを実行する。
実行結果は下のようになります。
※2軸のグラフを作成はできましたが、きちんと作成できるまでにいろいろ問題が発生しました。
私の質問が不明確なところもあると思いますが、ChatGPTのミス?もあり、意図したグラフ作成まで約30分かかりました。
自身でプログラムを全て手入力するよりは早いですが・・・
【実際のプログラム】
Sub CreateDualAxisChart()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("グラフ作成")
' チャートオブジェクト作成
Dim chtObj As chartObject
Set chtObj = ws.ChartObjects.Add(Left:=300, Width:=400, Top:=50, Height:=300)
chtObj.name = "DualAxisChart"
' データ範囲の設定
Dim xVals As Range
Set xVals = ws.Range("A7:A18")
Dim data1 As Range
Set data1 = ws.Range("B7:C18")
Dim data2 As Range
Set data2 = ws.Range("D7:D18")
' チャート作成
With chtObj.Chart
.HasTitle = True
.ChartTitle.text = ws.Range("B3").Value
' X軸の設定
.Axes(xlCategory).HasTitle = True
.Axes(xlCategory).AxisTitle.text = ws.Range("A5").Value
' .SeriesCollection.NewSeries.XValues = xVals
👆赤字のコマンドがあることで、「月度」も系列に追加されてしまうため、手動でコメントアウトに修正。
' 1軸目の設定
With .SeriesCollection.NewSeries
.name = ws.Range("B6").Value
.Values = data1.Columns(1)
.Format.Fill.ForeColor.RGB = RGB(0, 0, 255) ' 青
👆最初「.Format.ForeColor.RGB」と「Fill」が無かったため「オブジェクトは、このプロパティまたはメソッドをサポートしていません」と表示されました。
.ChartType = xlColumnClustered ' 集合縦棒
End With
With .SeriesCollection.NewSeries
.name = ws.Range("C6").Value
.Values = data1.Columns(2)
.Format.Fill.ForeColor.RGB = RGB(255, 0, 0) ' 赤
.ChartType = xlColumnClustered ' 集合縦棒
.AxisGroup = 1 ' 1軸目を使用
👆上のデータは1軸目のデータにする予定でしたが、「.AxisGroup = 2」で作成されていたため、2軸目のデータになっていたので手動で修整しました。
End With
' 1軸目Y軸の設定
.Axes(xlValue).HasTitle = True
.Axes(xlValue).AxisTitle.text = ws.Range("B5").Value
' 2軸目の設定
With .SeriesCollection.NewSeries
.name = ws.Range("D5").Value
.Values = data2.Columns(1)
.ChartType = xlLineMarkers ' マーカー付き折れ線
.AxisGroup = 2 ' 2軸目を使用
.Format.line.ForeColor.RGB = RGB(255, 255, 0) ' 黄色
End With
' 2軸目Y軸の設定
.Axes(xlValue, xlSecondary).HasTitle = True
.Axes(xlValue, xlSecondary).AxisTitle.text = ws.Range("D5").Value
' 凡例の設定
.HasLegend = True
.Legend.Position = xlLegendPositionBottom
End With
End Sub
※その他に
・最初に「SetSourceData」で全てのデータ範囲を指定しグラフを作成
⇒その後に1軸目の2つのデータを追加
するプログラムになっていたため、1軸目に4つのデータが表示されていました。
・またまた、宣言がされていない変数が使用されている。
等の問題も発生したので、何度もChatGPTに最初からプログラムを作り直して上のプログラムを作成した後、更に上の修正を加えています。
あとがき
今回はChatGPTで、グラフの操作 2として「2軸のグラフ作成」のプログラムを作成しました。
今回はChatGPTで作成したVBAがすぐに動かない、意図したようになっていないことで、修正、時間がかかりました。
内容が複雑になると、ChatGPTへの依頼も難しくなり、理解ミスも発生するようなので、自身もある程度VBAの知識も持ってプログラムを見直せる力が必要と思われます。
次回は 印刷 1として、
・基本的な印刷方法
のプログラムを作成したいと思います。
公開日:2023年4月8日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
印刷 1(基本的な印刷方法)
今回は、基本的な印刷方法のプログラムを作成していきます。
基本的な印刷方法
①今回印刷するのは前回「2軸のグラフ」作成した部分を印刷します。
印刷範囲はセルA1からM20の範囲にしました。
②ChatGPTに作成依頼。
下の内容で印刷するVBAを作成してください
・印刷範囲・・・A1:M20
・1行目をタイトル行
・標準の余白
・印刷方向は横方向
・用紙設定はA4
・カラー印刷
・印刷前に印刷プレビューを表示する
③VBA実行結果。
下のように印刷プレビュー表示もされ、その後の印刷でも問題なく印刷されました。
【実際のプログラム】
Sub PrintWithPreviewAndPrinter()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("グラフ作成")
' 印刷範囲を指定
Dim printRange As Range
Set printRange = ws.Range("A1:M20")
' 印刷設定を定義
With ws.PageSetup
.PrintTitleRows = "$1:$1" ' 1行目をタイトル行に指定
.Orientation = xlLandscape ' 印刷方向は横方向に指定
.PaperSize = xlPaperA4 ' 用紙サイズはA4に指定
.BlackAndWhite = False ' カラー印刷に指定
.Zoom = False ' ズームを設定しない
.FitToPagesWide = 1 ' 1ページに収める
.FitToPagesTall = False ' 縦方向にはページ分割しない
.LeftMargin = Application.InchesToPoints(0.7) ' 左余白を設定
.RightMargin = Application.InchesToPoints(0.7) ' 右余白を設定
.TopMargin = Application.InchesToPoints(0.75) ' 上余白を設定
.BottomMargin = Application.InchesToPoints(0.75) ' 下余白を設定
.HeaderMargin = Application.InchesToPoints(0.3) ' ヘッダー余白を設定
.FooterMargin = Application.InchesToPoints(0.3) ' フッター余白を設定
.CenterHorizontally = True ' 水平方向に中央寄せ
.CenterVertically = False ' 垂直方向には寄せない
End With
' 印刷プレビューを表示
ws.PrintPreview
' 指定されたプリンターで印刷
ws.PrintOut ActivePrinter:= _
"\\PC名\プリンター名", _
PrintToFile:=False, _
Collate:=True, _
PrToFileName:=vbNullString
End Sub
※私はVBAで印刷プログラムを作成したことがありませんでしたが、コメントアウトもきっちりしてくれているので、アレンジもできそうです。
あとがき
今回はChatGPTで、印刷 1として「基本的さ印刷方法」のプログラムを作成しました。
次回は 「ボタンを作成してVBAを実行する」プログラムを作成したいと思います。
公開日:2023年4月9日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
ボタンを作成してVBAを実行する
今回は、今までVBAをVBE内の再生ボタンで実行してきましたが、ボタンを作成して実行する方法を試していきます。
ボタンを作成してVBAを実行する
今回は、前回作成した下のエクセルで作成した「グラフ作成」のVBAを、
セルC1からD2の範囲にボタンを作成して、「グラフ作成」のVBAを簡単に実行できるようにします。
ボタンを手動で作成する場合
ボタンを手動で作成する方法は下の2種類あります。
1.ボタンを図形で作成し、「マクロの登録」をする。
2.フォームコントロールでボタンを挿入し、「マクロの登録」をする。
図形で作成
①メニューバー⇒「挿入」⇒「図形」⇒「四角形」を選択。
②ボタンを作成したい箇所をドラッグして作成する。
③図形を右クリック⇒「テキストの編集」をクリックする。
④図形の中にテキスト入力できるようにカーソルが表示されるので、「グラフ作成」と入力。
⑤再度、図形を右クリック⇒「マクロの登録」をクリック。
⑥「マクロの登録」ウインドウが開くので、作成したVBAの「プロシージャ名」を選択して「OK」を押す。
※「プロシージャ名」は、VBAを作成するときのタイトル「Sub ****()」の「****」部分です。
これで、作成した図形をクリックすることでVBAの実行ができます。
フォームコントロールの挿入で作成
基本的な方法は上の「図形で作成」と同じです。
①今度はメニューバー⇒「開発」⇒「挿入」からフォームコントロールのボタンを選択します。
②ボタンを作成したい範囲をドラッグで選択します。
範囲を選択すると自動で「マクロの登録」ウインドウが表示されるので、実行する「プロシージャ名」を選択し「OK」を押す。
③選択した範囲に下のようにボタンが作成されます。
④ボタンの上で右クリック⇒「テキストの編集」をクリック。
⑤ボタン内のテキストが修正できるようにカーソルが表示されるのでボタン名を「グラフ作成」に変更。
こちらも、作成したボタンをクリックすることでVBAの実行ができます。
ボタンを作成するVBAを作成する。
①ChatGPTにボタンの作成依頼をする。
「グラフ作成」シートのC1:D2にコマンドボタンを作成して「Sub CreateDualAxisChart()」を実行するVBAを作成してください。
※上の依頼では、セルB1のみの大きさのボタンが作成されたので、再度
「上のVBAで作成するコマンドボタンをB1:C2のセル範囲の大きさで作成してください。」
と追加依頼することで、ChatGPTで今回のVBAを作成することができました。
②VBAを実行する。
作成されたVBAを実行すると、下のようにボタンが自動で作成されました。
③ボタンをクリックする。
念のため、ボタンをクリックするとグラフが作成されたので、問題なく
「ボタンの作成」⇒「マクロの登録」
までできています。
【実際のプログラム】
Sub CreateButton()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("グラフ作成")
' ボタンを作成するセル範囲を指定
Dim btnRange As Range
Set btnRange = ws.Range("C1:D2")
👆ここでボタンの範囲設定をしているので、ここの「Range("C1:D2")」の値を変えると他の場所や大きさでボタンを作成することができます。
' ボタンを作成
Dim btn As Button
Set btn = ws.Buttons.Add(btnRange.Left, btnRange.Top, btnRange.Width, btnRange.Height)
btn.Caption = "グラフ作成"
' イベントハンドラの設定
Dim modName As String
modName = "CreateDualAxisChart"
With btn
.OnAction = modName
.Placement = xlMoveAndSize
End With
End Sub
あとがき
今回はChatGPTで、「ボタンを作成してVBAを実行する」プログラムを作成しました。
1つのボタンの作成であれば、手動での作成も良いと思いますが、変数や繰り返し処理を組み込んでアレンジすると、まとめてボタンを作成できるのでVBA実行(自動化)フォームを作成するには良いかな思います。
次回は 「VBA実行の前処理・後処理」プログラムを作成したいと思います。
公開日:2023年4月10日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
VBA実行の前処理・後処理
前回まではエクセル操作をVBAにする勉強をしてきましたが、今回は、VBAを実行する際の、前処理・後処理についてChatGPTに聞いてみました。
VBA実行の前処理・後処理について
今回の内容は必ず必要というわけではありませんが、VBA処理中の画面更新や自動計算などの機能を一時的にオフにすることで、VBA実行時間を短縮できたりします。
ChatGPTにおすすめの前処理・後処理について聞いてみた
①今回は下のようにChatGPTに聞いてみました。
「VBAを実行するときにおすすめの前処理、後処理のプログラムはありますか」
《回答》
VBAを実行する前後に実行する前処理、後処理は、次のようなものがあります。
【前処理】
データのバックアップを作成する
ファイルを自動的に保存する
ファイルの変更履歴を保存する
ワークシートを整理し、使用していないセルをクリアする
必要なオブジェクトを初期化する
ファイルのセキュリティ設定を確認する
【後処理】
作業中に生成された一時ファイルを削除する
処理中に発生したエラーのログを取得する
ワークシートを整理して、不要なシートを削除する
オブジェクトを解放して、メモリを解放する
最終的に保存してファイルを閉じる
このような前処理、後処理のプログラムを実行することで、VBAの実行を安定化させることができます。また、定期的に自動実行するように設定することで、手動で実行する手間を省くことができます。
②私は「DisplayAlerts」で警告表示を非表示にする設定することが多かったのですが、ChatGPTの回答になかったので
「DisplayAlerts」は設定しない方が良いですか
と再度聞いてみました。
※赤字は私的に重要ポイントと思ったので赤字にしました。
《回答》
DisplayAlertsプロパティは、Excelがメッセージを表示するかどうかを制御するプロパティであり、設定によっては意図しない結果が発生する可能性があります。
例えば、DisplayAlertsプロパティをFalseに設定しておくと、マクロ実行中に問題が発生しても、Excelがエラーメッセージを表示しないため、エラーの原因や詳細がわからない場合があります。
また、マクロ実行中にセキュリティ警告が表示されなくなるため、マクロによって悪意のあるコードが実行される可能性があることに注意が必要です。
そのため、DisplayAlertsプロパティを設定する際には、必要に応じて注意深く検討し、適切な設定を行うことが重要です。特に、データを保存する前にDisplayAlertsプロパティをFalseに設定してしまうと、データが失われる可能性があるため、注意が必要です。
③次に「上の内容のVBAを作成してください」と依頼。
結果、下の4項目の「前処理・後処理」を作成してくれました。
上では5項目記載されていますが、私的には下の内容で十分と思っています。
【プログラム内容】
《前処理》
Sub BeforeMacro()
'実行前の処理をここに記述する
Application.ScreenUpdating = False '画面更新をオフにする
Application.Calculation = xlCalculationManual '自動計算をオフにする
Application.EnableEvents = False 'イベントをオフにする
ActiveSheet.DisplayPageBreaks = False '改ページプレビューをオフにする
End Sub
《後処理》
Sub AfterMacro()
'実行後の処理をここに記述する
Application.ScreenUpdating = True '画面更新をオンにする
Application.Calculation = xlCalculationAutomatic '自動計算をオンにする
Application.EnableEvents = True 'イベントをオンにする
ActiveSheet.DisplayPageBreaks = True '改ページプレビューをオンにする
End Sub
あとがき
今回はChatGPTで、「VBA実行の前処理・後処理」について勉強しました。
プロシージャに
「前処理」
「後処理」
を作成して、今後のVBAを作成するときに、最初と最後に2つの処理を「サブルーチン」として呼び出して実行するようにしたいと思いますが、「サブルーチン」については次回勉強します。
次回は 「サブルーチンについて」勉強していきます。
公開日:2023年4月11日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
サブルーチンについて
今回は、「サブルーチン」についてChatGPTに聞いてみました。
サブルーチンについて
ChatGPTに「サブルーチンとは何ですか」と質問
《回答》
VBAのサブルーチンは、一連のコードをグループ化して、それを単一のブロックとして実行する方法です。通常、サブルーチンは関数と同様の方法で使用されますが、関数は値を返すことができますが、サブルーチンは値を返しません。
サブルーチンを使用すると、同じ手順を何度も実行する必要がある場合に、その手順を簡潔かつ効率的に記述できます。また、コードを複数の場所で再利用することもできます。
サブルーチンを作成する
今回は、前回勉強したVBA実行時の前処理、後処理のプログラムをサブルーチンとして使用します。
①標準モジュールを挿入する。
・VBEのメニューバーから「挿入」⇒「標準モジュール」をクリック。
・下のように「標準モジュール」の下に「Module1」が作成されました。
②標準モジュール名を変更する。
下のように「オブジェクト名」を変更して、挿入した「標準モジュール」を区分すると、どこにプログラムがあるか分りやすいと思います。
・今回はモジュールの名前を「A_前後処理」に変更しました。
※今回はメインのプログラムを別のモジュールで管理するために、
メニューバー⇒「挿入」⇒「標準モジュール」
を再度追加して、下のように「B_メイン」というモジュールも追加しました。
③「A_前後処理」のモジュールに、前回作成した「前後処理」のプログラムをコピペする。
今回は、「前後処理」がきちんと実行されているか分かるように、下のようにメッセージボックスを手入力で追加しました。
【前処理】
Sub BeforeMacro()
'実行前の処理をここに記述する
Application.ScreenUpdating = False '画面更新をオフにする
Application.Calculation = xlCalculationManual '自動計算をオフにする
Application.EnableEvents = False 'イベントをオフにする
ActiveSheet.DisplayPageBreaks = False '改ページプレビューをオフにする
MsgBox ("前処理を実行しました")
👆手入力で追加しました。「前処理」が実行されると、最後に「前処理を実行しました」とメッセージが表示されます。
End Sub
【後処理】
Sub AfterMacro()
'実行後の処理をここに記述する
Application.ScreenUpdating = True '画面更新をオンにする
Application.Calculation = xlCalculationAutomatic '自動計算をオンにする
Application.EnableEvents = True 'イベントをオンにする
ActiveSheet.DisplayPageBreaks = True '改ページプレビューをオンにする
MsgBox ("後処理を実行しました")
👆手入力で追加しました。「後処理」が実行されると、最後に「後処理を実行しました」とメッセージが表示されます。
End Sub
メインのプログラムからサブルーチンを実行する
①メインのプログラムを作成する。
今回は、手入力で下のような簡単なVBAを作成しました。
Sub 前処理_後処理確認()
BeforeMacro
👆「前処理」サブルーチンを実行。
「前処理」サブルーチン名を書くことで、サブルーチンを実行できます。
「Call サブルーチン名」でもOKです。
Cells(1, 1).Value = "前処理を実行済み"
AfterMacro
👆「後処理」のサブルーチンを実行
Cells(3, 1).Value = "後処理を実行済み"
MsgBox ("プログラムを終了します")
End Sub
上記を実行すると、
1.「前処理」サブルーチンを実行⇒「前処理を実行しました」と表示される。
2.「前処理」が終了して、上のプログラムに戻り、続きの
「Cells(1, 1).Value = "前処理を実行済み"」が実行されるので、セルA1に「前処理を実行済み」と記入されます。
3.「後処理」サブルーチンを実行⇒「後処理を実行しました」と表示される。
4.「後処理」が終了して、再度上の続きのプログラム
「Cells(3, 1).Value = "前処理を実行済み"」が実行されるので、セルA3に「後処理を実行済み」と記入されます。
5.最後に「プログラムを終了します」と表示して終了。
②「Sub 前処理_後処理確認()」を実行。
・「前処理」のサブルーチンが実行され1.の「前処理を実行しました」とメッセージボックスが出ました。
・「Sub 前処理_後処理確認()」に戻り、2.のセルA1に「前処理を実行済み」と記入されました。
また。セルA1の後すぐに「後処理」のサブルーチンが実行されている為、3.の「後処理を実行しました」とメッセージボックスが出ました。
・「後処理」のサブルーチンが終了し、4.のセルA3に「後処理を実行済み」と記入されました。
また、最後に5.の「プログラムを終了します」の表示がされ、「OK」を押すと、プログラムが終了します。
あとがき
今回は「サブルーチンについて」を勉強しました。
今回もChatGPTに良いVBAサンプルを作成してもらおうと思ったのですが、意図したVBAができなかったため、自作で簡単に「サブルーチン」が動いていることを確認することにしました。
ただ、「サブルーチンとは?」等はきちんと回答してくれるので、昔のようにサイトを検索しなくてよく、時短にはなります。
次回は 「VBEのローカルウインドウとウォッチウインドウ」について勉強していきます。
公開日:2023年4月12日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
VBEのローカルウインドウとウォッチウインドウ
今回は、「VBEのローカルウインドウとウォッチウインドウ」について勉強していきます。
VBEのローカルウインドウとウォッチウインドウ
ローカルウインドウとウォッチウインドウについて
VBEのウインドウについて、
・ローカルウインドウ
・ウォッチウインドウ
・イミディエイトウインドウ
の3つがあります。
この3つのウインドウの違いについて、ChatGPTに質問してみました。
《回答》
VBEのローカルウィンドウ、ウォッチウィンドウ、イミディエイトウィンドウは、それぞれ以下のような特徴があります。
1.ローカルウィンドウ
ローカルウィンドウは、現在実行中のサブルーチンや関数内で宣言された変数の値を表示します。このウィンドウは自動的に更新され、実行中に変数の値を確認できます。デバッグの際に特に役立ちます。
2.ウォッチウィンドウ
ウォッチウィンドウは、現在のコードで選択された変数の値を監視することができます。このウィンドウは手動で更新する必要がありますが、複数の変数を監視することができます。この機能は、特定の変数の値を定期的に確認する必要がある場合に役立ちます。
3.ミディエイトウィンドウ
イミディエイトウィンドウは、VBAコードを実行することができるインタラクティブなウィンドウです。ここにコマンドを入力すると、VBAはすぐに実行し、その結果を表示します。このウィンドウは、特定のコードの動作を簡単にテストしたり、変数の値を簡単に確認するために使用することができます。
とのことで、それぞれのウインドウはプログラムを「デバッグ」するときに非常に便利です。
私は「イミディエイトウインドウ」はあまり使用しないので、今回は「ローカルウインドウ」と「ウォッチウインドウ」について書いていきます。
デバッグの方法
ウインドウの説明の前に、デバッグ時に便利な「ステップ実行」と「ブレークポイント」について説明します。
ステップ実行
VBEで実行したいプロシージャ内にカーソルを置き、「F8」キーを押すことで、下のように黄色くハイライトされ、「F8」キーを押すごとに1ステップずつ確認しながら
プログラムを進めることができます。
ブレークポイント
上の「ステップ実行」とは別で、途中でプログラムを止めたいところに「ブレークポイント」を置くことで、プログラムを「再生」若しくは「F5」で実行しても、下の赤色?の部分でプログラムを止めることができます。
下の左枠部をクリックするか、止めたいプログラムにカーソルを置き「F9」を押すことで「ブレークポイント」を追加することができます。
ウインドウの表示方法
各ウインドウの表示は、
メニューバー⇒「表示」をクリックし、
・イミディエイトウインドウ
・ローカルウインドウ
・ウォッチウインドウ
を押すことで表示することができます。
今回は、下のように「ローカルウインドウ」と「ウォッチウインドウ」のみ使用します。上で記載した各々のウインドウの内容を青字にしていますが、ともに「変数」の値を表示する機能です。
ローカルウインドウ
現在実行中のサブルーチンや関数内で宣言された変数の値を表示します。
ウォッチウインドウ
現在のコードで選択された変数の値を監視することができます。
今回は、下のようにVBEの下側左に「ローカルウインドウ」、右に「ウォッチウインドウ」を配置しました。
①「F8」で「ステップ実行」を開始すると、
「ローカルウインドウ」⇒全ての変数が表示されます。
「ウォッチウインドウ」⇒何も表示されていません。
②「F8」で「ステップ実行」を進めていくと、
「ローカルウインドウ」⇒プログラムで入力された変数の値が確認できます。
③「ウォッチウインドウ」を表示するには、値を知りたい変数を「ウォッチウインドウ」にドラッグすると、ドラッグした変数だけが表示されます。
・今回は「name」の変数をドラッグしました。
「ローカルウインドウ」と同じ「name」変数の値が表示されます。
・「ウォッチウインドウ」で削除したい変数は、右クリックで削除することができます。
上のように、
「ローカルウインドウ」・・・全ての変数の値
「ウオッチウインドウ」・・・見たい変数の値のみ確認が可能
です。
上では変数が少ないため、「ローカルウインドウ」でも問題がありませんが、変数が多くなると「ウォッチウインドウ」を活用した方が、見たい変数の値を抽出してみることができます。
「F8」の「ステップ実行」で変数の値を確認しながら、デバッグすることでエラーの発生内容を判断することができるようになると思います。
あとがき
今回は「VBEのローカルウインドウとウォッチウインドウ」を勉強しました。
今回もあまりChatGPTは活用しませんでしたが、自身の復習も兼ねて「VBEのローカルウインドウとウォッチウインドウ」を勉強しました。
次回は 「引数の「値渡し」と「参照渡し」」について勉強していきます。
公開日:2023年4月13日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
引数の「値渡し」と「参照渡し」
今回は、「値渡しと参照渡し」について勉強していきます。
引数の「値渡し」と「参照渡し」
まず、ChatGPTに引数の「値渡し」と「参照渡し」について聞いてみました。
ChatGPTの回答
VBAにおいて、引数の渡し方には値渡し(ByVal)と参照渡し(ByRef)の2種類があります。
値渡しの場合、引数に渡された値をコピーして渡すため、元の変数の値が変更されても、関数内で変更された値は元の変数に反映されません。
例え
ば、以下のコードでは、Subルーチン内で変数numの値が10から20に変更されても、Mainルーチンの変数numの値は変更されません。
Sub Main()
Dim num As Integer
num = 10
Call ChangeValue(num)
MsgBox num
End Sub
Sub ChangeValue(ByVal num As Integer)
num = 20
End Sub
参照渡しの場合、引数に渡された変数のアドレスを渡すため、関数内で変数の値を変更すると、元の変数にも反映されます。
例えば、以下のコードでは、Subルーチン内で変数numの値が10から20に変更されると、Mainルーチンの変数numの値も20に変更されます。
Sub Main()
Dim num As Integer
num = 10
Call ChangeValue(num)
MsgBox num
End Sub
Sub ChangeValue(ByRef num As Integer)
num = 20
End Sub
値渡しはデフォルトの引数の渡し方で、参照渡しを行う場合は、引数にByRefキーワードを付けて宣言します。
----------------------------
上のプログラムをVBEにコピペして、実際に「ローカルウインドウ」で変数の中身を見ながら「ステップ実行」を実施してみました。
【値渡し(ByVal)の場合】
・メインのプロシージャで、変数「num」が宣言され、値=10が入りました。
・サブルーチンに「ByVal」で変数「num」=10を値渡ししています。
その後、「num」に値=20を入れいているので、
サブルーチンに居る場合は「num」=20になりました。
※値渡しはメインルーチンの「num」=10は変更されません。
・サブルーチンが終了し、メインに戻ると「num」の値は10のままです。
・なので、MsgBoxも「10」と表示されました。
【参照渡し(ByRef)の場合】
・メインのプロシージャで、変数「num」が宣言され、値=10が入りました。
・サブルーチンに「ByVRef」で変数「num」自体を参照渡ししています。
なので、サブルーチン内で「num」の値=20に変更すると、変数「num」自体が、20に変更されます。
・サブルーチンが終了し、メインに戻ると「num」の値は20になっています。
・なので、MsgBoxも「20」と表示されました。
あとがき
今回は「引数の値渡しと参照渡し」を勉強しました。
今回もあまりChatGPTは活用しませんでしたが、自身の復習も兼ねて「引数の値渡しと参照渡し」を勉強しました。
次回は 「イベントプロシージャ」について勉強していきます。
公開日:2023年4月14日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
イベントプロシージャ
今回は、「イベントプロシージャ」について勉強していきます。
イベントプロシージャ
今回もまず、ChatGPTに「イベントプロシージャ」について聞いてみました。
ChatGPTの回答
VBAのイベントプロシージャとは、ExcelやWordなどのオブジェクトで特定のイベントが発生したときに、自動的に実行されるプログラムのことです。
たとえば、
ボタンがクリックされたとき、
セルの値が変更されたとき、
シートがアクティブになったとき
など、オブジェクトで定義されたイベントが発生した場合に、それに対応するイベントプロシージャが自動的に呼び出されます。
イベントプロシージャは、サブルーチンまたは関数として記述されます。
イベントプロシージャの名前は、オブジェクトの名前に続いて「_」を付けた後に、発生するイベントの名前を指定します。
たとえば、ボタンがクリックされたときに実行されるイベントプロシージャは、
ボタンの名前に続いて「_Click」という名前になります。
イベントプロシージャは、オブジェクトのプロパティやメソッドを使って、イベントが発生したときに実行される処理を記述します。
例えば、ボタンがクリックされたときに実行されるイベントプロシージャでは、ボタンのクリックに応じて何らかの処理を行うようにプログラムを書きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続いて、
・ブックを開いたとき
・ブックを閉じるとき
・セルを選択したとき
に発生する「イベントプロシージャ」の書き方について質問。
ChatGPTの回答
Excel VBAで、ブックを開いたとき、閉じるとき、セルを選択した時などに発生するイベントプロシージャの書き方は以下の通りです。
【ブックを開いたときのイベントプロシージャの書き方】
Private Sub Workbook_Open()
' 実行したい処理をここに記述する
End Sub
【ブックを閉じるときのイベントプロシージャの書き方】
Private Sub Workbook_BeforeClose(Cancel As Boolean)
' 実行したい処理をここに記述する
End Sub
【セルを選択したときのイベントプロシージャの書き方】
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
' 実行したい処理をここに記述する
End Sub
これらのイベントプロシージャは、VBAエディタの対応するモジュール内に書き込みます。
たとえば、ブックを開いたときのイベントプロシージャは、ThisWorkbookモジュール内に書き込みます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は更に、ブックを開いたときに
リボンなどを表示しない等おすすめの開始処理
のVBAについて聞いてみました。
ChatGPTの回答
ブックを開いたときにリボンなどの表示をしないようにするためのVBAコードは以下の通りです。
【実際のプログラム】
Private Sub Workbook_Open()
Application.DisplayFormulaBar = False
Application.DisplayStatusBar = False
Application.DisplayFullScreen = True
Application.ExecuteExcel4Macro "SHOW.TOOLBAR(""Ribbon"", False)"
End Sub
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上記プログラムの内容です。
・DisplayFormulaBar:セルに入力した数式を表示するバーです。
・DisplayStatusBar:ステータスバーです。
・DisplayFullScreen:エクセルをフルスクリーンに表示します。
・ExecuteExcel4Macro:Microsoft Excel 4.0 マクロのコマンドを実行するメソッドです。
が、今回は "SHOW.TOOLBAR(""Ribbon"", False)"でリボンの設定をしています。
また、今回は フルスクリーンにはしないので「Application.DisplayFullScreen = True」はコメントアウトします。
このプログラムを「ThisWorkbook」内に記述して、エクセルファイルを再起動してみました。
【「ThisWorkbook」にOpenのイベントプロシージャを記入】
エクセルをファイルを再起動。
リボンなどが表示されなくなりました。
「メニュー画面」のシートを作成して、ボタンを配置するとアプリ感がでると思います。
ただし、これをしてしまうと、再度リボンなどを表示したいときに困ります。
なので、私は下のプロシージャも作成しておいて、「開始処理キャンセル」ボタンを追加しました。
Sub Workbook_Open_Cancel()
Application.DisplayFormulaBar = True
Application.DisplayStatusBar = True
' Application.DisplayFullScreen = False
Application.ExecuteExcel4Macro "SHOW.TOOLBAR(""Ribbon"", true)"
End Sub
これで、リボンなどを再表示することができます。
あとがき
今回は「イベントプロシージャ」を勉強しました。
今回はブックを開いたときのVBAを書きましたが、同様にブックを閉じるときに、保存忘れが無いようにVBAを書くこともできると思います。
自身で操作するだけなら特に必要ないかもしれませんが、他の方にも操作してもらうファイルを作成するときは、イベントプロシージャを利用して間違いにくい操作ができるVBAを作成するのも必要かなと思います。
次回は 続けて「イベントプロシージャ」で、セル操作のイベントについて勉強していきます。
公開日:2023年4月15日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
イベントプロシージャ
今回は、前回勉強した「イベントプロシージャ」で、セル操作のイベントについて勉強していきます。
イベントプロシージャ(セル操作のイベント)
今回もまず、ChatGPTに「セル操作のイベントプロシージャ」について聞いてみました。
ChatGPTの回答
セルに対するイベントプロシージャには以下のようなものがあります。
1.Changeイベントプロシージャ:
セルの値が変更されたときに発生するイベントで、ワークシート上でユーザーが手動でセルの値を変更した場合や、VBAコードによってセルの値が変更された場合にも発生します。
2.SelectionChangeイベントプロシージャ:
ユーザーがワークシート上でセルを選択したときに発生するイベントで、セルが選択されたときに行いたい処理を実行することができます。
3.DoubleClickイベントプロシージャ:
ユーザーがワークシート上でセルをダブルクリックしたときに発生するイベントで、ダブルクリックされたセルに応じた処理を実行することができます。
4.BeforeDoubleClickイベントプロシージャ:
ユーザーがワークシート上でセルをダブルクリックする前に発生するイベントで、ダブルクリックされたセルに応じた処理を実行する前に、例えば入力内容のチェックや変更を行うことができます。
5.BeforeRightClickイベントプロシージャ:
ユーザーがワークシート上でセルを右クリックする前に発生するイベントで、右クリックされたセルに応じた処理を実行する前に、例えば入力内容のチェックや変更を行うことができます。
6.AfterUpdateイベントプロシージャ:
ユーザーがワークシート上でセルの値を変更し、その変更が確定した後に発生するイベントで、変更内容に応じた処理を実行することができます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また、例として、
1.Changeイベントプロシージャ
2.SelectionChangeイベントプロシージャ
の使用例についても聞いてみました。
ChatGPTの回答
以下は、ワークシートのセルに変更があったときに自動的に実行されるChangeイベントプロシージャの例です。
この例では、セルに入力された値が「apple」と一致する場合、そのセルの背景色を赤色に変更します。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
If Target.Value = "apple" Then
Target.Interior.Color = vbRed
End If
End Sub
SelectionChangeイベントプロシージャを使用すると、ユーザーがシート上でセルの選択を変更したときに実行される処理を設定できます。
以下は、選択されたセルがA1セルの場合にメッセージボックスを表示する例です。
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
If Target.Address = "$A$1" Then
MsgBox "A1セルが選択されました"
End If
End Sub
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そのほかに、
・値を変更したら、更新日も変更する
・値を変更したら、検索結果を横に表示する
・入力セルを選択したら、メッセージかどこかの列に入力方法を表示する
なども有りかと思います。
今回は上の「SelectionChangeイベントプロシージャ」をVBEにコピペして、少しアレンジしてみました。
下の内容を、「Sheet3(グラフ作成)」のモジュール内に記入。
【実際のプログラム】※赤字が変更箇所
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
If Target.Address = "$A$4" Then
MsgBox "データを入力したら、左上の「グラフ作成」ボタンを押してください"
End If
End Sub
上は、セルA4が選択されると、メッセージボックスを表示するようにしています。
セルA4に「※グラフ作成方法」と記入しておきました。
セルA4を選択すると、下のようにMsgBoxが表示されました。
※「右上のボタン」としたかったのですが、「左上」と間違えてしまいました。
ご愛嬌でお許しください。
あとがき
今回は「イベントプロシージャ」のセル操作のイベントについて勉強しました。
セル操作するだけでVBAを実行してくれるので、有効活用できればと思います。
次回は 続けて「イベントプロシージャ」で、ワークシート操作のイベントについて勉強していきます。
公開日:2023年4月16日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
イベントプロシージャ
今回は、「イベントプロシージャ」で、ワークシート操作のイベントについて勉強していきます。
イベントプロシージャ(ワークシート操作のイベント)
今回もまず、ChatGPTに「ワークシート操作のイベントプロシージャ」について聞いてみました。
ただし、ChatGPTの回答に前回のセルの操作の内容も重複して回答されるため、手動で重複部分を削除して、ワークシート自体に関する内容を抜粋しています。
ChatGPTの回答(抜粋)
ワークシートには、以下のようなイベントがあります。
Activate: ワークシートがアクティブになったときに発生します。
Deactivate: ワークシートが非アクティブになったときに発生します。
Calculate: ワークシートが再計算されたときに発生します。
これらのイベントは、ワークシートのコードモジュール内で処理することができます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
簡単なプログラムについて確認したところ、
・アクティブにしたときにメッセージボックスを表示する
・非アクティブになったときにメッセージボックスを表示する
サンプルプログラムを教えてくれました
【シートがアクティブになった場合】
Private Sub Worksheet_Activate()
' ワークシートが選択されたときにメッセージを表示する
MsgBox "ワークシートが選択されました。"
End Sub
【シートが非アクティブになった場合】
Private Sub Worksheet_Deactivate()
' ワークシートが非選択状態になったときにメッセージを表示する
MsgBox "ワークシートが非選択状態になりました。"
End Sub
こちらを、「ブラフ作成」というシートのシートモジュールにコピペして確認。
※一番上のプロシージャは前回のセル選択した時のプログラムになるので、下2つのプロシージャが今回コピペした分です。
・別のシートタブをクリック。
きちんと「ワークシートが非選択状態になりました。」と表示されました。
・再度「グラフ作成」のシートを選択。
こちらも、問題なく「ワークシートが選択されました。」と表示されました。
あとがき
今回は「イベントプロシージャ」のワークシート操作のイベントについて勉強しました。
前々回から勉強しているイベントのプロシージャで、わざわざVBA実行ボタンを作成して実行しなくても、特定の操作で自動でVBAを実行してくれるので、うまく活用できれば非常に便利になると思います。
「イベントプロシージャ」については今回で終了したいと思います。
その他に
・Function Subを使った、戻り値、独自関数作成について
・オートフィルタ
・テーブル操作
等も行いたいと思っていますが、勉強ばかりだと飽きてくるので、次回からは以前作成した「在庫表」をもう少し見栄え良く発展させていきたいと思います。
公開日:2023年4月17日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
「在庫表」を整える
今回からは、以前簡単に作成した「在庫表」をもう少し扱いやすいように整えていきたいと思います。
今回は「フォームを整える」ということで、私なりに簡単ですが「在庫表」フォームを変更してみました。
タイトルにChatGPTとありますが、この辺の見え方などは個人的主観が大きいので手動で整えてしまいましたのでご了承ください。
「在庫表」フォームを整える
今回作成した「在庫表」はこんな感じです。
以前よりの変更点は、
1.タイトルの「在庫表」などに結合セルが使用されていましたが、結合セルを無くしました。
2.月度の表示を無くしました。
3.原価の在庫合計金額を4行目に表示するようにしました。
4.C列に「商品番号」の列を追加しました。
※今回は「商品名」を昇順に並べて、「ST-001」から「商品番号」を付けました。
5.全ての金額表示を「セルの書式設定」で、「通貨」に設定しました。
6.H列の「在庫金額(原価)」に、
メニューバー⇒ホーム⇒条件付き書式⇒「データバー」
を設定して、在庫金額の割合を見えるようにしました。
7.6~8行目に「入力セル」の行を追加しました。
※在庫変更する際に「在庫リスト」から商品を探すのが面倒なので、ここに内容を入力することで、「在庫リスト」に反映できるように今後VBAを作成していきたいと考えています。
あとがき
今回は、ChatGPTでVBAは作成しませんでしたが、次回は在庫表入力を簡素化できるようにVBAを作成していきたいと思います。
次回は、「在庫表」を整える2 入力セルのVBAを作成する
を実施していきます。
公開日:2023年4月18日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
「在庫表」を整える
今回は、「在庫表」を作成する際に、いちいち商品を探して、在庫数を入力するのは面倒だと思うので、「入力セル」という行を追加したので、「入力セル」の入力を簡単にできるようなVBAを作成していきたいと思います。
「入力セル」のVBAを作成する
セル選択でリストを表示して入力する
セルB8を選択すると、「在庫表」テーブルの「分類」項目をリスト表示する
【セル選択でリスト表示する場合】
・メニューバー⇒デーデータの入力規則
で、下のウインドウが表示されリストを記載している範囲を設定することで、リスト表示が可能です。
下のウインドウで、
・入力値の種類⇒「リスト」を選択
・データ⇒リストにしたい項目を入力した範囲を選択
これで、下のように▼が表示され、リスト選択が可能になります。
ただし、リスト表示するためには
・別途リスト項目を入力した範囲を作成する
・「在庫表」テーブルの「分類」列を範囲設定すると下のように同じ項目も全て羅列されてしまう
となります。
【VBAでリスト表示するにする】
①まず、ChatGPTに、
「セルB8が選択されたときに「在庫表」テーブルの1列目の値をリスト表示して選択して入力できるVBAを作成してください。」
と依頼。
②作成されたVBAをVBEにコピペする。
※今回も「セル選択」のイベントでVBAを実行するため、シートモジュールにコピペします。
【プログラム内容】
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim rng As Range
' セルB8が選択された場合のみ処理を実行
If Target.Address = "$B$8" Then
Set tbl = ThisWorkbook.Worksheets("在庫表").ListObjects(1)
Set rng = tbl.ListColumns(1).DataBodyRange
With Application
.EnableEvents = False
.ScreenUpdating = False
End With
' リストボックスを表示
Target.Validation.Add Type:=xlValidateList, Formula1:=Join(Application.Transpose(rng.Value), ",")
With Application
.EnableEvents = True
.ScreenUpdating = True
End With
End If
End Sub
③セルを選択する。
※リスト表示されるようになりましたが、
「在庫表」テーブルの1列目の値をリスト表示
と依頼したため、同じ項目も全て表示されてしまいました。
④再度ChatGPTにVBA作成依頼。
「上のVBAで「在庫表」テーブルの1列目で同じ内容はリストに表示しないようなVBAに変更できますか」
⑤再作成されたVBAを置き換え。
【プログラム内容】
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim rng As Range
Dim dict As Object
Dim cell As Range
Dim arr As Variant
' セルB8が選択された場合のみ処理を実行
If Target.Address = "$B$8" Then
Set tbl = ThisWorkbook.Worksheets("在庫表").ListObjects(1)
Set rng = tbl.ListColumns(1).DataBodyRange
Set dict = CreateObject("Scripting.Dictionary")
For Each cell In rng
dict(cell.Value) = 1
Next cell
arr = dict.Keys
With Application
.EnableEvents = False
.ScreenUpdating = False
End With
' リストボックスを表示
Target.Validation.Delete
Target.Validation.Add Type:=xlValidateList, Formula1:=Join(arr, ",")
With Application
.EnableEvents = True
.ScreenUpdating = True
End With
End If
End Sub
※下もChatGPTの注釈です。
このコードでは、Scripting.Dictionaryオブジェクトを使用して、リストに重複する値がないようにします。
まず、1列目の値をループして、各値をキーとして辞書に格納します。辞書のキーは重複しないため、重複する値は1つだけ保持されます。
⑥セルを選択する。
下のようにリストから重複項目がなくなりました。
今回使用されている「Scripting.Dictionary」の質問結果です。
ChatGPTの回答
例えば、以下のように、Scripting.Dictionaryにキーと値のペアを追加し、キーを使用して値にアクセスすることができます。
Dim dict As Object
Set dict = CreateObject("Scripting.Dictionary")
' キーと値を追加する
dict.Add "apple", 100
dict.Add "orange", 200
dict.Add "banana", 150
' キーを使用して値にアクセスする
Debug.Print dict("apple") ' 100を表示する
Debug.Print dict("orange") ' 200を表示する
Debug.Print dict("banana") ' 150を表示する
Scripting.Dictionaryは、キーが重複しないことが保証されているため、キーを使用して値を検索する場合に便利です。配列は、インデックス番号を使用して値を検索するため、キーが重複しないことが保証されているわけではありません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同様にセルB8~D8を選択すると、「在庫表」テーブルの「分類」「商品番号」「商品名」項目をリスト表示する
①再度ChatGPTに依頼。
「同様にセルC8を選択時は「在庫表」テーブルの2列目、セルD8選択時は「在庫表」テーブルの3列目の項目を重複せずにリスト入力できるようなVBAを作成してください」
②シートモジュールにコピペする。
③セルを選択して実行する。
【セルB8を選択】
【セルC8を選択】
【セルD8を選択】
因みに、「分類」に「筆記用具」を追加してみました。
きちんと、リストに「筆記用具」が追加されています。
【実際のプログラム】
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim dict As Object
Dim colIndex As Long
Dim cell As Range
Dim item As Variant
Set tbl = Me.ListObjects("在庫表")
Set dict = CreateObject("Scripting.Dictionary")
' 選択されたセルがB8、C8、D8でなければ終了
If Not Intersect(Target, Me.Range("B8:D8")) Is Nothing Then
' 選択されたセルに応じてリストの対象列を設定
Select Case Target.Column
Case 2
colIndex = 1 ' 列Bの項目をリスト表示
Case 3
colIndex = 2 ' 列Cの項目をリスト表示
Case 4
colIndex = 3 ' 列Dの項目をリスト表示
End Select
' 指定された列の値を Scripting.Dictionary に追加
For Each cell In tbl.ListColumns(colIndex).DataBodyRange
If Not dict.Exists(cell.Value) Then
dict(cell.Value) = 1
End If
Next cell
' Scripting.Dictionary に追加された項目をリスト表示
Target.Validation.Delete
Target.Validation.Add Type:=xlValidateList, _
Formula1:=Join(dict.Keys, ",")
Target.Validation.InCellDropdown = True
End If
End Sub
あとがき
今回は、「入力セル」を選択することで、「在庫表」テーブルの内容をリスト表示するVBAを作成しました。
次回は、「在庫表」を整える3 データの連携
として、「商品番号」もしくは「商品名」を入力したときに、残りのデータを「在庫表」テーブルから自動で表示するVBAを作成したいと思います。
公開日:2023年4月19日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
「在庫表」を整える
前回、「在庫表」の「入力セル」の
「分類」
「商品番号」
「商品名」
の入力をリストにするVBAを作成しました。
今回は、「商品番号」が入力されると、残りのデータを「在庫表」テーブルより検索して自動で表示するVBAを作成していきます。
「商品番号」を入力すると残りのデータを自動入力する
セルC8を入力するとその他の値を自動入力(不備あり?)
①ChatGPTに依頼。
「セルC8が入力された値と同じ「在庫表」テーブルの2列目の値を検索し、同じ行の1列目と3から8列目の値をセルB8とD8からI8に表示するVBAを作成してください。
また、対象のテーブルの行の背景色を薄い黄色にしてください」
上記だけでは、背景色を解除するコマンドが無かったので、
「VBA実行の最初にテーブルの背景色を解除するプログラムも追加する」
ように依頼しました。
②作成されたVBAをシートモジュールにコピペ。
③「入力セル」の「商品番号」(セルC8)の値を変更してみる。
下のように入力セルのその他の項目が入力され、テーブルの対象行の背景が黄色くなりました。
【実際のプログラム】
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim searchValue As String
Dim foundRow As Range
Dim i As Long
Dim row As Range
' 変更されたセルがC8でなければ終了
If Target.Address <> "$C$8" Then Exit Sub
' 「在庫表」テーブルから入力された値を検索
Set tbl = Me.ListObjects("在庫表")
searchValue = Target.Value
' ハイライトを解除する
tbl.DataBodyRange.Interior.ColorIndex = xlNone
Set foundRow = Nothing
For Each row In tbl.DataBodyRange.Rows
If row.Cells(2).Value = searchValue Then
Set foundRow = row
Exit For
End If
Next row
' 該当する行が見つかった場合、1列目と3-8列目の値をセット
If Not foundRow Is Nothing Then
For i = 1 To 7 ' 列BからIまでの値をセット
Me.Cells(8, i + 1).Value = foundRow.Cells(i).Value
Next i
' 背景色を変更する
foundRow.Interior.Color = RGB(255, 255, 153) ' 薄い黄色
Else
' 該当する行が見つからなかった場合、セルをクリアしてハイライトも解除する
Me.Range("B8:I8").ClearContents
End If
End Sub
ただし、上記のVBAを実行するとなぜか処理に時間がかかり、古いPCを使用するとエクセルが再起動などしてしまいました。
セルC8を入力するとその他の項目を自動入力する(改善版)
①ChatGPTに依頼。
「上のVBAを処理を軽くするVBAに変更してください」
上の依頼で、新たなVBAの作成と、下のように修整箇所を教えてくれました。
ChatGPTの回答
この修正例では、以下のような改善点があります。
Scripting.Dictionary を使わず、ループで行を探す方法に変更しました。
Range.Value ではなく、 Range.Cells.Value で値を取得するように変更しました。
ループ内でオブジェクトの参照を減らすため、行ごとに tableRange.Rows(i) を使って、必要な行のみを参照するように変更しました。
データを取得する際に Offset メソッドを使わず、 Index 関数を使ってデータを取得するように変更しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②作成されたVBAを再度シートモジュールにコピペ。
③「入力セル」の「商品番号」(セルC8)の値を変更してみる。
こちらも問題なく処理ができました。
【実際のプログラム】
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim searchValue As String
' Dim foundRow As Range
' Dim i As Long
Dim row As Range
' 変更されたセルがC8でなければ終了
If Target.Address <> "$C$8" Then Exit Sub
' Dim searchValue As String
Dim foundRow As Range
Dim tableRange As Range
Dim i As Long
' テーブルを取得する
Set tableRange = Sheet1.ListObjects("在庫表").Range
' 検索値を取得する
searchValue = Sheet1.Range("C8").Value
' 背景色を解除する
tableRange.Interior.ColorIndex = xlNone
' テーブル内を検索する
For i = 1 To tableRange.Rows.Count
' 2列目の値が検索値と一致する行を探す
If tableRange.Cells(i, 2).Value = searchValue Then
' 背景色を変更する
tableRange.Rows(i).Interior.Color = RGB(255, 255, 153) ' 薄い黄色
' データを表示する
Sheet1.Range("B8").Value = tableRange.Cells(i, 1).Value ' 1列目
Sheet1.Range("D8:I8").Value = Application.Index(tableRange.Cells(i, 3).Resize(1, 6).Value, 1, 0) ' 3から8列目
Exit For
End If
Next i
End Sub
因みに上記2つのVBAに「Timer」を組み込んで処理時間を確認してみました。
【不備あり?プログラム】 処理時間:0.08秒
【改善版】 処理時間:0.16秒
なぜか、「Timer」を組み込んだりしているうちに、「不備あり?」プログラムも問題なく動作して、結果としては逆転した処理時間となってしまいました。
この件に関しては私は???です。
まだまだVBAのわからないところです。
あとがき
今回は、「商品番号」を入力することで、その他の項目が自動入力されるVBAを作成しました。
処理時間については???が残る結果ですが、ChatGPTでも「改善したプログラム」とのことなので、今後も「改善版」のVBAを使用していきます。
次回は、「在庫表」を整える4 データの連携
の続きで、「商品名」を入力したときでも残りのデータを自動入力するVBAを作成したいと思います。
公開日:2023年4月20日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
「在庫表」を整える
前回、「商品番号」が入力されると、残りのデータを「在庫表」テーブルより検索して自動で表示するVBAを作成しました。
今回は同様に、「商品名」を入力しても、残りのデータを自動で表示するVBAを作成していきます。
「商品名」を入力すると残りのデータを自動入力する
前回作成したVBAと、今回作成するVBAは、
A.セルC8(「商品番号」)を入力すると、残り(「商品名」セルD8含む)のデータが自動入力される
B.セルD8(「商品名」)を入力すると、残り(「商品番号」セルC8含む)のデータが自動入力される
となりますが・・・
同じように2つのプロシージャーを作成すると、
1.「商品番号」を入力する
2.「商品名」が自動で入力される ※A.のVBA
3.2.で「商品名」が入力されたため、自動で「商品番号」が入力される ※B.のVBA
4.3.で再度「商品番号」が入力されるため、A.のVBAが実行される
・
で、無限ループに入ってしまいます。
※ちなみに、もしVBAが無限ループに入った場合は、「Ctrl+Break」を押すとVBAの実行を止めることができます。
ということで、下のようにChatGPTに依頼しました。
①ChatGPTに依頼する。
「先のVBAを修整して、
1.セルC8がが入力された場合は、「在庫表」テーブルの2列目よりC8と同じ値を検索し、セルB8に「在庫表」テーブルの1列目、セルD8からセルI8に「在庫表」テーブルの3列目から8列目の値を入力する
2.セルD8が入力された場合は、「在庫表」テーブルの3列目よりD8と同じ値を検索し、セルB8からC8に「在庫表」テーブルの1から2列目、セルE8からセルI8に「在庫表」テーブルの4列目から8列目の値を入力する
また、Application.EnableEvents = False を使用して、無限ループにならないようにVBAを作成してください」
②VBAをシートモジュールにコピペする。
③下のVBAで「商品番号」「商品目」のどちらを入力しても、「入力セル」のその他の項目が入力され、テーブルの背景が黄色くなりました。
※静止画なのでわからないと思いますが、きちんと動作しました。
【実際のプログラム】
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim searchValue As String
Dim foundRow As Range
Dim tableRange As Range
Dim i As Long
' 変更されたセルがC8またはD8でなければ終了
If Not (Target.Address = "$C$8" Or Target.Address = "$D$8") Then Exit Sub
Application.EnableEvents = False ' イベントを一時的に無効にする
' テーブルを取得する
Set tableRange = Sheet1.ListObjects("在庫表").Range
' 背景色を解除する
tableRange.Interior.ColorIndex = xlNone
' 検索値を取得する
If Target.Address = "$C$8" Then
searchValue = Sheet1.Range("C8").Value
ElseIf Target.Address = "$D$8" Then
searchValue = Sheet1.Range("D8").Value
End If
' テーブル内を検索する
For i = 1 To tableRange.Rows.Count
If tableRange.Cells(i, 2).Value = searchValue Or tableRange.Cells(i, 3).Value = searchValue Then
' 背景色を変更する
tableRange.Rows(i).Interior.Color = RGB(255, 255, 153) ' 薄い黄色
' データを表示する
Sheet1.Range("B8").Value = tableRange.Cells(i, 1).Value ' 1列目
If Target.Address = "$C$8" Then
Sheet1.Range("D8:I8").Value = Application.Index(tableRange.Cells(i, 3).Resize(1, 6).Value, 1, 0) ' 3から8列目
ElseIf Target.Address = "$D$8" Then
Sheet1.Range("C8").Value = tableRange.Cells(i, 2).Value ' 2列目
Sheet1.Range("E8:I8").Value = Application.Index(tableRange.Cells(i, 4).Resize(1, 5).Value, 1, 0) ' 4から8列目
End If
Exit For
End If
Next i
Application.EnableEvents = True ' イベントを有効に戻す
End Sub
あとがき
今回は、「商品番号」もしくは「商品名」のどちらを入力しても、その他の項目が自動入力されるVBAを作成しました。
結構ややこしいVBAになってきており、私自身で最初からすべてを作成するのは難しいレベルまで来ていますが、ChatGPTがあるので何とかVBA対応できています。
意図したようには作成できず、何度かチャット文(プロンプト)を修整しながら作成していますが・・・
次回は、「在庫表」を整える5 データの修正
として、「入力セル」の「原価」を変更したときに「在庫金額(原価)」を再計算するVBAを作成してみます。
公開日:2023年4月21日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
「入力セル」データの修正
今回は、「入力セル」の「原価」の値を変更したときに、自動的に「在庫金額(原価)」の値を変更するVBAを作成します。
「原価」を入力すると「在庫金額(原価)」の値を変更する
今回も、「原価」のセルE8が入力されたときに、「在庫金額(原価)」のセルH8の値を自動的に変更するVBAを作成したいと思います。
念のため、無限ループを避けるように「EnableEvents」の設定も入れておきます。
①ChatGPTに依頼する。
「セルE8を入力したときに、セルH8にセルE8とセルG8の乗算結果を入力するイベントプロシージャを作成してください。
無限ループにならないようにApplication.EnableEvents = Falseも組み込んでください」
②VBAをシートモジュールに貼り付けする。
【作成されたプログラム】
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
If Target.Address = "$E$8" Then
Application.EnableEvents = False
Range("H8").Value = Range("E8").Value * Range("G8").Value
Application.EnableEvents = True
End If
End Sub
③セルE8を選択し、VBAを実行・・・と思ったのですが、
同じシートで値を変更したときに発生するイベントプロシージャですが、
プロシージャ名が、
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
になります。
これは、前回作成した「商品番号」もしくは「商品名」を入力したときに発生するプロシージャ名と同じになり、「実行エラー」となります。
上の内容の対応としては、プロシージャを分けるのでなく、プロシージャ名
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
の中に、各々のセルに応じて分岐が必要になるようです。
ということで、今回作成されたVBAを、前回作成したVBAに「SelectCase」を使用して分岐させます。
【修正内容】
1.Targetセルが、指定したセル以外はVBAを終了するようにするプログラムに"$E$8"を追加する。
' 変更されたセルがC8またはD8でなければ終了
If Not (Target.Address = "$C$8" Or Target.Address = "$D$8" Or Target.Address = "$E$8") Then Exit Sub
2.前回作成したプログラムで「Application.EnableEvents = False ' イベントを一時的に無効にする」の後に、「SelectCase」を追加する
Select Case Target.Address
Case "$C$8", "$D$8"
3.前回のプログラムの最後「Application.EnableEvents = True ' イベントを有効に戻す」の前に今回のプログラムを「SelectCase」で追加する。
また、今回は下のプログラムの追加だけなので、「End Select」で分岐を終了する。
Case "$E$8"
Range("H8").Value = Range("E8").Value * Range("G8").Value
End Select
【実際のプログラム】※青字が今回修整した箇所です。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim searchValue As String
Dim foundRow As Range
Dim tableRange As Range
Dim i As Long
' 変更されたセルがC8またはD8でなければ終了
If Not (Target.Address = "$C$8" Or Target.Address = "$D$8" Or Target.Address = "$E$8") Then Exit Sub
Application.EnableEvents = False ' イベントを一時的に無効にする
Select Case Target.Address
Case "$C$8", "$D$8"
' テーブルを取得する
Set tableRange = Sheet1.ListObjects("在庫表").Range
' 背景色を解除する
tableRange.Interior.ColorIndex = xlNone
' 検索値を取得する
If Target.Address = "$C$8" Then
searchValue = Sheet1.Range("C8").Value
ElseIf Target.Address = "$D$8" Then
searchValue = Sheet1.Range("D8").Value
End If
' テーブル内を検索する
For i = 1 To tableRange.Rows.Count
If tableRange.Cells(i, 2).Value = searchValue Or tableRange.Cells(i, 3).Value = searchValue Then
' 背景色を変更する
tableRange.Rows(i).Interior.Color = RGB(255, 255, 153) ' 薄い黄色
' データを表示する
Sheet1.Range("B8").Value = tableRange.Cells(i, 1).Value ' 1列目
If Target.Address = "$C$8" Then
Sheet1.Range("D8:I8").Value = Application.Index(tableRange.Cells(i, 3).Resize(1, 6).Value, 1, 0) ' 3から8列目
ElseIf Target.Address = "$D$8" Then
Sheet1.Range("C8").Value = tableRange.Cells(i, 2).Value ' 2列目
Sheet1.Range("E8:I8").Value = Application.Index(tableRange.Cells(i, 4).Resize(1, 5).Value, 1, 0) ' 4から8列目
End If
Exit For
End If
Next i
Case "$E$8"
Range("H8").Value = Range("E8").Value * Range("G8").Value
End Select
Application.EnableEvents = True ' イベントを有効に戻す
End Sub
●「カッターナイフ」の「原価」=\120を\100に変更する。
変更前は「原価」=\120、「在庫金額(原価)」=\1200 となっています。
「原価」を\100 に変更すると、「在庫金額(原価)」も自動的に\1000 に変わりました。
あとがき
今回は、「入力セル」内で、「原価」を入力したときに、「在庫金額(原価)」が自動的に変更されるVBAを作成しました。
ただし、現状ではまだ「入力セル」の値が変わっただけなので、今後は「入力セル」の内容に合わせ「在庫表」テーブルを変更するVBAを作成したいと考えていますが、
先に、同じ内容として「在庫数」が変わった時も「在庫金額(原価)」を変える必要があるので、次回は「在庫数」を変更したときに「在庫金額(原価)」を再計算するVBAを作成していきます。
公開日:2023年4月22日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
「入力セル」データの修正
今回は、前回と同じように「入力セル」の「在庫数」の値を変更したときに、自動的に「在庫金額(原価)」の値を変更するVBAを作成します。
「在庫数」を入力すると「在庫金額(原価)」の値を変更する
今回も、「在庫数」のセルG8が入力されたときに、「在庫金額(原価)」のセルH8の値を自動的に変更するVBAを作成したいと思います。
作成はセルG8のイベントとして単独でChatGPTにVBA作成してもらい、手動で「SelectCase」で追加していきます。
①ChatGPTに依頼する。
「セルG8を入力したときに、セルH8にセルE8とセルG8の乗算結果を入力するイベントプロシージャを作成してください 無限ループにならないようにApplication.EnableEvents = Falseも組み込んでください」
【作成されたプログラム】
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
If Target.Address = "$G$8" Then
Application.EnableEvents = False
Range("H8").Value = Range("E8").Value * Range("G8").Value
Application.EnableEvents = True
End If
End Sub
②作成してもらったVBAの内容で、
・「Case "$G$8"」を追加
・上の青字部分とだけをコピーして、「End Select」の前に貼り付ける
また、 ' 変更されたセルがC8またはD8でなければ終了
のプログラムにも今回の「Target.Address = "$G$8"」を追加する。
【実際のプログラム】※青字が今回修整した箇所です。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim searchValue As String
Dim foundRow As Range
Dim tableRange As Range
Dim i As Long
' 変更されたセルがC8またはD8でなければ終了
If Not (Target.Address = "$C$8" Or Target.Address = "$D$8" Or Target.Address = "$E$8" Or Target.Address = "$G$8") Then Exit Sub
Application.EnableEvents = False ' イベントを一時的に無効にする
Select Case Target.Address
Case "$C$8", "$D$8"
' テーブルを取得する
Set tableRange = Sheet1.ListObjects("在庫表").Range
' 背景色を解除する
tableRange.Interior.ColorIndex = xlNone
' 検索値を取得する
If Target.Address = "$C$8" Then
searchValue = Sheet1.Range("C8").Value
ElseIf Target.Address = "$D$8" Then
searchValue = Sheet1.Range("D8").Value
End If
' テーブル内を検索する
For i = 1 To tableRange.Rows.Count
If tableRange.Cells(i, 2).Value = searchValue Or tableRange.Cells(i, 3).Value = searchValue Then
' 背景色を変更する
tableRange.Rows(i).Interior.Color = RGB(255, 255, 153) ' 薄い黄色
' データを表示する
Sheet1.Range("B8").Value = tableRange.Cells(i, 1).Value ' 1列目
If Target.Address = "$C$8" Then
Sheet1.Range("D8:I8").Value = Application.Index(tableRange.Cells(i, 3).Resize(1, 6).Value, 1, 0) ' 3から8列目
ElseIf Target.Address = "$D$8" Then
Sheet1.Range("C8").Value = tableRange.Cells(i, 2).Value ' 2列目
Sheet1.Range("E8:I8").Value = Application.Index(tableRange.Cells(i, 4).Resize(1, 5).Value, 1, 0) ' 4から8列目
End If
Exit For
End If
Next i
Case "$E$8"
Range("H8").Value = Range("E8").Value * Range("G8").Value
Case "$G$8"
Range("H8").Value = Range("E8").Value * Range("G8").Value
End Select
Application.EnableEvents = True ' イベントを有効に戻す
End Sub
●「カッターナイフ」の「在庫数」=10を20に変更する。
変更前は「在庫数」=10、「在庫金額(原価)」=\1000 となっています。
「在庫数」を20 に変更すると、「在庫金額(原価)」も自動的に\2000 に変わりました。
あとがき
今回は、「入力セル」内で、「在庫数」を入力したときに、「在庫金額(原価)」が自動的に変更されるVBAを作成しました。
次回は、「入力セル」の値を「在庫表」テーブルに反映するVBAを作成していきます。
公開日:2023年4月23日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
「入力セル」データの修正
今回は、前回までに作成した「入力セル」の値を、「在庫表」テーブルに反映するVBAを作成します。
「入力セル」の値を「在庫表」テーブルに反映する
「在庫表」テーブルへの反映は、イベントで実施すると誤入力した時も自動的に「在庫表」テーブルが変わってしまうため、標準モジュール内にVBAを作成し、ボタンを押すことで実行するようにします。
①ChatGPTに依頼する。
「「在庫表」シートのセルC8の値を「在庫表」テーブルの2列目で検索する。
検索した「在庫表」テーブルの行の1列目の値をセルB8の値に変更、
同じく検索した「在庫表」テーブルの行の3列目から8列目の値をセルD8からI8の値にに変更するVBAを作成してください。
また、検索は「完全一致」にしてください。
今回は標準モジュールで実行します」
②VBEのメニューバー⇒挿入⇒標準モジュールをクリックして標準モジュールを作成する。
③標準モジュールに作成されたVBAを貼り付ける。
④セルH6にボタンを作成する。
・エクセルのメニューバー⇒開発⇒挿入でフォームコントロールのボタンを選択。
・セルH6の箇所でマウスをドラッグしてボタンを作成する。
・「マクロの登録」ウインドウが表示されるので、対象のプロシージャ名を選択する。
【対象のプロシージャ名を選択】
【選択した範囲にボタンが作成される】
・ボタンの上で右クリック⇒テキストの編集で、ボタン名を編集。
今回は「テーブル反映」という名前のボタンにしました。
⑤「入力セル」内の値を変更して、ボタンを押してVBAを実行してみる。
今回は「商品番号」ST-002 の、
・「原価」を\80⇒\100 に変更
・「在庫数」を20⇒10 に変更
※テーブル内の背景黄色部分が変更前の値、「入力セル」の値が新しい値になります。
【実行前】
【実行後】
一応、「在庫表」テーブルに「入力セル」の値が反映されたのですが、気になる点がありました。
1.「在庫表」テーブルの「在庫金額(原価)」の列は、「原価」×「在庫数」の数式を入れていましたが、上のVBAでこの項目も値貼り付けにしてしまっています。
⇒上のVBAの範囲からセルH8を外す
2.今更ですが「入力セル」もそうですが、「在庫表」テーブルで「売価」が左詰めになっている。
⇒本来「原価」「在庫数」も同様に左詰めで、「表示形式」⇒「通貨」の"\"を「文字列」と認識しているようです。
なので、前回作成した「入力セル」の自動入力イベントプロシージャに、下の内容を追加してセルE8からセルH8までの入力を「数値」にするようにしました。
'手動追加_セルE8からセルG8を数値に置き換える
i = 0
Dim a As Variant
For i = 0 To 3
a = Cells(8, 5 + i)
Cells(8, 5 + i).Value = CDbl(a)
Next i
【今回作成したプログラム】
Sub UpdateStockTable()
Dim ws As Worksheet
Dim tbl As ListObject
Dim searchValue As Variant
Dim foundRow As Range
' 「在庫表」シートを取得する
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("在庫表")
' 「在庫表」テーブルを取得する
Set tbl = ws.ListObjects("在庫表")
' 検索値を取得する
searchValue = ws.Range("C8").Value
' テーブル内を検索する
Set foundRow = tbl.ListColumns(2).DataBodyRange.Find(what:=searchValue, LookIn:=xlValues, lookat:=xlWhole)
If Not foundRow Is Nothing Then ' 検索結果が見つかった場合
' 2列目を変更する
foundRow.Offset(0, -1).Value = ws.Range("B8").Value
' 3列目から6列目を変更する
foundRow.Offset(0, 1).Resize(1, 4).Value = Array(ws.Range("D8").Value, ws.Range("E8").Value, ws.Range("F8").Value, ws.Range("G8").Value)
' 8列目を変更する
foundRow.Offset(0, 6).Value = ws.Range("I8").Value
End If
End Sub
あとがき
今回は、「入力セル」の値を「在庫表」テーブルに反映するVBAを作成しました。
また、前回の「入力セル」の自動入力で「原価」から「在庫金額(原価)」のセルが文字列になっていたため、前回のプログラムを一部修正しました。
それともう一つ、以前のVBAの不具合が見つかりました。
イベントプロシージャーで、
「セルB8からセルD8のセルが選択されたときに、入力内容をテーブルの内容を元にリスト表示する」
上記内容のVBAを作成しましたが、例えば下のように「入力セル」の値を消去しようと
セルB8~セルI8を選択したときにも上のVBAが実行されてしまい、
下のように「備考」等のセルにもリストが作成されてしまいます。
次回は、上記不具合の修正をしたいと思います。
公開日:2023年4月24日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
不具合の修正
今回は、以前作成した「入力セル」の「分類」「商品番号」「商品名」のセルを選択したときに、リスト表示するVBAにて不具合があったのでその修整をしていきます。
「入力セル」のリスト表示VBAの不具合修整
本来このVBAの作成意図は、
・B8セルを選択した時、「在庫表」テーブルの1列目の値をリスト表示する
・セルC8、セルD8についても選択した時に「在庫表」テーブルの2列目、3列目の値をリスト表示する
ですが、「入力セル」の値を消去しようと下のようにB8からI8を選択した時に、
全ての範囲にリストが作成されてしまいます。
①ChatGPTに質問。
「先のVBAでは、セルB8からI8を範囲指定すると、セルB8からI8全てのセルにリストが追加されてしまいます。なぜですか」
ChatGPTの回答
このVBAは、選択されたセルがB8、C8、D8である場合に、その列のデータからリストを作成するため、範囲指定した場合は全てのセルにリストが追加されてしまいます。
範囲指定した場合、For Eachループでセルを一つずつ処理することにより、それぞれのセルでリストが作成されてしまうため、全てのセルにリストが追加されてしまいます。
解決するためには、選択されたセルが複数の場合は、一つずつ処理する必要があります。
----------------------------
それで、作成してくれたVBAが下の内容です。
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim dict As Object
Dim colIndex As Long
Dim cell As Range
Dim item As Variant
Set tbl = Me.ListObjects("在庫表")
Set dict = CreateObject("Scripting.Dictionary")
' 選択されたセルがB8、C8、D8でなければ終了
If Not Intersect(Target, Me.Range("B8:D8")) Is Nothing Then
' 選択されたセルに応じてリストの対象列を設定
Select Case Target.Column
Case 2
colIndex = 1 ' 列Bの項目をリスト表示
Case 3
colIndex = 2 ' 列Cの項目をリスト表示
Case 4
colIndex = 3 ' 列Dの項目をリスト表示
End Select
' 選択されたセルを一つずつ処理する
For Each cell In Target
' 指定された列の値を Scripting.Dictionary に追加
For Each item In tbl.ListColumns(colIndex).DataBodyRange
If Not dict.Exists(item) Then
dict(item) = 1
End If
Next item
' Scripting.Dictionary に追加された項目をリスト表示
cell.Validation.Delete
cell.Validation.Add Type:=xlValidateList, _
Formula1:=Join(dict.Keys, ",")
cell.Validation.InCellDropdown = True
' 辞書オブジェクトをクリアする
dict.RemoveAll
Next cell
End If
End Sub
赤字部分が修整された内容ですが、正直私的にはややこしくて???という感じです。
また、「dict」の中身は消しているけど、セル自体はリスト表記のままのような・・・
というか、実行してみましたが、リスト表示はそのままで動作が変わっていません。
ChatGPTへの依頼方法が良くないのでしょうか?
