発達OT EXPO 2023
参加者の皆様へ
開催日
2024年2月10日 (土)
2024年2月11日 (日)
スペシャル ゲスト
矢谷 令子 先生
福田 恵美子 先生
*2024年2月11日(日) のみ
テーマ
みんながみんなのためにやる習会
プログラム
2024年2月10日(土)
【10時00分~12時10分】
T.S.B まなびあい部の企画
「これでいいのか私のOT??作業療法リフレクションをまなびあい部でやってみた」
『いつの頃からか若手と呼ばれなくなった。検査マニュアルを前の日から予習することはなくなったし、あんなに苦手だった計画書は誰のチェックも受けず書けるようになった。後輩に相談されることも増えたし、実習生のスーパーバイザーも何度か経験した。「いいOT」の条件が子どもに嫌われないこと(ときどき好かれること)、保護者からクレームをもらわないことだとしたら、おそらく私は「いいOT」なんだと思う。でも、何かものたりない気がする。何かが足りない気がする。セッションの途中で「まあ、こんなものかな」と諦めてしまう自分がいる。後輩の相談に知った顔して説明しながら、心の中で「とかなんとか適当なこと言って」と冷めた目で笑う自分がいる。新人のころに夢想していた「理想のOT」ってどんなOTだったろうか?たぶん、今の自分ではない。』
ここまでの語りは架空の中堅OTによるものです。でも、こういった悩みを抱えている中堅OTはひょっとすると珍しくないのかもしれません。
今回は中堅OTの抱える「ものたりなさ」に焦点を当てて、まなびあい部でリフレクションをしてみました。中堅OTならきっとみんなが抱える問題、若手OTならきっといつか抱える問題、ベテランOTならきっと今までに解き明かそうとした問題。「ものたりなさ」に基づく実践について、みんなで一緒に考えませんか!?
【13時10分~16時20分】
T.S.B 企画部の企画
「大大大ケース検討会」
テーマ:「子どもの生活にOTがもたらすもの」
ケース提供者:小林 健哉 氏
EXPOの醍醐味とも言っても過言ではないケース検討会
メイン会場と全国のサテライト会場を繋ぎ、参加者の皆さんとのグループディスカッションを通し、一人では中々辿り着くことが難しい深い思考の世界へ誘います!
今回は埼玉県の小林健哉氏にケースをプレゼンしていただきます。
お子さんと紡ぐ楽しい“あそび“。
セラピィの効果とは何か?家で園で学校で友達の輪の中で…どんなカタチで波及していくのだろうか?
“楽しい“のその先を語りあうことに、みなさんと挑戦できたらと考えています!!!
ケース提供者 小林氏からのメッセージ
『 1年目の時に「小林君のOTはただ楽しいだけだよね」と先輩に言われ「そっか、、、楽しいだけじゃだめだよな、、、」と凹んだあの日。
でも、子どもが「楽しい」と没頭していたあの時のOT は決して間違えてなかったのではと思う今日この頃。正解はないけれど、様々な考え方、知識、経験、知恵があるみなさまと「楽しい」が生活にどう繋がるのか 考えませんか? 』
2024年2月11日(日)
【9時30分〜12時00分】
T.S.B お当番会の企画
「みんながみんなのためにやる習会 −あなたの困りごと EXPOしようぜ−」
スペシャル ゲスト
矢谷 令子 先生 福田 恵美子 先生
皆様は、お子さんを目の前にしたとき、どのような課題や困りごとに直面していますか。目の前の子どものこと、自分自身の知識や技術のこと、組織のこと、地域特性のことでしょうか。
発達OT EXPOにご参加される方の働く場所・対象・職種は多岐にわたります。そのため、参加される方が直面している課題や困りごとは、それぞれ異なるものと考えられます。対象となる方を目の前に、その課題や困りごとを解決するために、各々が頭を悩ませているのではないでしょうか。
今回のお当番の企画では、そんな困りごとをEXPO注1してみませんか。
長く作業療法士として活躍されてきたスペシャルゲストの矢谷令子先生、福田恵美子先生から話を聴講した後、今直面している自分自身の困りごとをワークシートで整理します。そのワークシートを基に、少人数グループでその課題や困りごとをディスカッションします。サテライト会場を含む数グループに、課題や困りごとの全体発表をしていただきます。そして、全ての会場で共有します。最後に、矢谷先生、福田先生に再度ご登壇いただき、シンポジウム形式で課題や困りごとについて議論したいと思います。可能であれば、各会場の参加者の方からもご意見をいただきながら、EXPOしたいと企画しております。
メイン会場、サテライト会場をオンラインで結び、新たなアイデアを一緒に考えましょう。
注1 「EXPOする」とは、「EXPO = 博覧会、説明、議論すること、開示」から着想し、発達OTに関する皆様の知識・技術・知恵を説明し、共有することを意味します。
スペシャルゲスト 紹介
矢谷 令子 先生
テネシー州とカリフォルニア州にて看護師の資格を取得、ロマ・リンダ大学作業療法学科卒業、ウェスタン・ミシガン大学大学院作業療法修士課程修了。ランチョ・ロス・アミゴス病院、国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院、札幌医科大学、国際医療福祉大学、新潟医療福祉大学などの教授を経て、(財)日本リハビリテーション振興会理事長を務めた。また、第2代日本作業療法士協会会長を務めた。「カード式在宅脳卒中のリハビリテーション(医学書院)」、「作業療法概論 作業療法学全書 第1巻(協同医書出版社)」、「作業療法実践の仕組み 改訂第2版(協同医書出版社)」など多くの著書がある。
福田 恵美子 先生
国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院卒(作業療法士の資格取得)、放送大学教養学部にて学位取得。東北大学大学院医学系研究科障害科学専攻(障害科学博士取得)。栃木県身体障害医療福祉センター(現、とちぎリハビリテーションセンター)、自治医科大学附属病院、国際医療福祉大学、山形県立保健医療大学、長野保健医療大学などで勤務した後、NPO法人飛翔のもり、社会福祉法人共育会でサービス管理者、相談支援専門員として勤務。
*「日本の作業療法発達史-萌芽期の軌跡を尋ねて-(株式会社シービーアール)」
著者プロフィールページ(https://cbr-pub.com/book/079.html)より
メイン会場(対面)
ふれあい貸し会議室 池袋山京(池袋駅東口から徒歩3分)
(東京都 豊島区 東池袋 1-42-14 28山京ビル )
サテライト会場(対面)
参加費
3,350円
(メイン会場 / サテライト会場 同一料金)
*サテライト会場参加の方は会場によって参加費に加えて会場経費が必要な場合があります
発達OT EXPO 2023 (Peatix)
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からもお申込み
いただけます。
担当お当番
お当番長
田坂 翔太
埼玉県立大学 保健医療福祉学部
作業療法学科
副お当番長
森村 慎吾
姫路市 総合福祉通園センター
ルネス花北
お問い合わせ
T.S.B(せらぴぃすきるをびるだーず)
メール: ahshotdi★gmail.com (★を@に変えてください)