もしもギターが弾けたなら
ギターが弾けたら
あの子にGコードを聴かせたいな
唄が唄えたら
あの子に僕の声を聞かせたいな
ブラウン管にはブルーハーツ
唄って叫んで飛び込んで
曲が作れたら
あの子にメロディを聴かせたいな
歌詞が書けたら
大学ノート一杯にあの子のことを綴りたいな
ブラウン管にはブルーハーツ
唄って叫んで飛び込んで
神様神様パンクロックをください
犬に喰われてしまえ
歪んだ世界へと飛び出した
変わりゆく空の色
あの子は素直に光を見つけてた
不安を背にして嘲笑うやつらなんて
犬に喰われてしまえ
沈みゆくバベルの塔
無気力に働く者たち
重たい絶望を持たされながら
完成した時には幸せが来るなんて
犬に喰われてしまえ
あてもない旅に出る
真実を求めて
無い物ねだりさえ求め
行き着いた先が振り出しだとしたら
犬に喰われてしまえ
谷底へ落ちていく
何も分からないままに
あの子のことさえも分からないままに
触った瞬間に崩れ落ちるとしたら
犬に喰われてしまえ
助走をつけろ端から端まで
走って走って走って走れ
跳んだ瞬間に届かなかったとしても・・
レボリューション
乾いたふりして濡れたいのだろう
離れるふりして どこにも行かない
自分の所為(せい)にして 自己の完結を
したところでどうなの
あー少年は今夜も
膝を抱えて泣いている
あーつかみ合った両手は
離せられずに絡まっている
小手先ばかりで 逃げてばかりで
次から次へと 壁を避け続け
気付いた時には 一人だからね
それが君の人生
あー浜の波は
穏やかだから見に行ける
あー灯台の灯は
海の底では誰も気づかない
どうにもならない
レボリューション
行き先のない
レボリューション
変われない名の
レボリューション
レボリューション
あーある日立ち上がり
自分の足で歩いて行く
あー変われない
変わることだけを求め続けている
唄を唄うよ
グレイトフルな一日
きらびやかだったあの夜達
君が言ったあの一言は
何かのサインだったのかな
石畳は暑さに耐え
ボトルが飛び交う夫婦
買いたかった洋服は
何かの刺繍がしていたよね
毎日のように嵐がくる
借りてた自転車は盗まれた
帰り道に咲いてたユリの花
会いたくて電話して呼び出したくて
ねえ 君のこと思い出したから
唄を唄うよ
君のこと想っているから
唄を唄うよ
カラになったモスコミュール
あの夜も飲み明かしたね
別れ際の交差点で
好きだって
どうして叫ばなかったのだろう
毎日の理不尽な重しが
いつも自信のない僕が
ちょっとだけ小悪魔な君が
言訳ばかりたらればばかり
ねえ 君のこと思い出したから
唄を唄うよ
君のこと想っているから
唄を唄うよ
あれからひたすら歩いて
思えば遠くまで来たもんだ
振り返れば君はいない
思い出がだけが遠くまで見える
ねえ 君のこと思い出したから
唄を唄うよ
君のこと想っているから
唄を唄うよ
それでもねこれでもね
未練だらけの男さ
それでもねこれでもねって
唄をうたうよ
10月の月
10月の月は
機嫌が悪くて
星を喰っては
三日月にもならない
しがみつく紫陽花
白骨化してる
3か月前は
くどきの道具さ
崩れたのさ
あそこにあったのさ
踏まれた花びら
桃色だった
あいつの仕業さ
散れなかった
それも運命
次があるさ
ばらまいた
軽すぎる
愛の餌付けを
ばらまいた
軽すぎる
愛の餌付けを
いとおし過ぎて
姿を見せず
彼女は一人で
飯を食わない
5番目がいいって
他は空席
軽い扱い
想いは衝動
ばらまいた
軽すぎる
愛の餌付けを
ばらまいた
軽すぎる
愛の餌付けを
グルグルと回る
想って諦めて
儚い花の萎れを
切ない生き様を
10月の月のように
まるで居ないかのように
光を浴びせ続け
そっと傍にづっと
だから
だから
ヘビーメタル
ダイエースプレー頭にかけて
髪をおったてヘビーメタル
金物屋さんでチェーンを買って
財布にぶら下げヘビーメタル
父ちゃん革靴ラッカーかけて
ピカピカにしてヘビーメタル
エアー煙草にエアーギター
尖っていたらヘビーメタル
この聴いていらってきてる
そんなあなたもヘビーメタル
隣の騒音苦情言ってる
そんなあなたもヘビーメタル
SDIを口ずさんでいる
