以前,セラミスに植えたペチュニアというタイトルのブログを書いた.土を家の中に持ち込むのに抵抗を感じるのでセラミスグラニュー(ドイツの山地ヴェスターヴェルト産の粘土を原料とした多孔質の粒状土) を使ってみただけだが,冬の間も花を咲かせてくれた.そのまま放ったらかしにしておくと横に広がるので,縦横一定の寸法を超えたら花芽など関係なく,刈り込んで一定の大きさにしている.その際,カットした茎枝を無造作に水に挿しておいたら,根が出て成長しているものがあることに気付いた.
11月頃の状態
セラミス
実際はもっとスリムにカット
室内で冬を越し花も咲いている
ウエブ上には,ペチュニアを挿し木(芽)で増やす方法がたくさん公開されている.挿し木(芽)に用いる部分の選択の仕方,用土の種類,発根剤の利用など注意すべき事項が細かく書かれている.
私のように広がり過ぎを防止するために無造作にカットしたものから,発根に適した部分を切り出すことをせずに,そのまま水に挿して発根させている人はいないようだ.水だけでは根が不安定なので,水面が隠れるまでセラミスを入れてやったら,水だけの時より生き生きとしてきた.多孔質のセラミスは空気を保持しているので水栽培より酸素の供給の点で優れているのだろうと勝手に思っている.
その後は,カットした枝(茎)はセラミスー水(水の量はセラミスの上端程度)に挿して放置しているが,ほとんどが発根し,蕾が付いていた枝茎の場合は発根しながら,花も咲く状況である.
容器が半透明のの場合,成長中の根が確認できる.
拡大写真
本ブログを書いた後,参考資料を改めて読んでみると,ペチュニアは成功率が高い植物らしい.発根後はハイポニカ500倍液を与えてやれば充分である.
参考資料
実践!SERAMIS(セラミス)を使った植え替え。 | LOVEGREEN(ラブグリーン)
挿し芽(挿し木)とは?増やし方や発根させる5つのコツをご紹介! | 暮らし ...
挿し芽成功ペチュニアの成長記録| GreenSnap(グリーンスナップ)
(2019.3.25)