ということで、今回は上のVBAを使用せず考え方を変えて、またまた「SelectCase」を使用して下のようにしました。
リストはそのまま作成されてしまいますが、セルE8からI8を選択した時に「入力規則」を初期値に戻します。
一瞬リストの▼マークは表示されますが、こちらの方がシンプルだと思います。
【今回修整したプログラム】※青字が修整箇所
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim dict As Object
Dim colIndex As Long
Dim cell As Range
Dim item As Variant
Set tbl = Me.ListObjects("在庫表")
Set dict = CreateObject("Scripting.Dictionary")
Select Case Target.Address
Case "$B$8", "$C$8", "$D$8"
' 選択されたセルがB8、C8、D8でなければ終了
If Not Intersect(Target, Me.Range("B8:D8")) Is Nothing Then
' 選択されたセルに応じてリストの対象列を設定
Select Case Target.Column
Case 2
colIndex = 1 ' 列Bの項目をリスト表示
Case 3
colIndex = 2 ' 列Cの項目をリスト表示
Case 4
colIndex = 3 ' 列Dの項目をリスト表示
End Select
'
' 指定された列の値を Scripting.Dictionary に追加
For Each cell In tbl.ListColumns(colIndex).DataBodyRange
If Not dict.Exists(cell.Value) Then
dict(cell.Value) = 1
End If
Next cell
' Scripting.Dictionary に追加された項目をリスト表示
Target.Validation.Delete
Target.Validation.Add Type:=xlValidateList, _
Formula1:=Join(dict.Keys, ",")
Target.Validation.InCellDropdown = True
End If
Case "$E$8", "$F$8", "$G$8", "$H$8", "$I$8"
Target.Validation.Delete
End Select
End Sub
あとがき
今回は、前作成した「入力セル」の「分類」「商品番号」「商品名」のセルを選択したときに、リスト表示するVBAにて不具合があったのでその修整を行いました。
残念ながらChatGPTに思ったようなVBAは作成してもらうことはできず、苦肉の策として手動で楽な修整方法をしてしまいました。
次回は、「在庫表」テーブルに無い商品をテーブルに新規で追加できるようにしてみたいと思います。
「入力セル」の「商品番号」に入力された値が「在庫表」テーブルに無い場合に、
・テーブルに無いことをメッセージ表示して、新規で追加するか否かを確認する。
・「新規で追加」の場合は、テーブルに行を追加する
VBAを作成していきます。
公開日:2023年4月25日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
新規データの登録
今回は、「入力セル」に入力された値を「在庫表」テーブルに新規登録できるようにするVBAを作成していきたいと思います。
ただし、現状「入力セル」がリスト表示されているところがあり、新しい値を入力できないので、今回は「新規データの登録」1回目としてまずは条件分岐でリスト表示を初期化するVBAを作成します。
条件分岐で「入力セル」の入力方法を変える
今回は、「在庫表」テーブルに新規データを登録できるようにしたいと思います。
が、いきなり問題点。
以前「入力セル」で、「分類」「商品番号」「商品名」については、リスト入力できるようにしました。
逆に言うと、現状
リスト(「在庫」テーブル)にあるものしか入力できない状態になっています。
なので、これを回避すべく、下のようにセルC6に「新規登録」と「データ修整」の入力セルを作ってしまいました。
※あまり複雑にすると使用しにくくなるのですが、最初に構想はきっちりしておくべきですね。
またまた、苦肉の策を講じてしまいました。
上のセルC6を追加したことで、以前作成した
・「入力セル」の「分類」「商品番号」「商品名」のセルが選択されたときに、リスト入力するVBAを、
・またまた「SelectCase」を用いて、
セルC6が「データ修整」の場合、以前のVBA(リスト表示する)を実行
セルC6が「新規登録」の場合、「分類」「商品番号」「商品名」のリスト表示を初期化する
ようにVBAを変更しました。
これで、セルC6を「新規登録」にして、「分類」「商品番号」「商品名」のセルを選択しても、リスト表示されずに任意の値を入れることが可能になります。
下のように「商品番号」のセルを選択してもリストの▼が表示がされません。
【実際のプログラム】※青字が修整内容
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Dim tbl As ListObject
Dim dict As Object
Dim colIndex As Long
Dim cell As Range
Dim item As Variant
Set tbl = Me.ListObjects("在庫表")
Set dict = CreateObject("Scripting.Dictionary")
Select Case Range("$C$6").Value
Case "データ修整"
Select Case Target.Address
Case "$B$8", "$C$8", "$D$8"
' 選択されたセルがB8、C8、D8でなければ終了
If Not Intersect(Target, Me.Range("B8:D8")) Is Nothing Then
' 選択されたセルに応じてリストの対象列を設定
Select Case Target.Column
Case 2
colIndex = 1 ' 列Bの項目をリスト表示
Case 3
colIndex = 2 ' 列Cの項目をリスト表示
Case 4
colIndex = 3 ' 列Dの項目をリスト表示
End Select
' 指定された列の値を Scripting.Dictionary に追加
For Each cell In tbl.ListColumns(colIndex).DataBodyRange
If Not dict.Exists(cell.Value) Then
dict(cell.Value) = 1
End If
Next cell
' Scripting.Dictionary に追加された項目をリスト表示
Target.Validation.Delete
Target.Validation.Add Type:=xlValidateList, _
Formula1:=Join(dict.Keys, ",")
Target.Validation.InCellDropdown = True
End If
Case "$E$8", "$F$8", "$G$8", "$H$8", "$I$8"
Target.Validation.Delete
End Select
Case "新規登録"
Select Case Target.Address
Case "$B$8", "$C$8", "$D$8", "$E$8", "$F$8", "$G$8", "$H$8", "$I$8"
Target.Validation.Delete ' TargetがB8~I8のいずれかのセルの場合の処理
Case Else
Exit Sub ' 上記以外の場合の処理
End Select
End Select
End Sub
あとがき
今回は、「入力セル」の「分類」「商品番号」「商品名」に任意の値も入力できるように、セルC6に条件「新規登録」「データ修整」を作成し、「SelectCase」を用いて条件分岐させるようにしました。
私のChatGPTの使い方がまだまだなのかもしれませんが、今回のように以前作成したVBAに対して変更をする際に、
1.最初から全てのVBAを作成してもらう
⇒もう一度VBA全体に問題ないかの確認が必要
2.部分的なVBAを作成してもらい、自分で以前のVBAに組み込む
⇒自身にそれなりのVBA知識が必要
となります。
現状は何とか、2.の方法でやりくりしています。
当然、ChatGPTは非常に便利ですが、ChatGPTだけで全てができる というわけではないことをしみじみ感じています。
次回は、前回作成した「テーブル反映」のボタンを押したときに、セルC6の値が
・「データ修整」であれば、「在庫表」テーブルを検索してテーブルを更新する(前回作成VBA)
・「新規登録」であれば、「在庫表」テーブルの最終行に新しくデータを追加する
VBAを作成していきます。
公開日:2023年4月26日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
新規データの登録
前回で、セルC6に「新規登録」「データ修整」の入力項目を追加し、条件分岐できるようにしました。
今回は、このC6の値をもとに「テーブル反映」ボタンを押した際も、「新規登録」の場合に「在庫表」テーブルに新規登録するVBAを作成します。
条件分岐で「テーブル反映」ボタンで新規登録を行う
今回は、以前作成した「テーブル反映」ボタンでVBA実行するプロシージャに、セルC6が「新規登録」の場合の条件分岐を追加する形でVBAを作成していきます。
前回のあとがきでも書きましたが、ChatGPTには今回追加したいVBA部分のみを作成してもらい、後は手動で条件分岐を追加します。
①ChatGPTに依頼。
「Inputboxでyes/noを表示して、
noの場合は、exit sub
yesの場合は「在庫表」テーブルの最終行+1行目にセルB8からセルG8の値をテーブルの1列目から6列目に代入、セルI8の値をテーブルの8列目に代入するVBAを作成してください。」
※「在庫金額(原価)」のH列(テーブルの7列目)は計算式にしたいのですが、テーブルの場合、自動で列の内容を踏襲してくれるため、セルの指定を外しています。
②作成されたVBAから、元のVBAと重複する部分を削除。
同時にプロシージャ名の宣言(Sub ****)と「End Sub」も重複するので削除します。
【今回ChatGPTに作成してもらったプログラム】※青字が重複する部分なので削除。
Sub AddToStockTable()
Dim ws As Worksheet
Dim tbl As ListObject
Dim lastRow As Long
Dim answer As String
' Yes/No メッセージボックスを表示する
answer = MsgBox("在庫表に追加しますか?", vbYesNo)
' 「No」が選択された場合はサブルーチンを終了する
If answer = vbNo Then Exit Sub
' 「在庫表」シートを取得する
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("在庫表")
' 「在庫表」テーブルを取得する
Set tbl = ws.ListObjects("在庫表")
' テーブルの最終行を取得する
lastRow = tbl.ListRows.Count
' テーブルにデータを追加する
With tbl.ListRows.Add
.Range(1).Value = ws.Range("B8").Value
.Range(2).Value = ws.Range("C8").Value
.Range(3).Value = ws.Range("D8").Value
.Range(4).Value = ws.Range("E8").Value
.Range(5).Value = ws.Range("F8").Value
.Range(6).Value = ws.Range("G8").Value
.Range(8).Value = ws.Range("I8").Value
End With
End Sub
③削除して加工したVBAを、以前のVBAの下部に貼り付け。
④「Select Case」を追加する。
・以前のVBAを確認して、上で削除した変数、
Dim ws As Worksheet
Dim tbl As ListObject
が、Setされた後で、且つ「在庫表」テーブルに「商品番号」が存在するかを確認した後に下のVBAを追加。
Select Case Range("$C$6").Value
Case "データ修整"
・「テーブル反映」の処理が終了した後に、今回作成したVBAを追加し、前後に「Case」と「End Select」を追加。
Case "新規登録"
今回作成したVBA
End Select
⑤今回の修正でセルC6が「新規登録」であれば、「入力セル」に「在庫表」テーブルに無いデータも入力できてしまい、その後にセルC6を「データ修整」に変更すると検索で見つからなくなるので、念のため
MsgBox "データが見つかりません"
も入れておきました。
⑤また、セルC6が「新規登録」になっているが、「在庫表」テーブルにデータが存在する場合に、「データが存在します」と表示して、「Exit Sub」を追加。
【プログラム全体】※青字が今回修整した箇所。
Sub UpdateStockTable()
Dim ws As Worksheet
Dim tbl As ListObject
Dim searchValue As Variant
Dim foundRow As Range
' 「在庫表」シートを取得する
Set ws = ThisWorkbook.Worksheets("在庫表")
' 「在庫表」テーブルを取得する
Set tbl = ws.ListObjects("在庫表")
' 検索値を取得する
searchValue = ws.Range("C8").Value
' テーブル内を検索する
Set foundRow = tbl.ListColumns(2).DataBodyRange.Find(what:=searchValue, LookIn:=xlValues, lookat:=xlWhole)
Select Case Range("$C$6").Value
Case "データ修整"
👆「商品番号」をテーブル内で検索した後に「Select Case」を入れました。
If Not foundRow Is Nothing Then ' 検索結果が見つかった場合
' 2列目を変更する
foundRow.Offset(0, -1).Value = ws.Range("B8").Value
' 3列目から6列目を変更する
foundRow.Offset(0, 1).Resize(1, 4).Value = Array(ws.Range("D8").Value, ws.Range("E8").Value, ws.Range("F8").Value, ws.Range("G8").Value)
' 8列目を変更する
foundRow.Offset(0, 6).Value = ws.Range("I8").Value
Else
MsgBox "データが見つかりません"
End If
Case "新規登録"
Dim lastRow As Long
Dim answer As String
' Yes/No メッセージボックスを表示する
answer = MsgBox("「在庫表」テーブルに追加しますか?", vbYesNo)
' 「No」が選択された場合はサブルーチンを終了する
If answer = vbNo Then Exit Sub
If Not foundRow Is Nothing Then
MsgBox "データが存在します。"
Exit Sub
👆上で「No」でない(新規登録)に対し、テーブルにデータがある場合、「データが存在します」と表示して終了します。
Else
' テーブルの最終行を取得する
lastRow = tbl.ListRows.Count
' テーブルにデータを追加する
With tbl.ListRows.Add
.Range(1).Value = ws.Range("B8").Value
.Range(2).Value = ws.Range("C8").Value
.Range(3).Value = ws.Range("D8").Value
.Range(4).Value = ws.Range("E8").Value
.Range(5).Value = ws.Range("F8").Value
.Range(6).Value = ws.Range("G8").Value
.Range(8).Value = ws.Range("I8").Value
End With
End If
End Select
End Sub
【データ修整】
問題なくデータ修整できました。
【新規登録、テーブルに存在する場合】
・上で「新規登録しますか」と表示され、「はい」をクリック。
「データが存在します」と表示されました。
【新規登録、テーブルに存在しない場合】
テーブルの一番下に「新規」のデータが追加されました。
また、「在庫金額(原価)」のセルも自動的に計算式が入力されています。
あとがき
今回のVBAで「在庫表」の基本的な部分はできたかな?と思っています。
後は、
・標準モジュールに以前作成した、前後処理のサブルーチンを追加
・エクセルブックの開始、終了処理として、ファイルを開ける時、閉じる時にリボンなどの表示/非表示、「入力セル」以外のセルを保護する
VBAを作成して「在庫表」については終了したいと思います。
先ずは、次回 前後処理のサブルーチンを作成します。
公開日:2023年4月27日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
前後処理の追加
今回は「在庫表」で作成したプロシージャに前後処理のサブルーチンを追加します。
前後処理の追加
①標準モジュールの追加
VBEのメニューバー⇒挿入⇒標準モジュールをクリック。
今回は下のように、新たに2つの標準モジュールを追加して3つのモジュールに分けました。
A_前後処理・・・前後処理のプロシージャを記入 ※今回対応します。
B_メイン・・・前回作成した「テーブル反映」ボタンのプロシージャがあります。
C_開始処理解除・・・ブックを開いたときのイベントプロシージャとしてリボンの非表示などを対応予定ですが、リボンを再表示させたい時用に、ここにプロシージャを作成してボタンで実行できるようにします。 ※次回対応予定。
②以前作成した「前後処理」のプロシージャを、A_前後処理モジュール にコピペします。
また、プロシージャ名が分かりやすいように日本語に変更しました。
・Sub 前処理()
・Sub 後処理()
前後処理の内容は
・画面更新オフ/オン
・自動計算オフ/オン
・イベントオフ/オン
・改ページプレビューオフ/オン
です。
③B_メイン のプロシージャ内に前後処理のサブルーチンを追加する。
先ず、一番最初に、「Call 前処理」 を追加。
・プロシージャ内で、「Exit Sub」としていところを、「Goto 後処理」に変更する。
・最後に「後処理:」と入力して、「Call 後処理」を追加する。
一応「ステップ実行」で確認しましたが、上のVBAで「前処理」「後処理」ともに問題なく処理しています。
後は同様に、「Sheet1(在庫表)」にイベントプロシージャとして追加した、
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
の2つのプロシージャにも同じ方法で、「前処理」と「後処理」を追加しました。
※「Exit Sub」⇒「Goto 後処理」の変更漏れが無いように、「Ctrl+F」でVBE内の「Exit」という文字を全て検索して変更しています。
あとがき
今回は、今まで作成したプロシージャに処理を安定させるために
・画面更新オフ/オン
・自動計算オフ/オン
・イベントオフ/オン
・改ページプレビューオフ/オン
の「前処理」「後処理」のサブルーチンを追加しました。
次回は、エクセルのブックを開く時、及び閉じる時の処理(開始、終了処理)として、
・リボンなどの表示/非表示
・「入力セル」以外のセルを保護する
ようなイベントプロシージャを作成します。
公開日:2023年4月28日
Chat GPT × Excel VBA
今回も「Chat GPT」を使って、どんな感じで「Excel VBA」プログラムが作成できるか試していきたいと思います。
開始、終了処理
今回は「在庫表」のファイル(ブック)を開いたとき、及び閉じた時に実行するイベントプロシージャを作成していきます。
ブックの開始、終了処理
今回は、以前作成したブックを開いた時と閉じた時に実行する開始、終了処理を「在庫表」ファイルに組み込みます。
①以前作成した開始処理のプロシージャ。
Sub Workbook_Open()
Application.DisplayFormulaBar = False
Application.DisplayStatusBar = False
Application.ExecuteExcel4Macro "SHOW.TOOLBAR(""Ribbon"", False)"
Worksheets("グラフ作成").cells(2, 1).Select
End Sub
②前回終了処理は作成していなかったので、ChatGPTに上のVBAを貼り付け、
「同様にブックを閉じるときのVBAを作成してください」
と依頼。
【作成された終了処理のプロシージャ】
Sub Workbook_BeforeClose(Cancel As Boolean)
Application.DisplayFormulaBar = True
Application.DisplayStatusBar = True
Application.ExecuteExcel4Macro "SHOW.TOOLBAR(""Ribbon"", True)"
End Sub
③上の内容を「ThisWorkBook」のモジュールに貼り付け。
④上の開始処理のコマンドで、ブックを開いたときのセル位置を
「Worksheets("グラフ作成").cells(2, 1)」
としていたので、シート名とセル位置を下のように変更。
Worksheets("在庫表").Cells(6, 2).Select
⑤念のため、下のようにリボン非表示などを解除できるように、標準モジュールの「C_開始処理解除」に、ブックを閉じた時と同じプロシージャをコピペしプロシージャ名と引数を修整。
【実際の内容】
※プロシージャ名が重複するので、最後に"1"と追加、及びイベント用の(Cancel As Boolean)の()内を空欄にしました。
Sub Workbook_BeforeClose1()
Application.DisplayFormulaBar = True
Application.DisplayStatusBar = True
Application.ExecuteExcel4Macro "SHOW.TOOLBAR(""Ribbon"", True)"
End Sub
⑥上で作成した「開始処理解除」をすぐに実行できるように、コマンドボタンを作成。
上のVBA追加することで、下のようにブックを開いた時にリボンや、ステータスバーが非表示になります。
「入力セル」以外のセル変更を保護する
次に、「入力セル」以外、特にテーブル内容が簡単に変更されないように、セルに保護を掛けます。
①ChatGPTに依頼。
「セルB6:I9のセル範囲以外に保護をかけるVBAを作成してください。
また保護を解除するVBAも教えてください。」
②ChatGPTの回答
【保護を掛ける場合】
Dim ws As Worksheet
Dim rng As Range
Dim protectRange As Range
Dim password As String
password = "vba"
Set rng = Worksheets("在庫表").Range("B6:I9")
Set protectRange = Application.Union(rng, Worksheets("在庫表").Cells.SpecialCells(xlCellTypeFormulas))
protectRange.Locked = False
【保護を解除する場合】
Worksheets("在庫表").Unprotect password:="vba"
③上の内容を、「ThisWorkBook」モジュールの開始処理、終了処理に追加し確認。
ここで問題発生!!!
テーブルにも保護がかかるため、このままでは「入力セル」で変更しようとした内容が反映されません。
④各々のプロシージャを実行するときに、
1.一旦、保護を解除する
2.プロシージャの処理をする
3.再度保護を掛ける
処理するために各々のプロシージャに下の内容を追加しました。
【セル選択のイベントプロシージャの場合】※青字が追加内容
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
Worksheets("在庫表").Unprotect password:="vba"
Dim tbl As ListObject
Dim dict As Object
Dim colIndex As Long
Dim cell As Range
Dim item As Variant
Call 前処理
プロシージャの内容
Worksheets("在庫表").Protect password:="vba", UserInterfaceOnly:=True
End Sub
以上で、問題なく「入力セル」で「在庫表」テーブルを変更できるようになりました。
※ただし、念のためセルの保護も解除できるように、標準モジュールに下のプロシージャを作成し、「保護解除」用のボタンも作成しておきました。
Sub 保護解除()
Application.EnableEvents = False 'イベントをオフにする
Worksheets("在庫表").Unprotect password:="vba"
End Sub
これで、普通にエクセルとして使用したいときは、
「開始処理解除」
「保護解除」
ボタンを押すことで、普通のエクセル操作ができます。
当然、エクセルを再起動するとまた非表示、保護はかかります。
あとがき
一応、今までの勉強で、VBAの重要項目と実践の勉強ができたと思います。
VBAの勉強については一旦終了し、今後はYoutube動画を作成したいと考えています。(作成する動画内容はVBAの使い方の予定ですが・・・)
VBAもまだまだ、動画編集は更に素人なのでどこまでできるかわかりませんが、途中経過などを報告できればと考えています。
公開日:2022年8月2日
前後が逆になりますが、前回画像編集をGIMPで行う事に決めましたが、なぜGIMPにしたのかも
残しておこうとおもい下記しておきます。
①使用しているPCがWindowsである。
②ブラウザ版ではなく、インストール版を使用したかったから。
③無料だから。
④口コミ、評価で高機能とおもったから。(ただ、使いにくいという評価も多数ありました。)
Photoshopがやはり評価が高いようですが、金額もそれなりに高いので・・・
基本的にはブログの投稿がメインになると思うので、そんなに機能は必要ないかとも
思いましたが、いろいろしたくなったらそれも有かなという安易な考えです。
次回も後先逆になりますが、GIMPのインストールについて下記予定です。
公開日:2022年8月30日
GIMPのインストールと設定については、下記リンクサイトを参考にさせていただきました。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
時々広告が画面いっぱいに表示されるのが面倒ですが、インストールと設定については、
非常に丁寧に記載されているので、特筆するところなく非常に助かっています。
ありがとうございます。
今後は、このサイトをもとに画像編集を勉強していきたいと思います。
公開日:2022年9月3日
今回はGIMPで写真背景にぼかしを入れてみました。
参考サイトは前回同様、下記のサイトを参考させていただきました。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
まず、素材写真はこれ、
背景をぼかす前に、そもそもの写真が暗くて見難いので、
明るさを調整。
で、背景にぼかしをいれた写真がこれです。
美的センスがないので、まだまだど素人のぼかし方ですが、
簡単に背景にぼかしを入れることができました。
さらに、同じぼかしのところに、ふちぼかしの方法もあったので
こんな感じに丸くふちにぼかしを入れてみました。
なんか、丸くしただけでかわいくなったような気がします。
これでブログにアップする写真の幅も広げて行けそうです。
公開日:2022年9月4日
今回もこちらのサイトを参考にさせていただきました。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
今回はモザイク処理してみました。
昨日の背景ぼかし処理と同じ要領で、フィルタ⇒モザイク で
同様にモザイク処理ができました。
昨日の写真で背景をぼかしからモザイクに変えてみました。
逆に背景ではなく、対象の箇所をモザイク処理
簡単にできました。
最近肖像権の問題もあるので、活用していきます。
公開日:2022年9月10日
前回、前々回とGIMPで写真にぼかし、モザイクを入れる事をやりました。
もともと画像編集をしたいと思ったのは、ブログなどに自分の写真をアップするときの処理がしたくて勉強を始めました。
今後は、
①テキスト文字を挿入する
②画像を切り取る
③画像を合成する
などを行っていきたいと思っていたのですが、「そもそも範囲指定などが理解できていない」のでぼかし処理でも範囲設定に一苦労してました。
ということで、やはり基礎からきちんと勉強した方がよいかなと思い、今後は毎回お世話になっているこちらのサイトを参考に最初から順番に勉強しようと思います。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
基礎の勉強だと、ブログに勉強の成果画像がアップできないかもしれませんが、自分の勉強記録としてブログアップしていきます。
公開日:2022年9月10日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
今回からGIMPの使い方について基礎から勉強し直すことにしたので、上記サイトの順番にあわせて復習もかねて勉強することにしました。
1 GIMPのダウンロードとインストール
この章にについてはもうすでにGIMPをインストール済みなので、さらっと流しました。
インストールしたバージョンも、本日時点でもサイトで説明して頂いている「2.10.32」でした。
2 画面の見方と主な名称
画面のウインドウについても、当然同じバージョンなので全く同じです。
なので、勉強もやりやすいです。
3 画面の設定
●画面のテーマ:「Light」
●アイコンテーマ:「Color」、サイズは「解像度からアイコンサイズを推測する」
●ウインドウモード:「シングルウインドウモード」
●ツールアイコン:「グループ化」のまま、メニューモードは「Show on Hover」、グループの作成/削除は行わず、並び替えで「テキストアイコン」と「消しゴムアイコン」を横に並べました。
●レイヤーの境界線:「表示」状態の方が分かりやすいので「表示」のまま、非表示にできることも分かったので今後使い方次第で変更も可能になりました。
●消えたツールボックスやドックを元に戻す:現在は問題ないので、「こんなこともできる」ということで流し読み
4 ツールボックス一覧
これはあまりにも量が多いので順次覚えていきます。
5 新しい画像を作成
テンプレート、キャンパスサイズの設定は理解できましたが、詳細設定は何となく・・・です。
とりあえず、「こんなんもある」ってことを頭の片隅にこれから自分の作業したい内容に合わせていろいろ試してみます。
ということで、今回は自分の設定や感想(意気込み?)のみの記録でした。
公開日:2022年9月11日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
前回上記サイトのGIMPの使い方 項目1~5までを勉強しました。
今回は、項目6~9まで勉強したので記録のためブログ書きます。
6 画像ファイルを開く
●画像ファイルを開く:「開く/インポート」については、今までの理解通り。
ただ、「画面ウインドウ」をダブルクリックするだけでも同じように「開く/インポート」のダイアログが開くのは便利です。
●「RGB作業スペースに変換しますか?」:このダイアログが開いたことが無いので、ダイアログが出たとき色々試してみます。
●「レイヤーとして開く」:違う画像を別のレイヤーとして追加できるんですね!?「へぇ~、こんなんできるんや」って勉強になりました。
ぼかしを入れるときは同じ画像でレイヤー追加して、一つのレイヤーにぼかしを入れる。
ぼかしを入れたレイヤーを「アルファチャンネルの追加」設定して「消しゴム」で消すと後ろのレイヤーが透過されましたが、違う画像の不要部分を同じように消していくと、合成が出来るのかな?です。
●GIMP画像を簡単に開く:「ショートカット」、「プログラムから開く」、「画面ウインドウへドラッグ&ドロップ」で開くは、他のアプリと同じような考え方なのですぐ理解。
ただ、「画面ウインドウへドラッグ&ドロップ」と「ツールボックスへドラッグ&ドロップ」の2種類あるのは勉強になりました。
既に画像を開いている状態で
・「画面ウインドウへドラッグ&ドロップ」・・・追加のレイヤーとして画像を開く。「レイヤーとして開く」と同じ
・「ツールボックスへドラッグ&ドロップ」・・・別の画像として開くことができる。「開く/インポート」と同じ
です。便利なので活用させていただきます。
7 画像の生成
●GIMPでスクリーンショット:「単一ウインドウ」や「画面全体」を簡単にスクリーンショットできます。
これって、むちゃくちゃ便利です。
PCの画面すぐにスクリーンショットできます。
8 一つ前へ戻す・やり直す
●「編集」⇒「元に戻す」、右クリックしてメニューから「編集」⇒「元に戻す」:これも他のアプリと同じような感じですね。
●「Ctrl」+「Z」:これもWindowsの一般的な機能と同じ。
●「編集」⇒「作業履歴」、ツールボックスの「作業履歴」から操作:これは作業履歴がサムネイルで出てくるのでわかりやすいです。「Ctrl」+「Z」と状況に応じて活用します。
9 画像を保存
●xcfファイル:GIMPの作業ファイルですね。こういう作業ファイルはやっぱりPhotoshopなどと互換ではではないんですね。
●「ファイル」⇒「保存」or「名前を付けて保存」or「shift」+「Ctrl」+「S」:xcfファイルで保存。作業ファイル、レイヤーとか残したいときはこの形式で保存。
●「ファイル」⇒「エクスポート」or「Ctrl」+「E」:jpg、png、gifなどのファイル形式で保存。
●「ファイル」⇒「名前を付けてエクスポート」or「_に上書エクスポート」:同上(jpg、png、gifなどのファイル形式で保存)
中途半端ですが、今回は項目5~9まで勉強しました。
新しい発見もあり、やっぱり基礎から勉強してみるもんですね。
項目10(レイヤー)以降はわからない項目も多そうなので、次回から頑張ります。
公開日:2022年9月13日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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今回は、項目10 レイヤーについて勉強を開始しました。
10 レイヤー
GIMPレイヤーダイアログの操作
●レイヤーの仕組み
画像を編集または加工したり作成するときは、レイヤーを重ねて1つの画像を完成させる。
ふむふむ、そうですね。エクセルで図形を作成するときも重ね合わせて図形を作成するので、同じような感じですかね。
●レイヤーの操作
・各レイヤーの表示・非表示の切り替え
・レイヤーの順番入れ替え
・追加、削除、複製(コピー)
などを行う事ができる。
※以下の内容は、後で詳細説明があるので、今は項目だけ理解です。
モード
レイヤー同士の合成に効果をつけることができる。
不透明度
アクティブなレイヤーの透明度を調整することができる。
保護
アクティブなレイヤーに、
・「ピクセルをロック」
・「位置とサイズをロック」
・「透明部分をロック」
を個別に設定することができ、誤った編集を防ぐことができる。
全てのピクセルを保護
ピクセルのロックを有効にすることで、ブラシなどの描画ツールからの画像編集ができなくなる。
位置とサイズを保護
位置とサイズのロックを有効にすることで、変形や移動、拡大・縮小、反転などのツールでの画像編集ができなくなる。
透明部分を保護
透明部分にロックをかけることで、透明部分の画像編集が出来なくなる。
新しいレイヤーを追加
アクティブなレイヤーの上に、新しいレイヤーを作成することができる。
レイヤーグループ
複数のレイヤーをグループ化して、まとめて移動、非表示、変形させることができる。
レイヤーの順番を変更
ドラッグでレイヤーの順番を変えることができる。
複製
アクティブなレイヤーを複製することができる。
レイヤーを統合
アクティブなレイヤーのすぐ下にある複数のレイヤーを一つのレイヤーにまとめることができる。
レイヤーマスクを追加
アクティブのレイヤーにレイヤーマスクを追加でき、元画像を編集することなく画像の一部を表示・非表示にできる。
画像を合成するときに便利。
レイヤーを削除
アクティブなレイヤーを削除できる。
レイヤーの表示・非表示
目のアイコンクリックで表示・非表示の切り替え可能。
一つ以上のレイヤーを同時に操作
チェーンアイコンを表示したレイヤーを連結し、ツールを使って同時に変形・移動・回転などの作業ができる。
レイヤーサムネイル拡大
レイヤーのサムネイルが小さくて見にくい時に、目的のサムネイルにマウスポインタを持っていき、左クリックを続けている間、サムネイルが少し大きくなる。
レイヤー名の変更
レイヤー名をダブルクリックすることで名前を変更可能。
不透明部分を選択範囲に
レイヤーの上で右クリック、メニューから「不透明部分を選択範囲に」をクリックすると不透明部分で選択範囲を作成できる。
可視部分をレイヤーに
キャンパスで見えている画像(可視部分)を一つのレイヤーで作成できる。
右クリックで「可視部分をレイヤーに」をクリックするとアクティブなレイヤーの上に可視部分をコピーしたレイヤーが作成できる。
あまりにも項目が多く、今回は項目をほぼコピペした感じだけで疲れちゃいました。
ただ、これだけの機能があり、色んな画像編集ができるという事ですね。
大事な部分なので、実践もしながら覚えたいので、この項目(レイヤー)については、何度かに分けてでも勉強していきます。
公開日:2022年9月18日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
前回から項目10 レイヤーについて勉強を開始していますが、項目が多いので少しずつ分割して勉強していきます。
10 レイヤー (その2)
GIMPレイヤーの境界線を非表示にしてみよう
●レイヤーの境界線を非表示にする方法
・GIMPではレイヤーの境界線を非表示にする方法が2種類ある。
編集作業中のキャンパスだけレイヤー境界線を非表示にする
アクティブなレイヤーを選択した状態で、
メニューバーの「表示」⇒「レイヤー境界線の表示」のチェックを外す
新しいキャンパスを開いた時や、GIMPを起動してキャンパスを開いたときにいつも境界線を非表示にする
メニューバーの「編集」⇒「設定」を開き、
GIMPの設定ダイアログの「画面ウインドウ」⇒「表示スタイル」で、
「ノーマルモード時の表示アイテム」と「フルスクリーンモード時の表示アイテム」から「レイヤーの境界線」のチェックを外す。
※私は現状境界線が見えた方が分かりやすいので、上記設定はせず内容だけ理解。
GIMPレイヤーモード
●レイヤー機能のおさらい
・レイヤーは一つの画像を作成するときに、画像パーツをいくつも重ねて合成していく透明なシートのようなもの。
・レイヤーは重なり順が大切。
●レイヤーモードを設定するには?
レイヤーモードの設定方法は2種類ある。
レイヤーダイアログの「モード」から設定
描画系ツールを選んでいる時のツールオプション⇒「モード」から設定
※「描画系ツール」を選んでいないときは、「モード」が表示されませんでした。
どれが「描画系ツール」かまだよくわからないですが、「ブラシ」や「鉛筆」を選ぶと「モード」が表示されるので、「必要な時に表示されるんだ」と言う認識です。
●レイヤーモードの種類と効果
「レイヤーダイアログの操作」もそうでしたが、「レイヤーモードの種類と効果」もたくさんの項目(21項目)があるので、分割してブログアップしていきたいと思います。
しかし、こんなにたくさんの機能がある・・・画像編集も奥が深いんですね。
軽く見てしまっていたので、少しずつ頑張ります。
1 標準
・上下のレイヤーをそのまま重ねる。
・レイヤーを作成した時に最初は「標準」になっている。
2 ディザー合成
・「ノイズをかける」
・「不透明度を変える」
ことで、星屑や砂、スプレーの様な効果ができる。
【原図(不透明度100)】
【不透明度30】
こんな感じでノイズを乗せることができます。
不透明度30だと思っていたよりノイズがのってます。
ほぼホワイトアウト
【不透明度85】
いい感じで、雪景色のようです。
3 比較
・下にあるレイヤーの色と選択中のレイヤーの色を比較して、明るい色を採用して合成してくれる。
【普通にレイヤーを重ねたとき】
下のレイヤー画像が完全に消えてしまいます。
【「THANK_YOU」のレイヤーを比較に設定】
いい感じに「THANK_YOU」が浮きでます。
サイトには「花火」の写真を合成したのも載ってます。
私は今回良い画像が無かったので、イラストだけ実践してみました。
まだ3項目まで・・・やっぱり奥深いです。
今回はここまでで、順次実践していきます。
公開日:2022年9月19日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
項目10 レイヤーについて、項目が多いので少しずつ分割して勉強しています。
10 レイヤー (その3)
GIMPレイヤーモード
レイヤーモードの種類と効果
4 スクリーン
・上にあるレイヤーの暗い部分はそのまま透過する。
・明るい部分は下のレイヤーがより明るく透過される。
⇒元の色より明るくなる。
※前回の3 「比較(明る)」と比べてみました
【元画像】
【比較】
【スクリーン】
うーん??? よくわからない・・・
活用例で黒い部分を透過する活用例があったので同じような感じで上のレイヤーイラストを変えてみました。
【元画像】※「SKI」の文字回りが黒い
【スクリーン】※文字回りの黒背景が消えました
ちなみに【比較(明)】にするとこんな感じです。
※【スクリーン】では、明るい部分は下のレイヤーより明るくなるので「SKI」の文字が見やすいですが、【比較(明)】だと「SKI」の文字の明るさは変わらないので「SKI」が見づらくなってます。
5 覆い焼き
・上にあるレイヤーの暗い部分はそのまま透過する。
・明るい部分は「明るさ」と「コントラスト」が強く透過される。
【4スクリーンで使用した「SKI」の文字を覆い焼き】
※「SKI」文字の明るい部分が強調されています。
※活用例では、グラデーション画像を「覆い焼き」する事で、全体的に暗い写真で強調したい部分を明るくすることができるようです。
に、
を「覆い焼き」
上部が明るくなっています。
良い画像が無かったのと、まだまだ使い方に慣れていないので何となく理解という感じです。
6 加算
・上のレイヤーの色と、下のレイヤーの色を単純に足す。
⇒全体的に明るくなる
・全体的に暗く写った写真を上下のレイヤーに並べて、上レイヤーを「加算」すると全体的に明るく合成される
【加算前】
【加算後】
※全体的に明るくなったとは思いますが、「明るさ」や「コントラスト」の調整との差が今の私には理解できていません。
今回もプラス3項目で、6項目目まで実践してみました。
しかし、今回あたりからなんか難しい・・・「鵜呑み」状態です。
とりあえず「習うより慣れろ」で、色々使ってみて、どこかで再度最初から見直せば理解も深まるかな?と期待して頑張ります。
公開日:2022年9月20日
GIMPのa勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
項目10 レイヤーについて、項目が多いので少しずつ分割して勉強しています。
10 レイヤー (その4)
GIMPレイヤーモード
レイヤーモードの種類と効果
7 比較(暗)
・上のレイヤーと下のレイヤーの色を比較して、暗い方の色を採用して合成する。
・全体的に暗くなる。
⇒「3 比較(明)」の逆バージョンですね。
なので、「3 比較(明)」で使用した画像を「比較(暗)」に変えてみました。
【比較(明)】
【比較(暗)】
雪景色のイラスト 下側が白く明るかったので、
・【比較(明)】・・・♡マークの下部分が透過。
・【比較(暗)】・・・♡マークの下部分が強調。
やっぱり私にはこのイラストだとわかりずらいので、「活用例」を参照。
「活用例」では暗い(黒)文字に簡単に背景を透過しています。
【元画像】※「ハッピーバースデー」の文字の背景(白)が残っています。
【比較(暗)】※「ハッピーバースデー」の文字の背景(白)を消せました。
8 乗算
・下にあるレイヤーと上にあるレイヤーの暗い色を掛け合わせて合成する。
・上レイヤーの黒い部分はそのまま黒く、白い部分は下レイヤーがそのまま透過される。
(ごめんなさい。「色を乗算」・・・私には理解不能です)
またまた「比較(明)」に使用した画像を「乗算」してみました。
う~ん。やっぱりよくわからないので「活用例」を参考。
【フリー素材からこんな白黒写真をダウンロード】
【「乗算」が分かりやすいように白黒を反転し下レイヤーにする】
【上レイヤーに黄色のべたを追加】
【上レイヤー(黄色)を乗算】
下レイヤーの黒い部分を残して、明るい所は上レイヤーの「黄色」を採用しています。
※サイトの説明での上下レイヤーと「活用例」での上下レイヤーが逆転しているようでよくわからなかったので、
・上レイヤー:黄色べた ⇒ 白黒写真
・下レイヤー:白黒写真 ⇒ 黄色べた
に逆転し、白黒写真を「乗算」してみました。
結果、同じようです。
9 焼き込み
・上のレイヤーの暗い色は下のレイヤーのコントラストを強くして明るさを下げる。
・明るい色は下のレイヤーがそのまま透過される。
※いままで「比較(明)」に使用した画像を比較にしていましたが、結局よくわからないので、即「活用例」を参考に実践します。
【木目の写真の上にグレーのテキスト文字を書く】
【焼き込みの実施】
※ちなみに、黒文字と白文字を「焼き込み」してみました。
【黒文字を「焼き込み」】※文字が黄色くなっただけ。
【白文字を「焼き込み」】※白文字自体が明るので、下レイヤーがそのまま透過され文字がが見えなくなりました。
今回もプラス3項目で、9項目目まで実践してみました。
しかし、やっぱり「鵜呑み」状態です。
「習うより慣れろ」です。
公開日:2022年9月21日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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項目10 レイヤーについて、項目が多いので少しずつ分割して勉強しています。
10 レイヤー (その5)
GIMPレイヤーモード
レイヤーモードの種類と効果
10 オーバーレイ
・GIMP2.8の「オーバーレイ」は「ソフトライト」と同じ結果になる不具合があるとの事で割愛。
11 ソフトライト
・重ねた色の濃度によっては色相は変えずに、上のレイヤーの明るい部分は下のレイヤーが更に明るく、暗い部分は更に暗く透過して合成される。
???です。なので、早速「活用例」のように実践します。
見にくいですが「活用例」のようにほっぺを赤くしてみました。
ただ、イラストの描き方をまだ勉強していないので円を塗りつぶすのも一苦労、境界線をぼかせたかったのですが断念してしまいました。
12 ハードライト
・「ソフトライト」と同じような効果で、上のレイヤーの明るい部分は更に明るく、暗い部分は更に暗く透過して合成される。
「活用例」では同じ写真を複製して上のレイヤーを「ハードライト」にすると、直接光を当てたようになるとの事。
【元画像】
【ハードライト】
更に明るくなり、初夏の太陽光から真夏の太陽光に変わった感じ・・・?
