詩
を
展
示
す
る
展
詩
を
展
示
す
る
展
今回の展示で、用いられている詩を日毎に掲載していきます。
これらの詩が実際に望天館にてどのように展示されているか想像してみてください。
「 バッタ 」土田耕平
バッタ殿とんだ
天をめがけてとんだ
バッタ殿とまつた
竿竹へとまつた
竿竹や高い
天はもつと高い
そこでバッタ殿
いま一飛び
竿竹蹴つて
天までとんだ
概要 - 詩を展示する展 -
会 場 : 京都芸術大学 望天館 1F 展示スペース
日 時 : 2024年1月11日(木)〜1月18日(木)
企 画 : 京都芸術大学アートプロデュース学科「アートプロデュース基礎演習Ⅱ」受講生
開催趣旨
この度、本学アートプロデュース学科では、
「アートプロデュース基礎演習Ⅱ」受講生による企画展を開催致します。
人の思いや考えに、より多くの人が、より自由にふれられるようにと願い運営される「青空文庫」では、
多くの詩が収録作品としてインターネット上にアーカイブされ、公開されています。
いずれも、自由に複製・再配布・共有することや、収録作品を実演・口述・翻案など自由に活用することができる
著作権のなくなった「詩」であり、作家により未来への活用を承諾された作品たちです。
本展は、この開かれた文庫からひとりひとりが丁寧に「詩」をえらび、
展示空間を編成し、新たな鑑賞機会を生み出す試みです。
作家から引き継いだ「詩」を「展示」することにより、
時代や世代を越え、「現代のわたしたち」と「詩」が重なり合う情景をじっくりとお楽しみください。
青空文庫とは
1997年に始まったボランティア活動で、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、共有可能なものとして図書館のようにインターネット上に集めようとしております。現在は、日本国内で著作権保護期間の満了した作品を中心に、ボランティアのみなさんの力によって電子化作業を進めています。青空文庫はそういった電子化活動のための、またその成果物をアーカイヴしておくための場でもあり、そこからコピーされた本の集成や活用事例もまた〈青空文庫〉と呼ばれることがあります。
青空文庫編 青空文庫FAQ (aozora.gr.jp) より