阪神淡路大震災から30年の節目に当たり、神戸にある『人と防災未来センター』『兵庫県立美術館』を訪れ震災と防災について見て回った。
『人と防災未来センター』は震災の記憶と恐ろしさをビデオ中心に展示されている。震災の記憶をとどめておくことは、いつ何時発生するかもしれない震災や災害などに普段から減災に努めることが必要だと強く考える機会となった。
ランチは隣にあるJACA関西の食堂で諸外国の食事を楽しむことができた上、ドリンクフリーなのでゆっくりとお昼を過ごせた。
『兵庫県立美術館』では3月まで震災に関連した地元芸術家による特別展が開催されており、約1時間特別展を見て回ったのち、地元の演出家「やなぎみわ」*1)さんの座談会が行われていた。新たな台湾生まれの台湾オペラ(歌仔戲)*2)やステージトレーラーを日本ナイズしている。今まで知らなかったことでとても勉強になった。
*1)兵庫県神戸市生まれの美術作家、舞台演出家。京都市立芸術大学美術研究科修了。ジェンダーや老い、抑圧されたパーソナリティを合成写真の手法を用いて表現。2005年、朝日新聞紙面審議委員。2006年から2011年まで神戸芸術工科大学准教授、2012年より京都造形芸術大学美術工芸学科客員教授。
*2)台湾の伝統芸能の多くが中国から伝えられたものに対して、「歌仔戲」は唯一台湾で生まれ育まれた伝統芸能なので、台湾オペラと呼ばれることもある。
「歌仔戲」の原形は歌謡で、台湾宜蘭で誕生した。「歌仔」は中国語の「小歌」を意味する。7字或いは5字の組み合わせを1句とし、4句で構成される方言を使って歌われる民間歌謡です。後に登場人物が加わり、次に演義や所作、さらに各種の服装や登場人物が加わったことで大規模な演劇に発展してきた。
その演目のテーマは、みんながよく知っている大衆化の歴史や伝説である。
歌仔戲には本当の台湾の味わいがあると思います。それだけに、歌仔戲を理解すると言うことは台湾文化の本質や深層を理解することに繋がる。
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