セキュアでオープンな公衆無線LANにおけるローミング利用者情報のプライバシーに配慮した地域間データ連携

京都大学

(株)Local24

東北大学

国立情報学研究所

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セキュアでオープンな公衆無線LANローミングの国際的なフレームワークであるOpenRoamingにおいて、利用者の同意の下で訪問先のWi-Fiアクセスネットワーク提供者に仮名性を担保しつつ利用者情報を限定的に開示する仕組みを開発し、地域間で相互にデータ連携を可能にします。利用者から同意を得て開示可能なデータを収集する仕組みと、プライバシーに配慮しつつ地域間で利用者情報を共有する仕組みを設計、複数の地域で相互にデータ連携する実証実験を実施し、プライバシー保護の制約下でのデータ連携で観光振興などの地域課題への解決につながりうるかを実検証します。

研究開発項目1:プライバシーに配慮したIdPとANPとの間の利用者情報のデータ連携

1-1 IdPからANPへの利用者情報のRADIUSを介した安全な
      共有(東北大学)

1-2 プライバシーに配慮した利用者の事前同意の取得のためのユーザインタフェースの設計(国立情報学研究所)

研究開発項目2:ローミング利用者情報の地域間データ連携実証実験

2-1 ローミング利用者情報のデータ連携によるビジネスユースケースの策定(京都大学)

2-2 地域間データ連携実証実験の実施(Local24)