それはまさにヘビーメタル
やっぱりPOPじゃねぇのかな
それでもやっぱりヘビーメタル
HMR
HMR
HMR
HMR
ヘビメタハー窓際おっさん
元気になりますオッ立てます
ヘビメタハー寂しいおばさん
艶が出ます湿っちゃう
ヘビメタハー
被害妄想絶滅危惧種雄叫火揚解瑠
おいおいおおいおいおいおいおい・・・
ビター&スウィート
コーヒーでも飲もうって思ったら小銭が無くて
あいつに貸してって言ったらいつ返してくれるのって
牛乳パックをゴミ箱に捨てました
洗って返せば資源ごみになるんだって
あーどうしようもないわねブルース
私が居なけりゃ何にも出来ないじゃないの
あーこっち向いてよブルース
私とあなたは ビター&スイート
笑って寝転んでまぐわってお腹がすいて
ラーメンでも食べに行ったら一時間待ち
あーどうしようもないわねブルース
私を待たせるなんてダメでしょ
あー愛しているわブルース
私とあなたはビター&スイート
ビター&スイート
ビター&スイート
あーどうしようもないわねブルース
私が居なけりゃ何にも出来ないじゃないの
あー愛しているわブルース
私とあなたは ビター&スイート
勝手に震えてる
丑三つ時の少し前になると
あいつが勝手に震えだす
スレンダーで黒髪のあの子に会いたい
終電はもう終わっている
喧騒と欲望の街中で
ぶたゴリラ達が貪っている
静けさは僕を慰めない
FMラジカセは壊れてる
うー 意気地なしの終着駅
ノイズの中でおぼれてる
メレンゲのようなあの肌に
触ってみたくて
今夜は僕は眠れない
あの子は隣にはいない
夢までたどり着けない
あいつは勝手に震えてる
ショートカットでまじめな女の子
受付で可愛かったね
口下ぼくろのグラマラスなお姉さん
今どこで何をしてるの
うー 脳内のメモリーを
パラパラパラと衒ってる
中二から何も変わらない
だから
今夜も僕は眠れない
あの子は隣にはいない
夢までたどり着けない
あいつは勝手に震えてる
うー 意気地なしの終着駅
ノイズの中でおぼれてる
メレンゲのようなあの肌を
触ってみたくて
今夜も僕は眠れない
あの子は隣にはいない
夢までたどり着けない
あいつは勝手に震えてる
青春の夕方
裸足で歩いている
靴下はもうすてたんだ
あの時に見た光景は
プラスチックになっていた
唄っているときに
階段で聴いていたよね
輝いた後には
孤独になったんだ
夢で逢えたらいいに
夢だったらいいのに
叶う夢はあるのでしょうか
泣いていいけど
何も変わらなくて
泣いていいけど
何も戻らなくて
青春の夕方に
さみしい太陽が見えたんだ
吸い込まれるように
だれも居なくなったんだ
青空のお月様
迷子になったんだ
コオロギの群れは
どこへ行ったのかな
夢で逢えたらいいに
夢だったらいいのに
叶わない夢は何処へ行くんだ
泣いていいけど
何も変わらなくて
泣いていいけど
何も戻らなくて
泣かせたことは
悔やみ続けていて
泣いていいけど
時が解決してくれるかな
人生つまらなくて
ハイボウルがお友達です
誰も僕の
唄は聴かない
泣いていいけど
何も変わらなくて
泣いていいけど
何も戻らなくて
泣かせたことは
悔やみ続けていて
泣いていいけど
時が解決してくれるかな
15の唄
僕が想っているほどに
あの子は僕に無関心
ニュースキャスターがかな切り声を上げている
人気俳優が自殺をしたそうだ
修学旅行の写真選び
こっそりあの子の写真を盗んだ
山にはゴミが捨てられ
海には魚が居なくなった
東京タワーの天辺に登って
なんだよバカやろーって叫びたい
ラジオの聴けないラジカセで
パンクロックを聴く15の夏
近頃あの子が近頃派手になった
家庭で色々あったみたいだ
台所には洗い物が溜まり
僕は洗濯物を干している
草原の中を駆け抜けて
あの子と現実逃避がしたい
ラジオの聴けないラジカセで
パンクロックを聴く15の夏
15才なんて遠くの国では
友達や親が沢山居なくなる
僕はナイフを持って立たなかった
僕はナイフを持って立たなかった
僕はナイフを持って立たなかった
僕はナイフを持って立たなかった
ラジオの聴けないラジカセで
パンクロックを聴く15の夏
世界のみんなが幸せになったらいいのにな