今回もプラス3項目で、12項目まで実践してみました。
むずいです。1回では覚えられません。
やはり、先ずは「こんなことができる」レベルで一通り勉強です。
公開日:2022年10月9日
最近サイト作成ばかりしていましたが、GIMPでの画像編集についても再開していきます。
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項目10 レイヤーについて、項目が多いので少しずつ分割して勉強しています。
10 レイヤー (その6)
GIMPレイヤーモード
レイヤーモードの種類と効果
13 差の絶対値
●上にあるレイヤーの暗い部分と下のレイヤーがそのまま透過、明るい部分は下のレイヤーの色が反転されて透過される。
これまた、あまりよくわかりませんが活用例では、
・上のレイヤーに、背景の無い画像を用意
・下のレイヤーに、上レイヤーと同じ画像で背景がある画像を用意
これで、重なった部分が黒色になり、同じ位置に重ねたいときに便利との事。
【上レイヤー】
【下レイヤー】
【絶対値で重ね合わせる】
※ちょっと位置がずれると、「THANK YOU」の文字が見えます。
14 減算
●下にあるレイヤーの色と上にあるレイヤーの色を単純に引いて合成される。画像は元の色より暗い色になる。
またまた、???なので早速活用例を確認。
???「差の絶対値」と同じように元の画像にコピーした画像をぴったりと重ねることが出来る・・・とありますが、では、違いは?は不明です。
同じように画像を使って試してみます。
【減算で重ね合わせ】
確かに、重なったところが真っ黒になりました。
※ちょっとずらしてみました。
※わかりにくいかもしれませんが、重なっている黒い部分が「差の絶対値」は真っ黒だったのに対し、「減算」では黒い部分に少し柄が入ったような気がします。
きちんとした活用方法はよくわかっていませんが、「差の絶対値」と「減算」の効果自体は異なるようです。
15 微粒取り出し
●レイヤーから「フィルム粒子」を取り出し、準粒子からなる新たなレイヤーを生成。エンボス加工をしたような画像を作ることが出来る。
やっぱりわからないので、早速活用例
【下の画像を上下レイヤーに設定】
【微粒取り出しで重ね合わせて、画像を少しずらした画像】
因みに「減算」でも使用していた画像でも「微粒取り出し」をしてみました。
【画像を少しずらしたとき】
【画像をぴったりあわせたとき】
※「差の絶対値」「減算」と同じような効果で真っ黒から灰色に変わっただけの様な感じです。エンボス加工と言われればそうですが・・・
今回もプラス3項目で、15項目まで実践してみました。
今回も、先ずは「こんなことができる」レベルで一通り勉強です。
公開日:2022年10月10日
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10 レイヤー (その7)
GIMPレイヤーモード
レイヤーモードの種類と効果
16 微粒結合
●「微粒取り出し」の逆で、粒子を残す。結果下のレイヤーの色と上のレイヤーの色を足して割った色が結果色となって明るく合成される。
早速活用例
上下レイヤーに同じ写真を用意して上のレイヤーを「微粒結合」
すると色が鮮やかになり立体感がでて画像全体が明るくなる。
【元画像です】
【微粒結合した結果】
※画像が明るくなりましたが、立体感が出たか???はよくわかりません。
サンプル画像が良くなかったかもしれませんが、結局使い方は不明です。
17 除算
●上のレイヤーの色を階調反転してから下のレイヤーの色を加算したような合成結果。
活用例
下のレイヤーに写真、上のレイヤーにノイズを加えたべた塗りの紫がかった青色の画像を用意して上のレイヤーを「除算」にすると、少し黄ばんだ感じのレトロ風写真が出来る。
【元画像です】
【上のレイヤーに紫べた(ノイズ無し)】
【除算で重ね合わせ】
※全体的に黄色い画像になりました。
紫べたの色を濃くすると黄色さも濃くなったので、べた画面の調整も重要の様です。
【紫べたにノイズを追加】
※黄色くなった画像にさらにノイズが乗る事で、更に古さが増します。
18 色相
●上のレイヤーの色相と下のレイヤーの彩度・明度を合成。上のレイヤーの色で下のレイヤーに着色する。
【元の画像です】
【上のレイヤーに青べた】
※サイトには書いていませんでしたが、「色相」に「HSV色相」と「LCh色相」の2種類あったので両方試してみました。
【色相(HSV色相)】
※元の画像では赤色だったところが、青色に着色出来ました。
【色相(LCh色相)】
※同じように着色出来ましたが、少し色味が薄くなった感じです。
詳細調べていないので「HSV」と「LCh」の違いは分かりません。
今回もプラス3項目で、18項目まで実践してみました。
やはり、先ずは「こんなことができる」レベルで一通り勉強です。
公開日:2022年10月10日
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10 レイヤー (その8)
GIMPレイヤーモード
レイヤーモードの種類と効果
19 彩度
●上のレイヤーの彩度と下のレイヤーの色相・明度を合成する。
色の鮮やかさは上のレイヤーに合わせる
明るさと色合いは下のレイヤーに合わせる
活用例では、下のレイヤーをモノクロ画像、上のレイヤーをカラー画像にして、カラー画像の方を「彩度」にすると鮮やかさを残したまま濃い色で合成できるとの事。
・・・ごめんなさい。うまくできません。
下のレイヤーを白黒写真、上のレイヤーをカラー写真にして、カラー写真側(上のレイヤー)を「彩度」にしましたが、合成後の色が白黒になるだけでサイトの様にはできませんでした。別途復習するときとかに調べてみます。
20 色
●上のレイヤーに色の鮮やかさと色合いを合わせて、下のレイヤーに明るさを合わせる。
活用例ではこれまた「色相」と同じような感じです。
「色相」・・・上のレイヤーの色相、下のレイヤーの彩度と明度を合成
「色」・・・上のレイヤーの色の鮮やかさと色合い、下のレイヤーの明るさを合成
ということで彩度が上のレイヤーに依存するか、下のレイヤーに依存するかの違いと思うのですが、やっぱり???です。
とりあえず、「色相」の時と同じ画像で試してました。
【元の画像です】
【青べたを合成】
【「色」合成後】
※やっぱり、「色相」と同じ感じで、私には違いが分かりません。
21 明度
●上のレイヤーに明るさを合わせて、下のレイヤーに色合いと鮮やかさを合わせる。
活用例
うまくできなかった「彩度」とは逆に、下のレイヤーにカラー写真、上のレイヤーに白黒写真を合成すると画面全体が落ち着いた雰囲気に合成されるとの事。
【元の画像】
【白黒画像】
【HSV明度】
【LCh明度】
※なんか変わりましたが、「だから何?」状態です。
やっと、やっと項目10の「レイヤーモード」については終了しました。
10項にはまだ「レイヤーマスクの追加と使い方」の項目があるので、次回勉強します。
ただ、正直使い方のわからないものがたくさんある為、自分に不必要を見極めて再度勉強したいと思います。
公開日:2022年10月11日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
項目10 レイヤーについて、項目が多いので少しずつ分割して勉強しています。
10 レイヤー (その9)
GIMPレイヤーモード
レイヤーマスクの追加と使い方
レイヤーマスクを使用することで、元画像の一部分を削除することなく、部分的に透明、不透明、半透明にすることが出来る。
レイヤーマスクとは
画像の一部を切り抜き、削除したいときにレイヤーマスクを使う。
レイヤーマスクが
・黒い部分・・・非表示
・白い部分・・・表示
・グレーの部分・・・濃度に応じて半透明
にすることが出来る。
レイヤーマスクの追加と使い方
選択ツールで選択範囲を作成し、
①レイヤーダイアログから、元画像レイヤー(切り抜きたいレイヤー)の上で右クリック
②「レイヤー」⇒「レイヤーマスク」⇒「レイヤーマスクの追加」を選択
③「レイヤーマスクの追加」ダイアログが開く
④「レイヤーマスクの初期化方法」で、「選択範囲」にして「追加」をクリック
で、選択していた同じレイヤーにレイヤーマスクが追加され、切り抜きができました。
レイヤーマスクは編集が簡単
レイヤーマスクは元の画像は編集せずに部分的に隠しているだけの為、編集が簡単。
●表示範囲を編集
「移動ツール」で選択範囲をドラッグすることで、レイヤーマスクを動かすことが出来る
●範囲をブラシで編集
「ブラシツール」を使う事で、切り抜き範囲の編集ができる
①描画色を白色に設定
②「ブラシツール」でレイヤーマスクを白くする=透明 になり、表示したいところの編集が可能
③逆に非表示にする場合は、描画色を黒色に設定することで=不透明 になり、非表示にしたいところの編集が可能
ちょっと汚いですが、楕円で選択したあと、描画色 白色/黒色 で表示/非表示 にしたいところを変更することが出来ました。
切り抜く前に戻す
●画像を切り抜く前に戻したいときは、レイヤーマスクがある対象レイヤーの上で右クリック⇒
・「レイヤーマスクの無効化」をクリックすることで、マスクの状態を残したまま元の画像に戻すことが出来ます
・「レイヤーマスクの削除」と言う項目もあったのでクリックすると、マスク自体が削除されました。
再度、マスクを使いたい可能性があるときは「削除」より「無効化」の方がよさそうです。
レイヤーマスクの初期化
「レイヤーマスクの追加」の時と同様、「レイヤーマスクの追加」ダイアログを開き、「レイヤーマスクの初期化方法」を
●完全不透明(白)
レイヤーマスク全体が白色になり「不透明」になります
●完全透明(黒)
レイヤーマスク全体が黒色になり「透明」になります
●レイヤーのアルファチャンネル
レイヤーに透明な部分がある場合、透明な部分を基にレイヤーマスクを作成する。
半透明な部分はより透けるようになり、透明な部分が無ければ「完全透明(黒)」で初期化される。
●レイヤーのアルファチャンネルを移転
アルファチャンネル情報をそのままレイヤーマスクに移転する
・元画像レイヤーは完全な不透明になる。
・透明な部分が無いレイヤーは「完全透明(黒)」で初期化される
半透明なアルファチャンネル情報がある画像を修正するときに有効。
●レイヤーのグレースケールのコピー
レイヤー画像がレイヤーマスクにそのままグレースケールで作成される。
グレー部分は半透明になる。
●チャンネル
前もって選択範囲をチャンネルに保存しておき、選択マスクを利用してレイヤーマスクを作成する。
マスク反転
上記と同じ「レイヤーマスクの追加」ダイアログで、「マスク反転」にチェックを入れておくと、マスクの白黒が反転する。
レイヤーマスクをコピー
①レイヤーマスクが作成されているレイヤーで、右クリック⇒「マスクを選択範囲に」をクリック
②コピーしたいレイヤーで、右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」をクリック⇒「レイヤーマスクの追加」ダイアログが表示されるので、再度「追加」をクリック
レイヤーマスクの適用
※レイヤーマスクのあるレイヤーは、緑と黒の点線枠で囲われている
マスクを適用したいレイヤーで右クリック⇒「レイヤーマスクの適用」をクリック
※レイヤーマスクを適用する=暫定的(?)にかけていたマスクを適用することで、マスクとしてではなく、画像に反映される
(レイヤーマスクの表示も消えます)
やっと、やっと項目10を終了しました。
使い方のわからないものがたくさんある為、自分に不必要を見極めて再度勉強します。
公開日:2022年10月17日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
今回から、項目11 「画像を変える」について勉強していきます。
11 画像のサイズを変える (その1)
拡大・縮小ツールを使う
拡大・縮小ツールの表示方法
●メニューバー⇒「ツール」⇒「変形ツール」⇒「拡大・縮小」を選択
●ツールボックス⇒「拡大・縮小」アイコン
「拡大・縮小」のツールボックスからの操作方法
①今回はツールボックスから「拡大・縮小」アイコンをクリック
②拡大・縮小したい写真をクリック
⇒写真の四隅に四角いハンドルが表示される
⇒「拡大・縮小」ダイアログが表示される
③「拡大・縮小」ダイアログで、「幅」と「高さ」の右側に表示されているチェーンアイコンが
・つながっている・・・縦横比を固定
・つながっていない・・・縦横比の固定無し
となります。
※単純に拡大・縮小したいときはチェーンアイコンをつないでおく
④四隅のハンドルをドラッグすることで、任意に拡大・縮小が可能。
但し、
・拡大時:キャッバスからはみ出た分は画像が途中で切れてしまう
・縮小時:画像がキャンバスサイズより小さくなってしまう
ので、
メニューバー⇒「画像」⇒「キャンバスをレイヤーに合わせる」
をクリックすることで、拡大・縮小した画像サイズにキャンバスを合わせることが出来ます。
拡大・縮小のツールオプション
ツールボックスの「拡大・縮小」アイコンをクリックすると、右下にツールオプションが表示されます。
※下記は、後日勉強する「遠近法のツールオプション」と同じ内容との事で詳細は
その時に勉強したいと思います。
●変形対象
●方向
●補間アルゴリズム
●クリッピング
●プレビューを表示
その他
●縦横比の位置:その名の通りチェックを入れる事で縦横比を固定にできます。
「幅」と「高さ」のチェーンアイコンをつないだ時と同じ様です。
●中心から:チェックを入れる事で、画像の中心を基準に拡大・縮小することが出来る。
中心を合わせたいときは便利そうです。
今回は、拡大・縮小の操作の勉強の為、特に操作での画像は添付しませんでした。
次回は「画像のサイズを変える」の「簡単にリサイズする方法」について勉強します。
公開日:2022年10月18日
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今回から、項目11 「画像を変える」について勉強していきます。
11 画像のサイズを変える (その2)
写真や画像を簡単にリサイズする方法
メニューバーから画像サイズを変更する
●メニューバー⇒「画像」⇒「画像の拡大・縮小」を選択
●ダイアログが表示されるので「幅」若しくは「高さ」の数値を変更する
※前回の「拡大・縮小ツール」と同様で、縦横比を固定するときは「チェーンアイコン」をつなげておく
●「拡大・縮小」をクリックで決定
拡大・縮小ツールを使ってリサイズする
※この内容は、前回の「拡大・縮小ツール」と同内容なので割愛します。
切り抜いた画像に合わせてキャンバス・レイヤーサイズを変える
切り抜いた画像の大きさに合わせて各サイズを変更する方法
●画像の大きさに合わせてキャンバスサイズ(画像サイズ)を変更
メニューバー⇒「画像」⇒「内容で切り抜き」
これで切り抜いた画像の大きさに合わせてキャンバスサイズが変更可能との事。
●画像の大きさに合わせてレイヤーサイズを変更
メニューバー⇒「レイヤー」⇒「内容で切り抜き」
これでキャンバスサイズはそのままで、レイヤーサイズを切り抜いた画像に合わせて変更できるとの事。
※ここでひとつ問題が発生!!!
今までサイトの順番に合わせて勉強しいますが、以前から「どうしよう」と思っていたことがあります。
それは、「説明の内容が前後する事がある」です。
例えば今回勉強しているサイズ変更で、「切り抜き画像」を使いたいのですが、まだ「画像の切り抜き」は勉強していないので、サイズ変更を試すことが出来ません。
全てを説明してくれているサイトなので仕方のないことですが、別途自分の用途に合わせて、自分なりのマニュアルの様なものを作成しようと思います。
とりあえず、ブログの順番がばらばらになるのは嫌なので、今回のようにサイトの内容を写しただけの様なブログになってしまっても、とりあえず一通り流して勉強していきます。
公開日:2022年10月21日
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11 画像のサイズを変える (その2の続きと余談)
切り抜いた画像に合わせてキャンバス・レイヤーサイズを変える
※前回 上のタイトルで画像サイズを変更する方法を勉強しようとしましたが、そもそも「写真の切り取り」をまだ勉強しておらず確認できませんでした。
勉強はサイトの順番通りと考えていましたが、とりあえず簡単に「写真の切り取り」を先読みして
・写真の切り取り画像を準備
・切り抜いた画像に合わせて各サイズを変更する
を試してみました。
画像の大きさに合わせてキャンバスサイズ(画像サイズ)を変更
メニューバー⇒「画像」⇒「内容で切り抜き」
これで切り抜いた画像の大きさに合わせてキャンバスサイズが変更可能との事。
①まず画像を切り抜きました。
※切り抜いた画像とキャンバスが分かりやすいように背景として下レイヤーに水色のレイヤーを足しています。
②上記切り抜いた画像を
メニューバー⇒「画像」⇒「内容で切り抜き」
※こんな感じに背景ごと切り抜いた画像に合わせてキャンバスサイズ(画像サイズ)がかわりました。
③なので、切り抜いた画像を移動すると下の写真のようにキャンバスからはみ出てしまいます。
画像の大きさに合わせてレイヤーサイズを変更
メニューバー⇒「レイヤー」⇒「内容で切り抜き」
これでキャンバスサイズはそのままで、レイヤーサイズを切り抜いた画像に合わせて変更できるとの事。
①切り抜いた画像を
メニューバー⇒「レイヤー」⇒「内容で切り抜き」
※見た目は変わりませんが、切り抜いた画像に外形の枠線が表示されます。
キャンバスサイズを変えずに、切り取った画像のレイヤーサイズが変わったという事みたいです。
②切り抜いた画像を移動してもキャンバスサイズサイズは変わっていないので、キャンバスサイズ内であれば写真を移動できます。
私の理解としては、
・切り抜いた画像で完結する写真⇒「画像で切り抜き」で画像サイズに合わせる
・切り抜いた画像を別の画像に合成する⇒「レイヤーで切り取り」をして合成する画像のキャンバスサイズで利用できる
という様な感じです。
これで、スッキリ!!! とまではいきませんが、「なんとか理解した」って感じです。
余談
いままでGIMPの画像編集に関するブログは19件アップしてきました。
ので、なんか自分自身では「すこしは画像編集を理解してきたかな?」と思っていましたが、今回の「画像の切り抜き」含めまだまだ知らない事だらけです。
サイトの最初に「目次」を記載してくれているのですが、同ページが長く普段は「目次」を見ていません。
今回改めて自分がどういう状況なのか理解するため、「目次」をエクセルに書き出しました。※アナログ人間なので、自分で書き出して初めて自分の立ち位置が分かるタイプなので・・・
ただ単純に「目次」を書き出しただけ(自分のやりたいところは赤字にしていますが気にしないでください)ですが、画面には入りきっていませんが、全部で38項あります。
また、その38項の中には、以前の10項「レイヤーモード」のように、たくさんの項目があったりします。
現在11項の「画像のサイズを変える」を勉強していますが、1~9項はほぼ設定や、操作方法の内容で、実際の画像編集は10項から・・・
ってことはほとんど何もわかっていない状況です。
サラリーマンをやりながらなので少しきついですが、もう少しラッシュアップして頑張っていきます。
公開日:2022年10月22日
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11 画像のサイズを変える (その3)
画像の一部分だけを拡大する
画像を開く
●まず新しい画像を開きます。
画像を複製する
●「レイヤー」⇒「レイヤーの複製」で画像を複製する。
アルファチャンネルを追加する
●複製した画像のレイヤーで右クリック⇒「アルファチャンネルの追加」をクリック。
拡大したいところを選択範囲にする
●「ツールボックス」⇒「楕円選択」で拡大したいところを選択範囲にする。
選択範囲を拡大する
●「ツールボックス」⇒「拡大・縮小」⇒画像をクリック。
●選択範囲を拡大する。
通常のレイヤーに変換する
●拡大した画像はまだ外形が点線で囲われている「フローティング選択範囲」になっているので
「フローティング選択範囲」のレイヤーを選択し、下にある「新しいレイヤーを画像に追加」
をクリックすることで、通常のレイヤーに変換が可能。
拡大した画像の一部を縁取りする
●「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」で新しいレイヤーを追加する。
●「新しいレイヤーの追加」ダイアログで、「塗りつぶし色」を「透明」にする。
●拡大したレイヤーで右クリック⇒「不透明部分を選択範囲に」をクリック。
●メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の拡大」をクリック。
●「拡大量」に任意の数値を入力する。
●縁取りのレイヤーを選択する。
●メニューバー⇒「編集」⇒「描画色で塗りつぶす」をクリック。
●メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」で選択を解除する。
仕上げる
●拡大したレイヤーと縁取り用のレイヤーにチェーンアイコンを表示してレイヤー同士を連結する。
●「ツールボックス」⇒「移動」で拡大した部分を移動する。
※わかりにくいかもしれませんが、右下に一部分(バッグ)を拡大した画像を縁取りして表示しました。
本当なら拡大写真まで矢印を引きたいのですが、まだ矢印の書き方が分かっていないので、それは以降で勉強します。
公開日:2022年10月22日
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12 選択範囲の作成と移動 (その1)
矩形選択ツールの使い方
「矩形選択ツール」とは
正方形、長方形で選択範囲を作成することが出来る。
矩形選択ツールの使用方法
●「ツールボックス」⇒「矩形選択」アイコン
●メニュバー⇒「ツール」⇒「選択ツール」⇒「矩形選択」
●キーボード(ショートカットキー) 「R」
矩形選択ツールで選択
●選択したい箇所でドラッグ
大きさを固定して範囲を選択
「ツールオプション」⇒「固定」で
・縦横比⇒正方形にしたいときは縦横比を「1:1」にする
・幅⇒横幅を入力した値で固定する
・高さ⇒高さを入力した値で固定する
・サイズ⇒固定したいサイズを「100✕100」のように固定する
を選択することで、選択した内容を固定して選択が可能
選択範囲を新規作成または置き換える
「ツールオプション」の一番上に「モード」のアイコンがあります。
・「選択範囲を新規作成または置き換えます」⇒選択するたびに古い選択範囲が消える。
・「選択範囲に加えます」⇒以前に選択範囲が消えない。ので選択範囲と選択範囲を重ねたいときに使用。(「shift」を押しながら2回目の選択しても同じ)
※選択範囲が重なった部分は選択範囲同志がつながる。
・「選択範囲から引きます」⇒1回目の選択範囲から2回目に選択範囲の重なった部分を引く。(「ctrl」を押しながら2回目を選択しても同じ)
・「現在の選択範囲と交差部分を新しい選択範囲にします」⇒1回目の選択範囲と2回目の選択範囲の重なった部分だけが選択範囲になる。
矩形選択の境界をぼかす
「ツールオプション」⇒「境界をぼかす」をクリックすることで、
例えば塗りつぶしたりすると、選択範囲の境界がぼけた感じになります。
角を丸める
矩形選択だけだと四隅が直角になるので角ばった感じがありますが、
・「ツールオプション」⇒「角を丸める」をクリックする
・「半径」の入力画面が出る
ので数値を変えることでのことで、任意に四隅に丸くすることが出来ます。
中央から拡げる
「ツールオプション」⇒「中央から拡げる」をクリックすることで、選択したい範囲の中心からドラッグして範囲の選択が可能。
ハイライト表示
「ツールオプション」⇒「ハイライト表示」をクリックすると、範囲を選択した時に選択範囲以外が暗くなり、選択範囲が分かりやすくなります。
選択範囲のガイド
ぱっと見るとよくわかりませんが、
「ツールオプション」⇒「ハイライト表示」の下にドロップダウンで選択できるところがあります。
ここをクリックすると
・センターライン
・三分割法
・五分割法
・黄金分割
が選択できます。
※私の初期表示が「表示しない」とだけで、「分割方法」などのタイトルが無いので最初わかりませんでした。
選択範囲の自動縮小
色や形がはっきりしている画像で「選択範囲の自動縮小」ボタンをおすと、画像に合わせて選択範囲を自動で縮小(画像サイズに合わせる)してくれます。
「すべての可視レイヤーを対象にする」にチェックを入れておくことで、全ての可視レイヤーに「選択範囲の自動縮小」が適用されます。
今回、「矩形の選択」について勉強しました。
次回は「楕円の選択」になりますが、たぶん同じような内容と思っています。
(楕円の指定方法等での違いはありますが・・・)
あとは、選択した部分をどうするか?
がまだはっきりわかっていないので、どんどん進めていきます。
公開日:2022年10月22日
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12 選択範囲の作成と移動 (その2)
楕円選択ツールの使い方
「楕円選択ツール」とは
正円や楕円で選択範囲を作成することが出来る。
楕円選択ツールの使用方法
●「ツールボックス」⇒「楕円選択」アイコン
●メニュバー⇒「ツール」⇒「選択ツール」⇒「楕円選択」
●キーボード(ショートカットキー) 「E」
楕円選択ツールで選択
●選択したい箇所でドラッグ
楕円選択ツールで正円を作成する
円の大きさを固定して範囲を選択する
●「ツールオプション」⇒「固定」で
・縦横比⇒正円にしたいときは縦横比を「1:1」にする
・幅⇒横幅を入力した値で固定する
・高さ⇒高さを入力した値で固定する
・サイズ⇒固定したいサイズを「100✕100」のように固定する
を選択することで、選択した内容を固定して選択が可能
円形を塗りつぶしてみる
●塗りつぶしたい色を描画色に設定⇒「ツールボックス」⇒「塗りつぶし」を線選択し、選択範囲内で左クリック。
※なんか日の丸見たいですが、こんな感じです。
選択範囲を新規作成または置き換える(矩形選択と同じ感じです)
「ツールオプション」の一番上に「モード」のアイコンがあります。
・「選択範囲を新規作成または置き換えます」⇒選択するたびに古い選択範囲が消える。
・「選択範囲に加えます」⇒以前に選択範囲が消えない。ので選択範囲と選択範囲を重ねたいときに使用。(「shift」を押しながら2回目の選択しても同じ)
※選択範囲が重なった部分は選択範囲同志がつながる。
・「選択範囲から引きます」⇒1回目の選択範囲から2回目に選択範囲の重なった部分を引く。(「ctrl」を押しながら2回目を選択しても同じ)
・「現在の選択範囲と交差部分を新しい選択範囲にします」⇒1回目の選択範囲と2回目の選択範囲の重なった部分だけが選択範囲になる。
なめらかに(矩形選択と同じ感じです)
選択の境界をぼかす(矩形選択と同じ感じです)
・「ツールオプション」⇒「なめらかに」にチェックを入れることで、境界部分がなめらなになる。
・「ツールオプション」⇒「境界をぼかす」にチェックを入れることで、例えば塗りつぶしたりすると、選択範囲の境界がぼけた感じになります。
中央から拡げる(矩形選択と同じ感じです)
「ツールオプション」⇒「中央から拡げる」をクリックすることで、選択したい範囲の中心からドラッグして範囲の選択が可能。
ハイライト表示(矩形選択と同じ感じです)
「ツールオプション」⇒「ハイライト表示」をクリックすると、範囲を選択した時に選択範囲以外が暗くなり、選択範囲が分かりやすくなります。
選択範囲のガイド(矩形選択と同じ感じです)
ぱっと見るとよくわかりませんが、
「ツールオプション」⇒「ハイライト表示」の下にドロップダウンで選択できるところがあります。
ここをクリックすると
・センターライン
・三分割法
・五分割法
・黄金分割
・対角線構図
※前回の矩形選択の時に書き忘れてました。矩形選択でも対角線構図があります。
が選択できます。
※私の初期表示が「表示しない」とだけで、「分割方法」などのタイトルが無いので最初わかりませんでした。
選択範囲の自動縮小(矩形選択と同じ感じです)
色や形がはっきりしている画像で「選択範囲の自動縮小」ボタンをおすと、画像に合わせて選択範囲を自動で縮小(画像サイズに合わせる)してくれます。
「すべての可視レイヤーを対象にする」にチェックを入れておくことで、全ての可視レイヤーに「選択範囲の自動縮小」が適用されます。
今回、「楕円の選択」について勉強しました。
次回は「自由選択ツール」について勉強します。
あとは、選択した部分をどうするか?
がまだはっきりわかっていないので、どんどん進めていきます。
公開日:2022年10月22日
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12 選択範囲の作成と移動 (その3)
自由選択ツールの使い方
「自由選択ツール」とは
マウスで左クリックまたはドラッグしながら大まかに囲って選択範囲を作成できる。
・ドラッグ・・・連続して自由に線が引ける。
・クリック・・・左クリックを離したところから次にクリックするところまでを直線で線が引ける。
自由選択ツールの使用方法
●「ツールボックス」⇒「自由選択」アイコン
●メニュバー⇒「ツール」⇒「選択ツール」⇒「自由選択」
●キーボード(ショートカットキー) 「F」
自由選択ツールで選択
●ドラッグとクリックを使いながら大まかに選択範囲を作成。
●始点と終点を結ぶと囲ったところが選択範囲になる。
※自由選択をやり直すとき
範囲選択中に
・「BackSpace」キー・・・一つ前のポインタまで戻る
・「Esc」キー・・・選択している範囲をすべてクリア(初期に戻る)
選択範囲を修正する
●ドラッグを離す、クリックしたポイントにポインタがついているので、マウスでドラッグしながら選択範囲を移動できます。
選択範囲を確定する
●選択範囲が決まったら「Enter」キーを押すと範囲を確定することが出来ます。
※範囲が確定されると、範囲修正時に表示されたポインタは表示されなくなります。
※選択範囲を細かく修正したいときは。「クイックマスクモード」に切り替えて作業できるとの事ですが、「クイックマスクモード」については別途勉強します。
【自由選択した画像】
ざっくり選択してみました。
選択した範囲を切り抜く
●選択した範囲は残したい=選択した範囲以外を消したい
ので、先ずは
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリック
で、自由選択で決定した範囲以外が選択されたことになります。
●不要部分を消去する
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリック
・若しくは「Delete」キー
で、不要部分(範囲選択の反転で選択した範囲)が消えて、自由選択で選択した範囲が残ります。
【切り抜いた画像】
※消去した部分は背景色になります。
今回は背景色が白色だったので、切り抜いた所以外が白色になっています。
不要部分として消去した所を透明にする
●切り抜いた画像のレイヤーを選択し
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「透明部分」⇒「アルファチャンネルの追加」をクリック
●アルファチャンネルを追加した後
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリック
で、切り抜いた部分だけ残して透明になります。
【背景を透明にする】
背景が透明色になりました
切り抜いた画像サイズを変更する
画像サイズの変更については、以前「11項 画像のサイズを変える」で勉強した
●画像の内容で切り抜き
●レイヤーの内容で切り抜き
を使って、切り抜いた画像のサイズを調整します。
【今回は画像で切り抜きを選択】
自由選択のツールモードについて
なめらかに(矩形選択と同じ感じです)
選択の境界をぼかす(矩形選択と同じ感じです)
今回、「自由選択」について勉強しました。
次回は「ファジー選択」について勉強します。
がまだはっきりわかっていないので、どんどん進めていきます。
公開日:2022年10月30日
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12 選択範囲の作成と移動 (その4)
ファジー選択ツールの使い方
「ファジー選択ツール」とは
同じような色(画像の類似色)を簡単に選択範囲として作成することが出来るので、はっきりとした輪郭の画像は簡単に選択することができる。
例えば、同系色で統一された背景を消したいときに、わざわざ残したい対象物を選択しなくても、ファジー選択⇒背景を選択することで同系色の背景が自動で選択できます。
※画像の類似色をワンクリックで選択できる「魔法の杖」とも呼ばれているらしいです。確かにアイコンも「魔法の杖」みたいです。
ファジー選択ツールの使用方法
●「ツールボックス」⇒「ファジー選択」アイコン
●メニュバー⇒「ツール」⇒「選択ツール」⇒「ファジー選択」
●キーボード(ショートカットキー) 「U」
ファジー選択ツールで選択
今回は同系色の背景を透明にします。
下画像の木目部分を消します。
①同系色の背景画像を用意
②「ファジー選択」ツールを選択
③透明にしたい背景色をクリック
※わかりにくいですが、木目部分が点線で選択されました。
④同系色が選択されますが、自分の思っている境目が選択されていない場合「しきい値」の数値を調整して再度背景色をクリック
※因みに「しきい値」は選択したいところで左クリックしながら左右若しくは上下に動かすことで「しきい値」を調整することができます。
選択範囲を確認しながら「しきい値」を調整できるので、こちらの方が便利です。
⑤いつもの通り「レイヤー」⇒「透明部分」⇒「アルファチャンネルの追加」をクリック
⑥メニューバー⇒「編集」⇒「消去」で選択した背景を透明にすることができました
ファジー選択のツールモードについて
「しきい値」
「しきい値」は、選択される色の範囲を
・ファジー(あいまい)にする
・明確にする
を指定するようです。
・数値を大きく・・・ファジー(あいまい)にする
・数値を小さく・・・明確にする
因みに今回の木目のように同系色だけど少しまだらになっているので、
・数値を大きく・・・色んなところ全部が選択範囲になります
・数値を小さく・・・木目内の色の違いも判別してしまいます
で、結局「しきい値」は40くらいでした。
「判定基準」
判定基準・・・類似色をどの成分を基準に選択範囲を識別するかを選択
●コンポジット・・・すべての色を自由に選択
●赤・・・三原色の赤色がはっきりしている時に選択
●緑・・・同上 三原色の緑色
●青・・・同上 三原色の青色
●色相・・・色の三要素の一つ「色合い」を基準
●彩度・・・同上 「彩度」(色の鮮やかさ、強さ)を基準
●明度・・・同上 「明度」(明るさ)を基準
※今回の木目は「色相」を「判定基準」にすることで、「ファジー選択」が更にやりやすくなりました。
今回、「ファジー選択」について勉強しました。
次回は「色域選択」について勉強します。
最近、平日は本業で全く進まないので、休みにどんどん進めていきます。
公開日:2022年11月3日
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本日11月3日から私は4連休! 画像編集の勉強がんばります。
12 選択範囲の作成と移動 (その5)
色域選択ツールの使い方
「色域選択ツール」とは
選択した場所の類似色を選択。
「ファジー選択」は選択範囲がつながっているが、「色域選択」ではキャンパス内の離れている場所でも同じような類似色があれば選択できる。
色域選択ツールの使用方法
●「ツールボックス」⇒「色域選択」アイコン
●メニュバー⇒「ツール」⇒「選択ツール」⇒「色域選択」
●キーボード(ショートカットキー) 「O」
色域選択ツールで選択
①「ツールボックス」⇒「色域選択」アイコンをクリック
②下の画像で、たとえば 緑の星マークを選択
※GIMPの右サイドに「選択範囲エディター」と言うのがあったので、それで確認すると、
のように、同じ色が見事に選択範囲になりました。
③これで「編集」⇒「消去」をすると。
のように同じ色を簡単に消すことが出来ました。
例えば、下の様な画像で青い空を消したときに中央の空を選択すると、
「ファジー選択」では選択範囲が
のように、中央だけ選択されますが、「色域選択」だと
のように、離れていても簡単に選択されます。
状況によって「ファジー選択」「色域選択」使い分け必要ですね、
色域選択のツールモードについて
※基本「ファジー選択」と同じです。
「しきい値」
「しきい値」は、選択される色の範囲をあいまいにするか、はっきりするかを指定。
・数値を大きく・・・あいまい
・数値を小さく・・・はっきり
「判定基準」
判定基準・・・類似色をどの成分を基準に選択範囲を識別するかを選択
●コンポジット・・・すべての色を自由に選択
●赤・・・三原色の赤色がはっきりしている時に選択
●緑・・・同上 三原色の緑色
●青・・・同上 三原色の青色
●色相・・・色の三要素の一つ「色合い」を基準
●彩度・・・同上 「彩度」(色の鮮やかさ、強さ)を基準
●明度・・・同上 「明度」(明るさ)を基準
今回、「色域選択」について勉強しました。
次回は「選択範囲の移動」について勉強します。
最近、平日は本業で全く進まないので、休みにどんどん進めていきます。
公開日:2022年11月3日
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12 選択範囲の作成と移動 (その6)
選択範囲の画像を移動
選択範囲の画像を移動したいけど・・・
●今まで勉強した範囲選択で選択した範囲を移動したいけど、
「選択範囲の境界線が移動して画像が移動できない」
「キャンパス内の画像が移動してしまう」
「移動はできるけど元の場所が空白になる」
私もありありの状態です。
こんな感じで選択した画像を移動するにも理解しておくことがあるみたいです。
選択範囲を移動する
①まずは今まで通り好きな方法で「選択範囲」を作成。
②「選択範囲」が決まったら、
・選択範囲内で左クリック
・若しくはキーボードの「Enter」
で、「選択範囲」を確定。
※私はこれを忘れてしまいがちです。
③移動する場合は2つの方法がある
元の場所を空白にして移動する場合
●キーボードの「Ctrl」+「Alt」を押しながらマウスをドラッグ
●レイヤーのダイアログを見ると、移動した部分がフローティング選択範囲として追加されてます。
●レイヤーがフローティングのままなので、レイヤーダイアログの下にある「新しい画像をレイヤに追加します」アイコンをクリックすると、移動した画像が新しいレイヤーとして追加されます。
●新しいレイヤーにしたくない場合は、同じくレイヤーダイアログの下にある「フローティングレイヤーを固定」アイコンをクリックすると、画像移動した状態でひとつのレイヤーになります。
元の場所を空白にしないで移動する場合
●キーボードの「Shift」+「Alt」を押しながらマウスをドラッグ
この後は、「元の場所を空白にして」と同じです。
●移動した画像がフローティングレイヤーとして追加されるので、
「新しい画像をレイヤに追加します」でレイヤーを分けるか、
「フローティングレイヤーを固定」でレイヤーを一つにするかが可能です。
以上が、「選択範囲の画像を移動」です。
次は「クイックマスクの使い方」について勉強します。
公開日:2022年11月4日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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12 選択範囲の作成と移動 (その7)
クイックマスクの使い方
クイックマスクとは
●今まで勉強した選択ツールでうまく「選択範囲」を作成できなかった時にブラシや描画ツールを使用して選択部分の修正を簡単に行う事が出来る。
●GIMPの編集画面は
・「通常モード」
・「クイックマスクモード」
があり、「クイックマスクモード」を使用することでクイックマスクを使うことが出来る。
クイックマスクモードとは
●クイックマスクモードとは、描画ツールで
・白色に塗る⇒「選択範囲」にする
・黒色に塗る⇒「選択範囲」から外す
事が出来るモード。
※下の実践にもありますが、白/黒の濃度でグラデーションも掛けることが出来るようです。
●クイックマスクモードにすると、「選択範囲」以外が赤いフィルムを重ねた状態になる為、選択している範囲が分かりやすくなる。
※赤いフィルムの色を変更したいときは、
画面ウインドウ左下の「クイックマスクモード/通常モードを切り替えます」アイコンを右クリック⇒「色と不透明度の設定」で変更できるようです。
※また、赤いフィルムを「選択範囲」と「選択範囲以外」で逆転させたい場合は、同様に
画面ウインドウ左下の「クイックマスクモード/通常モードを切り替えます」アイコンを右クリック⇒「選択範囲をマスク」or「非選択範囲をマスク」を選択することで変更できるようです。
クイックマスクモードを使う
クイックマスクモードの選択方法
●画面ウインドウ左下の「クイックマスクモード/通常モードを切り替えます」アイコンをクリック
●メニューバー⇒「選択」⇒「クイックマスクモード」
●キーボード(ショートカットキー) 「Shift」+「Q」
クイックマスクの使い方
※最初に背景の木目部分を「選択範囲」にした画像にしました。
①クイックマスクモードに切り替える
※今回は先に、背景木目を「選択範囲」にしたので、木目のところには赤いフィルムはかかっていません。
②描画色を白色にする
③ブラシや鉛筆等の描画ツールを選択
※キーボード⇒
・「[ 」レフト・ブラケット
・「 ]」ライト・ブラケット
でブラシのサイズを変更できるようです。(たぶん描画ツールの勉強の時に再度出てくるでしょう)
④「選択範囲以外」赤くフィルムになっているところを白く塗ってみる。
⑤「クイックマスクモード」から「通常モード」に戻す。
すると、白く塗ったところが選択範囲に切り替わります。
※因みに「クイックマスクモード」で「選択範囲」赤いフィルムで無いところを描画しても何も変わりませんでした。
すでに「選択範囲」にしているので当然ですが・・・
ただ、「通常モード」に戻したあと、間違って描画してしまうと、画像自体に白く
描画してしまいます。
クイックマスクを利用した便利な使い方
細かな箇所の修正
既に上で軽くやってしまいましたが、「ファジー選択」や「色域選択」などの自動で選択範囲を作成する場合で、境界等がうまく選択できなかった時に
①「クイックマスクモード」にする
②細かく修正したい箇所を拡大する
③描画ツールで、白色(選択範囲)、黒色(選択範囲から外す)を描画する
ことで、写真等でも細かく「選択範囲」を修正できるようです。
内容は理解できたので、今回詳細な実践は割愛します。
選択範囲以外を徐々にぼかす
①ツールボックスから「グラデーション」を選択
②「グラデーション」の「ツールオプション」から形状を「放射状」に変更
③ウインドウを「クイックマスクモード」に切り替える
※今は全体的に赤いマスク
④グラデーションを中央から外側にかける
※外側に徐々に赤いマスクが薄くなります。
⑤ウインドウを「通常モード」に切り替える
※右の「選択範囲エディター」でも「選択範囲」が外側にグラデーションかかってます。
⑥メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」で「選択範囲」以外を徐々にぼかすことができました。
before
after
※もともと外側がぼかし気味の画像でしたが、更にぼかしを入れる事ができました。
以上が、「クイックマスクの使い方」でした。
次は「パスツールの使い方」について勉強します。
公開日:2022年11月5日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
12 選択範囲の作成と移動 (その8)
パスツールの使い方
パスツールとは
●直線やきれいな曲線、多角形、複雑な形の線を書いたり「選択範囲」にできるツール。
パスツールの名称
●アンカーポイント
・マウスでクリックした点の事
●セグメント
・アンカーポイント同士をつなぐ線の事
●ハンドル
・アンカーポイントから出ている黄色い線の事
パスツールの使い方
パスツールの起動方法
●ツールボックス⇒「パス」アイコン
●メニューバー⇒「ツール」⇒「パス」
●キーボード(ショートカット)⇒「B」 ※何かと同時押しでなく「B」のみです。
パスツールのキー操作
※パスの編集の操作は、ツールオプションの「編集モード」からも選択できますが、キーボード操作を覚えることで作業がスムーズになる。
細かくきれいに編集するには何度も操作が必要になると思うので、このキーボード操作は覚えておきたいと思います。
●「編集モード」を「編集」に変える⇒「Ctrl」
●「編集モード」を「移動」に変える⇒「Alt」
●「Shift」キーも様々な作業でよく使う
・「Shift」を押しながら左クリック⇒独立したアンカーポイントを作成
・「Shift」を押しながら「ハンドル」操作⇒「ハンドル」を対象に動かせる
・「Shift」+「Ctrl」を押しながらドラッグ⇒対象を削除
・「Shift」を押しながら移動したい複数のアンカーポイントを選択⇒ドラッグ⇒選択したアンカーポイントを同時に移動
・「Shift」を押しながら、「パスを選択範囲に」⇒「パス」を「選択範囲」に加える
・「Shift」+「Ctrl」を押しながら、「パスを選択範囲に」⇒「パス」の交差した部分を「選択範囲」にする
等
パスを作成してみる
①キャンパス上で直線を引く
・開始位置を1回クリック⇒次に終点をクリックすると、2点のアンカーポイントを結ぶように直線が引ける。
②アンカーポイントを移動
・移動したいアンカーポイントをクリックして、そのままドラッグすることでアンカーポイントの移動が可能。
③直性を水平、垂直線にする
・「ガイド」を出しておくことで、線がガイドに吸い寄せられる。
※まだ「ガイド」の勉強していませんが、「ガイド」の表示方法は
・ルーラーをドラッグして追加
・メニューバー⇒「画像」⇒「ガイド」⇒「新規ガイド」(選択範囲からというのもあるようです)
で、今回はルーラーをドラッグして「ガイド」を引いて「ガイド」に吸い寄せられるか試しました。
「ガイド」については、また別途出てくると思うので、詳細はその時勉強します。
④直線をつないでいく
・アクティブのアンカーポイントから次にアンカーポイントを作成したいところでクリックすると直線がつながっていきます。
⑤直線を曲線にする
・次のアンカーポイントをクリックしたままマウスを動かすと、「ハンドル」が表示されるのでハンドルを操作して曲線を作成できる。
【ハンドルについて】
・「ハンドル」を長くする⇒長いカーブ
・「ハンドル」を短くする⇒短いカーブ
※直接セグメントを左クリック⇒ドラッグすると、両端のアンカーポイントに「ハンドル」が表示され直接曲線にすることもできます。
⑥曲線をつないでいく
・直線と同様に左クリックする度にアンカーポイントがつながっていきます。
但し、左クリックでアンカーポイントを作成した時に同時に
「ハンドル」操作⇒次のアンカーポイント⇒「ハンドル」操作
を繰り返すことで、曲線をつなげていく事が出来ます。
⑦独立したアンカーポイントを追加する
・上述のように「パスツール」で左クリックするとアンカーポイント同士が自動で接続されてしまいます。
「Shift」を押しながら左クリックすると、独立したアンカーポイントが作成できます。
⑧「ハンドル」を対象に動かす
・アンカーポイントを作成して、最初は「ハンドル」がアンカーポイントを中心に対象に動きますが、一度クリックを離すと「ハンドル」が独立して動くようになってしまいます。
再度、「ハンドル」を対象に動かしたいときに、「Shift」を押しながら「ハンドル」を動かすと対象に動くようになります。
⑨変形させない、直線だけの線を引く
・ツールオプション⇒「多角形」にチェックを入れる事で、セグメントをドラッグしても変形せず、線を動かすことが出来ます。
パスを編集する
①始点と終点のアンカーポイントをつなぐ
・終点のアンカーポイントをアクティブにする
・「Ctrl」を押しながら始点をクリックする
②曲線を直線に戻す
・「Shift」+「Ctrl」を押しながら、「ハンドル」の先端をクリックする
※「ハンドルを削除する」というイメージ
③パスの途中にアンカーポイントを追加する
・「Ctrl」を押しながら、セグメント上のアンカーポイントを追加したいところでクリックする
④パスのアンカーポイントを削除する
・「Shift」+「Ctrl」を押しながら、アンカーポイントをクリックする
⑤パスからセグメントを削除する
・「Shift」+「Ctrl」を押しながら、セグメントをクリックする
⑥アンカーポイントにハンドルを追加する
・「Ctrl」を押しながらアンカーポイントをドラッグすると「ハンドル」が表示される
※上の内容から
●何かを追加する⇒「Ctrl」を押しながら
●何かを削除する⇒「Shift」+「Ctrl」を押しながら
の様です。
パスを拡大・縮小する
①ツールボックス⇒「拡大・縮小」を選択
②ツールオプション⇒「変形対象」⇒「パス」を選択
③キャンパス内でクリックすると「パス」の周りに四角いハンドルがでるので「拡大・縮小」したい方向にドラッグする
④「拡大・縮小」ダイアログが表示されているので、ダイアログの「拡大・縮小」をクリックするとパスの変更が確定されます
※「拡大・縮小」を押すとキャンバスからパスが消えたように見えます。
但し、パスのダイアログ画面を開くとパスがあります。
パスを再度キャンパスに表示する
・パスのダイアログ⇒対象のパスの箇所で右クリック⇒「パスの編集」
で作成されたパスが再度キャンバスに表示されます。
パスを移動する
複数のアンカーポイントを同時に移動する
・移動したいアンカーポイントを「Shift」を押しながら選択⇒「Shift」をおしたままドラッグ⇒選択したアンカーポイントを同時に移動できます。
全体のパスを移動
・パス全体を移動したいときは「Alt」を押しながら(編集モードの「移動」になります)⇒ドラッグ⇒パス全体が移動できます。
パスを選択範囲にする
●「パス」を「選択範囲」にすることで、その選択された範囲を塗りつぶしたり、切り取ったりすることが可能になる。
※逆に言うと、「パス」を「選択範囲」に変更しないと、塗りつぶし、切り取りもできないという事ですね。
●ツールオプション⇒「パスを選択範囲に」をクリックする
●ウインドウ右のダイアログ⇒「パス」⇒下にある赤いアイコン「パスから選択範囲にします」をクリック
●キーボードのショートカット「Shift」+「V」でも可能
パスに選択範囲を加える(選択範囲+選択範囲=全てが選択範囲になる)
※上述で「パス」を「選択範囲」にしましたが、そのままでは現在選択されている「パス」だけが「選択範囲」になります。
※「パス」を動かして「パスを選択範囲に」をクリックすると新しい「パス」だけが再度「選択範囲」になるだけです。
なので、新しい「パス」も既存の「パス」と同時に「選択範囲」にしたい場合は、
●「Shift」を押しながら、「パスを選択範囲に」を押すと、以前に「選択範囲」に変更した部分を残したまま、新しい「選択範囲」が追加されます。
パスの選択範囲を引く(選択範囲-選択範囲=元の選択範囲から新しいパス部分が引かれて、残った部分だけが選択範囲になる)
●「Ctrl」を押しながら、「パスを選択範囲に」を押すと、元の選択範囲から新しいパス部分が引かれて残ったところだけが「選択範囲」になります。
パスとパスが交差した部分を選択範囲に(元の選択範囲と新しいパスの重なる所だけが選択範囲になる)
●「Shift」+「Ctrl」を押しながら、「パスを選択範囲に」を押すと、「パス」同士の重なる所だけが「選択範囲」になります。
パスの境界線を描画する
境界線にパターンを付ける
①ツールオプション⇒「パスの境界線を描画」をクリック⇒「ストロークスタイル」のダイアログが表示される
②「ストロークスタイル」のダイアログで設定する
※細かい設定は割愛します
③ダイアログの「ストローク」をクリックすると、境界線に色を付けることができます。
パスを非表示・表示する
●ツールボックス⇒「パスツール」⇒目の形のアイコン
を表示・非表示で、パスも表示・非表示になります。
今回、「パスツールの使い方」を勉強しましたが長かった・・・
それだけ重要、よく使う項目なんだと思います。
(まだ実用性まで理解できていませんが・・・)
次回はやっと「選択範囲の作成」から「画像を切り抜く方法」の項目に入っていきます。
またまた、今の進捗状況は?と考えて、勉強しているサイトの項目
「大分類」と各項目内の「小分類」の項目数をざっくり計算(「小分類」を含めると約200項目以上あります)し、現在勉強済みの項目(約50項目)を考えるとまだ達成率20%強でした。 う~ん、まだまだです。
次の「画像を切り抜く方法」もたくさんの「小分類」項目があります・・・とほほ。
項目をまとめていると、後半被っている内容もあったので進捗も早くなると期待していますが、まだ「文字」「イラスト」関連は全くできていないのも事実なので、頑張ります。
公開日:2022年11月5日
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13 画像を切り抜くいろいろな方法 (その1)
切り抜きツールの使い方
切り抜きツールとは
画像の一部分を好きなサイズの長方形や正方形で切り抜く(トリミングとも言います)ツールです。
全てのレイヤーに対して切り抜くことも、レイヤーを指定して切り抜くこともできます。
切り抜きツールの起動方法
●ツールボックス⇒「切り抜き」ツールアイコン
●メニューバー⇒「ツール」⇒「変形ツール」⇒「切り抜き」
●キーボード(ショートカット)「Shift」+「C」
切り抜きツールを使ってみる
①ツーボックス⇒「切り抜き」ツールアイコンを選択し、切り抜きたい部分をドラッグして「切り抜き」範囲を選択する。
②「選択範囲」と同様にドラッグで「切り抜き」範囲を調整が可能です。
③範囲が決まったら、「切り抜き」たい範囲上で左クリックをすると画像を切り抜くことが出来ます。
ツールオプション
現在のレイヤーのみ
●複数のレイヤーがあるときは、チェックを入れる事で選択中のレイヤーのみを切り抜くことが出来ます。
Delete cropped pixels(切り抜いたピクセルを削除)
●初期設定ではこの機能は無効の様です。
今回は割愛します。
拡大を許可
●チェックを入れる事で、キャンパスからはみ出した部分も切り抜き範囲にすることが出来ます。
キャンパスからはみ出た部分は透過になります。
※通常はキャンパスの外から切り抜き範囲を選択しても、キャンパス内だけが選択されます。
中央から拡げる
●チェックを入れる事で「切り抜き」範囲を選択するときに最初にクリックしたところを中心として「切り抜き」範囲を拡げていきます。
※これも「選択範囲」と同じですね。
値を固定
●「値を固定」にチェックを入れる事で、縦横比、幅、高さ、サイズを固定して「切り抜き」範囲の選択が可能になります。
ハイライト表示
●チェックを入れる事で、「切り抜き」範囲以外の部分が暗くなり、切り抜きたい範囲が分かりやすくなります。
切り抜き範囲のガイド
●「表示しない」を「センターライン」「三分割法」などを選択することで、選択範囲内にガイドを表示することが可能です。
※表示することで、画像のどこを中心にして切り抜く等が分かりやすくなります。
※これも「選択範囲」と同じです。
選択範囲の自動縮小
●これも「選択範囲」と同様で、対象物がはっきりとしている場合は、「切り抜き」範囲を選択中に、「選択範囲の自動縮小」のボタンを押すと自動的に「切り抜き」範囲を対象物に合わせて縮小してくれます。
今回は13項「画像を切り抜くいろいろな方法」のその1「切り抜きツールの使い方」について勉強しました。
操作として今まで勉強してきたことと被るところがあるので、少しは分かってきたのかな?という感じです。
次回は「画像を切り抜くいろいろな方法」その2「画像をトリミングしてみよう」を勉強していきます。
公開日:2022年11月6日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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13 画像を切り抜くいろいろな方法 (その2)
画像をトリミングしてみる
トリミングとは
画像の一部(不要な部分)をなくして、必要な部分だけを残すこと。
切り抜きツールでトリミング
切り抜きツールでトリミング
①ツールボックス⇒「切り抜き」ツールを選択
②ツールオプション⇒「ハイライト表示」にチェックを入れておく
③トリミングしたい部分をドラッグして選択
④トリミングしたい範囲が決まったら、
・キーボードの「Enter」押す
若しくは
・トリミングしたい部分(ハイライト表示部分)で左クリック
する
矩形選択ツールでトリミング
①ツールボックス⇒「矩形選択」ツールを選択
②選択範囲をわかりやすくしたい場合は、「切り抜き」と同様にツールオプション⇒「ハイライト表示」にチェックを入れておく
③「切り抜き」ツールと同じように、トリミングしたい部分をドラッグして選択
④選択範囲が決まったら、
・メニューバー⇒「画像」⇒「選択範囲で切り抜き」をクリック
※画像のキャンパスサイズが変更されます。
若しくは
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「選択範囲で切り抜き」をクリック
※選択したレイヤーだけキャンパスサイズが変更されます。
する
楕円選択ツールでトリミング
※「楕円選択」の場合「矩形選択」と同じように「選択範囲で切り抜き」をしても楕円にはならない(矩形でトリミングされてしまいます)
※こんな感じで、丸く選択はされていますが、矩形でトリミングされてしまいます。
なので、「矩形選択」のトリミングとは方法が異なります。
①アルファチャンネル(透明な部分を基にレイヤーマスクを作成する)を追加する
・メニューバー⇒「透明部分」⇒「アルファチャンネルの追加」
②トリミングしたい部分をドラッグして選択
③選択範囲を反転する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリック
※これで、②でトリミングしたい範囲以外が選択されたことになります。
④選択範囲を切り抜く
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリック
※キーボードの「Delete」でも可能
⑤選択を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリック
※キーボードの「Shift」+「Ctrl」+「A」でも可能
※上記方法ではキャンパスサイズは変更されません。
「レイヤー」⇒「選択範囲で切り抜き」
と同じ感じです。
⑥キャンバスサイズも変更したいときは、トリミングした後に
・メニューバー⇒「画像」⇒「内容で切り抜き」
を選択するとトリミング画像に合わせてキャンパスサイズが変わります。
⑦切り抜いたレイヤーだけサイズ変更したいときは、トリミングした後に
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「内容で切り抜き」
で、選択したレイヤーだけサイズが変更できます。
今回は13項のその2「画像をトリミングしてみよう」について勉強しました。
次回は「選択範囲をパスに変換して切り抜いてみよう」を勉強していきます。
公開日:2022年11月6日
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13 画像を切り抜くいろいろな方法 (その3)
選択範囲をパスに変換して切り抜いてみよう
選択範囲をパスに変換する方法
※サイトと同じように対象物と背景がはっきり分かれている画像を使用しました。
ですが背景が途切れている部分があるので、私は「色域選択」で実施していきます。
①色域のはっきりしている背景を選択
・「色域選択」で背景を選択
②選択範囲を対象物にするために、選択範囲を反転させる
・「選択」⇒「選択範囲の反転」
③対象物内にきちんと選択できていない部分があるので修正する
・画面左下の「クイックマスク」アイコンをクリック
・対象物内で選択できていない部分を「ブラシ」で修正
④選択範囲をパスに変換する
・メニューバー⇒「選択範囲をパスに」をクリック
⑤パスを表示する
・「パスダイアログ」を表示する
・対象の「パス」の上で、右クリック⇒「パスの編集」をクリック
※これで、
・ツールボックスの「パス」が選択されている
・アンカーポイントが表示されている
状態になります。
⑥選択を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリック
⑦パスを微調整する
※これは「パス」の設定で勉強しているので、今回は割愛します。
⑧パスを選択範囲にする
「パス」の調整が終了したら、「パス」を再度「選択範囲」にします。
・メニューバー⇒「選択」⇒「パスを選択範囲に」をクリック
⑨背景を透過してみる
※現在は対象物が選択範囲になっているので、「選択範囲の反転」で再度選択範囲を背景に変更します。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリック
⑩透過するために、アルファチャンネルを追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「透明部分」⇒「アルファチャンネルの追加」をクリック
⑪背景を消去する
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリック
※これで、背景を透過することが出来ました。
⑫選択範囲を解除
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」
⑬パスを非表示にする
※この状態ではまだツールボックスの「パス」が選択され、アンカーポイント/セグメントが表示されているので、パスツール以外のツールを選択することで「パス」を非表示にします。
以上で
・選択範囲をパスに変換
・パスで選択範囲を修正
・再度パスを選択範囲に変換
あとは、アルファチャンネルを追加し、不要部分を消去して背景を透過して対象物を切り抜くことが出来ました。
今回は13項のその3「選択範囲をパスに変換して切り抜いてみよう」について勉強しました。
次回は「髪の毛を切り抜いてみよう」を勉強していきます。
公開日:2022年11月13日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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13 画像を切り抜くいろいろな方法(その4)
髪の毛を切り抜いてみよう
※髪の毛の様に細かい部分をきれいに切り抜いて背景を透過する作業は難易度が高い気がするが、切り抜く作業のコツをつかめばあまり手間のかかる作業ではないとの事です、
※今回もサイトと同様に背景が単一の画像を使用して試していきます。
髪の毛を切り抜く方法
①アルファチャンネルを追加する
※前回は
メニューバー⇒「レイヤー」⇒「透明部分」⇒「アルファチャンネルの追加」
でアルファチャンネルを追加しましたが、今回は
「レイヤーダイアログ」⇒レイヤーの上で右クリック⇒「アルファチャンネルの追加」
で実施。(同じことです)
②画像を複製する
・元画像のレイヤーを選択して、右クリック⇒「レイヤーの複製」を選択
③脱色する
・メニューバー⇒「色」⇒「脱色」⇒「脱色」を選択
・「脱色」のダイアログから「Luma」を選択⇒OK
※これで複製した画像が白黒になりました。
④トーンカーブの調整
・メニューバー⇒「色」⇒「トーンカーブ」をクリック
・「トーンカーブ」のダイアログで、カーブをドラッグしながら白黒の区別がはっきりなるように調整⇒OK
⑤階調の反転をする
・メニューバー⇒「色」⇒「階調の反転」をクリック
※白黒が反転しネガフィルムの様な画像になります。
⑥複製したレイヤーを非表示にする
・レイヤーダイアログ⇒複製したレイヤーの目のアイコンをクリックして非表示にする。
⑦パスで大まかに囲う
・レイヤーで元画像を選択し、ツールボックス⇒「パス」ツールを選択する
・髪の毛の部分は大まかに、それ以外の箇所は丁寧に「パス」で囲っていく
※髪の毛の部分は後で、白黒判別で細かく切り抜けるので大まかでOK
⑧「パス」で囲うことが出来たら、メニューバー⇒「選択」⇒「パスを選択範囲に」をクリック
⑨複製したレイヤーを再度表示する
⑩選択部分を白で塗りつぶす
・ツールックス⇒「塗りつぶし」を選択
・描画色を白に設定する
・「塗りつぶし」のツールオプションで、「塗りつぶす範囲」を「選択範囲」に設定
・選択範囲をクリックして、選択範囲を白色に塗りつぶす
⑪選択を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリック
⑫もう一度トーンカーブで調整する
・メニューバー⇒「色」⇒「トーンカーブ」で白黒がはっきり分かれるように再調整する
⑬ブラシで調整する
・もし、白黒がはっきりと調整できない部分がある場合、
ツールボックス⇒「ブラシ」を選択し、ツールオプションの「ブラシ形状」と「サイズ」を適当に調整して、白黒を塗り分ける
⑭レイヤーマスクを追加する
・元の画像レイヤーを選択し、右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」をクリック
・レイヤーマスクのダイアログで「初期化方法」を「完全不透明(白)」を選択し、追加をクリックする
⑮切り取る
・複製したレイヤーを選択し、メニューバー⇒「編集」⇒「切り取り」をクリック
※切り取ると、複製したレイヤーが無くなります
⑯貼り付ける
・メニューバー⇒「編集」⇒「貼り付け」をクリック
※新しくフローティングのレイヤーが作成されます
⑰貼り付けたレイヤーを固定する
・フローティングになっているレイヤーがアクティブになっていることを確認し、「フローティングレイヤーを固定」(⚓のマーク)をクリック
※これで、フローティングレイヤーがレイヤーマスクに固定される
