白粉花の模様

白粉花（オシロイバナ）の花弁に見えるものは萼で，萼の根元の緑色の部分は萼ではなく苞とのことである．ここでは普通の花と同様に扱うことをお許し頂きたい．．

毎年，白粉花はたくさん咲くのに花の模様について真剣に考えたことはなかった．ひとつの株に黄と赤の二種類の花が咲いているのは，色に遺伝的な優劣がないことに由来するらしい．また，毎日かなりの数の花が咲く中に数個ではあるが，一つの花に赤と黄二色が現れるものがる．赤：黄の比はまちまちであるが，黄色に赤が混じるパターン（最大50％程度）が多い（写真参照）．赤色が主で黄色が少し混じった花は，我が家では見た覚えがない．

二色の特徴を持った種を採取できれば，その種からは，同じ模様の花が咲くのではないかと思ったが，そうではないらしい．ウエブで調べたら，白粉花の色には遺伝的な優劣はなく，有るのは混ざるか否かを支配する因子だけと書かれている．

以下に7月30日から8月5日までの1週間に見かけた非単色タイプの白粉花の写真を掲載した．全体に占める確率はかなり低い．

8月3日

8月4日

8月5日

以下の写真は赤色花，黄色花，全体像である．

参考資料

オシロイバナの花びらの色について教えて下さい。写真のように、... - Yahoo!知 ...

(2019.8.5)