本セミナーは,以下の助成を受けて開催されます.
基盤研究 (B)「位相的場の理論と可微分スタックに現れるストリングトポロジーの非自明性の検証研究」(研究代表者:栗林 勝彦,研究課題番号:21H00982)
基盤研究(C)「組合せ的ホモトピー論を用いた応用トポロジーの研究」(研究代表者:田中康平,研究課題番号:20K03607)
※本セミナーはオンラインにて行います.録画・録音はご遠慮ください.
以下の情報は決定次第,随時更新いたします.
日時:2024年11月1日(金)16:30~18:00
場所:オンライン(Zoom)
講演者:ESCOLAR EMERSON GAW 氏(神戸大学)
題目:位相的データ解析とその応用例
概要:近年,各種データを空間や図形のように「形」として捉える位相的データ解析は,めざましい発展をしてきており,様々な応用場面の問題に適用されて新たな発見をもたらしてきました.その中で,代表的な解析手法であるパーシステントホモロジーはデータの「穴」の存在とスケールを記述することができ,Mapperというもう一つの解析手法はデータの本質的な形を可視化できます.本講演では,位相的データ解析の基本的なアイデアを解説し,企業の特許取得パターンや料理レシピ等の解析への応用を紹介します.