これで「髪の毛」を切り抜くことが出来ました。
私的にはもっと「色域選択」等で簡単に切り取りできると思っていましたが、髪の毛の様に細かい選択には一度白黒にして切り抜いた方が「階調」で調整できるのできれいに選択できるようです。
ただ、まだ
レイヤーマスク追加⇒切り取り⇒貼り付け⇒貼り付けたレイヤーを固定する
のところがまだまだきちんと理解できていないです。
※レイヤーマスク
黒い部分=透過、白い部分=透過しない
なので、複製した画像で白黒画像を作成し、それをコピー⇒貼り付けすることでレイヤーマスクに白黒、透過/不透過部分のマスクをかけるという事なんでしょうが・・・
「習うより慣れろ」
がんばります。
今回は13項のその4「髪の毛を切り抜いてみよう」について勉強しました。
次回は「色域選択の使い方」を勉強していきます。
公開日:2022年11月20日
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13 画像を切り抜くいろいろな方法(その5)
色域選択の使い方
※今回、「画像を切り抜く方法」の「色域選択」の項目になりますが、サイトを見ていると以前勉強した 12項「選択範囲の作成と選択範囲の移動」のその5「色域選択の使い方」と同じ様です。
簡単に復習だけして、次の項目に進みます。
「色域選択ツール」を使用する
●「ファジー選択」・・・つながっている範囲の同系色範囲を選択
●「色域選択」・・・離れている場所でも類似色が選択できる
上記で、選択した範囲を、メニューバー⇒編集⇒消去 で消してみました。
また、消去部分が分かりやすいように、下のレイヤーに色を付けています。
【元画像】
【ファジー選択(左側の雲を選択)】
※左側の雲しか選択されませんでした。
【色域選択(左側の雲を選択)】
※左右の雲が選択され同時に消去できました。
今回は13項のその5「色域選択」について勉強しました。
次項を気にせず、「ファジー選択」で切り取りも行いましたが、参考サイト上次項が「ファジー選択」での切り取りでした。
その次の項目も「拡大・縮小」で、以前11項「画像のサイズを変える」のその1「拡大・縮小ツールを使う」で勉強した内容と同じようなので割愛し、次回は「画像を合成してみよう」を勉強していきます。
公開日2022年11月23日
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13 画像を切り抜くいろいろな方法(その6)
画像を合成してみよう
今回は、参考サイトと同様に
・背景写真
・人物画像
を合成していきます。
画像を開く
背景画像を開く
【背景元画像】
別のキャンバスで人物画像を開く
【人物元画像】
人物画像を切り抜く
●今回の人物画像は背景が真っ白なので、ファジー選択を使って切り抜いてみます。
①ツールボックス⇒「ファジー選択」⇒背景を選択
②レイヤーマスクを作成する
・人物画像のレイヤーを選択し、「レイヤーマスクの追加」をクリック
・「レイヤーマスク」のダイアログで「レイヤーマスクの初期化方法」を「選択範囲」を選択し、「追加」する。
③選択範囲を解除する
背景画像に人物画像を貼り付ける
①人物画像をコピーする
・人物画像選択し、
メニューバー⇒「編集」⇒「可視部分のコピー」をクリック
②背景画像に貼り付ける
・背景画像をアクティブにする
③人物画像を貼り付ける
・メニューバー⇒「編集」⇒「貼り付け」
※この時点で貼り付けはされましたが、まだ固定されていないフローティング状態です。
④フローティング状態の人物画像を「新しいレイヤー画像」にする
・レイヤーダイアログの左下にある「新しいレイヤーを画像に追加する」アイコンをクリックする
※フローティング状態から、画像レイヤーになりました。
位置やサイズを調整する
①サイズを調整する
・ツールボックス⇒「拡大・縮小」⇒「ツールオプション」で変形対象の「レイヤー」を選択
・人物画像の周りに四角いハンドルが表示されるので、ダイアログの数値、若しくはドラッグで拡大、縮小を調整する。
②位置を調整する
・ツールボックス⇒「移動」を選択し、人物画像をドラッグして位置調整する
背景をぼかしてみる
①合成した写真は、ピンとが背景画像、人物画像それぞれで合わせてあるので単純に合成すると不自然に見えます。
なので、背景画像を少しぼかして自然な見え方になるようにピントを調整します。
※今回は適当な写真を合成したのであまりわかりませんが、先ずは作業方法を勉強するということでお許しください。
②背景画像のレイヤーを選択
③メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」をクリック
ダイアログの数値を調整してぼかし状態を調整します。
言い訳ですが、作業方法を覚える為、使用している画像の選定や切り取りに時間を掛けていない為、きれいな合成写真とはいきませんでしたが、合成する方法は勉強できました。
今回は13項のその6「画像を合成してみよう」について勉強しました。
次回は「電動はさみで人物を切り抜いてみよう」を勉強していきます。
公開日:2022年11月23日
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13 画像を切り抜くいろいろな方法(その7)
電動はさみで人物を切り抜いてみよう
今回は電動はさみを使って人物画像を切り抜きます。
以前パスツールで範囲選択をしましたが、電動はさみというツールもあるようです。
人物写真は、前回写真合成で「ファジー選択」で簡単に切り取った画像を、電動はさみでもう少しきれいに切り取ってみます。
【元画像】
電動はさみを使う
電動はさみで選択範囲を作成していく
①ツールボックス⇒「電動はさみ」を選択
②切り取る最初のポイントで左クリック
③ポイントをドラッグしながら次の適当なポイントでドラッグを解除すると、ドラッグした区間の間を自動で調整してくれます。
※うまく選択できていなければ、修正したい部分をドラッグすることでポインタの追加、範囲の修正が出来ます。
④続けて範囲選択をしていく
⑤境界線を作成することが出来たら、始まりと終わりのポイントを結ぶ
選択範囲を決定する
①キーボードの「Enter」若しくは、切り抜きたいところで左クリックで選択範囲を決定する
人物を切り抜く
①レイヤーダイアログを右クリックし、「レイヤーマスクの追加」を選択
②レイヤーマスクの初期化方法を「選択範囲」にして「追加」する
※これで、背景が透明になります。
選択範囲を解除する
①メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」
で選択範囲を解除
これで、電動はさみを使用した切り抜きが出来ました。
今回は13項のその7「電動はさみで人物を切り抜いてみよう」について勉強しました。
次回は「人物を切り抜いてみよう」を勉強していきます。
公開日:2022年11月23日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
13 画像を切り抜くいろいろな方法(その8)
人物を切り抜いてみよう
今回は「人物を切り抜いてみよう」というタイトルですが、内容は以前も勉強した「パス」を利用した切り抜きの様です。
復習も含めて勉強していきます。
パスで選択範囲を作成する
今回はこの画像の人物を切り抜いていきます。
①ツールボックス⇒「パス」を選択
②切り抜きたい部分を適当に拡大して、輪郭にパスを作成していく
③選択が終了したら、パスのツールオプション⇒「パスを選択範囲に」をクリック
これで、パスを選択範囲に出来ました。
境界線を自然な感じに修正する
※選択範囲でそのまま被写体を切り抜くと、境界線がギザギザになっていて合成で目立つので、被写体の境界線を少しぼかしてギザギザの境界線を自然な感じにするようです。
①境界線をぼかす前に少しだけ縮小する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の縮小」を選択
・「選択範囲の縮小量」のダイアログで少しだけ縮小する
参考サイトと同様に1pxにしました。
②境界をぼかす
・メニューバー⇒「選択」⇒「境界をぼかす」を選択
・「縁をぼかす量」のダイアログで縁をぼかす量を設定
これも参考サイトと同様に2pxにしてみました。
切り取る
※レイヤーマスクで切り取っていきます。
①レイヤーダイアログ⇒「レイヤーマスクの追加」をクリック
②初期化方法を「選択範囲」にする
③メニューバー⇒選択⇒「選択を解除」で選択を解除する
以上で選択範囲を切り抜くことが出来ました。
レイヤーマスクを編集する
※人物を切り抜くことはできましたが、選択が思ったように出来ていなかった場合は、レイヤーマスクを修正して切り抜き部分を修正します。
①ツールボックス⇒「ブラシで描画」を選択
②画像を適当に拡大し、ブラシサイズも適当なサイズに設定し、
描画色を白/黒に変更しながら、表示したい部分/透過したい部分 を修正していきます。
※レイヤーマスクをかけているだけなので、切り取る前の背景も残っています。
なので、切り取る前に選択していなかった、画像下部分の手すり?の部分をレイヤーマスクの修正で復活させることが出来ます。
以上で、人物を切り抜くことが出来ました。
但し、現状ではまだ「レイヤーマスク」で見えなくしているだけなので、元画像を完全に切り抜きたいときは、下記の「レイヤーマスクの適用」を実施します。
元画像にレイヤーマスクを適用したい時
①レイヤーダイアログの元画像のレイヤーの上で右クリック
②「レイヤーマスクの適用」をクリック
※以上で、レイヤーマスクの表示がなくなり、元画像に適応されます。
今回は13項のその7「人物を切り抜いてみよう」について勉強しました。
今回私なりの重要ポイントとしては、
●切り取る画像を選択しただけだと、境界線が不自然になるので、
・選択範囲を縮小
・境界にぼかしを入れる
等のケアをしていかないと、きれいな切り抜きが出来ない。
ということが、重要と感じました。
次回は「円形で切り抜いた画像に縁取りを付けてみよう」を勉強していきます。
公開日:2022年11月26日
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13 画像を切り抜くいろいろな方法(その9)
円形で切り抜いた画像に縁取りを付けてみよう
背景画像を開く
円形で切り抜きたい画像を選ぶ
※背景と同じキャンバスで、違うレイヤーに円形で切り抜きたい画像を開きます。
円形に切り抜く
①円形に切り抜きたい画像があるレイヤーで右クリック⇒「アルファチャンネルの追加」を選択
②ツールボックス⇒「楕円選択」で、切り抜きたい画像を選択
※正円で切り抜きたい場合は、ツールオプションで「固定」にチェックを入れて、縦横比「1:1」にしておく。
③「選択範囲」を作成することが出来たら、メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリックして、円形に選択した範囲以外を選択範囲にします。
④「選択範囲」=円形で選択した範囲以外を消去する
メニューバー⇒「編集」⇒「消去」
⑤選択を解除する
メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」
切り抜いたレイヤーを縮小する
①ツールボックス⇒「拡大・縮小」を選択し、円形に切り抜いた画像をクリック
②「拡大・縮小」のダイアログ若しくはドラッグで画像をサイズを調整する
レイヤーをキャンバスに合わせる
※必ずしもレイヤーをキャンバスサイズに合わせる必要はないが、切り抜いた画像がレイヤーの端にあった場合などで、以降の作業で円の縁取りが切れてしまう場合があるとの事で、簡単なので一応キャンバスサイズに合わせておきます。
①メニューバー⇒「レイヤー」⇒「レイヤーをキャンバスに合わせる」をクリック
円を縁取りする
①切り抜いた画像のレイヤーで右クリック⇒「不透明部分を選択範囲に」を選択
②メニューバー⇒「選択」⇒「縁取り選択」をクリック
③「縁取り選択」のダイアログで、
・「選択範囲に対する縁の幅」
・「縁取りスタイル」
を指定して、「OK」をクリック
※これで、縁取り部分が選択範囲になった状態です。
④ツールボックス⇒「描画色」若しくは「背景色」に縁取りしたい色を設定し、キャンバスにドラッグする
⑤メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリックして選択範囲を解除する
※これで、円形に縁取りが出来ました。
調整
・切り取ったレイヤーサイズの調整
現在、円形に切り取った画像のキャンバスは、背景画像と同じサイズになっていますが、
メニューバー⇒「レイヤー」⇒「内容で切り抜き」をクリックすることで、円形に切り抜いた画像サイズにキャンバスサイズを変更することが出来ます。
・拡大・縮小
※キャンバスサイズを変更した後も、当然レイヤーを「拡大・縮小」でサイズを調整することが出来ます。
出来上がり
これで、円形に切り抜いた画像に縁取りをすることが出来ました。
今回は13項のその9「円形で切り抜いた画像に縁取りを付けてみよう」について勉強しました。
次回は「三角形や正六角形で切り抜いてみよう」を勉強していきます。
公開日:2022年11月27日
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13 画像を切り抜くいろいろな方法(その10)
正三角形や正六角形で切り抜いてみよう
●ツールボックスに矩形選択や楕円選択は有りますが、確かに正三角形や多角形を選択するのはどうするのだろうと思っていましたが、今回でやっとわかりました。
多角形で切り抜く方法を進めていきます。
シェイプエディターを使用する
①メニューバー⇒「下塗り」⇒「シェイプ」をクリック。
②「シェイプエディター」が開くので、
・「編集」⇒「Preferences(環境設定)」をクリックし、「アンチエイリアス」を有効にする。
※アンチエイリアス:コンピュータで文字や図形を表示する際に斜線や曲線などで境界部分が画素に合わせてギザギザに見える部分を目立たなくする手法みたいです。
③「シェイプエディター」のツールバーから「正多角形の作成」を選択。
・ツールオプション⇒正多角形のサイズを設定
※今回は"8"に設定して、8角形にしました。
・輪郭を描写する⇒無効
・塗りつぶし⇒色で塗りつぶす
に設定する。
④プレビューを見ながら、切り取りたい部分の中心から外に向かってドラッグする
※ドラッグの方向で角度も変わります。
⑤ツールバーの「オブジェクトを移動」で作成した正多角形を移動はできます。
※大きさや角度の変更できない様です。
⑥イメージ通りに選択出来たら「Close(閉じる)」で、「シェイプエディター」を閉じます。
元画像もこんな感じになってます。
選択範囲を作成する
①上記の「シェイプエディター」で作成した正多角形は、レイヤーダイアログに新しく「GFig」で追加されます。
②「GFig」のレイヤーを選択し、レイヤーダイアログの上で右クリック⇒「不透明部分を選択範囲に」をクリック。
これで、正多角形が選択範囲になります。
レイヤーマスクを掛ける
①一度、「GFig」のレイヤーを非表示にします。
②元画像のレイヤーの上で右クリックし、「レイヤーマスクの追加」⇒レイヤーマスクの初期化方法を「選択範囲」を選択⇒「追加」をクリック
※これで、正多角形部分だけ表示することが出来ました。
③選択を解除する。
修正したい場合
①まだ、レイヤーマスクがある状態なので、
・「移動」ツールを使用して範囲の移動
・「ブラシ」ツールの白/黒を利用
して、修正が出来ます。
今回は13項のその10「三角形や正六角形で切り抜いてみよう」について勉強しました。
次回は「写真や画像の角を丸くしてみよう」を勉強していきます。
公開日:2022年11月27日
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13 画像を切り抜くいろいろな方法(その11)
写真や画像の角を丸くしてみよう
写真や画像の角の丸め方で、参考サイトでは2つの方法が紹介されていましたので、2つの方法について勉強していきます。
①メニューバー⇒「フィルター」⇒「装飾」⇒「角丸め」を使う方法
②メニューバー⇒「選択」⇒「角を丸める」を使用する方法
「装飾」⇒「角丸め」を使う方法
①メニューバー⇒「フィルター」⇒「装飾」⇒「角丸め」をクリック
②「Script-Fu:角丸め」のダイアログが開くので半径などを設定しOKをクリック。
※今回はそのまま
・縁取り半径:15
・影を落とす:有効
・影X及びYオフセット:8
・ぼかし半径:15
・半径追加:有効
・コピーで作業する:有効
でOKにしました。
こんな感じで、新しいキャンバスに3つのレイヤーが出来、実物には影が追加されていい感じになってます。
出来上がり画像
「選択」⇒「角を丸める」を使う方法
※先ほどのは自動で角丸め等を行ってくれるのに対し、手動で角丸めを行う様な感じです。
選択範囲を作成する
①メニューバー⇒「選択」⇒「全て選択」をクリック。
選択範囲の角を丸める
①メニューバー⇒「選択」⇒「角を丸める」をクリック。
「Script-Fu:角を丸める」ダイアログが表示されるので半径を設定しOKをクリック。
※先ほどの「Script-Fu:角丸め」とは異なるダイアログになってます。
見にくいですが、角が丸くなったところが選択範囲になっています。
レイヤーマスクを追加する
①レイヤーダイアログで元画像の上で右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」⇒初期化方法を「選択範囲」にして追加。
選択を解除する
①メニューバー⇒「選択」⇒「選択の解除」をクリック
この方法でも角を丸めることが出来ました。
今回は13項のその11「写真や画像の角を丸めてみよう」について勉強しました。
次回は「文字の形で画像を切り抜いてみよう」を勉強していきます。
公開日:2022年12月3日
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13 画像を切り抜くいろいろな方法(その12)
文字の形で画像を切り抜いてみよう
図形を文字の形に切り抜く方法
背景画像を開く
文字を入力する
①ツールボックス⇒「テキスト」⇒文字を入力する
今回はこんな感じで入力してみました。
※以降の操作を見るとわかりますが、不透明部分を範囲指定にするので文字色はなんでもよいです。
文字の輪郭を選択する
①レイヤーダイアログ⇒テキストレイヤーで右クリック⇒「不透明部分を選択範囲に」を選択
※これで、文字の輪郭が選択範囲になります。
テキストレイヤーを非表示にする
レイヤーマスクを追加する
①レイヤーダイアログ⇒背景画像のレイヤーの上で右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」を選択
②初期化方法⇒「選択範囲」を選択し「追加」をクリック
選択範囲を解除する
こんな感じで文字を切り抜くことが出来ました。
図形に切り抜いた文字を付けたい時
※上記の「文字を入力する」以降を下記の様にすると背景を残して見やすくすることが出来ます。
①レイヤーダイアログ⇒右クリック⇒「新しいレイヤーの追加」を選択
②新しいレイヤーを背景レイヤーとテキストレイヤーの間にする
③新しく作成したレイヤーに
・ツールボックス⇒「矩形選択」⇒範囲を選択
・ツールボックス⇒「塗りつぶし」⇒指定した範囲に色を付ける
④テキストレイヤー⇒右クリック⇒「不透明部分を選択範囲に」をクリック
⑤テキストレイヤーを非表示にする
⑥新しく作成したレイヤーで右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」⇒初期化方法を「選択範囲」を選択し「追加」
※文字だけ切り抜きたいときは、背景画像にレイヤーマスクを掛けましたが、背景を残したまま、図形を追加して文字を切り抜きたいときは、図形のレイヤーにレイヤーマスクを掛けるとよいみたいです。
今回は13項のその12「文字の形で画像を切り抜いてみよう」について勉強しました。
やっと13項の「画像を切り抜くいろいろな方法」にいついては終了しました。
次回は14項「背景」の「新しい画像の背景色を設定してみよう」を勉強していきます。
公開日:2023年1月1日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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14 背景
今回、「背景」の項目については、4項目ありますが一気に勉強していきます。
新しい画像の背景色を設定してみよう
※本項目については、今まで勉強してきた内容で何となくわかる内容なので、画像挿入はなしで簡単に説明文だけにします。
「新しい画像」の背景色を設定する
①メニューバー⇒「ファイル」⇒「新しい画像」を選択。
②「新しい画像を作成」ダイアログ⇒「詳細設定」を選択。
③「詳細設定」内に「塗りつぶし色」の項目があるので、
・描画色
・背景色
・白
・透明
・パターン
の中から選択することで背景色を選択できます。
毎回同じ背景色になるように設定しておく
①メニューバー⇒「編集」⇒「設定」を選択。
②設定ダイアログから「新しい画像の設定」を選択。
③「塗りつぶし色」の項目で、「新しい画像の背景色設定」と同様に描画色や背景色等を選択しておく。
背景画像に光をあててみよう
背景画像に光をあてる方法
①画像を開く
※今回は下の画像を使用します。
②メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ライト効果」を選択。
③上のダイアログが表示されるので、
「オプション」の「距離」を調整。
※今回は"2.000"で設定。
※投影の中心が青点で表示されるのでドラッグして位置を調整します。
④「光源」で
・種類:点光源
・色:白色
・強度:1.00
に設定。
⑤プレビューを見ながら良ければ「OK」をクリック。
※下画像のように画像上部が明るくなります。
⑥今回白色だと明るくなりすぎている感じがあったので、「ツールボックス」⇒「スポイト」機能を用いて空の色の明るいところの色を「光源」の「色」に設定してみました。
※下の画像が「スポイト」で画像の空の色を吸い取って、色設定したところです。
⑦「光源」の「色」を画像の明るい空の色にした時の画像です。
※ちょうど上部の真ん中の雲の部分が明るくなったので、ここに太陽があるのかな?って感じにできます。
⑧今回は更に「色」を適当に赤っぽいオレンジにしてみました。
※少し変ですが、こんな感じで夕焼けの様にできると思います。
※ちなみに「ライト効果」のダイアログに
・バンプマップ
・環境マップ
のタブがあったのでオリジナルの画像に効果を実行したところ下の画像の様になりました。
【バンプマップ】
【環境マップ】
なんかよくわかりませんが、こんな効果もあるようです。
足りない背景をのばしてみよう
画像の横幅をのばす
※今回は下の画像の横幅を伸ばしてみます。
①アルファチャンネルの追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「透明部分」⇒「アルファチャンネルの追加」を選択。
②キャンバスサイズを変更する
・メニューバー⇒「画像」⇒「キャンバスサイズの変更」を選択。
・「キャンバスサイズの変更」ダイアログが表示されるので、適当な大きさに「幅」を変更する。
※「幅」を変更する時、今回は横幅のみを大きくするので幅/高さの「チェーン」は話しておく。
③問題なければ「リサイズ」をクリック。
※これで、下のような感じに左側のサイズが透明として伸ばすことができました。
④選択範囲を作成する
・ツールボックス⇒「矩形選択」⇒横にのばしてもおかしくならないような場所で範囲を選択する。
※選択範囲を横にのばすので、画像を見ながら横に伸ばしてもわかりにくい画像の部分を矩形選択します。
⑤選択範囲を横にのばす
・ツールボックス⇒「拡大・縮小」⇒キャンバス内で左クリック
⑥ハンドルが表示されるので、のばしたい方向にある真ん中の四角いハンドルを逃したいところまでドラッグ。
⑦「拡大・縮小」ダイアログの「拡大・縮小」をクリックして拡大・縮小を決定する。
⑧「拡大・縮小」を決定してもまだ「フローティングレイヤー」になっているので「フローティングレイヤーの固定」をクリックしてフローティングレイヤーを固定する。
※これで、下のように画像を横にのばすことができましたが、つなぎ目部分に線が入ったようになってます。
⑨伸ばした部分を「修復ブラシ」ツールで分かりにくくする。
・ツールボックス⇒「修復ブラシ」を選択
・修正したい色の箇所で、「Ctrl」を押しながらクリック(下の画像の様に円マークが表示されます)
・つなぎ目部分をドラッグすると、円マークと同じ色に修復されます
※「修復ブラシ」ツールの使い方は別途勉強するようなので、今回は何となくでやってみました。
以上で下の画像のようにはっきりとしたつなぎ目を消して、横にのばすことができました。
消しゴムを使って背景を透明にしてみよう
「消しゴム」ツールを使って背景を透明にする
①アルファチャンネルを追加する。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「アルファチャンネルの追加」を選択。
②ツールボックス⇒「消しゴム」を選択。
③消したい部分をマウスのドラッグで消していく。
※ごめんなさい。時間がかかるのでざっくりと空を消してみました。
④今回は上でせっかく空を透明にしたので、下の画像をレイヤーに追加してみました。
⑤これを重ねることで下の画像の様に空の部分だけ変更(合成)することができました。
今回は14項の「背景」について勉強しました。
順番通りでは、次回は15項「文字(テキスト)」になりますが、項目が多いのと、とりあえず文字入力は出来ているので、一旦後回しにして16項「合成」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年1月12日
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16 合成
※項目15 の「文字(テキスト)」については最後に勉強します。
画像を合成してみる
背景画像と人物画像を開く
①背景画像は下の画像を使用しました。
【背景画像】
②人物画像は前回も使用した下の画像をしようしました。
【人物画像】
人物画像を切り抜く
③パスツールを使って人物を囲う。
※今回はサイトと同様にパスツールを使いましたが、最終的には選択範囲を切り抜くのでその他の切り抜き方法でもよいようです。
④パスツールで囲った画像を選択範囲にする。
・パスツール⇒ツールオプション⇒「パスを選択範囲に」を選択。
⑤レイヤーマスクを作成する。
・切り抜きたい画像を選択範囲にできたら、
レイヤーダイアログ⇒人物レイヤーの上で右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」を選択。
・「レイヤーマスクの初期化方法」を「選択範囲」にして「追加」を選択。
これで下のような感じになります。今回は手すりも残してみました。
・選択範囲を解除する
人物画像を背景画像に貼り付ける
⑥上述で切り抜いた人物画像を開く。
⑦メニューバー⇒「編集」⇒「可視部分のコピー」をクリックする。
⑧背景画像を選択する。
⑨メニューバー⇒「編集」⇒「貼り付け」をクリックする。
※これで、背景画像に切り取った人物画像を貼り付けることができました。
⑩上記の貼り付けでは切り取った人物画像が「フローティング選択範囲」の状態になっているので「新しいレイヤーを画像に追加します」をクリックする。
合成写真をなじませる
⑪レイヤーダイアログで人物画像を選択し、位置やサイズを調整する。
・ツールボックス⇒「拡大・縮小」ツールで人物画像のサイズを調整する。
・ツールボックス⇒「移動」ツールで人物画像の位置を調整する。
⑫手すり部分が切れいているので、前回勉強した項目14 背景「足りない背景を伸ばしてみよう」で手すり部分を伸ばしました。
※わかりやすいように、背景画像はいったん「目アイコン」を消してます。
⑬再度背景画像をに重ねてみました。
⑭背景画像をぼかしてなじませる。
・レイヤーダイアログより、背景画像を選択中にする。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」をクリックする。
・「ガウスぼかし」のダイアログで「ぼかし半径」を調整して「OK」をクリックする。
※参考サイトでは写真撮影時の遠近のフォーカスの様に背景画像を適当にぼかしていましたが、上述画像ではあまりわからない感じでした。
以上で、画像の合成ができました。
今回は16項 合成 その1「画像を合成してみる」について勉強しました。
次回は16項 合成 その2「花火の写真を合成してみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年1月13日
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16 合成
花火の写真を合成してみよう
2枚の花火写真を開く
①合成したい2枚の花火写真を同じプロジェクト内で開く。
※今回は下の2枚の花火写真を使用しました。(自分で撮った写真なのでよい写真ではないです)
【1枚目】
【2枚目】
2枚の写真を合成する
②2枚目の花火の写真のレイヤーがアクティブになっている状態で、「モード」をクリック。
③「モード」内の、「比較(明)」をクリック。
※これで、以前勉強した「レイヤーモード」の「比較(明)」の様に1枚目と比較し2枚目の明るい部分が透過されます。
花火の位置を調整する
④上の画像では、2枚の花火の位置が重なっていて見にくいので2枚目の花火の位置を移動します。
・ツールボックス⇒「移動」を選択し、2枚目の画像を移動する。
2枚目の花火だけを切り抜いて移動する
※上では2枚目の画像全体を移動しましたが、花火部分だけを切り抜いて移動します。
⑤切り抜きたい花火部分を選択する
・ツールボックス⇒「楕円選択」で切り抜きたい花火部分を選択する。
⑥不要部分(選択範囲以外)を選択範囲にする。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」を選択する。
⑦不要部分を消去する。
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリックする。
⑧選択を解除する。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリックする。
※これで、2枚目の花火部分のみを合成し移動することができます。
不自然な部分を修正
※サイトには記載ありませんでしたが、上の画像では、2枚目の花火部分が若干明るくなっており、楕円に選択した範囲がはっきりと見えて不自然になってしまいました。
⑨2枚目の花火部分の明るさを調整する。
・メニューバー⇒「色」⇒「明るさ・コントラスト」を選択。
⑩「明るさ」及び「コントラスト」の数値を調整して選択範囲が見えないように調整する。
複数の花火の写真を合成する
※本項目については、同じ内容の繰り返しのため割愛します。
以上で、花火の写真の合成ができました。
今回は16項 合成 その2「花火の写真を合成してみよう」について勉強しました。
次回は16項 合成 その3「遠近法の使い方」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年1月17日
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16 合成
遠近法の使い方
遠近法ツールとは
※「遠近法」ツールでは、レイヤー、選択範囲を変形して遠近感を加える機能。
【正変換】
・正面から見えている画像を斜めから見たように遠近感を加えて変形させる。
【逆変換】
・斜めに見えている画像を正面から見たように変形させる。
遠近法ツールの使用方法
・ツールボックス⇒「遠近法」アイコンをクリック。
・メニューバー⇒「ツール」⇒「変形ツール」⇒「遠近法」を選択。
・キーボード(ショートカットキー) shift+P
遠近法ツールを使ってみる【正変換】
メモに文字を記入したようにする
①下の写真の左上にテキストで普通に文字を書いてみました。
②テキストを移動して遠近法ツールを使ってみる。
・ツールボックス⇒「移動」でテキスト文字を机の上(PCの左側)のメモのところに移動。
・ツールボックス⇒「遠近法」をクリック
・「遠近法」のツールオプションの「方向」を「正変換」を選択。
・キャンバスにマウスを持っていき左クリック。
③四隅にハンドルが表示されるので、マウスでドラッグして変形する。
※「遠近法」のツールオプションで、「プレビューを表示」を選択しておくと、変形した際のプレビュー画像が表示されます。
④問題なければ、「遠近法」ダイアログの「変換」をクリックして変形を実行する。
※フォントをもっと手書きの様なフォントの方が良かったですね。
同様にPC画面に下の画像をいれてみました
①上の内容と同様に、画像を移動して遠近法ツールを使ってみる。
・ツールボックス⇒「移動」で画像をPCの画面のところに移動。
・ツールボックス⇒「遠近法」をクリック
・「遠近法」のツールオプションの「方向」を「正変換」を選択。
・キャンバスにマウスを持っていき左クリックを押す。
②四隅にハンドルが表示されるので、マウスでドラッグして変形する。
③問題なければ、「遠近法」ダイアログの「変換」をクリックして変形を実行する。
遠近法ツールを使ってみる【逆変換】
PCのキーボード部分を正面から見たように変形する
※あまり良い素材ではないですが、とりあえず下の画像でPCのキーボード部分が斜めになっているので、「逆変換」で正面から見たようにしてみました。
①正面から見たようにする部分を選択する
・ツールボックス⇒「遠近法」をクリック
・「遠近法」のツールオプションの「方向」を「逆変換」を選択。
・キャンバスにマウスを持っていき左クリックを押す。
②「正変換」と同様に四隅にハンドルのついた枠が表示されるので、四隅をキーボードを囲むように選択する。
※枠が見にくいですが、キーボード部分を囲っています。
③「遠近法」ダイアログの「変換」をクリックして変形を実行する。
※キーボード部分が正面から見たように切り抜かれました。
遠近法のツールオプション
※サイトには「遠近法」のツールオプションについて説明が記載されていましたので、同様に書き写しておきます。
一つずつ実施すると時間がかかるので、内容を頭の片隅に入れておくようにサイトの内容を簡単に写しただけです。
変形対象
変形の対象を選択する。(上で実行しているのは全て「レイヤー」で実行しています)
①レイヤーを変形対象にする
②選択範囲を ”
③パスを ”
④画像を ”
方向
上でも実行している 正面⇒斜め、斜め⇒正面 に変形する方向です。
①正変換・・・正面⇒斜め
②逆変換・・・斜め⇒正面
補間アルゴリズム
変形部分をどの色にするかの設定。
GIMPでの初期設定は「キュービック」。
①補間しない・・・元画像の一番近い画素の色を使用。画像品質が悪くなる。
②線形・・・元画像の一番近い4つの画素の色の平均を使用。画像品質は「補間しない」と「キュービック」の中間。
③キュービック・・・元画像の一番近い8つの画素の色の平均を使用。画像の品質は良くなる。
④NoHalo・・・高品質の補間処理をしたいときに選択。画像を元の大きさの半分以下に縮小する時に使用。
⑤LoHalo・・・同上で高品質の補間処理をしたいときに選択。回転や剪断のサイズを大きく減らさないときに使用。
クリッピング
変形後のサイズを4つの中から選択することが可能。
GIMPの初期設定は「自動調整」。
①自動調整・・・変更後の大きさを自動で合わせる。変更を行ったレイヤーサイズが大きくなる。
キャンバスサイズより大きくなったレイヤーは、
・メニューバー⇒「画像」⇒「キャンバスをレイヤーに合わせる」
で画像全体を表示可能。
②変更前のレイヤーサイズ・・・変形前のレイヤーサイズを元にして、はみ出た部分は削除する。
③結果で切り抜き・・・変形前のレイヤーサイズのままで、変更後の周りに透明部分が残らないように切り抜かれる。
④縦横比で切り抜き・・・「結果で切り抜き」と効果は同じで、縦横比が維持される。
プレビューを表示
画像を変形する際の四隅のハンドルを動かした際にプレビュー(イメージ画像)の表示の有無を設定。
①プレビューの表示にチェックを入れると
・Composited preview
・プレビューの不透明度・・・プレビュー画像の透明度の設定。
が表示される。
②「Composited preview」にチェックを入れると
・Preview linked items(リンクされたアイテムのプレビュー)・・・選択中のレイヤーだけでなくチェーンアイコンが表示されているすべてのレイヤーを変形させる。
・Synchronous preview(同期プレビュー)・・・サイトに説明がありませんでした。さっとググっても見ましたが説明されているところが見当たらないので別途要確認です。
が表示される。
ガイド
選択範囲作成時に構図の線(ガイド)を表示することが可能。初期設定では「表示しない」。
※これも他の機能にあるガイドと基本同じなので、項目だけあげておきます。
①表示しない
②センターライン
③三分割法
④五分割法
⑤黄金分割
⑥対角線構図
⑦グリッド線の数を指定
⑧グリッド線の間隔を指定
ハンドルを制限
ハンドル操作を制限して、ふちと対角線に沿って移動する。
中心から
中心点を中心に変形する。
今回は16項 合成 その3「遠近法の使い」について勉強しました。
次はサイト上では「レイヤーモード」になっていますが、本内容は項目10の「レイヤーモード」と同じ内容のため割愛します。
次回は16項 合成 その4「青空に加工してみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年1月18日
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16 合成
青空に加工してみよう
今回は以前にも下の画像の空を合成しましたが、今回加工する際の切り取り方法等がことなるので、再度同じ画像でサイトの方法を見ながら空の画像を加工したいと思います。
【元画像】
【青空画像】
2つの画像を開く
①上の2つの画像を同じプロジェクト内に2つのレイヤーで開く。
自由選択ツールで大まかに選択範囲を作成する
②ツールボックス⇒「自由選択」ツールを選択。
③空の領域より少し大きくして大まかに選択する。
※選択範囲は大まかに選択して良いようです。(この後「色域選択」できちんと選択範囲を決めます)
なので、女性の髪の毛のところをざっくりと選択しています。
色域選択ツールで空を選択範囲にする
④ツールボックス⇒「色域選択」ツールを選択。
⑤色域選択のツールオプション⇒モード「交差部分を新しい選択範囲に」を選択。
⑥同上ツールオプション⇒「境界をぼかす」を有効にして、「ぼかす半径」を1.0に設定。
⑦空部分をクリックして境界線が上手く選択できるまで「しきい値」を調整しながら選択範囲を作成する。
※私は判定基準も色々選択して良い感じになる所にしてみました。
【しきい値:8、判定基準:LCh明度】
※上記の設定ではきちんと境界線が選択できませんでした。
【しきい値:30、判定基準:LCh明度】
※それなりに境界線が選択できたと思います。
レイヤーマスクを追加する
⑧元画像のレイヤーの上で右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」をクリック。
⑨レイヤーマスクの初期設定を「選択範囲」、「マスク反転」を有効にして「追加」をクリック。
※これでレイヤーマスクが追加されました。
【レイヤーマスクで空が透過している状態】
【透過した部分に空画像(下のレイヤー)を合成した状態】
選択範囲を解除
⑩メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリックして選択を解除する。
切り抜いた部分を修正する
⑪ブラシを使用して、境界線の細かい部分を修正する。
・以前も勉強したブラシで、レイヤーマスク部分を白/黒を塗り透過/不透過を修正します。
⑫青空レイヤーを縮小する。
・元画像と空の雲の大きさが不自然な場合は、青空の画像のレイヤーを選択し「レイヤーの拡大・縮小」ツールで自然になるように修正する。
⑬青空の位置を修正する。
・青空のレイヤーを選択し、「移動」ツールで青空の位置を調整する。
⑭色、明るさを調整する。
・メニューバー⇒「色」の「彩度」及び「明るさ・コントラスト」で元画像若しくは青空が自然な色になるように調整する。
⑮水平線を濃くする
・ツールボックス⇒「暗室」を選択。
・「ブラシ形状」を「2.Hardness075」、「種類」を「焼き込み」に設定して、水平線上を何回かなぞる事で水平線の色がこくなります。
【修正前】
【修正後】
※空に位置を移動して右側に山の見えるところまで見えるようにしました。
※「彩度」と「明るさ・コントラスト」を調整して相互の色合いが合うようにしました。
※水平線を「暗室」ツールで塗ってみました。塗っている時は若干違いは判りましたが、上の画像ではあまり効果は分からないです。
今回は16項 合成 その「青空に加工してみよう」について勉強しました。
次回は17項 合成 その1「小顔にしてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年1月18日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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17 修正・補正
小顔にしてみよう
今回は「ワープ変形」という機能を使って「小顔にする」修正をするようです。
下で「ワープ変形」の機能は使っていますが、「なぜそうなるのか?」がよくわかっていません。
とりあえず、サイト通りに実施してみました。
画像を開く
①元画像を開く。
※今回の元画像は下の画像を使用させていただきました。
元画像をレイヤーに複製する
②レイヤーダイアログ⇒元画像レイヤー上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
「ワープ変形」ツールを使う
③ツールボックス⇒「ワープ変形」を選択。
④「ワープ変形」ツールの設定をする。
ツールオプションから
・「動作」を「領域をすぼめる」に設定。
・マウスポインタを顔の輪郭線に持っていき、半径が輪郭線から口やほうれい線にかからないくらいの大きさにサイズを設定する。
・「ストローク」の「一定間隔」にチェックを入れる。
画像を小顔にする
⑤上記設定が出来たら、小顔にしたい部分にマウスポインタを持っていき左クリックを長押しする。
※長押しした部分がどんどん小さくなっていくので、ドラッグしたまま顔の輪郭をなぞって小さくしてみました。
⑥「Enter」を押すことで修正が完了。
【修正前】
【修正後】
※左右の頬からあごのラインを少しほっそりとさせたのですが、わかりにくいですかね・・・
もっとはっきりと分かるように変形させても良かったのですが、写真の女性が元から小顔なので不自然になったので止めました。
でも「ワープ変形」を使えば、簡単に小顔修正ができました。
今回は17項 修正・補正 その1「小顔にしてみよう」について勉強しました。
次回は17項 補正・修正 その2「修正ブラシの使い方」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年1月26日
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17 修正・補正
修復ブラシの使い方
今回は「修復ブラシ」という機能を使います。
この機能は、以前14項 背景の「足りない背景を伸ばす」でも、継ぎ足した背景の不自然なところを修正するのに使用しました。
今回は、同じ「修復ブラシ」を使用して画像より不要な箇所を消していきます。
修復ブラシとは
写真の不要な部分を消したい場合、その周辺にある適切な色情報を取り込んで、不要な部分をブラシでなぞったり、クリックしていくだけの簡単操作で周囲となじませて消すことができるツール。
修復ブラシの使用方法
・ツールボックス⇒「修復ブラシ」アイコン
・メニューバー⇒「ツール」⇒「描画ツール」⇒「修復ブラシ」
・キーボード(ショートカットキー)「H」
キー操作
・「転写元」の取り込み・・・「Ctrl」を押しながら左クリック
・修復(ドラッグ)・・・修正箇所をドラッグで塗りつぶすように転写元の色情報で修正する
・修復(直線)・・・転写元の情報を取り込んだ後に「Shift」を押すと「直線ガイド」が表示されるので、ガイドが表示された状態で左クリックすると直線ガイドに沿って修正が可能
修復ブラシを使って画像を修正してみる
画像を開く
今回は下の画像で修復ブラシを使ってみました。
修復ブラシで不要な部分をけしてみる
①ツールボックス⇒「修復ブラシ」をクリック。
②ツールオプションの設定
・「ブラシ形状」・・・今回は「2.Hardness050」に設定。
・「ブラシサイズ」・・・画面を見ながら適当に設定。今回は「30.00」に設定しています。
③「転写元」の色情報を取り込む
・「転写元」にしたい場所で、「Ctrl」を押しながら左クリック。
※今回は中央上部の筆などが並んでいるところの上から6番目の一番太い筆を消したいと思います。
※見難いですが、対象の筆の下側に「転写元」の丸点線が表示されます。
【拡大】
④対象の筆を消す
・消したい筆の上を左クリックでドラッグしながら消していく。
※下の画像のように、
・下の丸点線が「転写元」
・上の丸点線が「消去対象」
となります。
※今回は「ツールオプション」⇒「位置合わせ」を「なし」に設定しているので、消したい部分を移動すると、「転写元」も同じように移動します。
※後述にありますが、「転写元」を動かしたくない場合などは、「ツールオプション」⇒「位置合わせ」で
「揃える」や「固定」なども選択できます。
※「位置合わせ」を「なし」にすると、「転写元」も動くので、下の写真のように「転写元」が紙の白い部分にいってしまい、上の丸点線のところにも紙の色が転写されてしまいます。
※「転写元」を調整し、筆を消すことができました。
修復ブラシのツールオプション
※下記項目については一般的な「ブラシ」の使い方と同じため、参考サイトでは「GIMPブラシの使い方【初心者ナビ】」を参照とのことでしたので、今回も内容を割愛します。
また、その他の項目についても言葉で覚えるより実際に操作した方が覚えやすいと思うので、内容だけ列挙することにしました。
・不透明度
・ブラシ
・サイズ
・縦横比
・角度
・動的特性
・散布
・手ブレ補正
等
ハードエッジ
・「ハードエッジ」にチェックを入れることで、ブラシの形状に関係なく不完全消去を防ぐことができる。
※ブラシ形状:2.Hardness を選択すると、円の外形部分をぼかしたようになりますが、「ハードエッジ」にチェックを入れることでぼかし部分がなくなります。
見えている色で
・「見えている色で」にチェックを入れると、選択中のレイヤーだけでなくすべてのレイヤーに対して修復が行われる。
※サイトの説明の意味がよく理解できなかったのですが、実際に操作してみたところ私の理解は、”「転写元」の色が見えている色で”という感じです。
なので、複数のレイヤーを合成しているときに「見えている色で」にチェックを入れると合成された見えている色が「転写元」になるという感じです。
また、修復は選択したレイヤーしか反映されませんでしたので、サイトの説明は???状態です。
位置合わせ
・なし・・・ドラッグしている間は「転写元」も同じように動きますが、クリックを離すと、元の「転写元」に戻ります。
・揃える・・・ドラッグ中及び「なし」ではクリックを離すと元の「転写元」に戻るのに対し、クリックを離しても「転写元」が同じように動く。
・登録されたもの・・・別のウィンドウで開いている画像から「転写元」を選ぶときに使用。
・固定・・・「転写元」の位置は固定されたまま。
今回は17項 修正・補正 その2「修正ブラシの使い方」について勉強しました。
次回参考サイト上では以前14項で勉強した「足りない背景を伸ばしてみよう」となっているので割愛し、17項 補正・修正 その3として「顔写真のほくろやニキビを消して美肌にしてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年1月27日
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17 修正・補正
顔写真のほくろやニキビを消して美肌にしてみよう
今回も「修復ブラシ」という機能を使ってほくろやニキビを消していきます。
ニキビ2か所をけしてみる
①今回は下の画像のニキビ?2か所を消していきます。
②写真を複製しよう
・写真レイヤー上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
※参考サイトにも記載がありますが、レイヤーを複製せずそのまま修正することもできます。
ただし、複製したレイヤーを修整するようにすると、修正が失敗してもすぐに元の写真に戻すことができるので、特に問題がなければ「修復ブラシ」だけでなくその他の加工をする際も「レイヤーの複製」をすることを習慣づけておくほうが良いと思います。
③写真を拡大する
・ツールボックス⇒「ズーム」ツールで修正箇所を拡大する。
※本件も必ずしも拡大する必要はありませんが、切り取りツールなど含め、細かい作業は拡大してから行ったほうが作業しやすいので、適度に拡大して修正したほうが良いと思います。
④修復ブラシでニキビ2か所を消す
・ツールボックス⇒「修復ブラシ」を選択。
今回もツールオプション設定は、
・ブラシ形状:2.Hardness050
・サイズ:30.00
・ハードエッジ:オフ
・見えている色で:オフ
・位置合わせ:なし
で修正しました。
【修正後(拡大)】
【修正後(元画像)】
結構きれいに修正できたと思います。
今回2か所のニキビを消しましたが、「転写元」はそれぞれに設定しました。
(肌でも赤みかかったところ、陰影があったりするところがあるので、できるだけ修正したい肌色に近いところを「転写元」に設定しました。)
今回は17項 修正・補正 その3「顔写真のほくろやニキビを消して美肌にしてみよう」について勉強しました。
次回は17項 補正・修正 その4として「写真の傾きを補正してみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年1月28日
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17 修正・補正
写真の傾きを補正してみよう
今回は「定規」ツールを使用して、写真の傾きを補正していきます。
画像を開く
①今回は下の画像の水平線の傾きを修正します。
定規ツールを設定する
②ツールボックス⇒「定規」を選択。
③ツールオプションの「クリッピング」を「結果で切り取り」に設定。
傾きを補正する
④ツールオプションの設定ができたら、傾きを補正したいラインをドラッグする。
⑤ツールオプション⇒「傾きの補正」をクリックする。
上記で「傾きが補正」=「画像が回転」し、水平線の傾きが補正できました。
※ちなみに、補正した傾きの角度は、履歴から0.472度補正されていました。
キャンバスサイズを変更する
⑥上記③で「クリッピング」を「結果で切り取り」に設定したため、画像が元画像サイズより全体的に小さくなりました。
※キャンバスサイズに対し画像が小さくなった分、余白(透明部分)ができました。
なのでキャンバスサイズをレイヤーサイズに合わせます。
・メニューバー⇒「画像」⇒「キャンバスをレイヤーに合わせる」をクリック。
これで、写真の傾きを修正し、且つ画像をキャンバスサイズに合わすことができました。
「クリッピング」について
上記では参考サイト通り「クリッピング」の設定を「結果で切り取り」に設定しました。
その他の「クリッピング」を選択したときの状態を下記します。
【自動調整】
※傾いた画像全体が表示されるように、上下左すべてに透明部分がのこるキャンバスサイズになっています。
【変更前のレイヤーサイズ】
※レイヤーサイズは変わっていませんが、傾きいた分
・右辺の上側
・下辺の右側
に透明部分ができてしまいました。
【縦横比で切り抜き】
※最初に実施した「結果で切り取り」より「縦横比で切り抜き」にすると、更に元画像が小さくなりキャンバスサイズに対し余白(透明部分)ができました。
今回は17項 修正・補正 その4「修正ブラシの使い方」について勉強しました。
次回は18項 色補正・色修正・色を変える その1として「写真の明るさとコントラストを調整してみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月2日
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18 色補正・色修正・色を変える
写真の明るさとコントラストを調整してみよう
「明るさ・コントラスト」で調整する
新しい画像を開く
①今回は下の画像の明るさ、コントラストを調整していきます。
元画像を複製する
②以前もありましたが、元画像のまま直接修正してもよいですが、思い通りにならなかったときに簡単に元に戻せるように、複製した画像を調整していきます。
・レイヤーダイアログ⇒元画像の上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
「明るさ・コントラスト」を調整する
③メニューバー⇒「色」⇒「明るさ・コントラスト」をクリックする。
※クリックすると下のような「明るさ・コントラスト」のダイアログが表示されます。
※ここで、「プレビュー」にチェック、「分割表示」にチェックを入れると調整前後を画面分割して確認できるようにできます。
※また、分割位置は最初は中心にありますが、中心線をドラッグすることで、下の写真のように分割範囲を調整することができました。
この状態でも、「分割表示」せず全体を見ながらでも見やすい方法で調整してよいと思います。
④「明るさ」と「コントラスト」のスライダーを左右に動かして調整する。
⑤「明るさとコントラストの調整」ダイアログの「OK」を押して変更を決定する。
以上が、メニュバー⇒「色」⇒「明るさ・コントラスト」で調整する方法です。
続けて、「レベル」を使用して調整してみます。
「レベル」で調整する
※先ほどの「明るさ・コントラストの調整」のダイアログの中央に「この調整をレベルで調整」があり、ここをクリックすると「色レベルの調整」ダイアログが開きます。
また、同様に
・メニューバー⇒「色」⇒「レベル」をクリックすることでも同じダイアログが表示されます。
【明るさ・コントラストの調整】
【色レベルの調整】
⑥「レベル」のダイアログ内の「入力レベル」の下にある▲印3か所を動かすことでレベルの調整ができます。
※入力レベルのヒストグラムが見にくいときは、「チャンネル(N)」の一番右側にあるアイコン「対数ヒストグラム」をクリックすると下のように明るさのレベルがわかりやすくなります。
※入力レベルの初期値は
・左▲・・・0
・中央▲・・・1.00
・右▲・・・255
になっていますが、下写真は左:中央:右を 42:1.00:217 で最小/最大の▲印を調整したものです。
※次に左:右は 42:217 のまま、中央の値を1.00⇒2.00に調整しました。
※逆に中央の値を1:00⇒0.40に調整しました。
※左右の▲印(最小/最大)の位置を固定し、明るさの黒⇒白の幅を固定し、中央値を変更するだけで上の写真のように調整することができます。
⑦参考サイトには記載ありませんでしたが、「レベル」ダイアログ内に「この設定をトーンカーブで調整」という項目があり、「トーンカーブ」での調整も可能です。
※メニュー⇒「色」⇒「トーンカーブ」を選択でも調整できます。
上の写真の「トーンカーブ」は下のようになります。
※「トーンカーブ」の中央を持ち上げると下のようになります。
今回は3種類の「明るさ・コントラストの調整方法」を勉強しました。
思うように調整するにはまだまだ勉強が必要ですが、とりあえず暗い写真を明るくするときなどはすぐ使えそうです。
今回は18項 色補正・色修正・色を変える その1として「写真の明るさとコントラストを調整してみよう」及び「レベルで調整」について勉強しました。
次回は18項 色補正・色修正・色を変える その2として「暗室の使い方」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月6日
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18 色補正・色修正・色を変える
暗室の使い方
前回「明るさとコントラストの調整」を勉強しましたが、その方法では画像全体の「明るさ・コントラスト」の調整になりました。
今回使用する「暗室ツール」は画像の一部を明るくしたり暗くしたりできるツールのようです。
暗室ツールの使い方
・ツールボックス⇒「暗室」アイコン
・メニューバー⇒「ツール」⇒「描画ツール」⇒「暗室」
・キーボード(ショートカットキー) 「Shift」+「D」
キー操作
・「Ctrl」を押すことで暗室の種類を
「覆い焼き」・・・明るくする
「焼きこみ」・・・暗くする
の入れ替えが可能。
・「Shift」キーを押し続けることで、「覆い焼き」「焼きこみ」の直線を引くことが可能。
暗室ツールを使ってみる(画像の一部を明るくする)
①画像を開く。
今回は下の画像を使用しました。
※全体的に明るすぎるので、前回勉強した「明るさ・コントラストの調整」で、一旦画像を暗くしてみました。
②「暗室ツール」の設定
・ツールボックス⇒「暗室ツール」を選択。
・「ブラシ」を「2.Hardness050」を選択。
・「サイズ」を「500」に設定。(ちょっと大きすぎるかもと思いましたが・・・)
・「種類」を「覆い焼き」、「範囲」を「ハイライト」に設定。
③塔の周辺を明るくしてみる
・ドラッグしながら塔の周りを明るくしてみました。
暗室ツールを使ってみる(画像の一部を暗くする)
今度は逆に画像を一部を暗くします。
画像は最初の明るい画像のまま使用しました。
①「暗室ツール」の設定
・「ブラシ」を「2.Hardness050」を選択。
・「サイズ」を今回は「200」に設定しました。
・「種類」を「焼き込み」に変更、「範囲」は「ハイライト」のままに設定。
②塔と山の部分(上部)を除いて、下半分の花の部分をドラッグして暗くしてみました。
※この写真で、「暗室ツール」の良さがわかったか?と言われると???ですが、一応部分的に明るくしたり、暗くする方法は理解できました。
ツールオプション
ツールオプションとして、上で使用した内容以外に
・動的特性
・動的特性のオプション
・不透明度
・ハードエッジ
・露出
などがありますが、今回詳細は確認していません。
あまり細かく勉強してもすぐ忘れてしまうので、「こんなものがある」という理解で止めておきます
実際に使用したいと思ったときに深掘りしていきたいと思います。
今回は18項 色補正・色修正・色を変える その2として「暗室の使い方」について勉強しました。
次回は18項 色補正・色修正・色を変える その3として「瞳の色を変えてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月6日
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18 色補正・色修正・色を変える
瞳の色を変えてみよう
今回は瞳の色を変えてカラーコンタクトを入れているような画像に加工するとのことです。
使用するのは、以前勉強した「楕円選択」と「カラーバランス」という機能のようです。
瞳の色を変えてみよう
①画像を開く
今回は下の女性の画像を使用します。
②画像を複製する
・元画像のレイヤー上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
③「楕円ツール」を使用する
・ツールボックス⇒「楕円選択」をクリック。
・今回は2か所を変更する必要があるので、
ツールオプション⇒「モード」⇒「選択範囲の追加」をクリックする。
・2か所の瞳を選択範囲にする。
※瞳の大きさギリギリに選択するとまぶたに選択範囲がかかるので、瞳の大きさより少し小さめに範囲を選択しました。
④瞳の色を変える
・メニューバー⇒「色」⇒「カラーバランス」を選択。
・「カラーバランス」のダイアログが開くので、「色レベルの調整」の
シアン、マゼンタ、イエローをスライドさせて色を調整する。
※今回は青っぽく色を調整しました。
⑤少し瞳の明るさを調整する
・前回勉強した「暗室ツール」の「覆い焼き」で、瞳の色を少し明るくしました。
⑥選択を解除する
以上で瞳の色を変えることができました。
今回は18項 色補正・色修正・色を変える その3として「瞳の色を変えてみよう」について勉強しました。
次回は18項 色補正・色修正・色を変える その4として「赤目を補正してみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月7日
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18 色補正・色修正・色を変える
赤目を補正してみよう
前回「カラーバランス」という機能で瞳の色を変えましたが、よく写真で見かける「赤目」(フラッシュ時)については、
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「強調」⇒「赤目除去」
を使用することで、もっと簡単に補正する方法があるみたいです。
①写真を開く
赤目代表として、参考サイトと同様に下のうさぎの画像を使用します。
②補正したい部分を拡大する
・ツールボックス⇒「ズーム」
で修正したい部分を拡大。
③目の部分を選択する
今回も赤目を補正する箇所を選択するのは「楕円選択」を使用します。
・ツールボックス⇒「楕円選択」を選択。
前回は選択範囲全体の色が変わるため、瞳の大きさに合わせで選択しましたが、「赤目除去」の機能では自動判別してくれるのか、瞳部分より大きく、ざっくりと選択するだけでよいようです。
④赤目を補正する
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「強調」⇒「赤目除去」をクリック。
・「赤目除去」ダイアログの「threshold(しきい値)」のスライダーをスライドし、色を調整する。
・調整が終了したら、「OK」をクリックする。
⑤選択を解除する
※これで赤目を補正することができました。
以上で赤目を補正することができました。
今回は18項 色補正・色修正・色を変える その4として「赤目を補正してみよう」について勉強しました。
次回は18項 色補正・色修正・色を変える その5として「髪の色を変えてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月7日
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18 色補正・色修正・色を変える
髪の色を変えてみよう
今回の「髪の色を変えてみよう」では、選択に「前景抽出」を使用し、色を変更するのに「着色」を使用するようです。
早速、サイトを参考に実施していきます。
①画像を開く
今回は下の女性の画像を使用し、髪の毛の色を変えていきます。
②元画像を複製しておく
・レイヤーダイアログ⇒元画像の上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
③「前景抽出」機能を使用する
・ツールバー⇒「前景抽出」を選択。
・修正する髪の毛の周りをざっくりと囲い、「Enter」を押して選択範囲を決定する。
・「Enter」を押すと、囲った範囲以外が青くなります。
・キーボードの「[」若しくは「]」を押すと「抽出部分にブラシサイズ」が変更できるので、適当な大きさに設定して髪の毛を大まかになぞります。
・なぞり終えたら「Enter」を押すと髪の毛の部分が選択されます。
④複製したレイヤーにレイヤーマスクを追加する。
・複製したレイヤー上で右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」をクリック。
・初期化方法を「選択範囲」にして「追加」をクリック。
下の画像はレイヤーマスク部分のみ表示したときです。
⑤選択を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリック。
⑥髪の毛の色を変える
・複製した画像のレイヤーをアクティブにする。
・メニューバー⇒「色」⇒「着色」をクリック。
・「着色」ダイアログが表示されるので、
「色」または「色相」で設定
「彩度」「輝度」を調整
「モード」を「比較(明)」に設定
「不透明度」を調整
してイメージの色に変えていきます。
⑦細かい部分を修正していく
※境界部分がうまく着色できていなかったりするので、レイヤーマスクを編集して修正を行います。
・レイヤーダイアログ⇒レイヤーマスクをアクティブ(選択中)にする。
・ツールボックス⇒「ブラシで描画」を選択。
・描画色を「FFFFFF」(白)、背景色を「000000」(黒)に設定し、ブラシ形状を選択。「不透明度」は下げておく。
参考サイトではブラシ形状を「2.Hardness075」に設定していましたが、私の感覚的に境界線がはっきりしすぎて違和感があったので「2.Hardness025」にしてぼかし部分を多い目にして修正しました。
・あとは以前勉強したレイヤーマスクの操作方法で、
白く塗る⇒マスク無し
黒く塗る⇒マスクがかかる
を利用して、色のついている箇所を修正していきます。
※わかり難いですが、眉の部分の色が変わっていたり、肩の部分の影も色が変わっていたので修正しました。
一応髪の毛の色を変えることができました。
今回は18項 色補正・色修正・色を変える その5として「髪の色を変えてみよう」について勉強しました。
次回は19項 ぼかす その1として「写真のふちをぼかす2つの方法」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月9日
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19 ぼかす
