収録は叶わなかったため、質問に答えていただいたものをまとめて公開します!
回答いただき、ありがとうございました。
理物天文。推し季節は夏。
文現代日本。推し季節は冬。
Q1: 学部学科の概要
Q2: 4セメの勉強内容
Q3: 東北大学文学部 中国思想専修に決めた理由
Q4: 勉強の楽しいこと・興味があること
Q5: 今後の勉強・研究
Q6: 中国思想専修に向いている人
Q7: 先生について
Q8: 専修で一人であることについて
Q9: 直近のレポート課題
A. 中国の純粋思想哲学とそれに付随する思想史
私は研究室選択の際に第二外国語で中国語を選択していないという理由で早々に選択肢から外していたので、なんだか意外でした...
A.
もともと大学では中国史を勉強しようと思っており、その中で中国学の研究が伝統的に盛んな東北大学を受験しました。
しかし、一年次に思想史学を学ぶと歴史のバックグラウンドである思想に惹かれそれを研究することにしました。
中国学の研究が伝統に盛んだということを初めて知りました...!
中国思想研究室は東北大の伝統を残す大切な役割をしているのですね...!
A.
先人の思想を見る中でそれのつながりや、歴史に与えた影響を見るとき。
元々知っている歴史的事象や知識と、原資料とをつなげられたとき。
一人の人の思考をゆっくり追って、その人の人生とその考えの変遷を追っているとき。
歴史学と思想史学の微妙なニュアンスの違いがここに現れていてとても魅力的だなと感じます...!
A.
より専門的に学びながら卒業論文に向けてテーマを考えていくつもりです。ただ、別学域(国際教育学分野)での海外留学を考えているのでそれもまた、自分の専門と結びつけられないか、考えています。大学院は現在検討中ですが、進学するなら国際教育学分野での進学を考えています。
別学域を学ぼうとする行動力がすごいですね。
A.
ただの歴史というより、より深く人の思考や社会的な根底にある事象を学びたい人。じっくりと原資料を読んで思考しながら味わえる人。
「中国史」よりも人の考えや出来事を追っていく学問なんでしょうか...。科学の発達もそのような考えで追っていくのが面白そうですね。
人の考えや社会などのテーマに対する”深さ”が大切な学問なんだなと感じます。
落ち着きのある学問という雰囲気が感じられて良いですね。
A.
先生は皆さん日本人ですね、基本的に原資料は漢文なので日本でも古くから研究が行われています
A.
うーん、別に大変さは感じないですね笑笑、研究助手の先生にも良くしていただいていて、よく個別に色々教わっています。逆に人が少ない分先生とお話しする機会も多いのでそれはメリットかなーと思います。研究室に配属された時に四年生の先輩から色々授業に役立つ情報は教えていただきましたねー、ただ3年生はいないので来年からどうなるかって感じですね笑
お一人だと先生からの期待がすごそうですね。正直想像はつかないですが、先輩や先生とのつながりが深まるのは良いですね。
A.
「上古より南北朝時代まで(6世紀以前)の中国思想について、関心のある問題・人物・資料を取り上げ考察する(2000字前後)」
論語から見える孔子像と史記孔子世家から見える孔子像の比較を扱いました。
思想史という枠組みの中での考察はなんだか難しそうですが、それと同時に自由度が面白そうでもありますね。