写真のふちをぼかす2つの方法
今回は写真のふちをぼかす2つの方法を勉強します。
・「ファジー縁取り」を使用して写真のふちをぼかす。
・「選択範囲」を作成して写真のふちをぼかす。
「ファジー縁取り」を使用して写真のふちをぼかす
①画像を開く
今回は下の写真を使用しました。
②「ファジー縁取り」を使用する
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「装飾」⇒「ファジー縁取り」を選択。
・「ファジー縁取り」ダイアログが開くので設定する。
「色」・・・白色
「枠の大きさ」・・・今回は「50」に設定
「枠をぼかす」・・・チェックを入れる
「粒状度」・・・今回は「8」に設定 ※数値を大きくするとぼかす範囲にばらつき(直線ではない感じ)の効果を加えるとのことです。
「コピーで作業する」・・・チェックを入れると加工された画像が別ウインドウになりますが、あまり意味は無いような感じがするので不要であればチェックを外す。
上記設定後、「OK」をクリックして決定する。
これで「ファジー縁取り」を使用したふちをぼかした写真ができました。
選択範囲を作成して写真のふちをぼかす
①同じ写真を使用します。
②アルファチャンネルを追加する。
・レイヤーダイアログ⇒写真のレイヤーで右クリック⇒「アルファチャンネルの追加」をクリック。
③選択範囲としてすべてを選択する
・メニューバー⇒「選択」⇒「すべて選択」をクリック。
④「選択範囲の縮小」を使用する
※選択範囲の縮小でふちどりをする幅を決めるようです。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の縮小」をクリック。
・「選択範囲の縮小」ダイアログで、「選択範囲の縮小量」を調整してぼかしたい範囲を設定する。今回は「50」に設定。
これで縮小した選択範囲が設定されます。
⑤選択範囲を反転する
※現在写真の内側が選択されている状態なので、ふちどり(ぼかし)加工する外側を選択範囲にします。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリック。
⑥境界をぼかす
・メニューバー⇒「選択」⇒「境界をぼかす」をクリック。
・「境界をぼかす」ダイアログで、「縁をぼかす量」を設定。
今回は「100」に設定。
・「OK」を押すと下の写真のように選択範囲の角が丸くなりました。
⑦ふちを消去する
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリック。
これで境界にぼかしをいれた状態で、ふちが透過された状態になりました。
⑧選択を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリック。
以上で、選択範囲を作成してふちをぼかすことができました。
あとは、pngファイルで保存すると縁が透過になったまま画像保存ができます。
※JPGで保存すると、ふちが白色の状態になります。
2つの方法の違いとしては、「選択範囲を作成して・・・」では「境界をぼかす」という効果しか入れれないので簡易版、ばらつき効果などを持たせたい場合は「ファジー縁取り」を使用した方が柔軟な編集ができるように思います。
今回は19項 ぼかす その1として「写真のふちをぼかす2つの方法」について勉強しました。
次回は19項 ぼかす その2として「ぼかし/シャープの使い方」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月10日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
19 ぼかす
今回は、「ぼかし/シャープの使い方」のみ実施する予定でしたが、内容が簡単すぎたため併せて「背景をぼかしてみよう」についても勉強していきます。
ぼかし/シャープの使い方
まずは「ぼかし/シャープ」ツールを使ってぼかし、シャープを変える方法を勉強します。
「ぼかし/シャープ」ツールを使う
「ぼかし/シャープ」ツールの使用方法
・ツールボックス⇒「ぼかし/シャープ」アイコンをクリック
・メニューバー⇒「ツール」⇒「描画ツール」⇒「ぼかし/シャープ」をクリック
・キーボード(ショートカット)⇒「Shift」+「U」
写真をぼかしを入れてみる
①画像は前回同様、下の写真を使用します。
②「ぼかし/シャープ」ツールを選択
・ツールボックス⇒「ぼかし/シャープ」アイコンをクリック。
③先ずは、「ぼかし」を試してみます。
・ツールオプション⇒「色混ぜの種類」⇒「ぼかし」にチェックを入れる。
・「ブラシ形状」を「2.hardness050」にして一番手前の梨をぼかしてみます。
わかり難いですが、
左半分を「割合」設定・・・「100」
右半分を「割合」設定・・・「30」
にしています。
※「割合」の数値が高いとぼかし度合いが上がります。
写真のシャープを変更する
次は同じ手前の梨のシャープをかえてみます。
④「ぼかし/シャープ」ツールを選択
⑤ツールオプションを設定する
・「色混ぜの種類」の「シャープ」にチェックを入れる
・「ブラシ形状」を「2.hardness050」にして一番手前の梨のシャープを変更してみます。
わかり難いですが、
左半分を「割合」設定・・・「100」
右半分を「割合」設定・・・「30」
にしています。
※「割合」の数値が高いとシャープの度合いが上がります。
※「割合」を「100」にすると、「シャープ」が上がるというより絵が変わっているような感じです。
「ぼかし/シャープ」のツールオプション
・「モード」・・・「描画ツール」で共通して使えるオプションで「レイヤーモード」参照とのこと。
・「不透明度」「ブラシ」「サイズ」「縦横比」「角度」「間隔」「硬さ」「強さ」「動的特性」「散布」「手ブレ補正」「ブラシの表示を固定」「ストローク中の重ね塗り」等・・・同上「描画ツール」の共通オプションで「ブラシの使い方」参照とのこと。
・「ハードエッジ」「色混ぜの種類」「割合」についても上記で使用しているので内容は割愛します。
背景をぼかしてみよう
今度は背景をぼかす方法について勉強します。
①画像を開く
・またまた同じ画像をしようします。
②レイヤーを複製する
・レイヤーダイアログ⇒元画像レイヤーで右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
③複製したレイヤーをアクティブにして全体をぼかす
・複製したレイヤーをアクティブにする。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」をクリック。
・「ガウスぼかし」のダイアログで「半径の数値」を調整する。
今回は「10」に設定しました。
これで画像全体にぼかしを入れることができました。
④アルファチャンネルを追加する
・「ぼかし」を入れたレイヤーで右クリック⇒「アルファチャンネルの追加」をクリック。
⑤「消しゴム」ツールでぼかしを消していく
・ツールボックス⇒「消しゴム」を選択。
・ツールオプションから「ブラシの形状」「ブラシのサイズ」を設定する。
・ドラッグしてぼかしを消したい部分をなぞるように消していく。
※とりあえず今回は手前の切り分けた梨のぼかしを消してみました。
今回は19項 ぼかす その2として「ぼかし/シャープの使い方」と「背景をぼかしてみよう」について勉強しました。
次回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その1として「カラー写真を白黒写真にしてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月10日
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20 白黒(モノクロ)・セピア
カラー写真を白黒写真(モノクロ)にしてみよう
今回勉強するカラー写真を白黒(モノクロ)のする方法も2種類あるようです。
・メニューバー⇒「画像」⇒「モード」⇒「グレースケール」を使用する方法。
・メニューバー⇒「色」⇒「脱色」⇒「脱色」を使用する方法。
違いは複数レイヤーがある場合に、
・「グレースケール」・・・すべてのレイヤーを白黒にする。
・「脱色」・・・アクティブのレイヤーのみ白黒にする。
のようです。
2つの白黒にする方法について勉強していきます。
「グレースケール」を使用する方法
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②「グレースケール」の機能を使用する
・メニューバー⇒「画像」⇒「モード」⇒「グレースケール」をクリック。
これで、白黒写真(モノクロ)にすることができました。
※ちなみに、「グレースケール」を実行する前にレイヤーを複製してみたところ、
下のように、選択したレイヤーだけでなく、両方のレイヤーが白黒になりました。
「脱色」を使用する方法
①画像を開く
画像は「グレースケール」で使用した画像と同じ画像を使用させていただきました。
②レイヤーを複製する
今回は先にレイヤーを複製しておきました。
③「脱色」の機能を使用する
白黒にしたいレイヤーを選択し、
・メニューバー⇒「色」⇒「脱色」⇒「脱色」をクリック。
・「脱色」ダイアログの「モード」を「Luminance」を選択し「OK」を押す。
これで、「脱色」で白黒にすることができました。
こちらもレイヤーを確認すると、「脱色」の場合は選択したレイヤーだけが白黒になったことが確認できました。
今回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その1として「カラー写真を白黒写真にしてみよう」について勉強しました。
次回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その2として「新聞印刷みたいな画像にしてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月11日
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20 白黒(モノクロ)・セピア
新聞印刷みたいな画像にしてみよう
今回は「新聞印刷」のような画像加工を勉強します。
特別な内容というより、「新聞印刷」という機能があるのでそれを使用します。
白黒の「新聞印刷」みたいな画像にしてみる
①画像を開く
今回も下の画像を使用させていただきました。
②「新聞印刷」の機能をつかう
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「変形」⇒「新聞印刷」をクリック。
・「新聞印刷」ダイアログの設定をする
「Color Model」・・・「Black on White」
「pattern」・・・「Line」
「period」・・・「1」 ※参考サイトは「4」に設定していました
「Angle」・・・「75」
に設定した時の結果が下記画像です。
・次に「period」のみ「5」に設定してみました。
白黒の粒が大きくなりました。
※この設定で白黒の粒の大きさを変更できるみたいです。
・次は「Angle」を「0」に設定してみました。
白黒が水平線状になりました。
・次は「Angle」を「90」に設定してみました。
白黒が垂直線状になりました。
※この設定で白黒の並びの角度を変更できるみたいです。
・次は「period」を「5」で、「Pattern」を「Line」⇒「Circle」に変更、
「Angle」を「0」にしてみました。
白黒の粒が丸くなり、並びも整列しています。
・上と同じ状態で、「Angle」のみ「90」に変更しました。
白黒の粒が「Ciecle」(丸)のため、角度0度、90度ともに同じように見えるみたいです。
・今回はとりあえず、最初の設定
「Pattern」・・・「Line」
「period」・・・「1」
「Angle」・・・「75」
にしたときの画像が私的には一番しっくりした感じでした。
カラーの「新聞印刷」のようにしてみる
今度は、カラーの「新聞印刷」のようにしてみました。
上記と同じ内容で、「新聞印刷」ダイアログの「Coloer Model」を「Black on White」の設定を「RGB」に変更するだけで、色がついたままになります。
セピア調の「新聞印刷」のようにしてみる
参考サイトにセピア調の記載があったので、確認したところ
・「新聞印刷」機能を使用する。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「装飾」⇒「古い写真」をクリック。
で下のような画像を作成することができました。
※参考サイトでセピア調の画像の作り方は、同じ20項の最後で再度説明があります。
(内容フライングした感じですが、再度簡単に勉強する予定です)
今回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その2として「新聞印刷みたいな画像にしてみよう」について勉強しました。
次回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その3として「モノクロ写真の一部をカラーにしてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月12日
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20 白黒(モノクロ)・セピア
モノクロ写真の一部をカラーにしてみよう
今回は「モノクロ写真の一部をカラーにしてみよう」を勉強します。
内容的には、前回の「脱色」と「アルファチェンネル」若しくは「レイヤーマスク」を使えばできそうです。
「アルファチェンネル」を使う
参考サイトが「アルファチャンネル」を使用していたので、まずはこの方法で「モノクロ写真の一部をカラーにしてみます。
①画像を開く
今回も下の画像を使用させていただきました。
②レイヤーを複製する
・レイヤーダイアログで画像レイヤー上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
③複製した画像を白黒(モノクロ)にする
・レイヤーダイアログで複製した画像をアクティブにする。
・メニューバー⇒「色」⇒「脱色」⇒「脱色」をクリック。
・「脱色」ダイアログ⇒「モード」で「Luma」を選択し「OK」をクリック。
※「Luminance」と「Luma」の違いの詳細は分かっていませんが、今回は参考サイトと同じようにしました。
これで、選択したレイヤー画像だけ白黒(モノクロ)にすることができました。
④「アルファチャンネル」を追加する
・レイヤーダイアログのモノクロ画像レイヤー上で右クリック⇒「アルファチャンネルの追加」をクリック。
※最近書いていませんでしたが、
メニューバー⇒「レイヤー」⇒「透明部分」⇒「アルファチャンネルの追加」をクリックしても同じです。
⑤カラーにしたい部分を「消しゴム」でなぞる
・ツールボックス⇒「消しゴム」ツールを選択。
・ツールオプションから
「ブラシ形状」
「ブラシサイズ」
を設定してカラーにしたい部分をなぞる。
※今回は参考サイト同様、唇のみカラーにしました。
※「消しゴム」で消した部分をやり直すときは、ツールオプションで「逆消しゴム」にチェックを入れてなぞると、やり直すことができます。
以上で唇部分のみカラーにすることができました。
レイヤーマスクを使ってみる
参考サイトにはありませんでしたが、「アルファチャンネル」ではなく、「レイヤーマスク」を使用することでも同じことができました。
①画像を開く
②画像を複製する
③複製した画像を「脱色」で白黒にする
④複製した画像に「レイヤマスク」を追加する
・レイヤーダイアログの複製したレイヤーの上で右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」をクリック。
・「レイヤーマスク」ダイアログで、「完全不透明(白)」にチェックを入れて「OK」を押す。
⑤「描画色」を白、「背景色」を黒 に設定して、カラーにしたい唇部分の「レイヤーマスク」を透明にする。
以上で「アルファチャンネル」を追加したときと同じように、白黒写真の一部をカラーにすることができました。
今回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その3として「モノクロ写真の一部をカラーにしてみよう」について勉強しました。
次回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その4として「前景抽出選択ツールの使い方」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月13日
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20 白黒(モノクロ)・セピア
前景抽出選択ツールの使い方
以前も「前景抽出選択ツール」を簡単に使用しましたが、参考サイトの方で再度きちんとした項目がありましたので、同様に「前景抽出ツール」を勉強します。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②レイヤーを複製する
・レイヤーダイアログの画像上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
③「前景抽出選択」ツールを使用する
・ツールボックス⇒「前景抽出選択」をクリック。
・ツールオプション⇒「境界をぼかす」にチェックを入れる。
※必要に応じてチェックを入れても入れなくてもよいと思います。
・抽出する部分を大まかに囲う。
※ドラッグ及びクリックともに使用可能です。
・「始点」と「終点」を結んで「Enter」を押す。
※「Enter」を押すことで、
選択範囲にしたい部分・・・薄めの青色
それ以外・・・濃い目の青色
になります。
・選択したい部分を大まかになぞる。
※今回は人物及び手すりを選択範囲にしたいと思うので、キーボードの「[」「]」でブラシサイズを調整しながら抽出したいところをざっくりとなぞると、その部分がハイライト表示されます。
・「プレビュー」表示する
「前景抽出選択」のダイアログで「選択」をおして決定する前に、先に「マウスのプレビュー」にチェックをいれます。
そうすると、「前景抽出選択」されたプレビュー画面が表示されるので、プレビューを元に選択範囲の修正をします。
ツールオプションで
前景にしたい部分・・・「前景を描画」にチェックを入れて再度ブラシで前景部分をなぞる
前景以外にしたい部分・・・「背景を描画」にチェックを入れてブラシでなぞる
・「プレビュー」で修正が終了したら「前景抽出選択」ダイアログの「選択」を押して「前景抽出選択」を決定する。
これで、下のように「前景抽出選択」ができました。
※「前景抽出選択」したけど再度修正したい場合は以前勉強した「クイックマスクモード」を使用して修正できるようです。
参考サイトと同様に背景を透過して、下にモノクロにした背景に変更してみます。
④背景を選択範囲にする
今は、「前景」人物が選択されている状態になっているので、「選択範囲の反転」で選択範囲を背景に変更します。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリック。
これで、背景が「選択範囲」になりました。
⑤「アルファチャンネル」を追加する
・メニューバー⇒「透明部分」⇒「アルファチャンネルの追加」をクリック。
⑥背景を削除する
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリック。
⑦選択範囲を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲を解除」をクリック。
これで背景を消すことができました。
⑧白黒の背景を作成する
背景を白黒にする方法は、以前勉強した「脱色」機能で良いように思いますが、参考サイトでは「彩度」を調整して白黒にしていたので、同じようにしています。
・複製元の背景のある画像レイヤーをアクティブにする。
・メニューバー⇒「色」⇒「彩度」をクリック。
・「彩度」ダイアログの「Scale」の数値を小さくして色を消していきます。
※「Scale」の値を「0」にすると「脱色」と同じ状態になりますが、少しだけ色を残したいときには「脱色」でなく「彩度」を調整してもよいかもしれません。
⑨白黒の背景に、「前景抽出選択」したカラーの画像レイヤーを重ねてみました。
以上で、「前景抽出選択」ツールの使い方、「前景抽出選択」した画像に白黒背景を重ねた画像を作成することができました。
「前景抽出選択」ツールのツールオプション
本件もざっくり項目だけ挙げておきます。
・「モード」・・・選択ツール共通オプション。
・「境界をぼかす」・・・選択範囲の境界をぼかすことが可能。
・「描画モード」・・・「前景を描画」「背景を描画」「不透明部分を描画」を選択。
・「ストローク幅」・・・ブラシのサイズを変えることが可能。
・「プレビュー色」・・・背景部分のマスク色を作業しやすい色に変えることが可能。
・「エンジン」・・・初期設定「Matting Global」で、「Matting Levin」にすることで前景と背景の境界を改善することができる場合があるとのこと。
今回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その4として「前景抽出選択ツールの使い方」について勉強しました。
次回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その5として「カラー写真を昔風なセピア調にしてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月14日
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20 白黒(モノクロ)・セピア
カラー写真を昔風なセピア調にしてみよう
今回は、前回の「前景抽出選択ツールを使う」でも少しだけ実施しましたがカラー写真をセピア調にする勉強をしていきます。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②セピア調にしてみよう
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「装飾」⇒「古い写真」をクリック。
・「古い写真」ダイアログで、
「ピンぼけ」・・・チェックを入れる
「枠の大きさ」・・・「20」のまま
「セピア色」・・・チェックを入れる
「コピーで作業する」・・・チェックを入れる
で、「OK」を押す。
すると、下のように簡単に「古い写真」のように加工ができました。
因みに、今回「古い写真」ダイアログの「コピーで作業する」にチェックを入れたので、下の画像左上に新しい作業ファイルとして追加されました。
「コピーで作業する」にチェックを入れない場合は、下の画像のように左上に新しい作業ファイルは作成されず、現在作業している画像自体が加工されます。
※他の機能には無かったと思いますが、なぜこの機能に「コピーで作業する」という機能があるのかわかりません。
出来上がりの画像はこんな感じです。
③「ピンぼけ」のチェックを外してみる
次に「ピンぼけ」のチェックを外すとこんな感じです。
その名の通り少しピンぼけがなくなりました。下の画像ではわかりにくいですが・・・
④「枠の大きさ」を変更してみる
次は「枠の大きさ」を「0」にしてみました。
こちらもその名の通り、枠の大きさを「0」にすると、上の写真では枠部分が白くなっていましたが、白くなっている部分がなくなりました。
⑤「まだら状」にチェックをいれてみる
とりあえず、「セピア色」のチェックを外して、カラーのまま「まだら状」にチェックを入れてみました。
あまりよくわからないので、「セピア色」にもチェックを入れてみました。
参考サイトには「まだら状」にチェックを入れることで、「写真全体に古びた感じを増すことができる」とのことですが、私的にはあまり違いがわかりませんでした。
今回は20項 白黒(モノクロ)・セピア その5として「カラー写真を昔風なセピア調にしてみよう」について勉強しました。
次回は21項 モザイク処理 その1として「モザイクをかけてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月15日
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21 モザイク処理
モザイクをかけてみよう
今回は「モザイク処理」について勉強します。
機能としては「モザイク」機能を使うだけですが、
・画像の一部にモザイクをかける
・画像の背景にモザイクをかける
2つの方法について勉強します。
画像の一部にモザイクをかける
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②モザイクにしたいところを選択する
※参考サイトでは「楕円選択」を使用していましたが、今回は「矩形選択」でツールオプション⇒「角を丸める」機能を使って女性のバッグを選択しました。
③モザイクをかける
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「モザイク処理」を選択。
・「モザイク処理」ダイアログを設定する
「Block Width」、「Block Height」・・・「10」に設定した場合。
「Block Width」、「Block Height」・・・「20」に設定した場合。
※この設定で、モザイクの大きさを設定できます。
「Offset X」、「Offset Y」をプレビューを見ながら変更しましたが、違いはありますが何がどのように違うかはわかりませんでした。
(名前からしてモザイク内の色ずれの位置が変わるような気がしますが・・・)
「Size Retio X」、「Size Ratio Y」の数値を小さくすると各々のモザイク間に隙間ができるようです。
また、「Background Color」は、「Size Ratio」の値を小さくしたときの隙間?間の色のようです。
「Background Color」を赤にして
「Size Ratio」の値を少し小さくすると、下の画像のようにモザイクのところが格子状になりました。
「Size Ratio」の値をさらに小さくすると、赤い格子部分の幅が太くなりました。
※意味は分かりましたが、使用用途があるかは現在の私には不明です。
「Background Color」を白色にしてみました。
「モード」については、今回は「置換」で実施しています。他にもいろんなモードがありますが、深みにハマってしまいそうなので今回は割愛したいとおもいます。
これで、女性のバッグにモザイクをかけることができました。
画像の背景にモザイクをかける
次は画像全体にモザイクをかけて、必要部分のモザイクを外して「背景にモザイクをかける」加工をしていきたいと思います。
①画像を開く
・上と同じ画像を使用させていただきます。
②画像を複製する
・レイヤーダイアログの元画像の上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
③アルファチャンネルを追加する
・レイヤーダイアログの複製した画像の上で右クリック⇒「アルファチャンネルの追加」をクリック。
④複製した画像全体にモザイクをかける
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「モザイク処理」をクリック。
・「モザイク処理」ダイアログで「Block Width」と「Block Height」をともに「10」に設定しました。
・「モザイク処理」ダイアログの設定が終了したら、「OK」を押す。
これで、画像全体にモザイクをかけることができました。
⑤「消しゴム」ツールで対象部分のモザイクを消す
※今回は女性全体のモザイクをけします。
参考サイトが「消しゴム」ツールを使っていましたので。まずは「消しゴム」ツールを使います。
・ツールバー⇒「消しゴム」ツールを選択。
・ツールオプションで。
「ブラシ形状」
「ブラシサイズ」
等を設定してモザイクを消したいところをドラッグして消していきます。
※上記の「消しゴム」ツールでモザイクを消していくことは理解できたのですが、モザイクを外したい女性をドラッグしていくのが面倒なので、やっぱり前回勉強した「前景抽出選択」を使って、"モザイクを消す"というより、"モザイクの無い女性画像を透過する"方法を試してみました。
⑥「前景抽出選択」を使ってみる
・元画像(モザイクの無い画像)を複製する。
レイヤーダイアログの元画像の上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
・「前景抽出選択」で女性を選択する。
ツールボックス⇒「前景抽出選択」を選択。
・女性を大まかに囲み、始点と終点をつないで「Enter」を押す。
・キーボードの「[」「]」でブラシサイズを調整しながら、女性をざっくりなぞっていく。
・「前景抽出選択」ダイアログの「マスクのプレビュー」にチェックをいれ、ブラシサイズを調整しながら、選択範囲を修正していく。
上記で女性を選択できました。
⑦レイヤーマスクを追加する
・レイヤーダイアログで「前景抽出選択」で女性を選択したレイヤー上で右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」⇒「レイヤーマスクの初期化方法」で「選択範囲」をクリックして「OK」を押す。
これで、レイヤーマスクが作成されました。
モザイクを入れた画像の上のレイヤーにレイヤーマスクを入れた画像を持ってくると下の画像のように女性だけにモザイクがかかってしまいました。
・なので、一旦レイヤーマスクを削除し、
メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」で、選択範囲を女性以外にしてから、上と同じようにレイヤーマスクを作成する。
若しくは、選択範囲は女性のまま
「レイヤーマスクの追加」⇒「選択範囲」⇒「マスク反転」にチェックをいれて「OK」を押す。
ことで、下のように背景にモザイクを入れることができました。
レイヤーマスクでなくても、「アルファチャンネルの追加」しておけば
メニューバー⇒「編集」⇒「消去」で選択範囲を消去しても透過できそうですね。
(「消しゴム」ツールを使っているのと同じなので・・・)
今回は21項 モザイク処理 その1「モザイクをかけてみよう」について勉強しました。
次回 順番的に言うと22項「影」の項目になりますが、ざっくり内容を見ると「テキストに影をつける」内容のようなので、以前後回しにした15項「文字(テキスト)」の項目に戻りたいと思います。
「文字(テキスト)」の項目は小項目がたくさんあるのでパワーがいりますが、まずは15項 文字(テキスト) その1として「文字を入力してみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月17日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
15 文字(テキスト)
文字を入力してみよう
今回はGIMPでの「テキストツール」を使った文字入力について勉強していきます。
「テキスト」ツールの起動方法
・ツールボックス⇒「テキスト」ツールアイコンを選択
・メニューバー⇒「ツール」⇒「テキスト」を選択
・キーボード(ショートカット) 「T」
文字を入力する
①まず、文字を入力するために「新しい画像」を作成します
・メニューバー⇒「ファイル」⇒「新しい画像」を選択。
・「新しい画像を作成」ダイアログが開くので今回は下の設定で「OK」をクリック。
※内容的には
「キャンバスサイズ」・・・1920×1080(FHD)
「塗りつぶし色」・・・背景色 (背景色は白色に設定しています)
②「テキスト」ツールを選択
・ツールボックス⇒「テキスト」ツールを選択。
※「テキスト」ツール「ツールオプション」は下のようになります。
③「フォント」の設定
・「フォント」文字の左側(フォントが表示されているところ)をクリックすると、下の画像のようにフォントが表示されるので好きなフォントを選択する。
・若しくは、同じ「フォント」文字の左側の上で、マウスのホイールを回転させることでも「フォント」が変わっていきます。
④「文字色」の設定
・同様に「ツールオプション」の「色」をクリックすると「文字色」のダイアログが表示されるのでこちらで文字色の設定をします。
※今回は青色と黄色を使用します。
⑤文字を入力してみる
・ツールオプションで「テキストボックス」を「流動的」に設定している場合、入力するテキストに応じて「テキストボックス」の大きさが自動的に変わるので、文字入力を開始したいところをクリックする。
・若しくは、ツールオプションで「テキストボックス」を「固定」に設定している場合、「テキストボックス」の大きさが自動的には変わらないため、文字を入力する範囲(テキストボックス)をマウスでドラッグして指定します。
【テキストボックス:流動的の場合】
・文字の入力に合わせて自動的に「テキストボックス」の大きさが変わります。
・「Enter」で改行した場合も、改行分「テキストボックス」の大きさが変わります。
※一番下に改行が入っている場合
【テキストボックス:固定の場合】
・先に入力したい範囲ををドラッグして選択します。
・設定した文字の「サイズ」で入力されていきます。
※範囲を指定したからと言って、文字サイズが自動的に変わるわけではありません。
なので、「テキストボックス」の大きさに合わせて文字サイズを変更しますが、文字が大きすぎたり、文字数が多かったり、「テキストボックス」からはみ出た分は表示されなくなります。
※改行したいときは、「Enter」で改行できます。
※横方向は「テキストボックス」の大きさに応じて自動的に行が対応されますが、はみ出た分は表示されません。
・「テキスト」を追加すると、レイヤーダイアログに「テキスト」レイヤーが追加されます。
※「テキスト」を2か所入力すると、レイヤーも2個追加されました。
入力した文字を編集してみる
■「テキストボックス」全体を編集する場合・・・「ツールオプション」で編集します。
■「テキストボックス」内を部分的に編集する場合・・・編集したい部分をドラッグして指定して、「テキストボックス」をアクティブにしたときに表示される「テキストツールバー」で編集します。
「テキストボックス」全体を編集する
①編集したいテキストレイヤーを選択してアクティブにする
※「テキストボックス」の上で直接クリックしても、テキストレイヤーが自動的に選択されました。
②フォントを変更する
・「ツールオプション」⇒「フォント」で編集。
※上述でフォント設定した時と同様に「フォント」を選択することで、いつでも「フォント」の編集が可能です。
③文字サイズを編集する
・「ツールオプション」⇒「サイズ」で編集。
※こちらも「フォント」と同じで、下の方法でいつでも編集可能です。
直接数値を入力
アップ/ダウンで編集する
数値の上でマウスのホイールを回転する
④文字の色を編集する
・「ツールオプション」⇒「色」で編集。
※こちらはマウスホイールで色の選択はできません。
クリックすると「文字色」のダイアログが表示されるので、こちらで編集します。
※下の画像は左上の「テキストボックス」の文字色を黄色に変更しました。
⑤文字をなめらかにする
画像ではわかりにくいですが、「ツールオプション」の「なめらかに」にチェックを入れることで、文字の輪郭をなめらかにすることができます。
逆に、「なめらかに」のチェックを外すと、文字の輪郭がギザギザになります。
【なめらかに:チェックした場合】
【なめらかに:チェックを外した場合】
⑥小さな文字がつぶれないようにする
「ツールオプション」の「ヒンティング」を設定することで文字つぶれを軽減することができるようです。
※本項目について私なりにいろいろ試してみましたが、あまりよくわかりませんでした。
フォントによっては、ヒンティング情報がないフォントもあるようで、設定を変更しても効果がわからないことがあるようです。
下の画像は失礼ながら、参考サイトの情報画像を添付させていただきました。
⑦文字の位置を揃える
・「ツールオプション」⇒「揃え位置」で編集。
※揃え位置には
左揃え
右揃え
中央揃え
両端揃え
の4種類から選択可能です。
【左揃え】
【右揃え】
【中央揃え】
※上の状態で「両端揃え」を試してみましたが、効果が良くわかりませんでした。
ただ、下で「テキストボックス」の大きさや、「文字サイズ」を変更していると「両端揃え」がわかりやすかったので下にします。
【左揃えの場合】
・1行目の1番右の「の」の文字の横に「テキストボックス」と少し隙間があります。
「テキストボックス」内に次の文字が入らなかったので改行されたと思います。
【両端揃えの場合】
・上の状態で「両端揃え」にすると、「の」の文字位置が「テキストボックス」の右側まで配置され、隙間がなくなりました。
※1行目の左側は、これから勉強する「インデント」を入れているため、隙間がありますが、2行目をみるときちんと左側もそろっていることがわかります。
⑧文字位置を編集する
「ツールオプション」の「揃え位置」の下に橙色の矢印のついたアイコンが3つあります。
それぞれ、アイコンの上にカーソルをあてると
「インデント」
「行間隔」
「文字間隔」
と表示されるので、こちらの数値を変更するとそれぞれ文字位置が変更されます。
●段落の先頭に空白を入れる
・「ツールボックス」⇒「インデント」の数値を変えることで段落の先頭の空白を編集できます。
※わかりやすくするため、「テキストボックス」の大きさを変えました。
「これからGIMPの勉強をしていきます」
改行
「がんばります」
と入力しています。
【インデント無し】
【インデントあり】
※改行しているところは、段落としてみなされるため、「がんばります」の前にも「インデント」が入りますが、改行のない2行目の「していきます」には「インデント」は入りません。
●行間隔を調整する
・「ツールボックス」⇒「行間隔」の数値を変えることで行の間隔を編集できます。
※上の画像から、「行間隔」を開けてみました。
●文字間隔を調整する
・「ツールボックス」⇒「文字間隔」の数値を変えることで文字の間隔を編集できます。
※上の画像から、「文字間隔」を開けてみました。
現在「テキストボックス」を「固定」に設定しているので調整した「文字間隔」に合わせて改行される文字位置が変わり、1行目の「文字入力」以降がで2行目に変わりました。
「テキストボックス」内を部分的に編集する
「テキストボックス」内を部分的に編集する場合は、編集したい文字を選択して「テキストツールバー」で編集していきます。
当然ですが、文字すべてを選択して編集することも可能ですが、その場合は「ツールオプション」で編集したほうが良いと思います。
【テキストツールバー】
※文字すべてを選択して、「テキストツールバー」で「太字」に設定した場合です。
上の画像では文字が小さかったので「サイズ」を大きくしています。
普通に「太字」に編集できます。
今回は部分的に編集したいので、「GIMP」の文字だけ選択しました。
①フォントを変更する
・「テキストツールバー」に変更したい「フォント」を入力していくと候補が表示されるので、候補から選択。
※「テキストツールバー」では、「フォント部分」をクリックしたり、マウスのホイールを回しての「フォント」変更はできませんでした。(結構面倒です)
今回は「ツールオプション」で一旦「フォント」を表示させて、使いたいフォント名を覚えてから入力しました。
【全体的に「MS Gothic」のフォントを使用しています】
【「GIMP」の文字だけ「monotype Corsiva Italic」フォントに変更しました】
②文字サイズを編集する
・「テキストツールバー」の「フォント」横の数値を変更すると文字サイズを変更できます。
※「フォント」はマウスのホイールでの変更はできませんでしたが、「文字サイズ」はマウスのホイールでも変更できました。
③文字の色を編集する
・「テキストツールバー」の右下にある色の部分をクリックすると「選択したテキスト色」のダイアログが表示され文字色の変更できます。
※「GIMP」の文字だけ緑色に変更しました。
④選択した文字の間隔を変える
「カーニング」という機能を使うと文字の間隔を変えることができるようです。
※わかりやすくするため、参考サイトと同じように「がんばります」の最後に「!」マークを追加しました。
普通に追加すると、下のように「す」と「!」の間隔が狭い感じになります。
・「テキストツールバー」の「色」の左側にある数値の上にカーソルをあてると「選択したテキストのカーニングを変更します」と表示されます。
この数値を変更することで「カーニング」(文字の間隔)を変更できます。
※この数値についても、マウスのホイール操作で変更できます。
【「!」マークを選択】
【「カーニング」の数値を変更】
※数値を上げると、下の画像のように「す」と「!」の間にブロックができて隙間が大きくなります。
⑤文字の位置を上下に移動する
「ベースライン」という機能を使うと文字の間隔を変えることができるようです。
・「テキストツールバー」の先ほどの「カーニング」の数値の更に左側にある数値の上にカーソルをあてると「選択したテキストのベースラインを変更します」と表示されます。
この数値を変更することで「ベースライン」(文字の上下位置)を変更できます。
※この数値についても、マウスのホイール操作で変更できます。
※「GIMP」の文字がなぜか上の方に来ているので、上下位置を調整してみます。
【「GIMP」を選択して「ベースライン」の数値を変更】
※位置が高いので、数値を「-」側にすると文字の上下位置を変更できました。
ただし、「GIMP」の位置が下がったというより、行間も変わった感じになります。
これは、「GIMP」のベースラインを変更することで、文字が切れないように同じ行の「文字サイズ」ではありませんが、文字のブロックの高さを変えている為、行間隔も変わった感じになるようです。
他に方法があるのかもしてませんが、私的には微妙かな?ってかんじです。
⑥「テキストツールバー」の左下にあるアイコンについて
「テキストツールバー」の左下にアイコンが5個並んでいます。
左からカーソルをあててみると、
「選択したテキストのスタイルを消去します」
「太字」
「斜体」
「下線」
「取り消し線」
と表示されます。
・「選択したテキストのスタイルを消去します」
クリックすると、選択した文字のスタイルが消去されるとのことです。
消去されるというのは「ツールオプション」で設定している状態に戻るようです。
・「太字」「斜体」「取り消し線」などを使用して文字の体裁を整えていきます
※今度は「GIMPの勉強」と書いたテキストを編集していきます。
【元の状態】
【文字全てを選択して「太字」をクリック】
【「GIMP」だけ選択して「斜体」「下線」をクリック】
【「GIMP」の「フォント」と「サイズ」「カーニング」(文字間隔)を変更】
【「GIMP」の文字の「ベースライン」(上下位置)を変更】
【「の勉強」に「取り消し線」をいれてみました】
こんな感じ文字を調整してみました。
※ちなみに「ツールオプション」に「エディターウインドウで編集」にチェックをいれると下のようなダイアログが表示され、このダイアログで文字を編集することも可能です。
(私的にはわかりにくいのであまり使わないと思います)
今回は15項 文字(テキスト) その1「文字を入力してみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その2として「テキストに影を付けてみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月18日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
15 文字(テキスト)
テキストに影をつけてみよう
今回は文字(テキスト)に影をつける方法の中で、「ドロップシャドウ」というツールで影をつける2つの方法について勉強していきます。
「ドロップシャドウ」の2つの方法
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ドロップシャドウ」
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ドロップシャドウ(レガシー)」
通常の「ドロップシャドウ」を使ってみる
①新しい画像の作成
・メニューバー⇒「ファイル」⇒「新しい画像の作成」をクリック。
※今回も、前回の「文字を入力してみよう」と同じ1920×1080の白色のキャンバスを作成しました。
②テキストを入力
・ツールボックス⇒「テキスト」アイコンをクリック。
※今回は「GIMP」の文字だけ入力し、サイズを大きくしました
③「ドロップシャドウ」機能をつかう
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ドロップシャドウ」を選択。
※「ドロップシャドウ」ダイアログが開きます。
主な設定内容
XY・・・影の位置を調整
Blur radius・・・影のぼかし半径の調整
Color・・・影の色
Opacity・・・影の透明度を調整
クリッピング・・・レイヤーサイズを自動調整するかしないか
です。
・XY(影の位置)を調整してみる
【XYを小さくしたとき】
【XYを大きくしたとき】
※画面上のバーでは最小/最大の位置にしているつもりですが、バーからはみ出てマウスを左右にドラッグするとまだまだ数値を小さく/大きくすることができます。
※XYで影の位置とのことですが、X/Yともにマイナスにすると左下に影ができるように思うのですがなぜか左上に影ができます。理由はわかりません。
・Blur radius(影のぼかし半径)を調整してみる
先ほどの画像はBlur radiusを「10」に設定していましたが、「0」と「19.08」に変更しました。
【Blur radiusを「0」に変更】
※ぼかし半径が0になる=ぼかしがなくなる?ので影がはっきりしました。
【Blur radiusを「19.08」に変更】
※Blur radinsの数値を大きくすると実際は「影のぼかし半径」が変わっているとのことですが、影のぼかしが強くなるという感じで「半径」にとらわれない理解で良いのかな?と思います。
・Color(影の色)を調整してみる
先ほどの画像の影の色は「黒」にしていましたが、「ピンク」に変えてみました。
・Opacity(影の透明度)を調整してみる
先ほどの画像の影のOpacity「0.5」を数値を変えて確認してみました。
【Opaciyの数値を大きくする】 影がはっきりします
【Opacityの数値を小さくする】 影が薄くなります
・クリッピングを「自動調整」にする
下の画像でクリッピングを「自動調整」にして、「G」の影を左側の範囲よりはみ出るように設定しました。
「OK」を押して影を決定すると、下のように自動でサイズ変更してくれました。
・ちなみに参考サイトにもありませんでしたが、「分割表示」にチェックを入れると下の画像のように画面の左右で影の効果あり/無し表示ができます。
「ドロップシャドウ(レガシー)」を使ってみる
先ほどと同じように
①新しい画像の作成
②テキストを入力
します。
③「ドロップシャドウ(レガシー)を使ってみる
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ドロップシャドウ(レガシー)」をクリック。
※「ドロップシャドウ」ダイアログが開きます。
主な設定内容
オフセットX・・・左右(横)方向の影の位置を調整
オフセットY・・・上下(縦)方向の影の位置を調整
ぼかし半径・・・影のぼかし具合の調整
色・・・影の色
不透明度・・・影の透明度を調整
画像サイズ変更可・・・元の画像サイズより大きくなった影を自動的にキャンパスに勇まるように画像サイズを変更するかしないか
です。
「ドロップシャドウ」と同じような内容で日本語表記されているだけみたいな感じです。
また、「ドロップシャドウ(レガシー)」では、「プレビューを見ながら」がないので数値をいれて「OK」を押すまで影の効果がわかりません。
数値でイメージできないと使用は困難な感じです。
とりあえず、
オフセットX、オフセットY、ぼかし半径すべての数値を「20」
色を「黒」
不透明度を「60」
の時の結果が下の画像のようになります。
こんな感じで文字に影をつける事ができました。
今回は15項 文字(テキスト) その2「テキストに影を付けてみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その3として「画像の真ん中にテキストを配置してみよう」と併せて「文字をカーブに沿って配置してみよう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月19日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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15 文字(テキスト)
今回は下の2つの小項目をまとめて勉強します。
1.画像の真ん中にテキストを配置してみよう
2.文字をカーブに沿って配置してみよう
画像の真ん中にテキストを配置してみよう
今回は文字(テキスト)を簡単に画面の中央に配置する方法を勉強します。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきます。
②文字を入力する
・ツールボックス⇒「テキスト」をクリックして
画像の適当なところに文字を書いてみました、
③画像の真ん中にテキストを配置する ※「整列」ツールを使用します。
・ツールボックス⇒「整列」をクリック。
・ツールオプションに下のオプションが表示されるので「整列」の下にある6個のアイコン(垂直方向3個、水平方向3個)をクリックして画像を配置します。
※「並べる」の機能は参考サイトに記載なく、どのようにしてよいかわからなかったので今回は割愛します。
【垂直方向:上、水平方向:左 にした場合】
【垂直方向:下、水平方向:右 にした場合】
【垂直方向:中央、水平方向:中央 にした場合】
これで、文字を画像の中央に配置することができました。
※ちなみに「整列」の基準として、下のように「整列」するアイテムを変えることができるようです。
文字をカーブに沿って配置してみよう
以前12項の「選択範囲の作成と選択範囲の移動」で勉強した「パスツール」を使うことで文字を「パスツール」に合わせて変形させることができるようです。
①画像は上で使用したが画像をそのまま使用します。
②「パスツール」で変形したいカーブを描いてみる
・ツールボックス⇒「パスツール」を選択。
※「パスツール」の使用方法は以前勉強しているので割愛します。
今回は下のようにパスを描いてみました。
③変形したい文字を入力する
どこでもよいので、変形させたい文字を「テキスト」ツールで入力します。
・ツールボックス⇒「テキスト」を選択。
下のような感じに文字を入力しました。
ここで文字色は関係ない(後で設定する)ようです。
④「パスツール」に沿って文字を変形させる
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「パスに沿ってテキストを変形」をクリック。
下の画像のように文字が配置されました。
全体的に左に寄っている気がするので、
・パスを修正
・文字を修正
で、修正します。
その際、「レイヤーダイアログ」と同じところにあるタグで「パスダイアログ」があるのでクリックすると、下のように
・作成したパスレイヤー
・「パスに沿ってテキストを変形」で作成したレイヤー
ができているので、「パスに沿ってテキストを変形」を右クリックして「パスの削除」で消してから再度やり直すようです。
とりあえず、「パスに沿ってテキストを変形」で作成したパスを削除して、「テキスト」のツールオプションで文字間隔を広げてみました。
再度、「パスに沿ってテキストを変形」をしましたが、まだ変な感じがします。
更に文字間隔を広げると、行がずれてしまいました。
今度は最初のパスを確認したところ、右側終点の位置とカーブがうまくできていなかったので最初のパスの上で右クリック⇒「パスの編集」でパスを編集しました。
これで、再度「パスに沿ってテキストを変形」してみると下のように良い感じになったと思います。
⑤「テキストレイヤー」を削除する
変形した文字は「パスレイヤー」に存在するので、入力した「テキスト」レイヤーは削除してよいようです。
・「レイヤーダイアログ」の「テキストレイヤー」の上で右クリック⇒「レイヤーの削除」をクリック。
⑥新しいレイヤーを追加する
先ほど「パスに沿ってテキストを変形」したパスには色がついていないようです。
なので、「新しいレイヤー」を追加して色をつけます。
※今回最初の文字を赤字にしたので変形した文字も赤字でわかり難いですが、文字色を他の色にしていても「パスに沿ってテキストを変形」すると赤の縁取りになるようです。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーに追加」をクリック。
・「新しいレイヤーの追加」ダイアログの「塗りつぶし色」を「透明」に設定して「OK」を押す。
⑦文字に色を付ける
文字に色を付けるレイヤーができたので、パスを選択範囲にして色を付けます。
・メニューバー⇒「選択」⇒「パスを選択範囲に」をクリック。
これで下のように文字が選択範囲となります。
選択範囲に「描画色で塗りつぶす」で色を付けます。
・まず、「描画色」を塗りつぶしたい色に設定しておきます。
※今回は描画色を赤色に設定しています。
・メニューバー⇒「編集」⇒「描画色で塗りつぶす」をクリック。
⑧選択を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリック。
⑨変形させたテキストのパスを非表示にする
上記のままでは「パス」も表示されたままになっているので「パス」を非表示にします。
・「パスダイアログ」で「パス」の「目のマーク」をクリックして非表示にする。
以上で、こんな感じに文字をカーブに沿って配置することができました。
今回は15項 文字(テキスト) その3「画像の真ん中にテキストを配置してみよう」と併せて「文字をカーブに沿って配置してみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その4として「吹き出しを作ろう」を勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月20日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
15 文字(テキスト)
吹き出しを作ろう
今回は画像に吹き出しを作っていきます。
方法としては、
範囲選択⇒塗りつぶし⇒選択範囲縮小⇒塗りつぶし
で、線を描くというより縁を残すような感じです。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきます。
②吹き出し用の新しいレイヤーを追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「新しいレイヤーの追加」ダイアログの「塗りつぶし」を「透明」に設定して「OK」を押す。
③吹き出しの円を作る
・ツールボックス⇒「楕円選択」アイコンを選択。
・画像にドラッグして選択範囲を作成する。
④吹き出しのしっぽを作る
吹き出しのしっぽは「自由選択」で選択範囲を作成します。
・ツールボックス⇒「自由選択」アイコンを選択。
・「自由選択」のツールオプションで、下の画像のように「モード」を左から2番目「選択範囲に加えます」にします。
※一番左の「選択範囲を新規作成または置き換えます」等になっていると、前に選択した「楕円選択」の選択範囲が解除されてしまいます。
・下の画像のように三角形に吹き出しのしっぽを作成し「Enter」を押すと選択範囲がつながります。
⑤吹き出しの縁取り色を付ける
先ずは吹き出しの縁につける色で選択範囲全体を塗りつぶします。
・ツールボックス⇒「塗りつぶし」アイコンを選択。
※「塗りつぶし」の方法については既に勉強済みなので割愛します。
今回は描画色を赤色にして設定しました。
⑥選択範囲を縮小する
次に選択範囲を縮小することで、元選択範囲から縮小された分が吹き出しの縁の太さになります。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の縮小」をクリック。
・「選択範囲の縮小」ダイアログで、「選択範囲の縮小量」を設定する。
※今回は3pxに設定しました。
⑦吹き出しの中の色を決定する
選択範囲を縮小したら、縮小した範囲を塗りつぶして吹き出しの中の色を決定します。
・ツールボックス⇒「塗りつぶし」アイコンを選択。
背景色を白に設定し、背景色でぬりつぶしました。
また、塗りつぶしでなく「透過」させたい場合は
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリックする。
で、吹き出しの中の色が消去され、吹き出しの中を透過することができます。
⑧選択範囲を解除する
。メニューバー⇒「選択」⇒「選択解除」をクリックして選択範囲を解除します。
こんな感じに吹き出しを作ることができました。
あとは、文字入力で吹き出しの中に文字を入力してみました。
今回は15項 文字(テキスト) その4「吹き出しを作ろう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その5として「縦書き機能の使い方」と併せて「文字をかすれた風にしてみよう」について勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月21日
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15 文字(テキスト)
今回も下の小項目2つを勉強していきます。
1.縦書き機能の使い方
2.文字をかすれた風にしてみよう
縦書き機能の使い方
テキストボックスの右クリックのメニューで縦書きなどができるようなので、その方法について勉強していきます。
①画像を開く
以前文字入力で勉強した下の画像を使用します。
②いろいろな「書式」を試してみる
・テキストボックスを右クリック⇒メニュ表示
で下の画像のようなメニューが表示されます。
その中に下の6種類の「書式」を選択することができます。
1.左から右へ
2.右から左へ
3.縦書き・右から左へ(向きの混在)
4.縦書き・右から左へ
5.縦書き・左から右へ(向きの混在)
6.縦書き・左から右へ
※(向きの混在)では英文字がなどの横文字は縦書きしない
【テキストボックス上で右クリック】
【メニュー画面】
【1.左から右へ】
【2.右から左へ】
【3.縦書き・右から左へ(向きの混在)】
【4.縦書き・右から左へ】
【5.縦書き・左から右へ(向きの混在)】
【6.縦書き・左から右へ】
また、
・「ツールオプション」⇒「エディターウィンドウで編集」にチェックをいれる。
・編集したい「テキストボックス」をクリックすると表示される
「GIMPテキストエディター」
ウィンドウの最上部にも6個のアイコンがあり、左から同じ順に「書式」の設定ができます。
文字をかすれた風にしてみよう
次は文字をかすれた(グランジ)風にする方法について勉強します。
レイヤーマスクを追加して、ブラシで文字をかすれたようにするようです。
①画像を開く
またまた同じ画像で、「GIMPの勉強」と書かれた「テキストボックス」の文字を編集していきます。
②レイヤーマスクを追加する
・「テキストレイヤー」の上で右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」をクリック。
・「レイヤーマスクの追加」ダイアログ⇒「完全不透明(白)」を選択⇒「OK」をクリック。
③ブラシを設定する
・ツールボックス⇒「ブラシで描画」を選択。
・ツールオプション⇒「ブラシ形状」で「Grass」を選択。
(かすれ方を見ながら他のブラシでも構いません)
・ブラシサイズを適当な大きさに設定する。
(大き目にしておいた方が楽です)
④かすれた感じにしてみる
文字の上で左クリックすることで、ブラシ形状が描画され、文字がかすれた感じになります。
ブラシで描いているということなので、クリックしすぎると「Grass」の模様が重なっていき、かすれ具合がきつくなります。
適当にマウスでブラシを移動させながら左クリックしてかすれ具合を描いていきます。
こんな感じに文字をかすれた風にすることができました。
⑤レイヤーマスクを適用する
文字を加工することができたらレイヤーマスクの適用を行います。
・レイヤーマスク上で右クリック⇒「レイヤーマスクの適用」をクリック。
・同じレイヤーに、左(テキスト)/右(レイヤーマスク) に分かれていたのが一つに統合されます。
以上で文字をかすれた風にすることができました。
今回は15項 文字(テキスト) その5「縦書き機能の使い方」と併せて「文字をかすれた風にしてみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その6として「影を付けた文字を斜めにしてみよう」と併せて「文字にグラデーションをかけてみよう」について勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月22日
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15 文字(テキスト)
今回も下の小項目2つを勉強していきます。
1.影を付けた文字を斜めにしてみよう
2.文字にグラデーションをかけてみよう
影を付けた文字を斜めにしてみよう
まずは「テキスト入力」+「影」を付けた文字を斜めにする方法について勉強します。
「ツールボックス」の「剪断変形」を使用します。
①画像を開く
今回も以前作成した下のテキスト画像を編集していきます。
通常の「ドロップシャドウ」を使用する
②文字に影を付ける
参考サイトは「ドロップシャドウ(レガシー)」で影を付けていますが、今回はまず通常の「ドロップシャドウ」を使用します。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ドロップシャドウ」を選択。
※「ドロップシャドウ」での影の付け方については、以前勉強済みのため割愛します。
※レイヤーダイアログを見ると、「ドロップシャドウ」で付けた影は、「テキスト」と「影」が同じレイヤーで統合されているので、そのまま変形することができます。
③影を付けた文字を斜めにする
・ツールボックス⇒「剪断変形」アイコンをクリック。
・テキストボックスをクリックし、斜めにしたい方向にドラッグする。
こんな感じに影のついた文字を斜めにすることができました。
「ドロップシャドウ(レガシー)」を使用する
②文字に影をつける
今度は「ドロップシャドウ(レガシー)」を使用して影を付けます。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ドロップシャドウ(レガシー)」を選択。
※「ドロップシャドウ(レガシー)」での影の付け方もすでに勉強済みのため割愛します。
③レイヤーを統合する
「ドロップシャドウ(レガシー)」で文字に影を付けた場合、レイヤーダイアログを確認すると下のように
「テキスト」のレイヤー
「影」のレイヤー
が別々に作成されます。
このまま「剪断変形」すると、選択したレイヤーの方しか「剪断変形」が適応されないので「下のレイヤーと統合」します。
・下から2番目に「ドロップシャドウ」のレイヤー、下から3番目に「テキストレイヤー」があるので、「テキストレイヤー」の上で右クリック⇒「下のレイヤーと統合」をクリック。
これで、「テキスト」レイヤーと「影」のレイヤーが統合されます。
通常の「ドロップシャドウ」で影を付けた時と同じようになりました。
④影を付けた文字を斜めにする
・ツールボックス⇒「剪断変形」アイコンをクリック。
・テキストボックスをクリックし、斜めにしたい方向にドラッグする。
⑤「Enter」で決定する
これで、「ドロップシャドウ」で影付きの文字を斜めにした時と同じように、「ドロップシャドウ(レガシー)」でも、影付きの文字を斜めにすることができました。
文字にグラデーションを掛けてみよう
次は文字にグラデーションの掛け方について勉強します。
「ツールボックス」の「グラデーション」を使用します。
①画像を開く
次も以前作成した下の画像を編集していきます。
②文字を選択範囲にする
文字を簡単に選択範囲にするために「不透明部分を選択範囲に」を使用します。
・レイヤーダイアログ⇒「テキストレイヤー」の上で右クリック⇒「不透明部分を選択範囲に」をクリック。
これで、文字の輪郭が点滅し「選択範囲」にすることができました。
③グラデーションを設定する
・ツールボックス⇒「グラデーション」アイコンを選択。
※ツールオプションで下のオプションが表示されます。
・ツールオプションを設定する。
下の「グラデーション」のアイコンをクリックすると、下のようにたくさんのグラデーション方法が出てきます。
今回は「描画色から背景色(RGB)」を選択しました。
またその右横にある「反転」アイコンをクリックすると、グラデーションをかける方向を変更することができます。
・グラデーションをかける
マウスポインタをキャンバスに持っていき、グラデーションをかけたい方向にドラッグ&ドロップします。
※見難いですが、下の画像で、一番左にある縦線が「グラデーション」でドラッグした線です。
【上から下へドラッグした場合】
【下から上へドラッグした場合】
また、線上でクリックすると、上の画像のように「黄色のポインタ」が現れ、黄色のポインタをドラッグすることで「グラデーション」の掛け方を調整することができました。
④「Enter」で決定する
これで、文字にに「グラデーション」を付けることができました。
※ちなみに「グラデーション」を「Full saturation spectrum CCW」に設定して、斜めにグラデーションをかけてみました。
グラデーションをかけた後に、「ツールオプション」の「グラデーション」アイコンの右にある「反転」アイコンをクリックすると、下の画像にように「グラデーション」の方向を簡単に変更できます。
出来上がりです。
以上で文字に「グラデーション」を掛けることができました。
今回は15項 文字(テキスト) その6「影を付けた文字を斜めにしてみよう」と併せて「文字にグラデーションをかけてみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その7として「文字を縁取りしてみよう」について勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月23日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
15 文字(テキスト)
今回は下の小項目1つのみを勉強していきます。
1.文字を縁取りしてみよう
文字を縁取りしてみよう
今回は「文字を縁取りしてみよう」を勉強します。
方法としては、文字を「選択範囲」にして「選択範囲を拡大」、新しいレイヤーで文字に色を付けることで縁取りができるようです。
以前勉強した「吹き出し」では、「選択範囲を縮小」して枠線を作成しました。
今回は逆の方法で縁取りができるようです。
①画像を開く
今回も以前作成した下のテキスト画像を編集していきます。
文字にくっきりとした縁取りを付けてみよう
②テキストを選択範囲にする
・レイヤーダイアログ⇒「テキストレイヤー」の上で右クリック⇒「不透明部分を選択範囲に」をクリック。
※下のようにテキストの輪郭が点線になり、「選択範囲」にすることができます。
③選択範囲を拡大する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の拡大」をクリック。
※「選択範囲の拡大」ダイアログが表示されるので、「選択範囲の拡大量」を設定し「OK」をクリック。
とりあえず「3px」で設定しました。
すると、下の画像ではわかりにくいですが、「選択範囲」の点線が少し大きくなります。
④新しいレイヤーを追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「新しいレイヤーの追加」ダイアログで、「塗りつぶし色」を「透明」にして「OK」をクリック。
レイヤーダイアログを見ると、一番上のレイヤーに「S」というレイヤーが作成されました。
※下の画像で名前が「S」になっているのが、追加したレイヤーです。
⑤レイヤーを移動する
・レイヤーダイアログで一番上に作成された新しいレイヤーを、「テキストレイヤー」の下にドラッグして移動します。
⑥縁取りの色を選択して塗りつぶす
・先に「ツールボックス」の描画色を設定します。※今回は赤色を設定しました。
・メニューバー⇒「編集」⇒「描画色で塗りつぶす」をクリック。
⑦選択を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリック。
これで、「テキストレイヤー」の下のレイヤーに「テキスト」より少し大きくした選択範囲に描画色が付くため、上のように縁取りされたようになります。
ちょっとわかりにくいので、「選択範囲の拡大量」を「8px」にして再度同じようにしてみました。
【不透明部分を選択範囲に】
【選択範囲の拡大量を「8px」に設定】
【縁取りする部分を塗りつぶす】
文字の縁取りにぼかしを入れる
次は縁取りをぼかしたようにしてみます。
内容は簡単で、縁取り用のレイヤーにぼかしを入れるだけです。
・縁取り用に追加したレイヤーを選択(アクティブに)する。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」を選択。
・「ガウスぼかし」ダイアログで、ぼかし半径である「SizeX」/「SizeY」の数値を変更して「OK」をクリックすると縁取りにぼかしが入ります。
※やはり縁取り幅が少ないのでわかりにくいですが、下の画像で縁取りにぼかしが入りました。
文字に2重の縁取りをする
基本的なやり方は同じです。
「選択範囲の拡大」⇒「レイヤー追加」⇒「レイヤーの移動」⇒「塗りつぶし」
を繰り返すことで、縁取りを何重にも付けることができます。
下では3種類作成してみました。
【1重目:赤色、2重目:青色で縁取りを作成】
【1重目:背景色、2重目:青色で縁取りを作成】
【1重目:背景色、2重目:緑色(テキストと同じ色をスポイトツールで設定)】
以上で2重の縁取りをすることができました。
レイヤーをまとる
上記で何重にも縁取りを行うと、一つのテキストに関連する「レイヤー」が複数になります。
その後、「移動」や「変形」等を行う際に個別で動いてしまうため、レイヤーをまとめる2つの方法を実施します。
【「下のレイヤーと統合」でまとめる】
一番上の「テキストレイヤー」の上で右クリック⇒「下のレイヤーと統合」をクリックすることで、下のレイヤーとまとめることができます。
「下のレイヤーと統合」を3回繰り返して、すべてのレイヤーをまとめることができました。
ただし、ここまで統合してしまうと、「背景」とも統合しているため「移動」等が行えなくなります。
「Ctrl」+「Z」で1つ前の作業(「背景」レイヤーと統合する前)に戻すと、下のように「テキストレイヤー」を「移動」することができます。
【「チェーンアイコン」で連結してまとめる】
下のように、「レイヤーダイアログ」で「目」のアイコンの右側をクリックして「チェーン」アイコンを表示させてレイヤーを連結することができます。
「テキストレイヤー」をまとめて「移動」することができます。
以上で文字を縁取ることがきました。
今回は15項 文字(テキスト) その7「文字を縁取りしてみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その8として「文字を変形させてみよう」について勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月24日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
15 文字(テキスト)
今回は下の小項目1つのみを勉強していきます。
1.文字を変形させてみよう
文字を変形させてみよう
今回は文字を変形する方法について勉強します。
内容としては、すでに勉強済みの
・「剪断変形」
・「遠近法」
を使用した2つの方法を試していきます。
①画像を開く
画像は前回作成した「縁取りしたテキスト」の下のレイヤーに写真画像を追加したものを使用します。
■ここで「変形」しようとしたところ、下記内容に気づいたので先に記載しておきます。
前回「レイヤーをまとめる」方法として
1.「下のレイヤーと統合」する
2.「チェーン」アイコンで連結する
2つの方法を紹介しましたが、「チェーン」アイコンで連結させた場合、「移動」はまとめてできましたが、「変形」はまとめてできませんでした。
【「チェーン」で連結した場合】
「移動」はまとめてできました。
「剪断変形」するとアクティブのレイヤーーだけしか「変形」できませんでした。
アクティブのレイヤーを変えても同じです。
なので、「下のレイヤーと統合」でテキスト関連のレイヤーを統合した状態で開始します。
「剪断変形」を使って文字を斜めにする
・ツールボックス⇒「剪断変形」アイコンをクリック。
・テキストボックスをドラッグして変形させる。
こんな感じで文字を斜めにすることができました。
「遠近法」を使用して文字に遠近感をつける
※やはり、「遠近法」での変形も「剪断変形」と同様で、「レイヤーの連結」ではまとめて変形できませんでした。
なので「下のレイヤーと統合」したテキストを使用して変形していきます。
・ツールボックス⇒「遠近法」アイコンをクリック。
・変形したいテキストボックスを選択して4隅のポインタをドラッグして変形させる。
※最初、「テキストボックス」が「レイヤーサイズ」と同じになっていたため、「遠近法」をクリックしたときの4隅のポインタが文字から遠いところになって、やり難い状態でした。
なので、
メニューバー⇒「レイヤー」⇒「レイヤーサイズの変更」で「テキストレイヤー」のサイズを文字サイズに近いところまで変更しています。
(プレビューを見ながらサイズ変更できるので、結構簡単に文字サイズに合わせることができました)
こんな感じに変形して、移動もしてみました。
左の黒板に沿わせて変形してみました。
右側も壁に沿わせて変形してみました。
左右ともに遠近感のある感じに文字変形できたと思います。
さらに、遊びで、変形した文字を以前勉強した「文字をかすれた風にする」の方法で、かすれさせてみました。
まだまだきれいな画像とは言えないと思いますが、なんか画像編集しているって感じになってきたと思います。
今回は15項 文字(テキスト) その9「文字を変形させてみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その9として「文字を円形や半円に沿って配置してみよう」について勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月25日
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15 文字(テキスト)
今回は下の小項目1つのみを勉強していきます。
1.文字を円形や半円に沿って配置してみよう
文字を円形や半円に沿って配置してみよう
今回は文字を円形、半円に配置する方法について勉強します。
方法としては以前15項 その3で勉強した「文字をカーブに沿って配置してみよう」と同じで「テキストをパスに沿って配置」を使用します。
また、「楕円選択」で円を作成し、「選択範囲をパスに」という機能で作成した円がパスになるので、「テキストをパスに沿って配置」でテキストを円形、半円に配置できるということのようです。
円に沿って文字を配置する
①画像を作成する
・メニューバー⇒「ファイル」⇒「新しい画像」をクリック。
・「新しい画像」ダイアログで、サイズを1920×1080(FHD)、背景色を白色で作成しました。
※「テンプレート」の部分をクリックするとA4や4K等いろいろなサイズが選べます。
②ガイドを作成する
必ず「ガイド」が必要というわけではありませんが、画像の中心などきちんと場所を決めて配置したい時に使用すればよいと思います。
・メニューバー⇒「画像」⇒「ガイド」⇒「新規ガイド(パーセントで)」をクリック。
・「新規ガイド(パーセント)」ダイアログで、水平若しくは垂直のどの位置にガイドを作成するかを設定し「OK」をクリック。
位置は真ん中に表示するため、水平/垂直ともに「50%」で設定しています。
※十字(水平/垂直)にガイドを表示するには2回繰り返すようです。
十字にガイドを作成できました。
③円の選択範囲を作成する
・ツールボックス⇒「楕円選択」アイコンをクリック。
・キャンバスに円の選択範囲を作成する。
正円にしたいときは、「ツールオプション」の「サイズ」で左右の数値を同じにすると正円になるようです。
④円を中心に移動する
・移動する円の上でドラッグすると円の中心に「+」が表示されるので、真ん中のガイドの交点近くまでもっていきます。
円の中心がガイドの真ん中に近づくと、磁石のように円の中心がガイドに真ん中に引き寄せされます。
⑤選択範囲をパスにする
文字を円に沿わせるためには、円を「パス」に変換します。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲をパスに」をクリック。
※「パス」が作成されると、「パスダイアログ」に「パス」が表示されます。
これで「円」が「パス」になりました。
⑥文字を入力する
円に沿わせる文字を入力します。
こちらも以前「文字をカーブに沿って配置する」で勉強したように、キャンバスのどこに書いても問題ありません。
⑦円に沿ってテキストを変形する
・変形させたい文字の「テキストボックス」の上で右クリック⇒「テキストをパスに沿って変形」をクリック。
文字の長さが短いので、「Ctrl」+「Z」(前に戻る)で元に戻し「文字サイズ」「カーニング」を調整、思い通りに配置されるまで繰り返します。
文字を長くしすぎると、下のように文字が重なって変な方向に延びていきます。
今回は、こんな感じで文字の始まりと終わりがわかる程度に間を空けておきました。
⑧テキストのパスを「選択範囲」にする
・「パスダイアログ」の上で右クリック⇒「パスを選択範囲に」をクリック。
これで、「パス」が選択範囲になり、円に沿って変形させた文字が点線になりました。
⑨新しいレイヤーを作成して文字に色を付ける
円に沿って変形させた文字(選択した部分)に色を付けるために、新しいレイヤーを追加します。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「新しいレイヤーの追加」ダイアログで「塗りつぶし色」を「透明」に設定して「OK」をクリック。
・「ツールボックス」の「描画色」を文字の色に設定し、「描画色」から「キャンバス」までドラッグする。
※これで、「選択範囲」に「描画色」で色付けされます。
⑩選択を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリック。
⑪「テキストボックス」、「パス」を非表示にする
・「レイヤーダイアログ」で「テキストボックス」レイヤーの「目アイコン」を消して非表示にする。
・「パスダイアログ」で「円のパス」「テキストに変形したパス」ともに「目アイコン」を消して非表示にする。
※これで、円に沿って文字を配置することができました。
⑫テキストの始まり位置を変える
文字を塗りつぶしたレイヤーがアクティブであることを確認して、
・ツールボックス⇒「回転」アイコンをクリック。
・「回転ダイアログ」で「角度」の数値を直接入力するか、ドラッグして文字を回転して始まり位置を調整します。
【角度:90を直接入力】
【角度-90を直接入力】
【ドラッグして回転】
文字を円の外向きに配置したいとき
先ほどは文字が円の内向きに配置されましたが、「パス」に「鏡像反転」ツールを使用して文字をの向きを外向きにすることができます。
上述の⑤で選択範囲をパスにしたところまでは同じです。
「パス」の作成が終わったら、
●「鏡像反転」ツールを使う
・ツールボックス⇒「鏡像反転」をクリック。
・「鏡像反転」ダイアログの「変形対象」を「パス」に設定し、キャンバス上でマウスを1回左クリックする。
※「鏡像反転」されたかどうかの確認方法はわかりませんでした。
「鏡像反転」ができたら、以降も上述と同じ方法で「円に沿ってテキストを変形」し、「新しいレイヤーの追加」「文字の色を付ける」作業を行って完成です。
文字を外向きにすることができました。
文字を半円に沿って配置する
参考サイトに「文字を半円に沿って配置する」がきちんと説明されていましたが、基本操作は「円に沿って文字を配置する」と全く同じなので割愛します。
要点は「ガイド」を表示しているので、「テキストをパスに沿って変形」するときに、文字の長さを半円分に調整して変形させるだけです。
円に沿って上下違う文字を配置する
参考サイトでは上の「文字を半円に沿って配置する」と同様に「上下違う文字を配置する」についても丁寧に記載されていましたが、方法は基本的に同じです。
①「楕円選択」で円を作成する
②「選択範囲をパスに」で円を「パス」に変換する
※ここで、「パス」を複製して2個にしておきます。
理由は
・上下に違う文字を配置するために「テキストボックス」が2つある
・1つは文字を内向き、1つは文字を外向きにするため
です。
③「選択範囲」を解除する
④文字を外向きにする方の「パス」を「鏡像反転する」
今回は「複製したパス」をアクティブにして「鏡像反転」にします。こちらが「下のテキストです」の文字を配置する方です。
⑤上下の文字を入力する
⑥下の文字を外向きのパスに変換する
先ほど「複製したパス」を「鏡像反転」したので、
・「複製したパス」をアクティブにする。
・下に配置したい文字の「テキストボックス」の上で右クリック⇒「テキストをパスに沿って変形」をクリック。
⑦上の文字を内向きのパスに変換する
同様に「元のパス」をアクティブにして、上に配置したい文字の「テキストボックス」の上で右クリック⇒「テキストをパスに変形」をクリック。
⑧パスを選択範囲にして文字に色を付ける
上下ともに方法は同じです。
・操作したい「パスダイアログ」の「パス」の上で右クリック⇒「パスを選択範囲に」をクリック。
・「新しいレイヤーを追加」する。
・「描画色」を「新しいレイヤー」のキャンバス上にドラッグして文字に色を付ける。
以上で、こんな感じに上下違う文字を配置することができました。
ガイドを非表示にする
最後に「ガイド」を非表示にして終了です。
・メニューバー⇒「表示」⇒「ガイドの表示」をクリック。
今回は白紙のキャンバスに文字を配置しましたが、当然画像にも配置できるので、「選択範囲をパスに」と「テキストをパスに沿って配置」等を使って画像に合わせていろんな文字配置ができるようになると思います。
今回は15項 文字(テキスト) その9「文字を円形や半円に沿って配置してみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その10として「画像や文字を回転させてみよう」について勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月26日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
15 文字(テキスト)
今回は下の小項目1つのみを勉強していきます。
1.画像や文字を回転させてみよう
画像や文字を回転させてみよう
今回は、画像や文字を回転する方法について勉強します。
但し、「回転」については既に何度か試していて、ある程度の使用方法は理解していますが、複数の画像を「グループ」にしてまとめて「回転」する方法等の記載がありましたので念のため勉強していきます。
1枚の画像を回転させる
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②「回転」ツールを使う
・ツールボックス⇒「回転」アイコンをクリック。
・画像をドラッグしながら回転させます。
※角度を決めて「回転」ダイアログの「OK」をクリックすると、「回転」が適用されますが、キャンバスよりはみ出た部分は見えなくなります。
③キャンバスをレイヤーサイズに合わせて画像を全て表示する
・メニューバー⇒「画像」⇒「キャンバスをレイヤーサイズに合わせる」をクリック。
これでキャンバスサイズが変更され、画像全てが見えるようになります。
また、画像の無い部分は市松模様(透過状態)となります。
これで1枚の画像を回転させることができました。
複数の画像を同時に「回転」する
今度は複数の画像を同時に「回転」させます。
以前「文字に縁取りしてみよう」で勉強したときは、
・「チェーン」アイコンでは、「移動」はまとめてできるが「変形」はまとめてできない。
・まとめて変形するために「下のレイヤーと統合」を使用して、1つのレイヤーにまとめて「変形」していました。
今回は「グループ化」することで「レイヤーの統合」を行わなくてもまとめて「回転」できるようです。
①画像を開く
先ほど「回転」させた画像に、更に2つの画像を追加しました。
※参考サイトではイラストを使用していましたが、イラスト作成が面倒なので写真を使用しました。
②画像をまとめて「回転」させる
このまま、例えば左上の海の写真(レイヤでは一番下)を「回転」すると、当然海の写真だけが「回転」します。
「チェーン」アイコンでレイヤーとつなげてみてもやはり1つの画像しか「回転」しません。
「下のレイヤーと統合」を使用して、全てのレイヤーを統合すると全てまとめて「回転」することができます。
但し、後でレイヤー毎に修正をしたいときにできなくなってしまいます。
そこで、「グループ」の登場のようです。
・「レイヤーダイアログ」の下にある「新しいグループを作成」アイコンをクリック。
若しくは、「レイヤーダイアログ」の上で右クリック⇒「新しいレイヤーグループ」をクリック。
でグループを作成する。
一番上に「レイヤーグループ」が作成されました。
・グループにしたいレイヤーを「レイヤーグループ」の上までドラッグするとレイヤーをグループに入れることができます。
同じように1つ下のレイヤーもグループに入れました。
この状態で「回転」すると、グループにある全てのレイヤーを「回転」することができました。
※但し、「回転」させる際は「グループ」のレイヤーをアクティブにしておく必要があります。
一応、再度全てのレイヤーをグループに入れてまとめて「回転」させてみました。
「グループ」に入れていても1つのレイヤーをアクティブにしていると、そのレイヤーだけが「回転」します。
また、「グループ」に入れた後も、ドラッグして「グループ」から外に出すこともできます。
文字を「回転」する
今度は文字を「回転」させます。
「回転」する方法は同じですが、「回転」後に文字を編集しようとすると、効果が元に戻ってしまいます。
なので、文字修正した後は再度「回転」等の効果の処理が必要です。
①文字を書いてみる
先ほどの写真の右上に「記念写真」と文字を入れてみました。
また、併せて「ドロップシャドウ」で影もつけました。
②文字を「回転」する
「回転」ツールで普通に回転することができます。
③「回転」後に文字を修正する
文字を修正しようとして、
・ツールボックス⇒「テキスト」をクリック。
・「テキストボックス」をクリックすると下のメッセージがでます。
どうも「回転」など変形することで、「テキストレイヤー」が「画像レイヤー」になるようです。
文字を編集しようとすると、「画像レイヤー」として変形していた内容が全てクリアされ、最初に文字を入れた時の状態になります。
「編集」をクリックすると、「回転」だけでなく「ドロップシャドウ」の効果もなくなりました。
なので、文字を「変形」する際は注意してから「変形」する必要があります。
以上で「画像や文字を回転させてみよう」について勉強しました。
余談ですが、市松模様(透過状態)になっている部分は、画像を
・png形式で保存・・・透明のまま
・jpg形式で保存・・・白色で保存
されます。
マゼンタのキャンバスを準備して、各々を貼り付けると下のようになります。
【png形式で保存:背景色が透過している】
【jpg形式で保存:市松模様だった部分が白色になっている】
今回は15項 文字(テキスト) その10「画像や文字を回転させてみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その11として「文字をチョーク風にしてみよう」と併せて「画像に凹んだ文字を刻んでみよう」について勉強していきたいと思います。
公開日:2023年2月27日
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15 文字(テキスト)
今回は下の小項目2つのを勉強していきます。
1.文字をチョーク風にしてみよう
2.画像に凹んだ文字を刻んでみよう
文字をチョーク風にしてみよう
先ず、「文字をチョーク風にしてみよう」について勉強していきます。
内容的には「フィルター」⇒「ノイズ」⇒「拡散」を使用するようです。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
手に持っている黒板に文字を書いていきます。
②文字を入力する
・ツールボックス⇒「テキスト」アイコンをクリック。
今回は、
「GIMPの勉強」
「チョークで書いたようにします」
をテキストで作成。
「GIMPの勉強」の下に「ツールボックス」⇒「鉛筆」ツールで線を引きました。
③文字を加工する
上の状態だと文字がはっきりしすぎて不自然なので、「ノイズ」の「拡散」という機能を使うようです。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ノイズ」⇒「拡散」をクリック。
・「拡散」ダイアログが開くのでプレビューを見ながら拡散量(Horizontal/Vertical)の数値を調整します。
文字及び下線全体に「ノイズ」の「拡散」を掛けましたが、私的にはなんか「ざらざら」はしたものの、「チョークで書いた風」には見えませんでした。
(調整方法が悪いのかもしれませんが・・・)
下は以前勉強した「文字をかすれた風にしてみよう」で実施した内容で文字をかすれたようにしてみました。
・レイヤーマスクの追加⇒「完全不透明」を選択。
・「ブラシ」で「ブラシ形状」を「Grass」にして文字上でクリック。
元画像、文字のフォントにもよるのかもしれませんが、私的にはこちらの方がしっくりします。
画像に凹んだ文字を刻んでみよう
次は「画像に凹んだ文字を刻んでみよう」について勉強していきます。
内容的には、
・文字の輪郭を選択範囲にする
・文字の輪郭にドロップシャドウ機能を使う
凹部に黒色の影、凸部に白色の影を付けます
・文字自体を「トーンカーブ」で少し暗くする
です。
①画像を開く
②文字を入力する
今回は下の背景画像を使用させていただき、またまた「GIMP」という文字を書きました。
※とりあえず、白文字の方が見やすいと思い白文字にしています。
③テキストを「選択範囲」にする
・レイヤーダイアログ⇒テキストのレイヤーの上で右クリック⇒「不透明部分を選択範囲に」をクリック。
文字の輪郭が点線になり、「選択範囲」になりました。
④「選択範囲」を反転する
現在は文字が選択範囲になっていますが、文字の内側に影を付けたい(背景の影を付ける)ので、「選択範囲」を反転し「背景」を選択範囲にします。
また、影が見やすいようにテキストレイヤーの「目」アイコンを消して、文字を非表示にしています。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリック。
⑤文字の内側(凹部分)に影を付ける
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ドロップシャドウ(レガシー)」をクリック。
・「ドロップシャドウ(レガシー)」ダイアログで、とりあえず参考サイトと同様に下の設定をしました。
オフセットX:2
オフセットY:2
ぼかし半径:3
色:黒
少しわかりにくいですが、文字の内側に影ができました。
この影の付け方だと視点が右下になっているような感じです。
⑥文字の外側(凸部分)に明るくする
明るくすると表現しましたが、方法は「ドロップシャドウ」で影を白色にします。
先ずは、現在「選択範囲」が「背景」になっているので、再度「選択範囲の反転」で文字部分を「選択範囲」します
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリック。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ドロップシャドウ(レガシー)の再表示」をクリック。
・「ドロップシャドウ(レガシー)」ダイアログの設定をする。
今回とりあえず「ぼかし半径」と「色」だけを変更して下の設定にしています。
オフセットX:2
オフセットY:2
ぼかし半径:1
色:白
少しわかりにくいですが、文字の外側を明るくすることができました。
見難いので「選択範囲」を解除するとこんな感じになります。
⑦凹んだ部分の明るさを調整する
凹んだ文字の部分は少し暗くなるということで、文字部分を暗くします。
方法は「トーンカーブ」を使用します。
・「レイヤーダイアログ」で「背景レイヤー」をアクティブにする。
・メニューバー⇒「色」⇒「トーンカーブ」を選択。
・「トーンカーブ」ダイアログで、中央をドラッグして明るさの調整をする。
【「トーンカーブ」ダイアログ:初期】
【「トーンカーブ」ダイアログで中央を少し下にドラッグ】
これで、文字部分を暗くすることができました。
⑧選択を解除する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択を解除」をクリック。
こんな感じに文字を凹んだ感じにすることができました。
⑨影を調整する
上の状態でも十分に思いますが、影の「不透明度」を調整することで見え方を変えることができます。
現在「レイヤーダイアログ」に「DropShadow」「DropShadow」の2つがあります。
順番的に
「DropShadow」・・・最初に黒色の影を付けたレイヤー
「DropShadow」・・・2回目に白色の影を付けたレイヤー
となっています。
調整したいレイヤーをアクティブにして、上にある「不透明度」を調整します。
黒の影と白の影の「不透明度」をともに「60」にして薄く表示すると下のような感じになります。
余談ですが、上の方法をアレンジしたら膨らんだ文字もできるかなと思い実施してみました。
※実施前にすでにある「DropShadow」「DropShadow#1」のレイヤーは「レイヤーの削除」で削除しています。
変更内容は
・背景を選択したときの「DropShadow」ぼかし半径を「3」⇒「1」、色を「白」に変更。
・文字を選択した時の「DropShadow#1」のぼかし半径を「1」⇒「3」、色を「黒」に変更。
・背景レイヤーをアクティブにして、「トーンカーブ」で文字部分を明るく調整。
こんな感じで、私的には膨らんだ文字にできたと思います。
参考サイトにはその他「凹ませた文字の移動」の説明がありましたが、「移動」についてはいろんなところで重複しているので割愛しました。
今回は15項 文字(テキスト) その11「文字をチョーク風にしてみよう」と併せて「画像に凹んだ文字を刻んでみよう」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その12として「移動ツールの使い方」と併せて「ロングシャドウを付けてみる」について勉強していきたいと思います。
ここでも「移動」ツールが出てきているので、「移動ツールの使い方」については内容を簡略して要点のみにしたいと思います。
公開日:2023年2月28日
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15 文字(テキスト)
今回は下の小項目2つのを勉強していきます。
1.移動ツールの使い方
2.ロングシャドウを付けてみる
移動ツールの使い方
前回も記載しましたが、「移動」ツールについては今までも何度か使用しており、内容が重複しているところが多々あります。
今回は、すでに勉強しているところは割愛し、私的に参考になると思ったところのみ箇条書きしていきます。
1.「移動」ツールの使用方法
・ツールボックス⇒「移動」アイコンをクリック。
2.一つのレイヤーを移動する
・内容割愛します。
3.同時に複数のレイヤーを移動する
・レイヤーダイアログで同時に移動したいレイヤーを「チェーン」アイコンでつなげる。
4.テキストレイヤーを移動する
・内容割愛します。
5.選択範囲を移動する
・「移動」のツールオプションで「移動対象」を「選択範囲」に設定。
6.パスを移動する
・「選択範囲」と同じように、「移動」のツールオプション⇒「移動対象」を「パス」に設定。
7.ガイドを移動
・ツールバー⇒「移動」を選択した状態でガイドをドラッグ。
8.機能の切り替え
・「移動」のツールオプションに「機能の切り替え」の項目があり
「つかんだレイヤーまたはガイドを移動」
「アクティブレイヤーを移動」
の2項目あります。
内容的にはその名の通りかなと思うので、実施は割愛します。
ロングシャドウを付けてみる
以前勉強した「ドロップシャドウ」とは別に「ロングシャドウ」という機能もあるようです。
次は「ロングシャドウ」について勉強します。
①画像を開く
②文字を入力する
今回は下の
背景・・・水色
文字・・・白色
の画像を使用します。
③「ロングシャドウ」を付ける
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ロングシャドウ」をクリック。
・「ロングシャドウ」ダイアログで、
影の色(Color)
影の角度(Angle)
影の長さ(Length)
を設定する。
【上記の設定で、色(Cplor)を少し濃い水色に設定】
【影の長さ(Length)を変更】
【角度(Angle)を変更】
※角度はダイアログの右の円部分をドラッグして回転させるとプレビューを見ながら簡単に角度の調整ができます。
ちなみに「ドロップシャドウ」では新しくレイヤーが作成されましたが、「ロングシャドウ」では新しいレイヤーは作成されず、レイヤーがそのまま修正されてしまいます。(テキストレイヤーでなくなる)
参考サイトにもありましたが、外形のわかるもの=切り抜いた画像にも影を付けることができます。
【元画像】
【「ロングシャドウ」を付けてみました】
■「ロングシャドウ」のスタイルについて
「ロングシャドウ」のスタイルは下の4種類あります。
1.Finite
2.Infinite
3.Fading
4.Fading(Fixed Length)
【1.Finite】
上で実施した「ロングシャドウ」です。
レイヤーサイズより大きい影を付けることができます。
【2.Infinite】
レイヤーサイズ内で影を作成します。
【3.Fading】
フェードのかかった影を作成できます。
ダイアログで長さ(Length)の調整はできません。
※「Length」の表示がありません。
【Fading(Fixed Length)】
フェードのかかった影を作成できます。
影をレイヤーサイズより大きく作成できます。
※「Length」の設定が可能です。
下の画像も「Fading」にしてみました。
文字を透過して「ロングシャドウ」を付ける
内容としては、
・テキストを複製
・複製したテキストをアクティブにして「レイヤーモード」を「消しゴム」にする。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「メディアンぼかし」をクリック。
・「メディアンぼかし」ダイアログで、
Alpha percentile:100
Abyss policy:None
に設定する。
・「ロングシャドウ」を付ける。
以上で下のように文字を透過してロングシャドウを付けることができます。
参考サイトでは「メディアンぼかし」で文字の縁取りをしていますが、以前勉強した「文字の縁取りをする」でも基本のテキストは作成できると思います。
その後、「ロングシャドウ」を適用するだけなので、今回細かい操作は割愛しました。
今回は15項 文字(テキスト) その12「移動ツールの使い方」と併せて「ロングシャドウを付けてみる」について勉強しました。
次回は15項 文字(テキスト) その13としますが、続く小項目の内容が
・「文字をパスに変換してみよう」
・「文字を凹ませてみよう」
・「文字の形で画像を切り抜いてみよう」
・「文字を移動してみよう」
で、ほとんどが今まで使用したことのある機能となります。
なので、要点のみを記載し、既に勉強済みの部分については割愛していきます。
公開日:2023年3月1日
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15 文字(テキスト)
今回は下の小項目4つのを勉強していきます。
1.「文字をパスに変換してみよう」
2.「文字を凹ませてみよう」
3.「文字の形で画像を切り抜いてみよう」
4.「文字を移動してみよう」
文字をパスに変換してみよう
先ずは文字をパスに変換する勉強をします。
パスに変換することで「svg形式」で保存ができるようになります。
「svg形式」とは jpg、pngとの違い
●jpg、png形式・・・ラスタ形式と呼ばれ、点(pixel)で画像を表現。
そのため、画像を拡大していくとpixelがギザギザとドットに見える。
●svg形式・・・ベクタ形式と呼ばれ、2次元情報を数値データとして記録。
数値で記録するため、拡大縮小でデータが劣化しない。
アイコンや地図、平面的なイラストにはよいが、写真のような複雑な画像では膨大な数値計算が必要になります。
①画像を開く
白色背景に緑色で「GIMP」と書いた画像を使います。
②文字をパスに変換する
・レイヤーダイアログ⇒「テキストレイヤー」の上で右クリック⇒「テキストをパスに」をクリック。
「パスダイアログ」に「GIMP」のパスが作成されました。
「パスダイアログ」の「GIMP」の「目」アイコンを表示して、「パス」を表示する。
文字の縁が赤くなります。
「パス」を編集する場合は、
・「パスダイアログ」⇒「パス」の上で右クリック⇒「パスの編集」をクリック。
先ほど赤く表示されていた「パス」部分がポインタ表示になり、ツールボックスが「パス」ツールになります。
③「svg形式」で保存する
「svg形式」で保存する場合、「パス」を保存することで可能です。
・「パスダイアログ」⇒「パス」の上で右クリック⇒「パスのエクスポート」をクリック。
「パスをSVG形式でエクスポート」ダイアログが開くので、
ファイル名.svg
の名前を付け、保存先を選択して「保存」をクリック。
これで、「svg形式」で保存することができます。
文字を凹ませてみよう
本内容は同じ項目15 その11で勉強した「画像に凹んだ文字を刻んでみよう」の簡易版のような感じです。
「ドロップシャドウ(レガシー)」を使用します。
前回は「刻む」という内容だったので、模様のある背景に凸凹のエッジに白黒の影を付けましたが、今回はべた背景に黒の影を付けるだけです。
①画像を開く
今回は下の画像を使用します。
②テキスト範囲を選択する
・レイヤーダイアログの「テキストレイヤー」の上で右クリック⇒「不透明部分を選択範囲に」をクリック。
③選択範囲を反転する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の反転」をクリック。
④文字の内側に影を付ける (「ドロップシャドウ(レガシー)」を使用します)
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ドロップシャドウ(レガシー)」をクリック。
・「ドロップシャドウ(レガシー)」ダイアログで、
オフセットX、オフセットY、ぼかし半径、色、不透明度
の設定をして「OK」をクリック。
これで文字の内側に影を付けて、凹んだようにすることができました。
⑤選択を解除する
文字の形で画像を切り抜いてみよう
本内容は、以前勉強した項目13「画像を切り抜くいろいろな方法」その12「文字の形で画像を切り抜いてみよう」と全く同じ内容のため割愛します。
文字を移動してみよう
本内容も現在勉強している項目15で何度も実施している内容のため割愛します。
今回は15項 文字(テキスト) その13として重複項目は割愛しましたが、
・「文字をパスに変換してみよう」
・「文字を凹ませてみよう」
・「文字の形で画像を切り抜いてみよう」
・「文字を移動してみよう」
について終了しました。
これでやっと項目15 文字(テキスト) の全ての項目が終了です。
次回は項目22 影 を勉強します。
但し、またまたいきなり「ドロップシャドウ」、「ロングシャドウ」と既に勉強済みの内容が登場します。
一応 小項目3つとして
・「テキストに影を付けてみよう」
・「画像に影(ドロップシャドウ)を付けてみよう」
・「ロングシャドウを付けてみよう」
を勉強しますが、重複する箇所は割愛して、ポイントのみに絞って勉強していきたいと思います。
公開日:2023年3月2日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
22 影
今回は下の小項目3つのを勉強していきます。
1.「テキストに影を付けてみよう」
2.「画像に影(ドロップシャドウ)を付けてみよう」
3.「ロングシャドウを付けてみよう」
但し、
1.「テキストに影を付けてみよう」・・・「ドロップシャドウ」
3.「ロングシャドウを付けてみよう」・・・「ロングシャドウ」
については、項目15で先日勉強した内容と全く同じため、詳細については割愛します。
テキストに影を付けてみよう
先ずは「テキストに影を付けてみよう」ですが、内容は「ドロップシャドウ」の使用です。
■「ドロップシャドウ」ツールの使用方法
・影を付けるテキストレイヤーをアクティブにする。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ドロップシャドウ」を選択。
もしくは「ドロップシャドウ(レガシー)」を選択。
・ダイアログで「影の位置」「ぼかし半径」「影の色」等を設定し「OK」。
以上で下の画像のように文字に影を付けることができます。
画像に影(ドロップシャドウ)を付けてみるよう
基本操作は上述の「ドロップシャドウ」です。
先ほどは文字(テキスト)に影を付けましたが、画像の外形のわかるものであれば外形に対して影を付けることができます。
①下の画像の市松模様部分は透過部分です。
②新しいレイヤーを追加して、背景を白色にしました。
これだけ見ると、背景部分と文字で書かれた「THANK YOU」部分も白くなっています。
③この状態で「ドロップシャドウ」を付けてみると、ハート型の外形に影は付きますが、「THANK YOU」の文字には影が付きません。
④「色域選択」で「THANK YOU」の文字を選択して消しました。
これで、文字部分も外形として判断されます。
⑤再度「ドロップシャドウ」を付けると、ハートの外形、「THANK YOU」の文字にも影を付けることができました。
ロングシャドウを付けてみよう
最後に「ロングシャドウ」ですが、本項目も項目15で勉強した内容と全く同じになります。
■「ロングシャドウ」ツールの使用方法
・影を付けるテキストレイヤーをアクティブにする。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「ロングシャドウ」を選択。
・ダイアログで「影の角度」「影の長さ」「影の色」等を設定し「OK」。
※「影のStyle」の設定で下のようにフェード効果を付けることもできます。
今回は22項 影 その1 として小項目3つを勉強しました。
・「テキストに影を付けてみよう」
・「画像に影(ドロップシャドウ)を付けてみよう」
・「ロングシャドウを付けてみよう」
次回は項目22 影 その2 「紙がめくれたような感じの影を付けてみよう」を勉強します。
公開日:2023年3月3日
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22 影
紙がめくれたような感じの影を付けてみよう
今回は画像を「紙がめくれたような感じの影をつけてみよう」について勉強します。
影の付け方は「ドロップシャドウ」ですが、影を「カーブに沿って変形」させて、「紙がめくれたような感じの影」にするようです。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきます。
②キャンバスサイズを変更する
画像の下の部分に影を付けるので、「キャンバスサイズの変更」で画像の下部分のキャンバスサイズを大きくします。
・メニューバー⇒「画像」⇒「キャンバスサイズの変更」をクリック。
・「キャンバスサイズの変更」ダイアログ⇒「高さ」の数値を大きくして「リサイズ」をクリック。
※今回は「高さ」だけ変更するため、「幅」と「高さ」のチェーンは外しておく。
下の画像のようにキャンバスの下側が延びて、市松模様(透過)になりました。
③背景のレイヤーを追加する
背景用のレイヤーを追加します。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「新しいレイヤーの追加」ダイアログ⇒「塗りつぶし色」を「白」にして「OK」をクリック。
※画像の上のレイヤーに新しいレイヤーが追加されるので、「レイヤーダイアログ」で新しく追加したレイヤーをドラッグして画像の下のレイヤーに移動する。
④影用のレイヤーを追加する
今度は影用のレイヤーを追加します。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「新しいレイヤーの追加」ダイアログ⇒「塗りつぶし色」を「透明」にして「OK」をクリック。
※下のようなレイヤー順にします。
⑤影を作成する
前回勉強の「ドロップシャドウ」等ではなく、「矩形選択」を黒色で塗りつぶして影にするようです。
・ツールボックス⇒「矩形選択」ツールをクリック。
・画像の下に、左右を画像より少し小さくした「選択範囲」を作成する。
・「描画色」を黒色に設定して、作成した「選択範囲」までドラッグして黒色で塗りつぶす。
⑥影の形を作る
紙がめくれた時のように影を変形します。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「変形」⇒「カーブに沿って曲げる」をクリック。
・「プレビュー自動更新」にチェックを入れる
・「カーブを設定する境界」を「Lower」にチェックを入れる。
・「カーブ設定」で中央部分を少し上にまげて「OK」をクリック。
下のように黒の範囲がカーブします。
⑦影をぼかす
黒く塗りつぶした「選択範囲」の形を影のようにぼかします。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」をクリック。
・「ガウスぼかし」ダイアログでプレビューを見ながらSizeX/SizeYでぼかし具合を調整する。
⑧影の不透明度を調整する
影の黒さが濃いとおもったら、「レイヤーダイアログ」の「不透明度」で調整することができます。
・レイヤーダイアログで影のレイヤーをアクティブにする。
・レイヤーダイアログ上部にある「不透明度」を調整します。
こんな感じに調整してみました。
ちなみに⑥の「カーブ設定」でカーブ方向を下側にすると、下のようになり中央が膨らんだ画像のようになります。
今回は項目22 影 その2 として「紙がめくれたような感じの影を付けてみよう」を勉強しました。
次回は項目23 グラデーション その1 「グラデーションの使い方」を勉強します。
公開日:2023年3月4日
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23 グラデーション
グラデーションの使い方
以前も項目14の文字(テキスト)でも文字のグラデーションのかけ方を少し勉強しましたが、今回は「グラデーションの使い方」を再度勉強します。
①画像を開く
今回は
メニューバー⇒「ファイル」⇒「新しい画像」で白色のキャンバスを作成しました。
背景に好きな色のグラデーションをかける場合
②「グラデーション」の設定をする
・ツールボックス⇒「グラデーション」アイコンをクリック。
・下の「グラデーション」ツールオプションを設定する。
※まずは「描画色から背景色」を選択。
「描画色」・・・水色
「背景色」・・・マゼンタ
にしています。
③画像の上側から下側にマウスをドラッグする。
こんな感じで、
始点=「描画色」=水色
終点=「背景色」=マゼンタ
でグラデーションがかかります。
④「Enter」で決定する
「選択範囲」にグラデーションをかける場合
②「選択範囲」を作成する
・ツールボックス⇒「矩形選択」アイコンをクリック。
・キャンバス内に範囲を作成する
③「グラデーション」を設定する
・ツールボックス⇒「グラデーション」アイコンをクリック。
・「描画色」「背景色」は先ほどと同じ水色とマゼンタを設定。
④「選択範囲」に「グラデーション」をかける
・今回は左側を始点⇒右側を終点としてマウスをドラッグしてみました。
こんな感じで、「選択範囲」だけにグラデーションがかかります。
「描画色」から「透明」になるグラデーションをかける
②「グラデーション」の設定をする
・ツールボックス⇒「グラデーション」アイコンを選択。
・「ツールオプション」ダイアログで、「描画色から透明」に設定。
③「グラデーション」をかける
・始点が「描画色」になるので、「描画色」から「透明」にしたい方向にマウスをドラッグ。
【元画像】
【右上から左下にグラデーションをかけました】
終点がマゼンタでなく透明なので、「描画色」水色に薄くグラデーションががかかります。
グラデーションの編集
次は「グラデーション」の編集について勉強します。
「グラデーション」を「Enter」で決定するまでは、下のように
・小ウインドウ
・開始ポイント
・終了ポイント
が表示された状態になり、「グラデーション」の編集が可能です。
■位置の編集
・「開始ポイント」もしくは「終了ポイント」をクリックすることで選択することができます。
【「開始ポイント」をクリック】
小ウインドウで、「開始ポイント」のX,Yの座標、色が表示されます。
【「終了ポイント」をクリック】
同様に小ウインドウのX,Yの座標、色が「終了ポイント」の情報に変わります。
・位置を編集したい場合は、「開始ポイント」もしくは「終了ポイント」を
1.選択してドラッグする。
2.X,Yの座標の数値を変更する。
ことで位置の編集ができます。
【「終了ポイント」をドラッグして右下に移動しました】
■配分の変更
「開始ポイント」と「終了ポイント」の間の線にマウスを持っていくと真ん中にに丸い「ミッドポイント」が表示されます。
この「ミッドポイント」をドラッグして移動することで「グラデーション」のかけ方の配分を調整できます。
【「ミッドポイント」を右下に移動】
右下=水色の部分が少なくなります。
■「ポイント」を追加する
上の「ミッドポイント」を移動など、「開始ポイント」から「終了ポイント」の線上でマウスをクリックすると「ポイント」が追加されます。
追加された「ポイン」をクリックすることで、選択⇒小ウインドウが表示されX,Yの座標、色の設定ができるようになります。
■色を変更する
「開始ポイント」や「終了ポイント」を選択して小ウインドウの色を変更することで「グラデーション」の色を変えることが可能です。
【「終了ポイント」を水色⇒緑に変更】
ただし、「ポイント」を追加していると、「ポイント」にも色が設定されている為、「終了ポイント」の色を変更しても間の「ポイント」の色が適用されています。
(中央に水色が残ったまま)
※「ポイント」の色を無くしたい場合は、「ポイント」を削除します。
削除したい「ポイント」を選択して小ウインドウの下側の「×」を押す。
もしくは「ポイント」をドラッグしながら「開始ポイント」「終了ポイント」間の線上から外すことで削除が可能です。
「グラデーション」を左側から右側の水平にして再確認してみました。
【「ポイント」がある場合】
【「ポイント」の小ウインドウの「×」をクリック】
「ポイント」が削除され、間の水色がなくなります。
■色を追加する
逆に、色を追加したい場合は「ポイント」を追加して色を設定することで色の追加が可能です。
上の画像に再度中央に水色を追加してみました。
■追加したポイントの削除
上述にも記載していますが、削除したいポイントを選択して小ウインドウの下側の「×」をクリックすることでポイントを削除することができます。
また、「開始ポイント」から「終了ポイント」の間の線上からポイントを外側に外すことでもポイントを削除することができます。
グラデーションのツールオプション
■不透明度
先ほどの子猫の画像に「描画色から背景色」のグラデーションをかけて、「不透明度」を変えてみました。
【不透明度:100の場合】
下の画像が全く見えません。
【不透明度:50の場合】
子猫が透けて見えます。
上の方で「描画色から透明」は実施しましたが、全体的にグラデーションをかけたいときは、「不透明度」を利用できると思います。
■グラデーション
ツールオプションのグラデーションの画像をクリックすると上で設定した
「描画色から透明」
「描画色から背景色」
など下のようにたくさんのグラデーションのかけ方を選択できます。
またその右側のアイコン「反転」をクリックすると「開始ポイント」と「終了ポイント」の向きを入れ替えることができます。
■形状
形状を選択することで、グラデーションの形を選択することができます。
内容は参考サイトに記載されていた内容(下画像)を使用させていただきました。
■反復
反復を選択することで、グラデーションの繰り返しを選択することができます。
こちらも内容は参考サイトに記載されていた内容(下画像)を使用させていただきました。
■オフセット
オフセットを選択することで、グラデーションの割合を設定することができます。
こちらも内容は参考サイトに記載されていた内容(下画像)を使用させていただきました。
■ディザリング
チェックを入れることで、インデックスカラー画像の限られた色数の時でもRGBカラーのようなグラデーションがかけれるとのことです。
・・・があまりよくわかりませんでした。
■適応型スーパーサンプリング
チェックを入れると「最大深度」「しきい値」が設定できるようになり、斜め線のギザギザをなめらかにする効果があるとのことです。
こちらも効果はあまりよくわかりませんでした。
■即時モード
チェックを入れることで、グラデーションをかけるときにマウスをドラッグして左クリックを話したと同時にグラデーションが確定します。
なので、「開始ポイント」「終了ポイント」「線」が表示されません。
■アクティブなグラデーションの修正
通常グラデーション設定で例えば「描画色から背景色」を選択してグラデーションをかけても、その後「ポイント」追加など編集を加えると「カスタム」に変わります。
チェックを入れると「カスタム」に変更することができないため、「ポイント」追加や、色の変更などができません。
一応一通り記述しましたが、細かい内容は???部分もあります。
基本的なグラデーションの使い方はわかったと思うので、使いながら慣れていきたいと思います。
今回は項目23 グラデーション その1 として「グラデーションの使い方」を勉強しました。
次回は項目23 グラデーション その2 ですが、またまた重複するところもあるので、小項目を3つまとめて勉強します。
「徐々に透明になるグラデーションをかけてみよう」
「文字にグラデーションをかけてみよう」
「写真に透過グラデーションをかけてみよう」
公開日:2023年3月5日
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23 グラデーション
今回はまたまたすでに勉強済みの項目もあるので、小項目3つについて勉強します。
「徐々に透明になるグラデーションをかけてみよう」
「文字にグラデーションをかけてみよう」
「写真に透過グラデーションをかけてみよう」
徐々に透明になるグラデーションをかけてみよう
先ずは「徐々に透明になるグラデーション」をかけてみます。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②レイヤーマスクを追加する
・レイヤーダイアログ⇒画像の上で右クリック⇒「レイヤーマスクの追加」⇒「完全不透明(白)」を選択⇒「追加」をクリック。
③透明になるグラデーションをかける
・ツールボックス⇒「グラデーション」アイコンをクリック。
・「グラデーション」を「Default」に設定。
・透明にしたい方を「開始ポイント」としてドラッグしてグラデーションをかける。
④「Enter」で決定
⑤レイヤーマスクを適用する
・レイヤーダイアログ⇒「レイヤーマスクの適用」をクリック。
これで左側を透明にすることができました。
ちなみに、「グラデーション」のかけ方で「描画色から透明」がありましたが、グラデーションの色がなくなっていくだけですので、画像自体をが透明になるわけではありません。
※下のように画像自体が透明になるわけではありません
また上では「グラデーション」を「Default」にしましたが、「レイヤーマスク」なので
「描画色」・・・黒
「背景色」・・・白
に設定して「描画色から背景色」でも画像を透明にすることができます。
文字にグラデーションをかけてみよう
本項目については項目15 その6 で勉強した内容と全く同じなので割愛します。
写真に透過グラデーションをかけてみよう
この項目では、GIMPに無料で配布されている「徐々に透明にスクリプト」をダウンロードして使用する方法が記載されていました。
現在は無料で配布されているページがないということと、私的にはGIMPから離れるような気がするので、参考サイトに記載されている方法は実施しないことにします。
ちなみに参考サイトでは下の様に写真に透過グラデーションをかけていましたが、「レイヤーマスク」でも同じことができます。
※参考サイトではスクリプトを導入すると「レイヤーマスク」を使用せずに透過グラデーションがかけれるので、スクリプトを導入したとのことです。
【スクリプトを使用して透過】
上で勉強した「徐々に透明になるグラデーションをかけてみよう」と同じように子猫の画像を透過してみました。
形状を「放射状」にして、「ポイント」「不透明度」「オフセット」などを調整することで参考サイトと同じように写真に透過グラデーションをかけることができます。
【ポイントを調整】
【不透明度を調整】
【オフセットを調整】
今回は項目23 グラデーション その2 として下の小項目3つをまとめてを勉強しました。
「徐々に透明になるグラデーションをかけてみよう」
「文字にグラデーションをかけてみよう」
「写真に透過グラデーションをかけてみよう」
次回は項目24 画像を並べる・切り分ける その1 「同じ画像を繰り返し並べてみよう」について勉強します。
公開日:2023年3月6日
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24 画像を並べる・切り分ける
今回は新しい項目ですが、簡単な内容なので下の3つの小項目をまとめて勉強します。
「同じ画像を繰り返し並べてみよう」
「複数の画像を並べて1枚の画像にしてみよう」
「画像を切り分けてみよう」
同じ画像を繰り返し並べてみよう
先ずは「同じ画像を繰り返し並べてみよう」について勉強していきます。
「カラーマッピング」という機能を使用します。
縦横に3枚並べてみる
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②画像を並べる
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「カラーマッピング」⇒「並べる」をクリック。
※参考サイトに「ファイル」と記載されていますが、「フィルター」の間違いと思います。
「並べる」ダイアログに現在の画像サイズ表示されます。
・「並べる」ダイアログで幅/高さを「チェーン」でつなげた状態で、幅もしくは高さのどちらかを元画像の3倍のサイズに設定します。
※今回は幅を、「736」×「3」=「2208」 に設定しました。
・「OK」をクリックすると下のように縦横に3枚ずつ並べることができました。
※ちなみに3枚ずつ並んだ画像は、別キャンバスで作成されます。
③キャンバスサイズを変更する
現状ではサイズが元画像に依存するため、並べた画像のキャンバスサイズを変更して任意のサイズに変更します。
・メニューバー⇒「画像」⇒「画像の拡大・縮小」をクリック。
・「画像の拡大・縮小」ダイアログで、幅/高さを「チェーン」でつなげた状態で幅もしくは高さを変更します。
今回は元画像の幅「736」に設定しました。
・「拡大・縮小」をクリック。
これで、元画像のサイズで縦横3枚ずつ並べることができました。
元画像を縮小してから繰り返し並べる
①画像を開く
同じ画像を使用します。
②画像を縮小する
・メニューバー⇒「画像」⇒「画像の拡大・縮小」をクリック。
元画像の幅が「736」でしたが、わかりやすく「200」に変更します。
③画像を並べる
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「カラーマッピング」⇒「並べる」をクリック。
・「並べる」ダイアログで、先ほど設定した幅「200」×枚数の数値を設定する。
今回は「200」×「8枚」=「1600」に設定しました。
・「OK」をクリック。
縦横に8枚ずつ並べることができました。
複数の画像を並べて1枚の画像にしてみよう
次は「複数の画像を並べて1枚の画像にしてみよう」について勉強していきます。
「レイヤーの拡大・縮小」
「切り抜き」
「整列」
を使用して並べていきます。
今回は2枚の画像を横に並べます
①新しい画像を作成する
・メニューバー⇒「ファイル」⇒「新しい画像」をクリック。
・「新しい画像を作成」ダイアログで「キャンバスサイズ」を設定して「OK」をクリック。
今回は
「幅」:「800」
「高さ」:「500」
に設定しました。
②1枚目の画像を開く
・メニューバー⇒「ファイル」⇒「レイヤーとして開く」をクリック。
③1枚目の画像を「拡大・縮小」する
キャンバスに設定したサイズが
「幅」:「800」
「高さ」:「500」
で、横に並べるので、1枚の画像サイズは
「幅」:「400」
「高さ」:「500」
になります。
※下の図は参考サイトの図を使用させていただきました。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「レイヤーの拡大・縮小」をクリック。
・幅/高さの「チェーン」をつなげた状態で、高さを「500」に設定。
1枚目の画像が横長のため、高さを固定にして、後で左右をカットします。
・「拡大・縮小」をクリック。
④1枚目のレイヤーを切り抜く
・ツールボックス⇒「切り抜き」アイコンをクリック。
・ツールオプションで、
「現在のレイヤーのみ」にチェック
「固定」をクリックして「幅」に設定
数値を「400」に設定
して、画像の切り抜きたい場所でドラッグ。
幅を固定しているので、下の画像以上には「切り抜き」範囲は広がりません。
・「Enter」をクリック。
これで、1枚目の画像を作成できました。
⑤2枚目の画像についても同様に②③④を実施します。
「レイヤーの拡大・縮小」で高さを「500」に設定。
「切り抜き」で幅を「400」に設定。
⑥2枚の画像を並べる
「整列」機能を使って画像を並べます。
・ツールボックス⇒「整列」アイコンをクリック。
・左側に置きたい画像をレイヤーダイアログでアクティブにする。
・ツールオプション⇒「整列」の「左揃え」をクリック。
同じように、右側に置きたい画像をレイヤーダイアログでアクティブにして、「整列」で「右揃え」をクリック。
これで2枚の画像を並べることができました。
参考サイトには4枚の画像でも実施していましたが、基本的なやり方は同じため割愛します。
画像を切り分けてみよう
次は「画像を切り分けてみように」について勉強します。
「ガイド」を設定して、「SliceUsingGuides」を使用することで「ガイド」に沿って画像を切り分けることができるようです。
①画像を開く
次は下の画像を使用させていただきました。
②「ガイド」を設定する
・メニューバー⇒「画像」⇒「ガイド」⇒「新規ガイド(パーセントで)」をクリック。
・「新規ガイド(パーセントで)」ダイアログで、
「方向」・・・「水平」
「位置」・・・「50%」
に設定し「OK」をクリック。
・同様に「新規ガイド(パーセントで)」ダイアログで、
「方向」・・・「垂直」
「位置」・・・「50%」
に設定し「OK」をクリック。
これで、真ん中で十字にガイドが入ります。
③画像を分割する
「SliceUsingGuides」機能でガイドに合わせて画像を分割します。
・メニューバー⇒「画像」⇒「SliceUsingGuides」をクリック。
下のように分割された画像が新しいキャンバスに配置されます。
【左上】
【右上】
【左下】
【右下】
こんな感じで1枚のキャンバスに4分割した画像を少し隙間を開けて配置してみました。
※参考サイトでは10分割も実施されていますが、基本「ガイド」を分割したい状態に設定すればよいだけなので実施は割愛します。
今回は項目24 画像を並べる・切り分ける その1 として下の小項目3つをまとめてを勉強しました。
「同じ画像を繰り返し並べてみよう」
「複数の画像を並べて1枚の画像にしてみよう」
「画像を切り分けてみよう」
次回は項目25 回転 を勉強しますが、その1 として、この項目も3つの小項目まとめて勉強します。
「回転ツールの使い方」
「画像を時計回りや反時計回りに90度回転してみよう」
「画像や文字を回転させてみよう」
公開日:2023年3月8日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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26 変形
ワープ変形の使い方
「ワープ変形」とは画像などのレイヤーを歪める効果のある変形ツールとのことです。
変形(動作)には下の7つの項目がありますが、正直内容は何となく理解しますが、いつ、どのように使うかは???状態です。
参考サイトでは女性の顔画像を使用していましたが、慣れていない為か上手く編集できませんでした。
「ワープ変形」の動作
内容があまりよくわかっていないこともあり、参考サイトの図を使用させていただきました。
【動作 7項目】
1.「ピクセルの移動」
2.「領域を広げる」
3.「領域をすぼめる」
4.「右回りの渦巻き」
5.「左回りの渦巻き」
6.「歪みを消す」
7.「歪みを滑らかに」
【元画像】
【1.ピクセルの移動】
マウスでドラッグした箇所をブラシの領域を歪めながら変形。
【2.領域を広げる】
マウスボタンを押したりドラッグしたときにブラシ領域を膨らませる感じに変形。
【3.領域をすぼめる】
「2.領域を広げる」と逆の効果で、マウスボタンを押したりドラッグしたときにブラシ領域を縮める感じに変形。
【4.右回りの渦巻き】
マウスボタンを押したりドラッグしたときにブラシ領域を時計回りにねじるように回転しながら変形。
【5.左回りの渦巻き】
「4.右回りの渦巻き」の逆で、マウスボタンを押したりドラッグしたときにブラシ領域を反時計回りでねじるように回転しながら変形。
【6.歪みを消す】
変形加工した部分をマウスボタンで押したり、なぞるようにドラッグすることで、歪んだ部分を除去して戻すことができる。
【7.歪みを滑らかに】
変形加工した部分をマウスボタンで押したり、なぞるようにドラッグすることで、歪んだ部分を滑らかに除去することができる。
「ワープ変形」のツールオプション
「ワープ変形」のツールオプションは下になります。
ちなみに先ほどの「ワープ変形」の動作については、下をクリックすることで変更できます。
■サイズ
ブラシのサイズを調整。
※キーボードの「[」、「]」キーでもブラシサイズの変更ができました。
■硬さ
マウスボタンを押したり、ドラッグしたときのブラシ領域の「硬さ」
を調整。
※「硬さ」のイメージがつかないのですが、
「硬さ」=変形させ易いか変形しにくいという感じでしょうか?
「硬さ」:0=変形しやすい ~ 100=変形しにくい
■強さ
ワーピング(変形)中のピクセルを設定することが可能。
ピクセルの設定で、変位の最大値がブラシの直径ということより、
・数値が小さいと細かく変形
・数値が大きいと大きく変形(最大ブラシの直径を1ピクセルと認識するため)
になるような感じです。
■間隔
ワーピング(変形)中の間隔を調整可能。
■補間アルゴリズム
共通のツールオプションで、
・補間しない
・線形
・キュービック
・NoHalo
・Lohalo
の選択が可能。
■存在しないデータの処理方法
変形後にできた空の部分をどのようにするかの設定。
None・・・変形後にできた空の部分は透明になる
Clamp・・・レイヤーの各エッジ(辺)が無限に伸びる
Loop・・・すべての方向に繰り返す
■高品質プレビュー
■リアルタイムプレビュー
チェックを入れることでプレビューを見ることができます。
■ストローク
マウス移動・・・チェックを外すと変形できなくなる
一定間隔・・・「ピクセルの移動」以外を、マウスボタンの長押しで連続して変形することが可能。「割合」の数値でストロークの速さを調整可能。
■アニメーション
設定したフレーム数でGIF形式のアニメーション画像を作成することができます。
設定「10」のまま「アニメーションの作成」を実行しました。
・別キャンバスに下のように10個のレイヤーが作成されます。
・「名前を付けてエクスポート」で、ファイル名.gif で保存。
下のダイアログで、「アニメーションとしてエクスポート」にチェックを入れて「エクスポート」をクリック。
下のようにアニメーションとして保存することができました。
内容としては以上になります。
以上をもとに、下の女性の画像で
・右目(写真に向かって左側)を「範囲を広げる」で少し大きくしました。
・左右の頬(えら)部分を「範囲をすぼめる」でほっそりした感じにしました。
【元画像】
【右目と頬を修正】
変化がわかり難いかもしれませんが、これよりも変形させると違和感のある編集になってしまうため実施しませんでした。
何となくはわかりますが、実際使用するには???な状態です。
今回は項目26 変形 その1 「ワープ変形の使い方」を勉強しました。
次回は項目26 変形 その2 「ハンドル変形の使い方」を勉強します。
公開日:2023年3月9日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
26 変形
ハンドル変形の使い方
「ハンドル変形」とはキャンバスに最大4つのハンドルを置くことで、
1.移動
2.回転
3.剪断
4.遠近
5.拡大・縮小
ツールのように補正ができるとのこと。
同じような機能があるのに なぜ? と思いますが、GIMP2.10から新しく加わった機能ということで、上述機能を別操作(簡単に?)でもできるようにした機能のようです。
「ハンドル変形」ツールの使い方
・ツールボックス⇒「ハンドル変形」アイコン
・メニューバー⇒「ツール」⇒「変形ツール」⇒「ハンドル変形」
・キーボード(ショートカットキー) Shift+L
「ハンドル変形」ツールを使用してみる
・ツールボックス⇒「ハンドル変形」アイコンをクリック
・好きな箇所にハンドルを置いて画像をドラッグ。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
■ハンドルが1つのとき
・ハンドルをドラッグすることで「移動」が可能。
・「選択範囲」を作成した場合は、「選択範囲」を移動することも可能です。
■ハンドルが2つのとき
・1つ目のハンドルを軸として、2つめのハンドルをドラッグすることで「回転」が可能。
・こちらも同じように「選択範囲」を作成しておくと、「作成範囲」を「回転」することが可能です。
■ハンドルが3つのとき
・1つ目2つ目のハンドルを辺として、3つ目のハンドルをドラッグすることで「剪断」のような編集が可能。
※同様に「選択範囲」を作成しての変形も可能です。同じ内容のため割愛していきます。
・ハンドルの付け方次第で、縦横比は維持されないが「拡大・縮小」のような編集が可能。
■ハンドルが4つのとき
・4つのハンドルのいずれか1つをドラッグすることで、「遠近」のような編集が可能。
縦横比は維持されませんが、「拡大・縮小」のような編集も可能。
※参考サイトや上の画像のように、画像に内側にハンドルを作成すると変形が複雑になり意図した変形にするのが困難でした。
画面の角にハンドルを付けると、変形もわかりやすいと思います。
【左上下の角に2つのハンドル、右側をドラッグ】
【左上下及び右上の角に3つのハンドル、右下をドラッグ】
ハンドル部分が固定(起点)されているので、変形がわかりやすいと思います。
「ハンドル変形」のツールオプション
「ハンドル変形」のツールオプションは下の画像になります。
※他の機能と同じ機能は割愛します。
■ハンドルモード
・追加/変形・・・ハンドルを設置
・移動・・・ハンドルを移動することが可能
・削除・・・ハンドルを削除
今回は項目26 変形 その2 「ハンドル変形の使い方」を勉強しました。
次回は項目26 変形 その3 「統合変形の使い方」を勉強します。
公開日:2023年3月10日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
26 変形
統合変形の使い方
「統合変形」も「ハンドル変形」と同様にGIMP2.10から追加された機能で、
1.回転
2.拡大・縮小
3.剪断
4.遠近法
ツールのような補正ができるとのこと。
「統合変形」ツールの使い方
・ツールボックス⇒「統合変形」アイコン
・メニューバー⇒「ツール」⇒「変形ツール」⇒「統合変形」
・キーボード(ショートカットキー) Shift+T
「統合変形」ツールを使ってみる
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②統合変形を使う
・ツールボックス⇒「統合変形」アイコンをクリック。
ちなみに「統合変形」ツールのツールオプションはこんな感じです。
③変形する画像をクリック
「統合変形」を選択した状態で画像をクリックすると、下のようなハンドルが表示されます。
1.中央に〇+のマーク
2.四角及び四辺の中心に□マーク
3.四角に◇マーク
4.四辺に◆マーク
とりあえず上の辺を拡大しました。
また、「統合変形」ダイアログが表示されます。
④「移動」してみる
「移動」については、ハンドルを使用せず画像をドラッグすることで移動ができます。
⑤角の□マークをドラッグ
四角の□マークをドラッグすることで「拡大・縮小」ができます。
縦横比を固定したい場合は、
・ツールオプション⇒「制限」⇒「拡大・縮小」にチェックを入れると、縦横比を保持したまま「拡大・縮小」が可能です。
⑥辺の□マークをドラッグ
四辺の□マークをドラッグすることで「拡大・縮小」ができます。
こちらも
・ツールオプション⇒「制限」⇒「拡大・縮小」にチェックを入れると、縦横比を保持したまま「拡大・縮小」が可能です。
⑦四角にある◇マークをドラッグ
四辺の◇マークをドラッグすることで「遠近法」のような変形ができます。
⑧四辺にある◆マークをドラッグ
四辺の◆マークをドラッグすることで「剪断変形」のような変形ができます。
ちなみに
・ツールオプション⇒「制限」⇒「剪断変形」にチェックを入れると、キャンバスに沿った「剪断変形」になります。
(キャンバスの外側まで変形することができません)
⑨「回転」してみる
「回転」する場合は、上述のハンドルは使用しません。
画像の外側をドラッグすることで「回転」することができます。
「統合変形」のツールオプション
今までと同じような項目については割愛します。
上でも少し使用しましたが、
「制限」
「中心から」
「中心点」
について確認します。
■「制限」
・「移動」
「動きが中心から45度に制限される」とのことです。
画像をドラッグして移動すると、カクカクとした動きになり配置が45度に制限されているようです。
・「拡大・縮小」
縦横比が維持されます。
・「回転」
5度ずつしか回転することができません。こちらもカクカクとした動きになります。
・「剪断変形」
レイヤーのエッジに沿って変形することができます。
レイヤーのエッジ以外に変形はできませんでした。
・「遠近法」
レイヤーのエッジに沿って変形することができます。
ただし「剪断変形」では、エッジ上でしか変形できないのに対し、「遠近法」ではエッジ部分でクリップすることもできますが、エッジ以外の場所にも変形させることができました。
【エッジにクリップ】
【エッジ以外でも変形可能】
■「中心から」
・「拡大・縮小」
中心〇+のハンドルに対し反対側も「拡大・縮小」する。
角の□マークをドラッグすると、上下左右同様に「拡大・縮小」します。
・「剪断変形」
「拡大・縮小」と同じような感じです。
中心のハンドルに対し反対側も変形します。
・「遠近法」
中心のハンドル〇×の軸が固定されるとのことですが、動作に違いがあるものの内容はよくわかりません。
チェックを外した時は、ドラッグしたハンドルしか移動しない(残りの3角は固定)に対して、「遠近法」にチェックを入れると下のように、四角の位置がかわります。
■「中心点」
・「スナップ」
チェックを入れることで、〇+のハンドルを中央に持ってきたときに吸い込まれるようにクリップされます。
・「固定」
〇+のハンドルを固定します。
【チェックを外した時】
画像変形に応じて〇+の位置も移動します。
【チェックを入れた時】
変形しても〇+の位置が変わりません。
今回は項目26 変形 その3 「統合変形の使い方」を勉強しました。
次回は項目26 変形 その4 「ゲージ変形の使い方」を勉強します。
公開日:2023年3月11日
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26 変形
ゲージ変形の使い方
今回は「ゲージ変形」について勉強していきます。
「ゲージ変形」ツールは、「自由選択」や「パス」を使うように変形したい部分をアンカーポイントと線で囲み、アンカーポイントを動かすことで囲った部分を変形させることができるツールのようです。
「ゲージ変形」ツールの使い方
・ツールボックス⇒「ゲージ変形」アイコン
・メニューバー⇒「ツール」⇒「変形ツール」⇒「ゲージ変形」
・キーボード(ショートカットキー) Shift+G
「ゲージ変形」ツールを使って鉛筆を曲げてみる
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②「ゲージ変形」を使う
・ツールボックス⇒「ゲージ変形」アイコンをクリック。
・変形したい部分をアンカーポイントと線で囲む。
始点と終点をつなぐと「ゲージ変形対象」の計算され、変形が可能になります。
右2本の鉛筆をざっくり囲みました。
・アンカーポイントを変形させたい方向に動かす。
まずは1つのアンカーポイントを移動しました。
・複数のアンカーポイントを動かしてみる。
同時に複数のアンカーポイントを選択したいときは、「Shift」を押しながらアンカーポイントをクリックします。
通常〇のアンカーポイントが、選択されると□に変わります。
同時に鉛筆の先端側5か所を移動しました。
同時に6か所移動してみました。
移動するアンカーポイントで、鉛筆の曲がる場所が変わるような感じです。
鉛筆の右側全てのアンカーポイントを動かすと、「移動」したような感じになります。
ちなみに鉛筆の先端を四角のように囲み、全てのアンカーポイントを動かすと、やはりその部分が「移動」というか、元画像が残るので「コピー」したようになりました。
元画像も残ったままです。
ツールオプションの「初期ゲージ内を淡色で塗りつぶす」にチェックを入れると元画像は塗りつぶされ「移動」したようになります。
なので、徐々に何かを曲げたようにしたい場合は、曲げない場所も含めて全体的に選択が必要なようです。
アンカーポイントを増やす
・ツールオプション⇒「ゲージを作成または調整」にチェックを入れる。
・繋がっているゲージが離れ、アンカーポイントを修整できるようになり、アンカーポイントを増やすこともできます。
「ゲージ変形」のツールオプション
「ゲージ変形」のツールオプションはこんな感じです。
他の機能よりは少ないです。
・「ゲージを作成または調整」
チェックを入れると、ゲージを作成もしくは作成したアンカーポイントを調整することができます。
・「ゲージを移動してオブジェクトを変形」
アンカーポイントを繋げると自動で選択されます。
画像を変形させるときに使います。
・「初期ゲージ内を淡色で塗りつぶす」
変形した後に最初の位置にあった画像の場所が塗りつぶされます。
【チェックがないとき】
元画像の鉛筆が見えてきます。
【チェックを入れる】
元画像を塗りつぶしてくれます。
最初このチェックを入れてなく、「変形」してるのに何で元画像が残るの?って思ってました。
今回は項目26 変形 その4 「ゲージ変形の使い方」を勉強しました。
次回は項目26 変形 その5 「剪断変形の使い方」を勉強します。
公開日:2023年3月12日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
26 変形
剪断変形の使い方
今回は「剪断変形」について勉強していきます。
「剪断変形」ツールは、画像のレイヤーや文字、選択範囲、パスを平行四辺形する機能のようです。
「ゲージ変形」ツールの使い方
・ツールボックス⇒「剪断変形」アイコン
・メニューバー⇒「ツール」⇒「変形ツール」⇒「剪断変形」
・キーボード(ショートカットキー) Shift+S
「剪断変形」をつかってみる
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②「剪断変形」ツールを使う
・ツールボックス⇒「剪断変形」アイコンをクリック。
下のように「剪断変形」ダイアログが開きます。
・「剪断変形」ダイアログの「変形率(X)」「変形率(Y)」の値を変更することでも変形ができます。
今回は、直接画像をドラッグして変形させます。
上下どちらかの辺付近で、横にドラッグしてスライドしました。
③キャンバスサイズを変更する
「剪断変形」はできましたが、「変形」を決定すると、キャンバスからはみ出た部分が見えなくなります。
・メニューバー⇒「画像」⇒「キャンバスをレイヤーに合わせる」をクリック。
これで、キャンバスサイズが画像に合わせて変更され、画像すべてが見えるようになりました。
「剪断変形」のツールオプション
「剪断変形」のツールオプションは下のようになります。
その他の変形と同じように「変形対象」「方向」などの項目で、「剪断変形」特有のオプションは無いようなので今回は割愛します。
今回は項目26 変形 その5 「剪断変形の使い方」を勉強しました。
次回は項目27 配置・移動 その1 「整列の使い方」を勉強します。
公開日:2023年3月13日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
27 配置・移動
今回は項目27 配置・移動の「整列の使い方」のみを勉強予定でしたが、項目27全体みてみると既に勉強済みの項目が多かったため、下の項目27全部について重複部分は割愛しながら勉強していきます。
1.「整列の使い方」
2.「移動ツールの使い方」
3.「画像をキャンバスの真ん中に配置してみよう」
4.「画像の真ん中にテキストを配置してみよう」
5.「文字を移動してみよう」
整列の使い方
先ずは「整列の使い方」について勉強していきます。
「整列」ツールは複数のレイヤーの画像や文字を
・中央に寄せる
・端に寄せる
・等間隔で並べる
等ができる機能のようです。
「整列」ツールの使い方
・ツールボックス⇒「整列」アイコン
・メニューバー⇒「ツール」⇒「変形ツール」⇒「整列」
・キーボード(ショートカットキー) Q
「整列」ツールのツールオプション
「整列」
「基準」
「並べる」
「オフセット」
の機能があります。
「整列」と「並べる」については、アイコンを見ればなんとなくわかります。
「基準」については下の項目があり、「整列」や「並べる」時の基準を
「最初のアイテム」や「画像」「選択範囲」などを基準にするようです。
「オフセット」は入力したピクセル数で間隔をとって整列することができるようです。
「配列」ツールを使ってみる
①4つの画像レイヤーと一番下に白の背景レイヤー用意しました。
「整列」もしくは「並べる」時は複数の画像を選択する必要があります。
複数選択するには「Shift」を押しながら画像をクリックすることで画像を複数選択することができます。
4つの画像をとりあえずバラバラに配置しました。
■「整列」を実施
【基準:最初のアイテム、整列:上揃え】
最初に選択したのが、富士山(左端)の画像だったので、富士山の画像の高さに「整列」しました。
【基準:画像、整列:上揃え】
画像と言っても現在は背景しかない為、「背景」レイヤーの上端に「整列」しました。
次は「選択範囲」を作成して、「基準」を「選択範囲」にして実行してみました。
【基準:選択範囲、整列:上揃え】
「選択範囲」の上端で「整列」しました。
■「並べる」を実施。
4つの画像を選択して、いったん上揃え⇒左揃えで、全てを左上に持っていきました。
【並べる:横等間隔、基準:画像】
横の等間隔にすることで、再度横一列に「並べる」ことができました。
但し、並び順は複数選択した順番です。
【並べる:縦等間隔、基準:画像】
横位置は同じまま、縦に等間隔に「並べる」ので、下のように配置されます。
上で実行した内容を元に下のように並べてみました。
1.「選択範囲」を作成
2.「富士山」と「海」の画像を選択⇒「横等間隔」で並べる
3.「紅葉」と「雪景色」の画像を選択⇒「横等間隔」で並べる
4.「富士山」と「紅葉」の画像を選択⇒「縦等間隔」で並べる
5.「海」と「雪景色」の画像を選択⇒「縦等間隔」で並べる
だらだらと書きましたが、動かしたい画像だけを選択して「等間隔」に「並べる」ことで簡単に下のように並べることができました。
■文字を整列する
同様に文字を「春」「夏」「秋」「冬」と作成して並べてみました。
「秋」「冬」の文字を画像の上に配置するには、「基準」を変えないといけなかったので、今回は
「春」「夏」は上揃え、横等間隔
「秋」「冬」は下揃え、横等間隔
で配置しました。
移動ツールの使い方
「移動ツールの使い方」については、項目15 文字 その12と全く同じため割愛します。
画像をキャンバスの真ん中に配置する
次は「画像をキャンバスの真ん中に配置する」について勉強します。
が、基本考え方は「整列の使い方」と同じです。
但し、何故かこの項目の中に「配置できないときは?」という項目があり、「整列」を使う際に注意する必要があるため、その内容を主に勉強します。
「整列」でうまく配置できないときは?
キャンバスサイズとレイヤーサイズが同じ場合は「整列」がうまくできません。
①「整列の使い方」で使用した画像に、下の画像レイヤーを追加しました。
この画像は、画像自体は小さいですが、レイヤーサイズはキャンバスと同じサイズになっています。
下のように、新しく追加した画像を移動するとキャンバスサイズが大きいことがよくわかります。
この場合、全ての画像を選択して右揃えにしても下の画像のように新しい画像は左側にあります。
これはレイヤーとしては右揃えになっていますが、新しい画像レイヤーの右側に白い部分があるため、右揃えできていないように見えます。
なので、白い部分をなくして、画像部分だけを抜き取ります。
・新しい画像レイヤーをアクティブにする。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「内容で切り抜き」をクリック。
これで、白い部分がなくなり、画像部分だけが残ります。
この状態で、再度右揃えを実施すると下のように全て右揃えにすることができました。
この状態で、
「中央揃え(水平方向)」
「中央揃え(垂直方向)」
を実施すると、下の画像のように全ての画像を真ん中に移動することができました。
横等間隔を押すと下のように、5つの画像が並びます。
画像の真ん中にテキストを配置してみよう
「画像の真ん中にテキストを配置してみよう」についても、項目15 文字 その3と全く同じため割愛します。
文字を移動してみよう
「文字を移動してみよう」についても、項目15 文字 その13と全く同じため割愛します。
今回は項目27 配置・移動 についてまとめて勉強しました。
1.「整列列の使い方」
2.「移動ツールの使い方」
3.「画像をキャンバスの真ん中に配置してみよう」
4.「画像の真ん中にテキストを配置してみよう」
5.「文字を移動してみよう」
次回は項目28 質感 その1 「写真をキャンバス地に描いたようにしてみよう」を勉強します。
公開日:2023年3月14日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
28 質感
今回は項目28 質感 の「写真をキャンバス地に描いたようにしてみよう」のみを勉強予定でしたが、小項目が2つしか無くもう一つが「新聞印刷みたいな画像にしてみよう」と以前勉強した内容と全く同じため、一応タイトルだけ記載して内容は割愛していきたいと思います。
1.「写真をキャンバス地に描いたようにしてみよう」
2.「新聞印刷みたいにしてみよう」 ⇒項目20 その2と全く同じため割愛します。
写真をキャンバス地に描いたようにしてみよう
「キャンバス地」に描いたようにするためには、
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「芸術効果」⇒「キャンバス地」を使用するようです。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②「キャンバス地」にしてみる
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「芸術的効果」⇒「キャンバス地」をクリック。
※その他にも「油絵化」などもありますね。
③下のように「キャンバス地」ダイアログが表示され、「プレビュー」にチェックも入っているので、すぐに「キャンバス地」になります。
「キャンバス地」ダイアログです。
「キャンバス地」ダイアログの右下「分割表示」にチェックを入れると、下のように元画像と「キャンバス地」効果後の確認をしながら設定できます。
・「Depth」(深度)の値を変えてみる。
初期:「4」 を 「1」にしてみました。
効果が薄くなります。
初期:「4」 を 「30」にしてみました。
効果がきつくなります。
・その他の設定で、「Direction」(方向)があります。
生地を描き始まりの設定と同時に光の射す方向が設定できるとのことです。
「Top-right」
「Top-left」
「Bottom-left」
「Bottom-Right」
【「Top-right」】
【「Top-left」】
【「Bottom-left」】
【「Bottom-right」】
全ての「Direction」を試してみて、何か変わっているのはわかりますが、私的にはだから何?という感じです。
新聞印刷みたいな画像にしてみよう
こちらについては以前勉強済みの 項目20 白黒(モノクロ)・セピア その2 と全く同じ内容のため割愛します。
今回は項目28 質感 その1
「写真をキャンバス地に描いたようにしてみよう」
「新聞印刷みたいな画像にしてみよう」
について勉強しました。
次回は項目29 線・直線の作成 その1として下の2つの小項目を勉強していきます。
「直線を引いてみよう」
「点線(破線)を描いてみよう」
公開日:2023年3月15日
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29 線・直線の作成
今回は項目29 線・直線の作成 その1として下の2つの小項目を勉強していきます。
1.「直線を引いてみよう」
2.「点線(破線)を描いてみよう」
直線を引いてみよう
①新しい画像を作成
・直線確認ように、背景白色の画像を作成しました。
②「描画」ツールを選ぶ
・ツールボックス⇒「ブラシで描画」を選択。
・今回ブラシ形状は「2.Hardness075」を選んで、サイズを「20」にしました。
先ずはドラッグしながら自由に書いてみました。
③直線を書く
直線を書く方法はドラッグではなく、2点を「Shift」を押しながらつなげます。
・1点目(始点)をクリック。
・「Shift」を押し続けるとガイドが表示されるので、2点目(終点)をクリック。
これで、直線が引けます。
④水平・垂直な線を描く
「Shift」+「Ctrl」を押しながらマウスを動かすと15度ずつに角度が固定されます。
すみません、また参考サイトの図を使わせていただきました。
わかりにくいですが、下の線が水平にして引いた線です。
角度が15度ずつ固定されるとのことで、、正三角形を作ってみました。
ただ、どこまで伸ばしてよいかわからず、下の交点がうまく描けません。
交点部分を消しゴムで消して、逆正三角形を作りました。
点線(破線)を描いてみよう
①新しい画像を作成
先ほどと同じように背景白色の画像を作成しました。
②点線を書く
・直線と同じように、ツールボックス⇒「ブラシで描画」を選択。
・ブラシ形状も、ブラシサイズも直線と同じに設定しました。
※ここで、直線と違うのは、
ツールオプション⇒「間隔」を設定します。
今回は「100」に設定しました。
・直線と同じように、「Shift」+「Ctrl」を押しながら、水平に線を描いてみました。
ドラッグしながら自由に書いても点線で描けます。
③パスツールで点線を書いてみる
今度は「ブラシ」ではなく、「パスツール」で点線を描きます。
・ツールボックス⇒「パスツール」を選択。
・パスを作成する。(右下に追加しました)
・「パス」のツールオプションで、「パスの境界線を描画」をクリック。
・「パスの境界線を描画」ダイアログを設定します。
・「線の種類」をクリックすると、線の種類が設定できます。
・さらに「既定の破線」をクリックすると、下のように破線の種類がドロップダウンで表示されます。
今回は「一点鎖線」を選択しました。
下のように、右下のパスを「一点鎖線」で描くことができました。
「ブラシで描画」のツールオプション
下に「ブラシで描画」のツールオプションの値を変更して点線を描いてみました。
1.初期値
2.縦横比:20
3.2の状態で、角度を90
4.3の状態で、硬さを100
5.縦横比を初期の0に戻して、硬さ100
6.硬さを初期の75に戻して、強さを100
※他のツールでもありましたが、私的に「硬さ」と「強さ」について結果は違うけど言葉でどのように表現してよいかなんとも???です。
さらに「散布」の値も変更してみました。
数値を上げると、点がきれいに並ぶのでなくランダムに「散布」するようです。
その他に
「手ブレ補正」
「ブラシの表示を固定」
「すつろーく中の重ね塗り」
の機能があるようですが、参考サイトに記載なく、実施してもあまりよくわからなかったので、とりあえず割愛します。
今回は項目29 線・直線の作成 その1として
「直線を引いてみよう」
「点線(破線)を描いてみよう」
について勉強しました。
次回は項目29 線・直線の作成 その2として
「1pxのきれいな角丸枠線を描く3つの方法」
「点線の枠線を描く」
について勉強していきます。
公開日:2023年3月16日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
29 線・直線の作成
今回は項目29 線・直線の作成 その2として下の2つの小項目を勉強していきます。
1.「1pxのきれいな角丸枠線を描く3つの方法」
2.「点線の枠線を描いてみよう」
1pxのきれいな角丸枠線を描く3つの方法
まず、「1pxのきれいな角丸枠線を描く3つの方法」を進めていきます。
方法ですが、
1.「矩形選択」⇒「縁取り選択」
2.「矩形選択」⇒「選択範囲をパス」⇒「パスの境界線を描画」
3.「矩形選択」⇒「塗りつぶし」⇒「選択範囲の縮小」⇒「消去」
の3つの方法で「角丸枠線」が描けるようです。
①新しい画像を作成
・直線確認ように、背景白色の画像を作成しました。
②「矩形選択」で「選択範囲」を作成する
・ツールボックス⇒「矩形選択」アイコンを選択。
今回は「角丸枠線」ということなので、角を丸めます。
・ツールオプション⇒「角を丸める」にチェックを入れる。
・「半径」を設定する。(今回は「50」に設定しました)
左上に「選択範囲」を作成しました。
「縁取り」で「角丸枠線」を作成する
③「縁取り」を使用する
「選択範囲」を作成した状態で、
・メニューバー⇒「選択」⇒「縁取り選択」をクリック。
④「縁取り選択」ダイアログを設定する
今回はタイトルが「1pxの・・・」となっているので、「選択範囲に対する縁の幅」を「1px」にして「OK」をクリック。
⑤色を選択する
枠線にしたい色を、「描画色」もしくは「背景色」から、キャンバスにドラッグすることで、「選択範囲」に色が付き「角丸枠線」ができます。
⑥「選択を解除」する
下のように「角丸枠線」を描くことができました。
角部分を「800倍」に拡大にするとこんな感じです。
「パスの境界線を描画」で「角丸枠線」を作成する
上の②「選択範囲」を作成するまでは同じです。
先ほどの右側に同じように「選択範囲」を作成しました。
③「選択範囲」を「パス」に変換します
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲をパスに」をクリック。
④続けて「パスの境界線を描画」に設定します
・メニューバー⇒「編集」⇒「パスの境界線を描画」をクリック。
・「パスの境界線の描画」ダイアログが表示されます。
今回もまた「縁の幅」を「1px」に設定して、「ストローク」をクリック。
「角丸枠線を」を描くことができました。
角部分を「800倍」に拡大にするとこんな感じです。
1つ目のの「縁取り」で描くより角丸部分が薄く、見づらくなっている感じです。
「塗りつぶし」で角丸枠線」を作成する
上の②「選択範囲」を作成するまでは同じです。
先ほどの下側に同じように「選択範囲」を作成しました。
③「選択範囲」を塗りつぶす
・「描画色」もしくは「背景色」から枠線にしたい色を設定し、「選択範囲」までドラッグ。
こんな感じで「選択範囲」全てが塗りつぶされます。
④「選択範囲」を縮小する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の縮小」をクリック。
・「選択範囲の縮小」ダイアログで、「選択範囲の縮小量」を「1px」に設定し「OK」をクリック。
これで、先ほど作成した「選択範囲」より1px小さい「選択範囲」が作成されます。
⑤中身を消去して、枠線を残す
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリック。
⑥「選択を解除」する
これで、1pxの「塗りつぶし」下部分だけが残り、「角丸枠線」を描いたようになります。
角部分を「800倍」に拡大にするとこんな感じです。
1つ目のの「縁取り」で描いたのと同じような感じです。
以上が、「1pxの角丸枠線を描く3つの方法」ですが、
・角丸部分は「縁取り」「塗りつぶし」がきれい
・「パスの境界線を描画」では角丸部分が薄くなりますが、線の種類(「一点鎖線」など)の選択が可能
なので、次項で勉強する「点線の枠線を描く」ときは「パスの境界線を描画」で描くようです。
点線の枠線を描いてみよう
次は「点線の枠線を描いてみよう」です。
前項の「角丸枠線を描く3つの方法」で触れていますが、「点線の枠線」を描く場合は、「パスの境界線を描画」を使います。
①新しい画像を作成する
今回は、前項で使用していた画像を使います。
②「矩形選択」で「選択範囲」を作成する
・ツールボックス⇒「矩形選択」アイコンを選択。
・「選択範囲」を作成
今回は「角を丸める」のチェックを外し、下の画像の右下のような「選択範囲」を作成しました。
③「選択範囲」を「パス」に変換する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲をパスに」をクリック。
④「パスの境界線を描画」
・メニューバー⇒「編集」⇒「パスの境界線を描画」をクリック。
・「パスの境界線を描画」ダイアログで、
線の幅:5px (今回は「5px」に設定しました)
線の種類⇒既定の破線:二点鎖線
を設定し「ストローク」をクリック。
⑤「選択を解除」する
これで、下のように点線(2点鎖線)の枠線を作成することができました。
今回は項目29 線・直線の作成 その2として
「1pxのきれいな角丸枠線を描く3つの方法」
「点線の枠線を描く」
について勉強しました。
次回は項目29 線・直線の作成 その3「省略線(波線)を描いてみよう」について勉強していきます。
公開日:2023年3月17日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
29 線・直線の作成
省略線(波線)を描いてみよう
今回は「省略線(波線)を描いてみよう」を勉強します。
「矩形選択」⇒「変形」⇒「波紋」で波線が描けるようです。
①画像を開く
今回は下のグラフ画像を使用させていただきます。
②画像を短くする
省略線を入れる=グラフの高さを低くする
なので、画像の下部分を切り抜いて画像を重ねます。
・ツールボックス⇒「矩形選択」アイコンを選択。
・グラフの下部分を選択します。
・メニューバー⇒「編集」⇒「切り取り」をクリックする。
下のようにグラフ下部分を切り抜きました。
・メニューバー⇒「編集」⇒「貼り付け」をクリックする。
切り取ったグラフ部分を再度貼り付けます。
貼り付けた画像が下のようにフローティングレイヤーになるので、「新しいレイヤーを画像に追加」アイコンをクリックする。
下のアイコンの一番左が「新しいレイヤーを画像に追加」アイコンです。
フローティングレイヤーが「貼り付けられたレイヤー」に変わって編集可能なレイヤーになります。
・ツールボックス⇒「移動」アイコンを選択。
・貼り付けられた画像を選択し、キーボードの↑キーを押して移動します。
下部分の余白が今回短くした分です。
・メニューバー⇒「画像」⇒「内容で切り抜き」をクリック。
余白部分が不要なのでキャンバスサイズを画像に合わせます。
これで、グラフを短くすることができました。
③省略線(波線)を描く
先ず描きたい省略線の幅に合わせた「矩形選択」をします。
・ツールボックス⇒「矩形選択」アイコンをクリック。
・省略線の幅に合わせて「矩形選択」します。
・レイヤーを追加する
メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
「新しいレイヤー」ダイアログで、「塗りつぶし色」を「透明」に設定して「OK」をクリック。
「省略線」用のレイヤーができました。
・省略線用の選択範囲を塗りつぶす
ツールボックスの「描画色」若しくは「背景色」を白色にして、キャンバスにドラッグする。
これで省略線部分が白色に塗りつぶされます。
・「選択を解除」する。
・波線に変形させる
メニューバー⇒「フィルター」⇒「変形」⇒「波紋」をクリック。
・「波紋」ダイアログを設定し「OK」をクリックする。
今回は、
WaveType(波形):「Sine」
Amplitude()振幅:「10」
にしてみました。
こんな感じに波線を作成することができます。
Periodの値を変えると、波の間隔を変えることができます。
PhaseShiftの値を変えると、波の位置を変えることができます。
こんな形の波線にしました。
④波線に縁取りを付ける
・レイヤーダイアログの省略線レイヤーの上で右クリック。
・「不透明部分を選択範囲に」をクリック。
これで波線部分が「選択範囲」になります。
・「選択範囲」を拡大する
メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の拡大」をクリック。
「選択範囲の拡大」ダイアログで「選択範囲の拡大量」を設定して「OK」をクリック。
今回は2pxに設定しました。
・「選択範囲の拡大」をしたレイヤーを作成する。
メニューバー⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
「新しいレイヤーの追加」ダイアログで、塗りつぶし色を「透明」に設定して「OK」をクリック。
レイヤーの名前は参考サイト同様に「縁取り」にしました。
これで、「縁取り」レイヤーが作成されます。
・「縁取り」レイヤーを移動する。
レイヤーダイアログで「縁取り」レイヤーを「省略線」レイヤーの下層に移動します。
・「縁取り」レイヤーを塗りつぶす。
「縁取り」したい色を「描画色」若しくは「背景色」に設定する。
「縁取り」レイヤーをアクティブにして、色をドラッグして塗りつぶす。
・「選択を解除」する。
これで波線を描くことができました。
今回は「選択範囲の拡大」を使用しましたが、「省略線」「縁取り」の色が逆転させて「選択範囲の縮小」でも同じことができると思います。
(「角丸枠線」を「塗りつぶし」で描いた時の方法です)
左の軸タイトルが切れているので、最初に戻って軸タイトルを移動してもよいのですが、今回は「省略線」がメインののためご容赦願います。
今回は項目29 線・直線の作成 その3「省略線(波線)を描いてみよう」について勉強しました。
次回は項目29 線・直線の作成 その4として下の5項目をまとめて勉強します。
1項目目の「走査線」では「フィルタ」⇒「変形」⇒「ビデオ」を使いますが、
その他4項目については「フィルター」⇒「下塗り」機能を使用するのでまとめます。
「写真に走査線を入れてみよう」
「グリッド線を描いてみよう」
「集中線を描いてみよう」
「斜めのストライプ線(縞模様)を描いてみよう」
「後光のような放射線状の背景を作ってみよう」
公開日:2023年3月18日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
29 線・直線の作成
今回は下の5項目をまとめて勉強します。
1.「写真に走査線を入れてみよう」
2.「グリッド線を描いてみよう」
3.「集中線を描いてみよう」
4.「斜めのストライプ線(縞模様)を描いてみよう」
5.「後光のような放射線状の背景を作ってみよう」
1.の「走査線」以外は、全て「フィルター」⇒「下塗り」機能を使用します。
写真に走査線を入れてみよう
先ずは「写真に走査線を入れてみよう」について勉強します。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②「走査線」をいれる
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「変形」⇒「ビデオ」をクリック。
・「ビデオ」ダイアログを、画像を見ながら設定する。
今回は
「Pattern」を「WideStriped」
「不透明度」を「50」
に設定しました。
こんな感じで「写真に走査線」を入れることができました。
グリッド線を描いてみよう
次は「グリッド線を描いてみよう」について勉強します。
メニューバー⇒「フィルター」⇒「下塗り」⇒「パターン」⇒「グリッド」機能を使用します。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②グリッド線用のレイヤーを追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「塗りつぶし色」を「透明」に設定して「OK」をクリック。
これで「グリッド線」用の新しいレイヤーを追加しました。
③グリッドを描く
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「下塗り」⇒「パターン」⇒「グリッド」をクリック。
・「グリッド」ダイアログを設定する
初期設定では下のようなグリッドが表示されます。
画像を見ながらグリッドの設定を変更。
「Width」と「Height」・・・グリッド線の間隔:「20」
「OffsetX」と「OffsetY」・・・グリッド線の始まり位置:「0」
「Linewidth」と「Lineheight」・・・グリッド線の幅:「1」
「Color」・・・グリッド線の色:ピンク
こんな感じで「グリッド線」を引くことができました。
■選択範囲に「グリッド線」を描いてみる
①白紙のキャンバスに下のように「楕円選択」で「選択範囲」を作成しました。
②同様に「グリッド線」を設定します
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「下塗り」⇒「パターン」⇒「グリッド」をクリック。
・先ほどの設定のまま「OK」をクリック。
③「選択を解除」する
これで、「選択範囲」のみに「グリッド線」を描くことができました。
参考サイトはここまででしたが、せっかくなので最初の画像で女性にグリッドが被らないようにしてみました。
・「前景抽出」で女性を「選択範囲」にする。
・「選択範囲の反転」で女性以外を「選択範囲」に変える。
・「選択範囲」に「グリッド線」を入れる。
こんな感じで女性以外の部分のみにグリッドを入れることができました。
集中線を描いてみよう
次は「集中線を描いてみよう」を勉強します。
同じく「フィルター」⇒「下塗り」機能を使います。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②「集中線」用のレイヤーを追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「新しいレイヤー」ダイアログで、「塗りつぶし色」を「透明」にして「OK」をクリック。
「集中線」用のレイヤーを追加することができました。
③「集中線」を描く
・最初に「集中線」となる色を「描画色」に設定する。(今回は黒色で設定)
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「下塗り」⇒「集中線」をクリック。
・「集中線」ダイアログを設定する。
「線数」・・・集中線の本数(40~1000本の間で設定可能)
「鋭さ」・・・線の鋭さ(0.0~10.0で設定可能)
「オフセット半径」・・・中央円の半径(最大2000まで設定可能)
「複雑度」・・・数値が大きいとオフセット半径の中心から集中線の始点が不規則になる(最大2000まで設定可能)
まずは、どんな感じかわからなかったので、初期設定のまま「OK」にしました。
初期設定のままだとこんな感じになりました。
・「集中線」ダイアログを再設定
「線数」:「200」⇒「100」に変更。
「オフセット半径」:「100」⇒「200」に変更。
これで下のような感じになりました。
④「集中線」を移動する
現状では「集中線」の中心が女性の顔からずれているので「集中線」のレイヤーを移動しました。
・ツールボックス⇒「移動」アイコンを選択。
・「集中線」レイヤーを移動
ただし、「集中線」レイヤーを移動した分、右および下側に「集中線」のないところが発生します。
⑤「集中線」のレイヤーを大きくする
「集中線」の切れている部分を無くすために、「集中線」レイヤーを拡大します。
・ツールボックス⇒「拡大・縮小」アイコンを選択。
・「集中線」レイヤーを拡大する。
下のように、女性画像のレイヤーに「集中線」がすべて表示されるように拡大しました。
⑥「集中線」を移動
「集中線」を拡大した分、中心がずれたので、再度「集中線」レイヤーを移動します。
⑦レイヤーをキャンバスに合わせる
現状では「集中線」レイヤーがキャンバスサイズより大きくなっているので、キャンバスサイズに合わせます。
レイヤーダイアログの「集中線」レイヤーをアクティブにして
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「レイヤーをキャンバスに合わせる」をクリック。
これで「集中線」を描くことができました。
斜めのストライプ線(縞模様)を描いてみよう
次は「斜めのストライブ線(縞模様)を描いてみよう」です。
内容は、上にある「グリッド線」で、グリッド線の幅を「0」にすると「ストライプ」になります。
①ストライプ線の色を設定する
「描画色」と「背景色」にストライプ線の色を設定します。
今回は下のようにオレンジ系の濃い色と薄い色を設定しました。
②新しい画像を作成する
色を「背景色」に設定し下のような画像を作成しました。
③ストライプを入れる
・メニューバー⇒「下塗り」⇒「パターン」⇒「グリッド」をクリック。
・「グリッド」ダイアログを設定する。
「Linewidth」と「Lineheight」のチェーンを外して、「Lineheight」の設定を「0」にすることで下のようにストライプにすることができます。
あとは「Widht」でストライプの幅に設定、「Color」は「描画色」に設定した色になっているので変更なければそのままで「OK」をクリック。
「Width」を初期値の「34」⇒「45」に変えました。
④回転させる
斜めのストライプにする場合は、「回転」ツールでレイヤーを回転させます。
・ツールボックス⇒「回転」アイコンを選択。
・角度を45度にするため、
「回転」ダイアログで「角度」の値を直接「45」に設定。
もしくは、ツールオプションで「15度ずつ回転」にチェックを入れて、マウスをドラッグして回転させます。
元画像を長方形にしてしまったので、回転させると余分なところがたくさん出来ました。
⑤ストライプ部分を切り抜く
上の状態では使いにくいので、ストライプ部分のみを切り取ります。
・ツールボックス⇒「切り取り」アイコンを選択。
・ストライプ部分のみを選択して「Enter」を押す。
サイズ指定が必要な場合は、ツールオプションで「固定」を有効にしてサイズ設定します。
こんな感じで切り取りができました。
最後は「レイヤーをキャンバスに合わせる」でストライプ部分のみをキャンバスサイズにしました。
いつも見ているフリー画像に「吉川愛」さんの背景白画像があったので、この画像にストライプをかけさせていただきました。
この画像を使用させていただきました。
先ほどと同じように「背景」レイヤーを追加してストライプを作成。
今回は背景が白なので「色域選択」で背景を選択⇒消去して切り抜き。
下ののレイヤーにストライプ背景を重ねました。
後光のような放射線状の背景を作ってみよう
次は「後光のような放射線状の背景を作ってみよう」です。
こちらも「フィルター」⇒「下塗り」で上で勉強した「集中線」の色違いで作成します。
①新しい画像を作成する
・メニューバー⇒「ファイル」⇒「新しい画像」をクリック。
・色を「後光」のベースになる色にして「OK」をクリック。
※背景を白紙で作成しておいて、その後「塗りつぶし」でもOKです。
②描画色に2つ目の色を設定します。
③「集中線」を描く
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「下塗り」⇒「集中線」をクリック。
前回「集中線」でも「線数」を初期値の「200」にすると多すぎたので、今回も「100」にします。
こんな感じで「集中線」を描くことができました。
色を変えただけで雰囲気がすごく変わります。
④切り抜く
「後光」に使用する部分を切り抜きます。
・ツールボックス⇒「切り抜き」アイコンを選択。
今回は下の部分を切り抜きました。
⑤レイヤーサイズをキャンバスサイズに合わせる
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「レイヤーをキャンバスサイズに合わせる」をクリック。
こんな感じで「後光」のように切り抜きました。
すごく長細い長方形になってしまいました。
参考サイトでは、最初の画像作成時に正方形のキャンバスにしていたのでその方が良いと思います。
またまた、「吉川愛」さんの画像に上で作成した「後光」を重ねてみました。
今回は項目29 線・直線の作成 その4として下の5項目について勉強しました。
「写真に走査線を入れてみよう」
「グリッド線を描いてみよう」
「集中線を描いてみよう」
「斜めのストライプ線(縞模様)を描いてみよう」
「後光のような放射線状の背景を作ってみよう」
次回は項目30 模様・フレーム・枠の作成 その1として
「市松模様(チェック模様)を描いてみよう」
「水玉模様(ドット柄)を作ってみよう」
の2つの項目について勉強していきます。
公開日:2023年3月19日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
30 模様・フレーム・枠の作成
今回は下の2項目について勉強します。
「市松模様(チェック模様)を描いてみよう」
「水玉模様(ドット柄)を作ってみよう」
市松模様(チェック模様)を描いてみよう
先ずは「市松模様(チェック模様)を描いてみよう」について勉強します。
「フィルター」⇒「下塗り」機能を使います。
①新しい画像を作成する
今回もしたのように白紙の画像を作成しました。
②市松模様の色を設定する
市松模様にしたい色を「描画色」と「背景色」に設定する。
今回も下のように濃いオレンジ色と薄いオレンジ色を設定しました。
③フィルター機能で市松模様を作成する
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「下塗り」⇒「パターン」⇒「市松模様」をクリック。
・「市松模様」ダイアログを設定する。
「Width」「Height」・・・市松模様の1マスサイズの間隔
「Offset」・・・市松模様の起点の位置
「Color1」・・・初期は「描画色」が設定されている。変更可能。
「Color2」・・・初期は「背景色」が設定されている。変更可能。
とりあえず、「Width」「Height」の初期値「16」の時です。
「Width」「Height」を「50」に変更してみました。
こんな感じで市松模様(チェック模様)を作成することができました。
■「選択範囲」に市松模様を描く場合
①同様に白紙のキャンバスを用意し、「楕円選択」で下のように「選択範囲」を作成しました。
②同じように
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「下塗り」⇒「パターン」⇒「市松模様」をクリック。
③「選択を解除」する
こんな感じで、「選択範囲」のみにも市松模様を描くことができました。
水玉模様(ドット柄)を作ってみよう
次は「水玉模様(ドット柄)を作ってみよう」を勉強します。
「フィルター」⇒「変形」の「新聞印刷」の機能を使うようです。
「新聞印刷」の名前から「水玉模様」?という感じですが、「新聞印刷」=「ハーフトーンフィルター」と言って点でフィルターをかける効果があるようです。
①「背景色」に水玉模様にしたい色を設定する
今回は「水色」を設定しました。
※この時点で「描画色」の設定は関係ありません。
②新しい画像を作成する
新しい画像を「塗りつぶし色」=「背景色」で作成しました。
③レイヤーを追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「塗りつぶし色」を「透明」で「OK」をクリック。
④追加したレイヤーを灰色で塗りつぶす
下に参考サイトの図を使用させていただきます。
塗りつぶす色が
「明るい」・・・間隔が広くなる
「暗い」・・・間隔が狭くなる
様です。
まず、参考サイト通りに「描画色」を「c9c9c9」の灰色で設定しました。
塗りつぶすとこのぐらいの灰色になります。
⑤水玉模様にする
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「変形」⇒「新聞印刷」をクリック。
・「新聞印刷」ダイアログの設定をする。
下は初期値「Pattern」が「Line」になっています。
「Pattern」を「Circle」に変更すると、下のようにドット柄になります。
見やすくするため「Angle」も初期値「75」を「90」に変更しました。
全体表示するとこんな感じです。
⑥レイヤーモードでドットの色を変える
レイヤーダイアログの「モード」を変更することで、ドット部分を最初に指定した「水色」にすることができます。
【モード:スクリーンにした場合】
ドット自体を「水色」にできます。
【モード:除算にした場合】
ドットを「白色」、ドット以外を「水色」にすることができます。
■灰色の明るさを変えてドットの間隔を確認してみる
上の④で灰色の明るさでドットの間隔を変えることができるとのことでしたので、灰色の明るさを変えて確認してみました。
【灰色:ddddddに設定】
さっきより少し明るい灰色になります。
「新聞印刷」ダイアログの初期値だと下のようになり、間隔というよりドットの大きさが小さくなった感じです。
ドットの大きさを変えるときは、「新聞印刷」ダイアログの「Period」の値で変更することができるようです。
下は、「Period」の初期値「12」を「50」に変更しました。
【灰色:979797に設定】
さっきより少し暗い灰色です。
同様に「Period」を「50」に設定しました。
ドット自体が大きくなり、隣接するドットと接触しているので、間隔は狭くなったという感じです。
【灰色:5d5d5dに設定】
さっきより更に暗い灰色です。
白いドットに変わった?と思ってしまいますが、ドットが大きくなって重なってしまいました。間隔としては狭くなったということみたいです。
これで、いろん大きさの「水玉模様(ドット柄)」を作成するようです。
今回は項目30 模様・フレーム・枠の作成 その1として下の2項目について勉強しました。
「市松模様(チェック模様)を描いてみよう」
「水玉模様(ドット柄)を作ってみよう」
次回は項目30 模様・フレーム・枠の作成 その2として
「和紙をちぎったようなフレーム枠を作ろう」
「画像の端をめくれた風に加工してみよう」
の2つの項目について勉強していきます。
公開日:2023年3月20日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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30 模様・フレーム・枠の作成
今回は下の2項目について勉強します。
「和紙をちぎったようなフレーム枠を作ろう」
「画像の端をめくれた風に加工してみよう」
和紙をちぎったようなフレーム(枠)を作ろう
先ずは「和紙をちぎったようなフレーム枠を作ろう」について勉強します。
「フィルター」⇒「ノイズ」⇒「拡散」機能を使います。
①新しい画像を作成する
今回もしたのように白紙の画像を作成しました。
②「選択範囲」を作成する
一旦、画像全体を「選択範囲」にします。
・メニューバー⇒「選択」⇒「すべて選択」をクリック。
次に「選択範囲の縮小」をします。
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の縮小」をクリック。
今回は参考サイトと同様に縮小量を「10px」に設定しました。
見難いですがキャンバスより少し小さい「選択範囲」が作成されます。
③塗りつぶす
参考サイトでは「前もって・・・塗りつぶす」とありますが、よくわからなかった(前もって入れていない)ので、とりあえず近いパターンで塗りつぶしました。
・ツールボックス⇒「塗りつぶし」アイコンを選択。
・ツールオプション⇒「塗りつぶし色」のパターンにチェックを入れて、パターンを「選択範囲」にドラッグ。
④「選択を解除」する
⑤ちぎったように加工してみよう
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ノイズ」⇒「拡散」をクリック。
「拡散」ダイアログを設定する。
「拡散」ダイアログの「分割表示」にチェックを入れて元画像と比べながら「Horizontal」「Vertical」の値を変更しました。
「ノイズ」⇒「拡散」で「選択範囲」の境界線がざらざらに見えるように変わったのですが・・・
私的にはあまり「ちぎったような」加工には思えませんでした。
画像の端をめくれた風に加工してみよう
次は「画像の端をめくれた風に加工してみよう」を勉強します。
「フィルター」⇒「変形」⇒「ページめくり」機能を使います。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②ページめくりの設定をする
。メニューバー⇒「フィルター」⇒「変形」「ページめくり」をクリック。
・「ページめくり効果」ダイアログを設定する。
と、その前にまずは設定で「描画色と背景色」とあるので
「描画色」:白色
「背景色」:黒色
に設定しています。
で、「ページめくり効果」ダイアログを下のように設定しました。
結果がこんな感じです。
うーん、白黒が違うように思うので、
「描画色」:黒色
「背景色」:白色
に変えてやり直し、こんな感じになりました。
ちなみに「現在のグラデーション」にしてみました。
また、「描画色」を水色に変更してみました。
が、グラデーションにはなったのですが、色は白黒にままです。
どうも、名前の通り"現在の" ツールボックスの「グラデーション」で設定されている色が使用されるようです。
「グラデーション」のツールオプションを見ると白黒のパターンが選択されてました。
なので、「グラデーション」のツールオプションを「描画色から背景色」に設定し、再度「ページめくり」を実施。
グラデーションを
「描画色」:水色
「背景色」:白色
にすることができました。
白黒で実施してしまいましたが、「現在のグラデーション(逆向き)」の場合は
「描画色」から「背景色」の向きが変わるだけです。
「ページめくり」効果の場所を指定する
上の「ページめくり」では、右の辺すべてがめくられている状態になっています。
部分的に「ページめくり」もできるようです。
右上に選択範囲を作成してみました。
同じように「ページめくり」を実施します。
「めくる向き」を「垂直」から「水平」に変更しました。
カールしている位置が変わります。
今回の場合は、下の方が自然に見えると思います。
今回は項目30 模様・フレーム・枠の作成 その2として下の2項目について勉強しました。
「和紙をちぎったようなフレーム枠を作ろう」
「画像の端をめくれた風に加工してみよう」
次回は項目30 模様・フレーム・枠の作成 その3として
「ジグソーパズル風にしてみよう」
「キラキラを入れてみよう」
の2つの項目について勉強していきます。
公開日:2023年3月21日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
30 模様・フレーム・枠の作成
今回は下の2項目について勉強します。
「ジグソーパズル風にしてみよう」
「キラキラを入れてみよう」
ジグソーパズル風にしてみよう
先ずは「ジグソーパズル風にしてみよう」について勉強します。
「フィルター」⇒「下塗り」⇒「パターン」⇒「ジグソーパズル」機能を使います。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②画像を複製する
・レイヤーダイアログの元画像レイヤーの上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
③ジグソーパズル用のレイヤーを追加する
・メニュー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「新しいレイヤーの追加」ダイアログで「塗りつぶし色」を白にして「OK」をクリック。
レイヤーダイアログがこのようになります。
※参考サイトでは「ジグソーパズル」という名前のレイヤーにしていますが、「背景」という名前にしてしまいました。
④ジグソーパズル模様を描く
白のレイヤーをアクティブにして、
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「下塗り」⇒「パターン」⇒「ジグソーパズル」をクリック。
・「ジグソーパズル」ダイアログを設定する。
初期値は下のようになってます。
・今回はとりあえず、参考サイトと同じ数値に設定しました。
「タイル数」水平/垂直とも:12
「斜角端」の
斜角幅:2
ハイライト:0.50
「ジグソースタイル」:カーブ
こんな感じでジグソーパズル模様ができます。
⑤ジグソーパズル模様を滑らかにする
フィルター機能で描いた模様はギザギザしているので線を滑らかにするようです。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「強調」⇒「ノイズ軽減」をクリック。
・プレビューを見ながら「Strength」を調整する。
参考サイトと同様「4」に設定しました。
⑥複製した画像に凹凸をつける
・まず、「背景」レイヤー(ジグソーパズル模様のレイヤー)を非表示にする。
・複製したレイヤーをアクティブにする。
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「カラーマッピング」⇒「パンプマップ」をクリック。
・「パンプマップ」ダイアログを設定する。
「AuxInput」の「?」をクリック。
ー
「背景」レイヤーをダブルクリック。
「AuxInput」横が「背景」に変わります。
その他の設定は
「Type」:Linear(線形)
「Elevation」(持ち上げ):約50
「Depth」(深度):1
に設定し「OK」をクリック。
こんな感じでジグソーパズル模様ができました。
パズル模様が少し薄いように思ったので、「パンプマップ」ダイアログの設定を変更してみました。
「Elevation」:約50⇒45 に変更
「Depth」:1⇒3 に変更
少し濃くなりすぎました。
「Elevation」:45 で変更なし
「Depth」:1⇒3⇒1 に戻す
「Depth」(深度)の値を小さくすると薄くなります。
「Depth」:1 のまま
「Elevation」:45 ⇒ 10 に変更
「Elevation」の数値は下げると濃くなります。
で、結局
「Elevation」:35
「Depth」:1
に設定しました。
こんな感じです。
キラキラを入れてみよう
次は「画像にキラキラ加工をする方法」を勉強します。
「ブラシ」で白丸を入れ、「フィルター」内の「きらめき」という機能を使います。
①画像を開く
今回も下の画像を使用させていただきました。
②キラキラ用のレイヤーを追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「新しいレイヤーの追加」ダイアログの「塗りつぶし」を「透明」にして「OK」をクリック。
③キラキラの元になる点を描画する
キラキラを入れたい場所に白丸を追加します。
今回は、女性の両目と右耳のピアスにキラキラを入れます。
・ツールボックス⇒「ブラシで描画」アイコンを選択。
・「描画色」を白色に設定。
・キラキラを付けいた場所に白点を描画する。
参考サイトと同じく、
「ブラシ形状」:Hardness075
い設定し、ブラシ形状は「[」「]」を使用して適当なサイズに調整して描画しました。
右耳の白点はわかり難いですが、両目と右耳のピアスに白点を付けました。
③キラキラを描画する
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「照明と投影」⇒「きらめき」をクリック。
・「きらめき」ダイアログを設定する。
今回は下の設定にしました。
「光度しきい値」・・・きらめかせる範囲 大きくすると線が太く感じたので最小の
値にしました。
「フレア強度」・・・中央の照り返しと周りの光線の強さ よくわからないので初期値
「とがりの長さ」・・・光線の長さ
「とがりの数」・・・光線の数
「とがりの角度」・・・「光線の角度」
「とがりの密度」・・・光線の密度 値を大きくするとにじんだようになったので小さくしました。
参考サイトと違う値は
「とがりの長さ」:15
「とがりの数」:3
に変えています。
ちなみに、「プレビュー」にチェックを入れても白点だけが表示され、「OK」をクリックするまで効果の確認ができませんでした。
それぞれ3本の光線が出たようになりました。
⑥レイヤーモードを「スクリーン」に設定する。
※レイヤーモードの「スクリーン」
上にあるレイヤーの暗い部分はそのまま透過、明るい部分は「明るさ」と「コントラスト」が強く透過される。
なので、「きらきら」に設定したレイヤーの白色が強調され、下のようになります。
⑦「ガウスぼかし」を入れる
このままでも良いが、キラキラを少しだけぼかしてなじませます。
キラキラのレイヤーをアクティブにして
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「ぼかし」⇒「ガウスぼかし」をクリック。
・「ガウスぼかし」ダイアログで「SizeX・SizeY」の値を変えイメージ通りになったら「OK」をクリック。
今回はSizeX・Yを「0.60」に設定。
こんな感じになりました。
全体表示ではわかり難いですね。
今回は項目30 模様・フレーム・枠の作成 その3として下の2項目について勉強しました。
「ジグソーパズル風にしてみよう」
「キラキラを入れてみよう」
次回は項目31 図形・矢印の作成 その1 「綺麗な矢印を描いてみよう」について勉強していきます。
公開日:2023年3月22日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
31 図形・矢印の作成
綺麗な矢印を描いてみよう
今回は「綺麗な矢印を描いてみよう」について勉強します。
矢印用のスクリプトファイルをダウンロードして、GIMPで使えるようにするようです。
矢印のスクリプトの準備をする
①ファイルをダウンロードする
参考サイトにダウンロードのリンクがあります。
一応リンクのコピーを下に書いておきます。
【直接ダウンロードする場合】
https://www.gimp-forum.net/attachment.php?aid=360
【ダウンロードサイト】
上のサイトの下のファイルをクリックしてダウンロードするようです。
②zipファイルを解凍する
ファイルを右クリックして、「すべて展開」をクリックすると解凍されます。
③解凍したフォルダの中に下のファイルがあるので、コピーしてGIMPのフォルダに入れます。
を、
cドライブ⇒ユーザー⇒ユーザー名⇒AppData⇒Roaming⇒GIMP⇒2.10⇒Scripts
のフォルダにコピーしたファイルを貼り付けして入れます。
④GIMPを再起動する
正しくスクリプトをコピーできていると、
メニューバー⇒「ツール」に「Arrow-Set-size」という項目が追加されます。
【スクリプトコピー前】
ツールの項目の一番下が「描画色と背景色の交換」になっています。
【スクリプトコピー⇒GIMP再起動後】
ツールの項目の一番下に「Arrow-Set-size」が追加されました。
「Arrow-Set-size」を使用して矢印を描いてみる
①新しい画像を作成する
今回も白紙の画像を作成しました。
②矢印用のパスを作成する
・ツールボックス⇒「パス」アイコンを選択。
・まず直線のパスを描いてみる。
下のように直線のパスを描きました。
③「Arrow-Set-size」を使用する
・メニューバー⇒「ツール」⇒「Arrow-Set-size」をクリック。
・「Arrow-Set-size」ダイアログを設定する。
今回はとりあえず、初期設定のまま「OK」をクリック。
すると、レイヤーダイアログで「Arrow」というレイヤーが自動で作成されました。
ですが、画面上には何もなかったので、「Arrow」レイヤーだけを見てみると、下のように白色で矢印が作成されていたため、背景の白色と同色になりわかりませんでした。
背景を黒色にすると、きちんと矢印が描かれているのが確認できました。
「Arrow-Set-size」ダイアログを再確認しましたが、色の設定はありませんでした。
更に矢印を見てみると点線になっているので確認していたところ、どうも「ブラシで描画」の設定が適用されるみたいです。
なので矢印の色も「描画色」が適用されます。
先日、「点線の枠線」を作成する際の設定が残っており、「間隔」が「100」になっていたので、矢印も点線になったようです。
なので、「ブラシで描画」の「間隔」を「100」⇒「1」(最小値)に変更して、「描画色」を赤色に設定して「Arrow-Set-siz」を実行しました。
こんな感じで、直線で赤色の矢印を描くことができました。
ちなみに、「パス」なのでカーブさせてみても下のように矢印を描くことができます。
こんな感じになります。
「Arrow-Set-size」の設定
先ほど「Arrow-Set-size」ダイアログは何も変更せず「OK」しましたが、下の内容が設定できるようです。
①Length of Wings(Low)・・・矢先の長さ
②Length of Wings Type・・・矢先のタイプ
③Angle between arrow and wing in degrees・・・矢先の角度
④Fill head of arrow?・・・チェックを入れると矢先を塗りつぶす
⑤Percentage size of notch of arrow head・・・矢先の三角形化の設定。「矢先を塗りつぶす」がONの時のみ有効
⑥Brush thikness(BT)・・・矢印全体の太さ
⑦Brush thikness type・・・ブラシの太さタイプ ※私的には⑥の矢印全体の太さとの差がわかりません
⑧Use first path point as arrow head?・・・チェックを入れることでパスの始点を矢印にする
⑨Delete path after arrow is drawn?・・・チェックを入れると矢印描画後にパスを削除
⑩Use new layer for arrow?・・・チェックを入れると矢印を描画した時に自動でレイヤー(arrow)が追加される
⑪Draw double headed arrow?・・・チェックを入れるとパスの始点、終点の両方に矢先が描画される
⑫Curved arrow wings?・・・チェックを入れると矢先にもパスのカーブに沿った曲線を付けることができる
⑬Points for curved arrow wing?・・・⑫にチェックを入れた時に有効で、矢先がカーブになった出来具合を設定できる
今回は項目31 図形・矢印の作成 その1 「綺麗な矢印を描いてみよう」について勉強しました。
次回は項目31 図形・矢印の作成 その2 「ギザギザアイコンを作ってみよう」について勉強していきます。
公開日:2023年3月23日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
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31 図形・矢印の作成
ギザギザアイコンを作ってみよう
今回は「ギザギザアイコンを作ってみよう」について勉強します。
「フィルター」⇒「下塗り」の「シェイプ(Gfig)」機能を使用するようです。
①画像を作成する
今回も背景白色の画像を使用します。
②ギザギザを作成する
・メニューバー⇒「下塗り」⇒「シェイプ(Gfig)」をクリック。
「シェイプエディター(Gfig)」が起動するので下の設定を行っていきます。
・ツールバーから「星を作成」を選択する。
(毎回思いますが、このエディタのツールバーは小さいし非常にわかりにくいですね。
カーソルをゆっくり持って行って「星を作成」を探します)
・ツールオプションで、
「サイズ」:ギザギザの数 今回は「30」
「輪郭を描画する」:有効 今回は水色
「塗りつぶし」:「色で塗りつぶす」 今回は赤色
に設定。
・「シェイプエディター(Gfig)」のウインドウ上でドラッグ。
こんな感じになり、思った感じにはなりませんでした。
「シェイプエディター(Gfig)」のツールバーから「1つのポイントを移動」を選択し、ウインドウで、ギザギザの位置を再調整。
ツールオプションの「輪郭を描画」を無効に変更。
(今回は輪郭自体を無くしましたが、輪郭の太さを変えたいときはブラシを変えると変更できます。)
こんな感じでギザギザを作成することができました。
まだまだ「シェイプエディター(Gfig)」が使いこなせていません。
イラストを描くときは必須なので、徐々に覚えていきたいと思います。
今回は項目31 図形・矢印の作成 その2 「ギザギザアイコンを作ってみよう」について勉強しました。
次回は項目31 図形・矢印の作成 その3 「矢印が描けるプラグイン」について勉強していきます。
公開日:2023年3月24日
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31 図形・矢印の作成
矢印が描けるプラグイン(path-arrow-heads)
今回は「矢印が描けるプラグイン」として、「path-arrow-heads」というプラグインを使用できるように設定していきます。
「path-arrow-heads」の設定方法
・ダウンロードサイトは下記。
Ofnuts' Gimp path tools - Browse /scripts at SourceForge.netVarious scripts to transform Gimp paths
・上のサイトに行くと下のように「path-arrow-heads-0.0.py」というファイルがあるのでダウンロード。
・ダウンロードしたファイルを下のフォルダにコピーする。
Cドライブ⇒ユーザー⇒ユーザー名⇒AppData⇒Roaming⇒GIMP⇒2.10⇒plug-insのフォルダにコピーする。
「path-arrow-heads」の使い方
①「パス」を作成する
・今回は「新しい画像を作成」で背景白色の画像を準備。
・ツールボックス⇒「パス」アイコンを選択。
・下のように「パス」を作成する。
②「パスの境界線を描画」
・「パス」のツールオプションで、「パスの境界線を描画」をクリック。
・「パスの境界線を描画」ダイアログを設定して「ストローク」をクリック。
今回は下の内容で設定。
下のように「パス」を作成しました。
③「path-arrow-heads」を使う
・パスダイアログを開き、作成した「パス」の上で右クリック。
・メニューの一番下の「Decolate」⇒「Arrow heads」をクリック。
※プラグインがきちんとされていると「Decolate」が表示されます。
【プラグイン設定前】
【プラグイン設定後】
・「python-fu-arrow-heads」ダイアログを設定する。
今回は下の設定にしました。
「Size」の初期値が「20」でしたが、実施してみると短く見難かったので「50」に変更。
下のように矢印の「パス」が作成されます。
(描画の色が赤色、「パス」の色も赤色なのでわかりにくくてすみません)
パダイアログにも矢印用の「パス」「Arrow Heads(50,20,End)」が追加されました。
矢印も「パス」で作成されているので、「パス」のツールオプションから「パスの境界線を描画」をクリックして、矢印も描画します。
④「パス」を非表示にする
パスダイアログで、「パス」の目アイコンをクリックして消して「パス」を非表示にします。
こんな感じで、矢印を描くことができました。
もう一度、今度は線の描画色を水色で試してみました。
・先ほどの矢印の下にもう一つ「パス」を作成。
・「パスの境界線を描画」をクリックしてダイアログの設定をする。
今回は、「直線」⇒「長破線」に変更しました。
まずは、こんな感じで破線を描きました。
・パスダイアログを右クリックして「Decolate」⇒「Arrow heads」をクリック。
「Size」は先ほどと同様に「50」のまま、
「Ends」を「Both」 に設定。
両端に矢印の「パス」が作成されました。
パスダイアログで矢印の「パス」をアクティブにして、再度「パスの境界線を描画」をクリック。
こちらは、細かい「点描」を選択。
・パスダイアログで、「パス」の目アイコンを消して「パス」を非表示にする
こんな感じで、両端に矢印部分は細かい点描の矢印を作成することができました。
今回は項目31 図形・矢印の作成 その3 「矢印が描けるプラグイン」について勉強しました。
次回は項目31 図形・矢印の作成 その4 「綺麗な三角形を描いてみよう」について勉強していきます。
また、その次の小項目になる「綺麗な曲線の矢印を描いてみよう」については、こちらもスクリプトを使用するようですが、スクリプトの配布元が終了されたとのことですので割愛します。
公開日:2023年3月25日
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31 図形・矢印の作成
綺麗な三角形を描いてみよう
今回は「綺麗な三角形を描いてみよう」について勉強してみます。
描き方としては、
1.三角形とか四角形ならテキストツールを使用する
2.「フィルター」⇒「下塗り」⇒「シェイプ(Gfig)」のシェイプエディターを使用する
の2通りの方法になります。
テキストツールから描く方法
まずは1.テキストツールを使用した三角形を描いていきます。
①画像を作成する
今回も「新しい画像」で背景白色の画像を作成しました。
②テキストで三角(▲)を書く
・ツールボックス⇒「テキスト」アイコンをクリック。
・画像の適当なところに「▲」を書く。
・色、フォントを設定する。
以上で、三角形を書くことができましたが、図形にも使用できるということで、続けて三角形を使用した「矢印」を作成します。
②新しいレイヤーを追加する
・レイヤーダイアログの上で右クリック⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・塗りつぶし色を「透明」にして「OK」をクリック。
③矩形を描く
次は新しく作成したレイヤーに「矩形選択」で「矩形」を描きます。
・ツールボックス⇒「矩形選択」アイコンを選択。
・矢印に見えるように「選択範囲」を作成する。
・「描画色」をドラッグして「選択範囲」を塗りつぶす。
④▲と「矩形選択」を統合する
現在下のようなレイヤー状況になっています。
・テキストレイヤーをアクティブにして、右クリック⇒「下のレイヤーと統合」をクリック。
これで、▲と矩形部分が統合されます。
⑤矢印を回転する
上で、▲と矩形を統合したので、まとめて「移動」や「回転」を行うことができるようになります。
シェイプエディターで描く方法
次はシェイプエディターを使用して三角形を描いていきます。
①画像を作成する
同様に「新しい画像」で背景白色の画像を作成しました。
②「シェイプ」機能を使用する
・メニューバー⇒「フィルター」⇒「下塗り」⇒「シェイプ(Gfig)」をクリック。
・「シェイプエディター」を設定する。
ツールバー⇒「正多角形の作成」を選択
ツールオプションの
「サイズ」:「3」 ※このサイズを3にすることで三角形になります。
「輪郭を描画する」:「有効」
「色」:水色
「ブラシ形状」:2.Hardness075
「塗りつぶし」:「塗りつぶさない」
「シェイプエディター」のウインドウで中心から外に向けてドラッグすると、下のように三角形が作成されます。
画像では下のようになります。
レイヤーダイアログには自動的に「Gfig」のレイヤーが追加されます。
ガイドを引いて、「回転」すると三角形をまっすぐにすることができます。
三角形の線が太いので線の太さの設定を探しましたが、どうも「ブラシ形状」で設定するようです。
「ブラシ形状」を「1.Pixel」に変更して再度三角形を作成しました。
下のように線を細くすることができました。
今回は項目31 図形・矢印の作成 その4 「綺麗な三角形を描いてみよう」について勉強しました。
次回は前回も記載しましたが、参考サイトの小項目「綺麗な曲線の矢印を描いてみよう」で使用するスクリプトが現在は配布終了となっている為割愛し、
項目31 図形・矢印の作成 その5 「シンプルなリボン風ラベルを作ってみよう」について勉強していきます。
公開日:2023年3月26日
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31 図形・矢印の作成
シンプルなリボン風ラベルを作ってみよう
今回は「シンプルなリボン風ラベルを作ってみよう」について勉強していきます。
①画像を作成する
いつものように「新しい画像」で背景白色の画像を作成しました。
②レイヤーを追加する
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「塗りつぶし色」を「透明」にして「OK」をクリック。
③長方形パーツを作成する
・ツールボックス⇒「矩形選択」アイコンを選択。
・リボンの大きさで長方形の「選択範囲」を作成する。
・リボンの色を「描画色」に設定して、「選択範囲」にドラッグして塗りつぶす。
④少し暗い色で長方形パーツを作成する
「選択範囲」を解除せず、まず新しいレイヤーを追加する。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「塗りつぶし色」を「透明」にして「OK」をクリック。
・「描画色」を先ほどより少し暗めの色に設定して「選択範囲」にドラッグして塗りつぶす。
レイヤーの名前をきちんと設定しなかったので、下の様なレイヤー名になっていますが、3つのレイヤーができています。
※参考サイトでは、この状態で最初に作成した長方形レイヤー(上では背景#1)の目アイコンをクリックして非表示にするとのことでしたが、今回非表示にするのを忘れています。
⑤「選択を解除」する
⑥リボンの端を作成する
「矩形選択」で長方形の端に「選択範囲」を作成する。
・ツールボックス⇒「矩形選択」アイコンを選択。
・長方形の端に適当な大きさの「選択範囲」を作成する。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「選択範囲で切り抜き」をクリック。
⑦「選択を解除」する
⑧端を三角に切り抜く
・ツールボックス⇒「パス」アイコンを選択。
・下のように三角を作成して、
ツールオプション⇒「パスを選択範囲に」をクリック。
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」で三角形を消去する。
⑧三角の「選択を解除」する
⑨最初の長方形レイヤーをレイヤーダイアログでドラッグして一番上のレイヤーにしておく
⑩「リボンの端」レイヤーを移動する
「リボンの端」レイヤーをアクティブにして、
・ツールボックス⇒「移動」アイコンを選択。
・キーボードの方向キーで「リボンの端」レイヤーを移動する。
⑪リボンの端に影をつける
再度新しいレイヤーを追加します。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「塗りつぶし色」を「透明」にして「OK」をクリック。
・ツールボックス⇒「パス」アイコンを選択。
・リボンの折り返し部分になる三角を「パス」で作成する。
・ツールオプション⇒「パスを選択範囲に」をクリック。
・影になる色(リボンと同系色で更に暗い色を設定しました)を「描画色」に設定し、キャンバスにドラッグして影部分を塗りつぶす。
以上の操作で下のように作成することができました。
⑫「選択を解除」する
⑬リボンの端と影のレイヤーを統合する
・レイヤーダイアログで「リボンの端」レイヤーの上で右クリック⇒「下のレイヤーと統合」をクリックして、影部分を統合します。
⑭もう一方のリボンの端レイヤーを作成する
上では左端の部分しか作成していませんが、右側については
「レイヤーの複製」⇒「水平反転」で作成するため、再度最初から作成する必要はありません。
・レイヤーダイアログ⇒統合した「リボンの端」レイヤーの上で右クリック⇒「レイヤーの複製」をクリック。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「変形」⇒「水平反転」をクリック。
これで、下のように右端も作成することができました。
⑮リボン風ラベルに曲線を付けてみる
先ず、一度に変形できるように、リボン用として作成したレイヤーを全て統合します。(キャンバスとリボンのレイヤーの2つにします)
・ツールボックス⇒「ワープ変形」アイコンを選択。
・「ワープ変形」のツールオプションで、
「ピクセルの移動」を選択
「サイズ」をリボンより大きい円
に設定する。
上の設定で、マウスをリボンの中央から上にドラッグする。
こんな感じで、曲げることができましたが、なんか中央部分だけが極端に曲がるような違和感がありましたので、再度「サイズ」を設定しなおしました。
ツールオプションの「サイズ」をバーで一番右端まで動かしたときは上で設定した「996」位になったのですが、更にバーからはみ出て右にドラッグすると下のように「1000」以上の数値も設定できました。
キャンバスからはみ出るくらいの大きい円に設定してドラッグ。
こんな感じでリボンを曲げることができました。
今回は項目31 図形・矢印の作成 その5 「シンプルなリボン風ラベルを作ってみよう」について勉強しました。
次回は、参考サイトの小項目「GIMPで使えるおすすめ→ブラシ素材」となっていますが、スクリプト素材の紹介だけでしたので割愛して、
項目31 図形・矢印の作成 その6 「円形で作成した選択範囲の境界を縁取る3つの方法」について勉強していきます。
公開日:2023年3月27日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
31 図形・矢印の作成
円形で作成した選択範囲の教会を縁取る3つの方法
今回は「円形で作成した選択範囲の境界を縁取る3つの方法」について勉強していきます。
縁取る方法としては、
1.「選択範囲の境界線を描画」
2.「縁取り選択」
3.「選択範囲の縮小」
の3つの方法になります。
「選択範囲の境界線を描画」で縁取る
①画像を作成する
いつも通り、
・メニューバー⇒「ファイル」⇒「新しい画像」をクリックして、背景白色の画像を作成します。
②縁取り用のレイヤーを作成する
縁取り用のレイヤーを新しく追加します。
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「新しいレイヤーの追加」をクリック。
・「塗りつぶし色」を「透明」に設定して「OK」をクリック。
③正円の「選択範囲」を作成する
・ツールボックス⇒「楕円選択」アイコンを選択。
・今回は正円にするため、ツールオプションで「縦横比」を1:1の「固定」にして「選択範囲」を作成。
下のように正円の「選択範囲」を作成しました。
・「描画色」を設定する
今回は「描画色」を水色に設定しました。
④「選択範囲の境界線を描画」で縁取る
・メニューバー⇒「編集」⇒「選択範囲の境界線を描画」をクリック。
・「選択範囲の境界線を描画」ダイアログを設定する。
今回は下のように、
「描画色」にチェック
「線の幅」:「20px」
「結合スタイル」:「丸め」
に設定しました。
こんな感じで、「選択範囲」に対し内側/外側に縁取りができます。
⑤「選択を解除」する
「縁取り選択」で縁取る
①画像を作成する
今回は、上で作成した円のキャンバス+縁取りレイヤーを使用しました。
②縁取りレイヤーの追加
同様に、縁取りレイヤーを追加した上の画像を使用します。
③正円の「選択範囲」を作成する
上で作成した「選択範囲の境界線を描画」で作成した円の右側に正円の「選択範囲」を作成しました。
④「縁取り選択」する
・メニューバー⇒「選択」⇒「縁取り選択」をクリック。
・「縁取り」ダイアログを設定する。
「縁の幅」を「20px」に設定して「OK」をクリック。
下のように、「選択範囲」として作成されます。
・「描画色」もしくは「背景色」をドラッグして塗りつぶす。
縁取り幅について「選択範囲の境界線の描画」で設定した「20px」と同様に設定したつもりですが、太い縁取りになりました。
確認したところ、「縁取り選択」では、「選択範囲」を中心に内側/外側に「縁の幅」が割り当てられるようです。
なので、先ほど「縁取り選択」で「縁取り幅」を「20px」にすると、内外に「20px」で合計「40px」の縁取りになるようです。
「縁取り幅」を「10px」でやり直しました。
これで同じ「縁取り幅」になりました。
⑤「選択を解除」する
「選択範囲の縮小」で縁取る
①画像、レイヤーは上の画像を使用します。
②正円の「選択範囲」を作成する
上で作成した2つの円の中央下に正円の「選択範囲」を作成しました。
③「選択範囲」を塗りつぶす
「描画色」もしくは「背景色」をドラッグして、「選択範囲」を塗りつぶします。
④「選択範囲の縮小」する
・メニューバー⇒「選択」⇒「選択範囲の縮小」をクリック。
・「選択範囲の縮小量」ダイアログを設定する。
「選択範囲の縮小量」を「20px」に設定しました。
⑤縮小した「選択範囲」を消去する
縮小した「選択範囲」が作成されるので、
・メニューバー⇒「編集」⇒「消去」をクリック。
これで、縮小した「選択範囲」が消去され、中抜きのようになり円の縁取りができました。
⑥「選択を解除」する
レイヤーサイズを縁取りした円形に合わせる
・メニューバー⇒「レイヤー」⇒「内容で切り抜き」をクリック。
これで、レイヤーサイズを作成した正円の大きさに合わせることができます。
今回は、3つの円を同じレイヤーに作成したため、3つの円の大きさに合わせて「内容で切り抜き」がされました。
今回は項目31 図形・矢印の作成 その6 「円形で作成した選択範囲の境界を縁取る3つの方法」について勉強しました。
次は、項目32 ブラシ の項目になりますが小項目が2項目しかなく、ともに素材のダウンロードとその設定の仕方のため、GIMP操作の必須ではないため割愛します。
小項目
「ブラシを追加してみよう」・・・下の"矢印ブラシ素材"の設定方法
「GIMPで使えるおすすめの矢印ブラシ素材」・・・前回割愛した内容と全く同じ
また、その次の項目33 フォント についても、上のと同様にGIMPに無い他のフォントを設定する方法で、GIMP操作の必須ではないと思いますのでこちらも割愛します。
なので、「基礎から学ぶ」については、
項目34 色の採取
項目35 グリッド・ガイド・定規
を勉強して一旦終了したいと思います。
次回は、項目34 色の採取 として
「画面上の色を簡単に取り出してみよう」
「スポイトの使い方」
について勉強していきます。
公開日:2023年3月28日
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34 色の採取
今回は項目34 色の採取として下の2項目を勉強します。
1.「画面上の色を簡単に取り出してみよう」
2.「スポイトの使い方」
画面上の色を簡単に取り出してみよう
先ずは「画面上の色を簡単に取り出してみよう」について勉強します。
参考サイトの最初に
「スポイトツールではキャンバス以外は取得不可」
と書かれており、次項で勉強予定の「スポイトツール」ではキャンバス上の色しか取得できないので、キャンバス以外の色を取得する方法を勉強するようです。
PC画面上の色を取得する
①ツールボックスの「描画色」若しくは「背景色」のどちらかをクリック。
②「描画色の変更」若しくは「背景色」ダイアログで「スポイトアイコン」をクリック。
③彩色する
今回は、キャンバス以外の色も取得できるとのことで、写真はWindowsの「フォト」で開いています。
先ずは、太陽の色をクリックして採取してみました。
「描画色」に採取した色が表示されました。
次に、空の色もクリックして採取してみました。
こちも問題なく採取されました。
スポイトの使い方
次は、ツールボックスの「スポイト」機能を使用します。
こちらは、キャンバス以外の色は採取できません。
①ツールボックス⇒「スポイトアイコン」をクリック。
②ツールオプションを設定する。
先ずは、「見えている色で」にチェックを入れて、「描画色」に設定します。
③キャンバス上の採取したい色をクリックする。
先ず、紅葉の色を採取しました。
「描画色」に紅葉の色が採取されます。
次は、鹿の色を採取しました。
よく似ていますが、きちんと違う色で採取できています。
④ツールオプションの「色の平均を取る」にチェックを入れる。
「色の平均を取る」にチェックを入れると「半径」の入力ができるようになります。
名前は「半径」ですが、値を大きくするとマウスポインタ部分が□表示になり、大きさが変わります。
マウスポインタが□表示になります。
局部的に指定しにくい場合は、この機能で色の平均を取得した方が、近い色が採取できると思います。
⑤情報のみ表示する
ツールオプションの「スポイト情報のみ」にチェックを入れ、「情報ウインドウを使用」にチェックを入れると、「描画色」などに色が採取されるのではなく、「スポイト」情報が取得できます。
こんな感じで、「スポイト」情報が表示されます。
⑥ツールオプションの「パレットに追加」にチェックを入れると、パレットに追加することができます。
先ずは、レイヤーダイアログが表示されているところで▼(「タブの設定」)をクリックするとしたのメニューが表示されます。
この中の「タブの追加」⇒「パレット」をクリックすることで、「パレット」タブを追加することができます。
下の「新しいパレットを作成」アイコンをクリックすると「パレットエディター」が開き「パレット」の名前入力ができます。
採取したい色をクリックしていくと、作成した下の「パレット」に色が追加されていきます。よく使う色をパレットにまとめておくことができます。
今回は項目34 色の採取
「画面上の色を簡単に取り出してみよう」
「スポイトの使い方」
について勉強しました。
次回は、項目35 グリッド・ガイド・定規 として
「キャンバスの中央にガイド線を表示してみよう」
「定規の使い方」
「グリッドの表示・設定をしてみよう」
について勉強していきます。
公開日:2023年3月29日
GIMPの勉強については毎回お世話になっているこちらのサイトを参考にさせて頂いています。
初心者でもできる画像編集+加工おもに無料画像編集ソフトGIMPを使った、画像の編集や加工の方法、基本の使い方などを、わかりやすくご紹介しています。皆さんにお役に立てれば嬉しいです。
35 グリッド・ガイド・定規
今回は項目35 グリッド・ガイド・定規として下の3項目を勉強します。
1.「キャンバスの中央にガイド線を表示してみよう」
2.「定規の使い方」
3.「グリッドの表示・設定をしてみよう」
キャンバスの中央にガイド線を表示してみよう
先ずは「キャンバスの中央にガイド線を表示してみよう」について勉強します。
ガイド線を表示する方法は以前も勉強しましたが、
・メニューバー⇒「画像」⇒「ガイド」⇒「新規ガイド(パーセントで)」をクリック
することで、ガイド線を表示することができます。
また、固定した位置でなければ、画面上側もしくは左側のルーラー部分からドラッグすることでもガイド線を表示することができます。
画面中央に十字のガイド線を引く
①画像を開く
いつものごとく「新しい画像」で背景白色の画像を作成します。
②ガイド線を表示する
・メニューバー⇒「画像」⇒「ガイド」⇒「新規ガイド(パーセントで)」をクリック。
・「新規ガイド(パーセントで)」ダイアログで、まずは水平のガイド線を設定します。
「方向」:「水平」
「位置(パーセントで指定)」:「50」
に設定。
下のように水平のガイド線が中央(50%)の位置に表示されます。
次に垂直方向のガイド線も同じように設定します。
再度、メニューバー⇒「画像」⇒「ガイド」⇒「新規ガイド(パーセントで)」をクリックして、ダイアログを表示する。
「方向」:「垂直」 ※次は縦方向のため、「垂直」に設定。
「位置(パーセントで指定)」:「50」
に設定。
これで、画面中央に十字のガイド線を引くことができました。
ガイド線にスナップする
今回は、「楕円選択」で「選択範囲」を作成し、「選択範囲」を中央に配置します。
きちんと中央に配置したい場合は、「ガイドにスナップ」を使用します。
①メニューバー⇒「表示」⇒「ガイドにスナップ」にチェックを入れる。
②ツールボックス⇒「楕円選択」アイコンを選択。
今回は、正円を描くためにツールオプションで「縦横比」1:1の「固定」に設定しています。
③任意の位置に「選択範囲」を作成する。
③「選択範囲」を中央に配置する。
「選択範囲」をドラッグすると、「選択範囲」の中央に「+」マーカーが表示されます。
そのままドラッグして、ガイド線の中央十字付近に近づけると、「+」表示がガイドに吸い込まれるように移動します。
これで、画面中央に正円の「選択範囲」を配置することができました。
定規の使い方
次は「定規」ツールの使い方について勉強します。
「定規」ツールはツールボックス⇒「定規」を選択することで使用できます。
①画像を開く
今回は下の画像を使用させていただきました。
②「定規」ツールを使用する
・ツールボックス⇒「定規」アイコンを選択。
・画面上で計測したい場所をドラッグして指定します。
※今回は画面中央の白い紙のところを指定しています。
・「情報」を表示する
ツールオプション⇒「情報ウインドウを使用」にチェックを入れると、指定した部分の情報が見れます。
見れるのは、
「距離」
「角度」
「幅」
「高さ」
の4つの情報のようです。
※画像取り忘れましたが、「情報ウインドウ」がなくても、画面下にも表示されているようです。
③計測の追加
・「Shift」を押すことで、マウスカーソルがが「定規」アイコンに変わり、再度ドラッグすることで、直前の計測を残したまま次の計測ができるようです。
下では縦に引いた計測に、下側からもう一つ計測を追加しました。
④垂直のガイド線を表示する
縦の計測が「垂直」に引かれてなかったようなので、「垂直」のガイド線を表示します・
「Alt」を押しながら、計測線の始点もしくは終点をクリックする。
これで、下のように「垂直」のガイド線を表示することができます。
⑤角度をスナップする
「Ctrl」を押しながら計測線を引くことで、15度ずつ角度をスナップすることができます。
上の画像では、任意の角度になるので、「90度」ピッタリにするのは難しいですが、「Ctrl」を押しながら計測線を描くことで、「90度」など15度刻みの計測線を簡単に引くことができます。
⑥計測線を移動する
「Ctrl」+「Alt」を同時に押しながら、始点、終点以外の線部分をドラッグすると、計測線自体を移動することができます。
※移動だけなので、「定規」で表示される「距離」「角度」などの「情報」は同じです。
「定規」ツールのツールオプション
■「方向」
上では、ツールオプションの「方向」をすべて「自動」で実施していました。
方向を「水平」に変えることで、一つの計測線を引くときに「水平」の補助線のようなものが表示されます。
また、その「水平」に対する「角度」も表示されるので、直接「45度」などの「定規」の計測線を引きたいときは有効です。
下のように「水平」の補助線のようなものが表示されます。
方向を「垂直」にした時は、下のように垂直の補助線が表示されます。
■「傾きの修正」
「傾きの修正」を行うことで、「定規」で引いた計測線に対し、画像の傾きを修整してくれます。
下は「定規」ツールで、紙の右端に沿うように計測線を引きました。
「傾きの修正」をクリックすることで、下のように傾きを修整してくれます。
■「クリッピング」
上で「傾きの修正」した後の画像サイズの設定ができます。
「自動調整」
「変更前のレイヤーサイズ」
「結果で切り抜き」
「縦横比で切り抜き」
本件については、その他の機能と同じような感じなので、詳細は割愛します。
好きな「クリッピング」を実施し、「切り抜き」や「キャンバスをレイヤーに合わせる」「レイヤーをキャンバスに合わせる」などで調整すればよいと思います。
適当に切り抜いてキャンバスをレイヤーに合わせました。
グリッドの表示・設定をしてみよう
次は「グリッドの表示・設定をしてみよう」について勉強します。
①画像を開く
またまた下の画像を使用させていただきました。
②「グリッド」を表示する
・メニューバー⇒「表示」⇒「グリッドの表示」をクリック。
下のようにグリッドが表示されます。
②「グリッドにスナップ」を有効にする
・メニューバー⇒「表示」⇒「グリッドにスナップ」にチェックを入れる。
③「グリッド」の設定を変更する
・メニューバー⇒「画像」⇒「グリッドの設定」をクリック。
・「グリッドの調整」ダイアログを設定する。
・「線種」は
「交点のみ(ドット)」
「交点のみ(クロス)」
「破線」
「破線(2色)」
「実線」
から選択可能です。
下は
「線種」:「実線」
「描画色」:赤色
「間隔」:水平、垂直ともに「50」ピクセル
に設定。
・「オフセット」はキャンバスの左上を基準として、グリッドの位置を調整できます。
【オフセット:「0」の時】
【オフセット:水平、垂直とも「10」の時】
今回は項目35 グリッド・ガイド・定規 として
「キャンバスの中央にガイド線を表示してみよう」
「定規の使い方」
「グリッドの表示・設定をしてみよう」
について勉強しました。
参考サイトでは残りの項目として、
「入力コントローラーの設定」
「各種設定」
「アップデート」
とありますが、画像編集項目ではない為割愛し、「基礎から学ぶ」については今回で終了します。
今後、「画像編集」については、
・自分なりのまとめ
・画像編集の実践
などを行いたいと思いますが、「画像編集」については頻度を下げてプログラミング等の方面も勉強していきたいと思います。
公開日:2023年3月25日
公開日:2022年9月14日
今回からHTML/CSSについても順次勉強していきたいと思います。
勉強方法はまず「べ子さん」の記事にも紹介されているYoutube「セイト先生のWeb・ITエンジニア転職ラボ」というチャンネルで勉強していきたいと思います。
「べ子さん」すみません。勝手にリブログさせていただきます。
「べ子さん」はエディターに「Adobe Dreameaverを使う予定」とのことでしたが、私は「VScode」を使用予定です。
順次勉強ブログをアップしていきたいと思います。
公開日:2022年9月27日
HTML/CSSについて勉強していきます。
勉強方法は、下記Youtubeで勉強させていただきます。
※Youtubeを一度流し見をした後、自分なりの要点でブログをかいていますので、セイト先生のYoutubeと流れは異なっていますがご了承ください。
CSSの書き方
HTMLファイルとCSSファイルの紐づけ
※HTMLの<body>の中に直接インラインでCSS<style>を書くことも可能なようですが、通常は独自にCSSファイルを作成しHTMLファイルと紐づけるという事なので、独自にCSSファイルを作成する方法にします。
①CSSファイルを作成する。
※因みに、私は
・HTMLファイルは「HTML」フォルダ
・CSSファイルは「CSS」フォルダ
と分けてCSSファイルを作成しました。
②HTMLファイル⇒<head>内にリンクファイル先を追記します。
<link rel="stylesheet" href="../CSS/style.css">
と記載する事でCSSファイルと紐づけが可能。
今回は「HTML」と「CSS」のフォルダを分けてCSSファイルを作成したので、CSSファイルの前に「../CSS/style.css」と上の階層⇒「CSS」フォルダ⇒style.css でcssファイルを指定しました。
HTMLファイルと同じ階層にCSSファイルを作成する場合は、「./style.css」でよいみたいです。
<link rel="stylesheet" href="./style.css">
CSSファイルの書き方
①最初に
・@charset "utf-8";
と書く。
②基本的なCSSの構文は
・セレクター{
・プロパティ:プロパティの値;
・}
で構成されている。
※セレクターとは、タグ、クラス、IDなど
<p>タグを
・文字色:赤
・背景:青
・フォント:太字
にする場合は、
p{
color: red;
background-color: blue;
font-weight: bold;
}
と記入する。
【実行結果】
問題なく文字色、背景などを変更して、CSSと関連づけることが出来ました。
今回はCSSの基本について勉強しました。
次回も引き続きCSSの勉強をしていきます。
公開日:2022年9月19日
HTML/CSSについて勉強していきます。
勉強方法は、下記Youtubeで勉強させていただきます。
HTML の環境構築
1 VScodeのダウンロード
※Youtubeのセイト先生もVScodeを使用しているので、私もVScodeを使用していきます。
「VScode」で検索して、マイクロソフトのこのサイトからダウンロードします。
※ちなみに私は「Windows」です。
2 VScodeのインストール
①ダウンロードした「VSCodeUserSetup-x64-1.71.0.exe」をダブルクリック。
②「同意する」⇒「次へ」
③私は「サポートされているファイルの種類のエディタとして、codeを登録する」のチェックを外しました。
※エクスプローラからファイルを開く時に「プログラムから開く」にVScodeが表示されるらしいのですが、ダブルクリックした時に勝手にVScodeで開いてしまうこともあるらしく、面倒なのでチェックを外しました。
「追加タスクの選択」のチェックを確認してから「次へ」
④「インストール」
3 VScodeの日本語化
※セイト先生のYoutubeでは話していませんでしたが、VScodeのメニューが英語なので、英語不得意は私はメニューを日本語化します。
VScodeを起動して
①「拡張機能」⇒「検索」に「japa」と入力すると、「Japanese Language for Visual Sutudio Code」が表示されるので、選択して「インストール」します。
※ごめんなさい。下画像は既に日本語化してしまった画像です。
②「Japanese Language for Visual Sutudio Code」のインストールが終了したら、VScodeを再起動します。
③VScode再起動後、メニューが日本語化されます。
4 「HTML CSS Support」をインストール
日本語化同様、セイト先生のYoutubeにはありませんでしたが、「HTML CSS Support」もインストールしました。
これで、「環境構築」は出来たと思うので、次回から実際にHTMLを書いていきたいと思います。
公開日:2022年9月21日
HTML/CSSについて勉強していきます。
勉強方法は、下記Youtubeで勉強させていただきます。
※Youtubeを一度流し見をした後、自分なりの要点でブログをかいていますので、セイト先生のYoutubeと流れは異なっていますがご了承ください。
HTML の主なタグの種類
HTMLの主なタグについて、ググってみました。
他にもたくさんあるようですが、とりあえずすぐ使う様なタグをピックアップし、順次新しいタグを勉強していきます。
基本構造
①<html>:文書のルート要素
※サイトにはこのように説明されていましたが、理解できなかったので<!DOCTYPE html>(閉じタグ無し)の次に最初に書くタグと理解してます。
②<head>:文書のヘッダ
③<body>:文書の本体
④<title>:文書のタイトル
⑤<meta>:文書に関する情報
⑥<div>:範囲の指定(ブロックレベル)
⑦<span>:範囲の指定(インライン)
⑧<h1>~<h6>:見出し文字(<h1>から<h6>までの6段階の文字の大きさ)
⑨<address>:作者情報・連絡先
テキスト
①<p>:段落
②<br>:改行
③<em>:強調
リンク
①<a>:リンクのアンカー
リスト
①<ul>:順不同のリスト
②<ol>:順序付きのリスト
③<li>:リストの項目
④<dl>:定義型リスト
⑤<dt>:定義する用語
⑥<dd>:用語に対する説明
画像・オブジェクト
①<table>:表
②<caption>:表のタイトル
③<thead>:表のヘッダ
④<tfoot>:表のフッタ
⑤<tbody>:表の本体
⑥<th>:見出し用セル
⑦<td>:データ用のセル
⑧<tr>:表の行
合計27個のタグをピックアップしました。
とりあえず、今回はこれだけにしておきます。
次回から実際にHTMLのコードを書いていきます。
公開日:2022年9月23日
HTML/CSSについて勉強していきます。
勉強方法は、下記Youtubeで勉強させていただきます。
※Youtubeを一度流し見をした後、自分なりの要点でブログをかいていますので、セイト先生のYoutubeと流れは異なっていますがご了承ください。
HTML の書き方の基本
1 最初に <!DOCTYPE html> と記載する
2 タグは「開始タグ」で始まり「閉じタグ」で終了する
・<タグ名>:開始タグ
・内容:文字や設定などのタグ内容
・</タグ名>:閉じタグ、「/」+タグ名
3 基本構造(ひな形)
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
※1 設定内容など重要な情報を書くところ
</head>
<bpdy>
※ 本文を書くところ
</body>
</html>
※1 <head> に書く内容
①<meta charset="utf-8"> :文字コード
②<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> :使うデバイスに応じた見え方の設定
③<title> Web page </title> :webのタブに表示される文字
④<meta name="description" content="sample text"> :検索エンジンで<title>の下に表示される内容
4 VScodeで書いてみる
①VScodeで文字入力すると候補が色々表示されます。
「ht」と入力すると、下画面のように候補が表示されるので「html:5」を選択します。
すると、基本のひな形が自動で入力されました。
5 「3 基本構造(ひな形)」と違う所を修正
①<html>の開始タグに、<html lang="en">が追加されています。
多言語対応しているwebページとかで表示する言語のようです。
多言語対応していなければ記載不要みたいですが、念のため日本語の<html lang="jp">に変えます。
②<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">が追加されています。
「Internet Explorer」で表示した時に見え方を統一してくれるようです。
今は「Internet Explorer」を使うこともほぼないと思いますが、消す必要もないかなと思うのでそのままにします。
③「description」の設定が無いので追加します。
<meta name="description" content="sample text">を追加
で、こんな感じになりました。
設定はこのくらいかと思うので、次回から本文<body>を書いていきます。
公開日:2022年9月24日
HTML/CSSについて勉強していきます。
勉強方法は、下記Youtubeで勉強させていただきます。
※Youtubeを一度流し見をした後、自分なりの要点でブログをかいていますので、セイト先生のYoutubeと流れは異なっていますがご了承ください。
HTML 本文を書いてみる
1 見出しタグ <h1>~<h6> を書いてみる
①VScodeの<body>の中に、<h1>~<h6>のタグを書いてみました。
②ブラウザでみるとこんな感じです。
2 段落タグ <p> と 改行タグ <br> を書いてみる
①<p>タグに文章を書いてみる。
②ブラウザでみるとこんな感じです。
VScode内でいくら改行して書いても、改行は反映されません。
③改行したいところに、<br>を入れます。
※因みに、<br>には「閉じタグ」は無いみたいです。
④ブラウザでも改行する事が出来ました。
3 <em>タグ で文字を強調してみる
①2で書いた文字の「HTML」の部分を<em>で囲みました。
ですが、ブラウザでみてもあまりよくわからないので、<em>の有無を上下に書いて比較してみました。
②またまたブラウザで確認。"強調"と言っても文字が斜体になっているだけであまりわからないです。
が、「HTML内ではきちんと区別できている」と理解しておきます。
次回は、「リンク」と「リスト」を書いていきます。
公開日:2022年9月25日
HTML/CSSについて勉強していきます。
勉強方法は、下記Youtubeで勉強させていただきます。
※Youtubeを一度流し見をした後、自分なりの要点でブログをかいていますので、セイト先生のYoutubeと流れは異なっていますがご了承ください。
HTML 「リンク」を書いてみる
1 <a> 「リンク」タグ を書いてみる
①VScodeでは、"a"を入力するだけで下記のように補完されます。
②「href」の後にURLを貼り付けして、<a 属性>の開始タグと、</a>の閉じタグの間に「googleのサイトです」を書きました。
③ブラウザで確認すると、こんな感じで文字色が青くなりアンダーバーが表示されています。
この表示をクリックすると見事「google」のサイトに飛ぶことが出来ました。
④因みに上述の「href」の後に「target」と言う属性を追加する事で、リンク先を新しいタブで開くことが出来るみたいです。
2 <li> 「リスト」タグ で、<ul> 「順不同のリスト」 と <ol> 「順序付きのリスト」を書いてみる
①「順不同のリスト」の<ul>~</ul>の間に、<li></li>の「リスト」タグを書いてみました。
同様に、「順序付きのリスト」<ol>~</ol>の間にも、<li></li>の「リスト」タグを書いてみました。
③ブラウザの表示結果です。
VScodeでは<li>タグ内の書き方は同じように書いていますが、
ブラウザでは
<ul>タグは先頭に「●」、
<ol>タグは先頭に「数値(順序)」
が自動的に追加されています。
次回は、「ブロックレベル要素」と「インライン要素」について書いていきます。
公開日:2022年9月26日
HTML/CSSについて勉強していきます。
勉強方法は、下記Youtubeで勉強させていただきます。
※Youtubeを一度流し見をした後、自分なりの要点でブログをかいていますので、セイト先生のYoutubeと流れは異なっていますがご了承ください。
HTML 「ブロックレベル要素」と「インライン要素」
「ブロックレベル要素」タグ
・中に他の「ブロックレベル要素」のタグや「インライン要素」のタグの両方をネストして含ませることが出来る。
「インライン要素」タグ
・中に他の「インライン要素」タグをネストして含ませることはできるが、「ブロックレベル要素」タグを含ませることはできない。
Youtubeでは上述のように説明されておりその後例文も説明されていましたが、何となくしか理解できなかったので別途ググってみました。
「ブロックレベル要素」
・見出し・段落・表など、文書を構成する基本となる要素で、一つのかたまり(ブロック)に意味や役割を与える要素。
【主な「ブロックレベル要素」タグ】
①<h1>~<h6>:見出しタグ
②<p>:段落
③<ul>:順不同のリスト
④<ol>:順序付きのリスト
⑤<dl>:定義型リスト
⑥<table>:表
⑦<section>:文章のセクション
⑦<div>:範囲の指定(ブロックレベル)
等
「インライン要素」
・主に「ブロックレベル要素」の内容の一部となる要素で、特定の単語や、文章に意味や役割を与える要素や、画像など。
【主な「インライン要素」タグ】
①<a>:リンクのアンカー
②<br>:改行
③<em>:強調
④<image>:画像の埋め込み
⑤<span>:範囲の指定(インライン)
等
なんかわかったようなあまり理解できていないような感じです。
「ブロックレベル要素」や「インライン要素」は特にCSSで影響するみたいですので、次回からさっさとCSSについても勉強していきます。
公開日:2022年9月27日
HTML/CSSについて勉強していきます。
勉強方法は、下記Youtubeで勉強させていただきます。
※Youtubeを一度流し見をした後、自分なりの要点でブログをかいていますので、セイト先生のYoutubeと流れは異なっていますがご了承ください。
CSSの書き方
HTMLファイルとCSSファイルの紐づけ
※HTMLの<body>の中に直接インラインでCSS<style>を書くことも可能なようですが、通常は独自にCSSファイルを作成しHTMLファイルと紐づけるという事なので、独自にCSSファイルを作成する方法にします。
①CSSファイルを作成する。
※因みに、私は
・HTMLファイルは「HTML」フォルダ
・CSSファイルは「CSS」フォルダ
と分けてCSSファイルを作成しました。
②HTMLファイル⇒<head>内にリンクファイル先を追記します。
<link rel="stylesheet" href="../CSS/style.css">
と記載する事でCSSファイルと紐づけが可能。
今回は「HTML」と「CSS」のフォルダを分けてCSSファイルを作成したので、CSSファイルの前に「../CSS/style.css」と上の階層⇒「CSS」フォルダ⇒style.css でcssファイルを指定しました。
HTMLファイルと同じ階層にCSSファイルを作成する場合は、「./style.css」でよいみたいです。
<link rel="stylesheet" href="./style.css">
CSSファイルの書き方
①最初に
・@charset "utf-8";
と書く。
②基本的なCSSの構文は
・セレクター{
・プロパティ:プロパティの値;
・}
で構成されている。
※セレクターとは、タグ、クラス、IDなど
<p>タグを
・文字色:赤
・背景:青
・フォント:太字
にする場合は、
p{
color: red;
background-color: blue;
font-weight: bold;
}
と記入する。
【実行結果】
問題なく文字色、背景などを変更して、CSSと関連づけることが出来ました。
今回はCSSの基本について勉強しました。
次回も引き続きCSSの勉強をしていきます。
公開日:2022年10月2日
今回からは先日購入した書籍を基に実際にサイトを作っていきたいと思います。
2カラムサイトを作っていきます。
これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本
別のショップのリンクを追加・編集
HTMLの基礎構文を作成する
最初の宣言
VScodeで作成しているので、HTMLの最初に"ht"と入力して表示される「HTML:5」を選択して、ひな形を記述しました。
また、<html lang="en">を<html lang="ja">に変更しました。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>部分の作成
<head>部分にお決まりの
・フォント設定
・ブラウザの見え方の設定
・デバイスの見え方の設定
・検索時に表示される内容の設定
・サイトのタブに表示されるタイトル
・cssの初期設定として「reset.css」の設定
・作成していくcssファイルの設定
までを記述。
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<meta name="descriptin" content="プーさんサイト「SNSとかプログラミングとかはじめます」自分の勉強記録と、自作したプログラムを公開していきたいとおもいます。">
<title>プーさんサイト</title>
<link rel="stylesheet" href="./CSS/reset.css">
<link rel="stylesheet" href="./CSS/styl.css">
</head>
<body>の<header>にグロバルナビゲーションに設定するリストを作成
<body>の<header>部分に
・おきまりのポメの写真を貼り付け
・グローバルナビゲーションにするリストの作成
を記述
<body>
<header>
<h1><img src="./images/ももちゃん.jpg" alt="momo" width="300" height="200"></h1>
<nav>
<ul>
<li><a href="#">HOME</a></ul>
<li><a href="#">ABOUT</a></li>
<li><a href="#">HTML/CSS</a></li>
<li><a href="#">Excel_VBA</a></li>
<li><a href="#">画像編集</a></li>
<li><a href="#">※工事中</a></li>
</ul>
</nav>
</header>
</body>
とりあえず、今回はここまで記述しました。
作成したHTMLファイルの公開方法がまだわかっていないので、公開は出来ていませんが、作成中のサイトは下記になります。
次回もさらにサイト作成進めていきます。
公開日:2022年10月3日
今回からは先日購入した書籍を基に実際にサイトを作っていきたいと思います。
2カラムサイトを作っていきます。
これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本
別のショップのリンクを追加・編集
HTMLの基礎構文を作成する
<body>に<aside>として2コラムに表示するローカルナビゲーションエリアを作成
<body>の中に、昨日作成した<header>と同階層に<aside>タグで2コラム目に表示するローカルナビゲーションを2個を作成しました。
【カテゴリーを表示するローカルナビ】
<aside>
<nav class="categoryNav">
<h2>Category</h2>
<ul>
<li><a href="#">カテゴリー(5)</a></li>
<li><a href="#">カテゴリー(5)</a></li>
<li><a href="#">カテゴリー(5)</a></li>
</ul>
</nav>
【最近の記事を表示するローカルナビ】
<nav class="recentNav">
<h2>Recent Articles</h2>
<ul>
<li><a href="#">ショートカット</a></li>
<li><a href="#">一覧</a></li>
</ul>
</nav>
</aside>
まだ、CSSを作成していないので、サイトで見ても文字の羅列になっています。
もう少しHTMLで必要部分を書いてからCSSに入っていきたいと思いますので、もうしばらく文字の羅列になってしまいます。
次回もさらにサイト作成進めていきます。
公開日:2022年10月4日
HTML/CSSの勉強として先日購入した書籍を基に実際にサイトを作っていきます。
2カラムサイトを作っていきます。
これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本
別のショップのリンクを追加・編集
HTMLの基礎構文を作成する
<body>に本文となる<main>のタグを作成
<body>の中に、本文となるメインエリア<main>タグを作成しました。
とりあえず3項目書けるように作成します。
<!-- メインエリアの設定 -->
<main>
<!-- メインエリアのタイトル記入 -->
<article>
<h2>SNSとかプログラミングとかはじめます。</h2>
<p class="postdate">
<time datetime="2022-07-31T12:00">
2022年10月01日0時0分
</time>
</p>
<!-- 各記事の記載 -->
<section>
<h3>HTML/CSSについて</h3>
<p>記事の内容</p>
<p>記事の内容</p>
<p>記事の内容</p>
</section>
<section>
<h3>Excel_VBAについて</h3>
<p>記事の内容</p>
<p>記事の内容</p>
<p>記事の内容</p>
</section>
<section>
<h3>画像編集について</h3>
<p>記事の内容</p>
<p>記事の内容</p>
<p>記事の内容</p>
</section>
</article>
</main>
ほとんど、書籍まる写しです。
このままだといつまでも文字の羅列だけでさみしいので、これまた書籍をほぼまる写しで、背景色と<header>の部分にCSSを当ててみました。
CSSを書いてみる
背景色と<header>部分のCSSを書いてみる
色は16進数で書きなれた方がよいみたいで、書籍も16進数でかかれていましたが、今回は色指定にしてしまいました。
●<body>のCSSを書く事で全体の背景色、フォントを設定
body{
background-color: lightcyan;
font-size: 16px;
font-family: 'arial','hiragino','meiryo','sans-serif';
color:black;
}
●ヘッダー部分の幅、余白設定
header{
width: 1240px;
margin: 0 auto 44px;
}
●グローバルナビゲーションの装飾
header nav ul{
display: flex;
justify-content: center;
border-top: 2px solid cyan;
border-bottom: 2px solid cyan;
background-color: rgba(255, 255, 255, 0.42);
padding: 12px 0px 10px;
}
header nav ul li{
margin: 0 20px;
}
header nav ul li a{
font-size: 22px;
font-weight: bold;
color:blue;
}
以上です。
サイトとしてはまだまだですが、少しずつ体裁を整えていきます。
今の現状は下記サイトです。
次回もさらにサイト作成進めていきます。
公開日:2022年10月8日
HTML/CSSの勉強として先日購入した書籍を基に実際にサイトを作っていきます。
2カラムサイトを作っていきます。
これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本
別のショップのリンクを追加・編集
CSSを書いてみる
※すでにサイトのほうは変更済みで事後となりますが、変更した内容を記録します。
<header>のグローバルナビゲーションのCSSを書いてみる
グローバルナビゲーションのリストを横並びにして、カーソルが当たった時に下二重線にする(カーソルが当たっているのをわかりやすいようにする)
●<ul>でリスト全体に対するCSS
header nav ul{
display: flex; ⇐ナビにするリストをボックスとして横並びにするCSS
justify-content: center; ⇐中央寄せにする
border-top: 2px solid cyan; ⇐ナビの上線の設定
border-bottom: 2px solid cyan; ⇐ナビの下線の設定
background-color: rgba(255, 255, 255, 0.42); ⇐ナビ部分の背景色(白)と透過率の設定
padding: 12px 0px 10px; ⇐ナビのボックスと文字までの間隔設定
}
●<li>で各リスト「HOME」「HTML_CSS」等に対するCSS
header nav ul li{
margin: 0 20px; ⇐各リスト間の横間隔の設定
}
●各リスト内の<a>に対するCSS
header nav ul li a{
font-size: 22px; ⇐各リスト表示の文字サイズの設定
font-weight: bold; ⇐各リスト表示文字を太字に設定
color:blue; ⇐各リストの文字色を青色に設定
}
●各リストにカーソルが当たった時の表示設定
header nav ul li a:hover{
text-decoration: underline double; ⇐下二重線にする
}
本文部分のCSSを書いてみる
●今回は2カラムサイトにするため、本文を2つのブロックに分けます。
<main> ⇐メイン記事を書く部分
<aside> ⇐サイドバー部分
でHTMLを書いていますが、<header>のナビと同様で、
横並びにする場合は<div>(ブロックレベル要素で意味を持たないタグ)で全体を囲み、
<main>と<aside>を<div>内の2ブロックと設定し、flex-boxを使用することで横並びにすることが可能です。
<div>
<main></main>
<aside></aside>
<div>
とHTMLで書いておく。
●<div>本文部分全体のCSS
div{
width: 1240px;
margin: 0 auto 50px;
display: flex; ⇐この部分でflexに設定することで<main>と<aside>ブロックが横並びになります。
justify-content: space-between; ⇐<main>と<aside>を本文全体幅に対して両端に余白のない状態で均等配列するCSS
}
●<main>部分の設定
main{
flex-basis: 920px; ⇐本文全体1240pxに対し<main>の横幅を920pxに設定
background-color: whitel; ⇐<main>の背景を白色に設定
border-radius: 16px; ⇐<main>の外枠に丸みをつける
padding: 62px 72px 32px 72px; ⇐本文エリアに対して<main>エリアの余白の設定
box-shadow: 0px opx 8px rgba(0, 0, 0, 16); ⇐<main>の外枠に影をつける
}
●<aside>部分の設定
aside{
flex-basis: 284px; ⇐本文全体1240pxに対し<aside>の横幅を284pxに設定
※<main>920px + <aside>284px = 1204px になるので、
本文全体幅1240px - 1204px = 36px が、<main>と<aside>の間隔になります。
}
その他、<main>内、<aside>内にもすでにCSSを当てていますが、詳細は次回にします。
サイトとしてはまだまだですが、少しずつ体裁を整え中です。
今の現状は下記サイトです。
次回もさらにサイト作成進めていきます。
公開日:2022年10月9日
HTML/CSSの勉強として先日購入した書籍を基に実際にサイトを作っていきます。
2カラムサイトを作っていきます。
これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本
別のショップのリンクを追加・編集
CSSを書いてみる
※すでにサイトのほうは変更済みで事後となりますが、変更した内容を記録します。
/* メイン記事内の設定 */
<main>の中身のCSSを書いてみる
●<main><h2>に設定しているタイトル文字の設定
article h2{
font-size: 40px;
font-weight: 500;
margin-bottom: 8px;
}
●日付(今後は更新日を書く予定)の背景、文字設定
time{
background-color: cyan;
border-radius: 0px 22px 22px 22px;
font-size: 18px;
font-weight: bold;
color:white;
margin-bottom: 8px;
}
●<main><h3>各記事タイトルの設定
article h3{
border-bottom: 2px solid cyan; ⇐下線の設定
margin-bottom: 20px;
font-size: 28px;
font-weight: 600;
}
●<h3>の中身、記事内容の余白、文字間隔の設定
article section{
margin-top: 20px;
margin-bottom: 50px;
}
article section p{
line-height: 1.2;
margin-bottom: 24px;
}
<aside>サイドバー部分のCSSを書いてみる
●カテゴリーナビ、Recentナビ共に<nav>タグなのでまとめてボックス設定
aside nav{
border-radius: 16px;
background-color: #ffffff;
box-shadow: 0px opx 8px rgba(0, 0, 0, 16);
padding: 24px 28px;
margin-bottom: 24px;
}
●各ナビの<h2>タイトルの文字設定
aside nav h2{
margin-bottom: 18px;
font-size: 22px;
font-weight: bold;
color: blue;
}
●各ナビ内のリストの文字サイズ設定
aside nav ul{
font-size: 14px;
}
●カテゴリーナビのリスト表示方法の設定
.categoryNav ul li{
list-style-type: square; ⇐サイト表示ではわかりにくいですが、各リストの先頭のを■(suare)に設定し、下記行で青色に設定
color: blue;
margin: 0 0 16px 20px;
}
●カテゴリーナビのリスト文字を黒色に設定
.categoryNav ul li a{
color: black;
}
● recentryナビのリスト全体枠の設定
.recentNav ul{
height: 240px;
overflow: hidden scroll; ⇐リストが表示しきれないときにスクロール対応する様に設定
}
●recentryナビのリスト表示方法の設定
.recentNav ul li{
border-bottom: 1px solid blue;
padding-bottom: 10px;
margin-bottom: 22px;
}
やっと見た目的にはサイトらしくなってきたと思います。
更なる見た目の改善と、記事内容も充実させていきたいと思います。
今の現状は下記サイトです。
次回もさらにサイト作成進めていきます。
公開日:2022年10月11日
HTML/CSSの勉強として先日購入した書籍を基に実際にサイトを作っていきます。
2カラムサイトを作っていきます。
これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本
別のショップのリンクを追加・編集
HTMLで<footer>の追加とグローバルナビのリンクの変更
HTMLで<footer>の追加
●<body>の中に<footer>タグを追加
<footer>
<p><small>2022 pohさん</small></p>
</footer>
※<small>は著作権、免責事項など慣習的に小さく表示するときに使うようです。
グローバルナビのリンクの変更
●HTMLでリンクを記載する前に、index.htmlと同じ階層に各々のhtmlファイルを追加しました。(とりあえず内容はindex.htmlをコピペ)
【追加したhtmlファイル】
・HTML_CSS.html
・Excel_VBA.html
・画像編集.html
・工事中.html
<nav>
<ul>
<li><a href="./index.html">HOME</a></li>
<li><a href="./HTML_CSS.html">HTML/CSS</a></li>
<li><a href="./Excel_VBA.html">Excel_VBA</a></li>
<li><a href="./画像編集.html">画像編集</a></li>
<li><a href="./工事中.html">※工事中</a></li>
</ul>
<footer>のCSSを追加
<footer>のCSSの追加
footer{
background-color:lightblue;
color:blue;
text-align: center;
padding: 14px 10px 20px;
}
今の現状は下記サイトです。
次回は記事の内容についても書いていきたいと思います。
公開日:2022年11月13日
HTML/CSSの勉強を一旦停止します
「HTML/CSS」を勉強してサイト作成を考えていましたが、10月にサイト契約をして以降も「画像編集」に時間がかかっており、サイト作成がずっと滞ってました。
「早くサイトらしいものを作成したい」という思いで焦ってはいたのですが、他にも「動画編集」や「JavaScript」「PHP」も勉強したいと考えると、先ずはサイト作成を優先するために「WordPress」でサイト作成することにしました。
「WordPress」もまだわかっていないので勉強しながらにはなりますが、投稿自体は「HTML/CSS」よりやりやすくなると思っています。
「HTML/CSS」についても落ち着いてから再度勉強開始して、サイトを更に自分なりのサイトに仕上げていきたいと思います。
なので、
WordPressでサイト作成します
ということで、テーマに「WordPress」を追加し、サイト作成についても投稿していきたいと思います。