第5回 JST 数学領域 未解決問題ワークショップ
お知らせ
概要
数学関係のCREST・さきがけ領域にはさまざまな分野の研究者が携わり、各々のフィールドで活躍しています。しかし、異なる研究グループの研究課題に触れる機会は決して多くありません。とりわけ新型コロナウイルス感染拡大に伴い多くの議論の場が縮小またはオンライン化し、身近な研究グループ以外とのインタラクティブな議論の場が減少した昨今、これまで関わりのなかった研究者と信頼関係を築き、新たなコミュニティを形成することが以前よりも困難になっています。
本ワークショップではJST数学関係領域の研究者から「自身またはグループの研究を進めるために解決できれば嬉しい数学に関連する未解決問題」を募集し、研究領域や専門分野を問わず参加者全員でそれらの解決を目指します。同じ未解決問題に立ち向かおうと共闘することにより、新たな研究仲間やコミュニティの創造を後押しし、数学系領域全体としての問題解決力の向上および将来の共同研究や融合的研究のシーズ創出を狙います。投稿問題は「ちょっと人の手を借りたい」というものから、難しい問題まで幅広く受け付けます。特に「数学の問題として定式化できていない応用分野からの話題提供」も視野に入れます。詳しくは問題の投稿と閲覧をご覧ください。
研究者の置かれている環境はさまざまであり、自宅や研究機関から3日間のオンラインミーティングに集中して参加できるとは限りません。本年は参加者の安全面に配慮しつつ、議論に集中できる快適な環境を提供するため、会場オンライン形式という新しいオンライン会議を実施します。人同士の接触を避けつつ、最新のデジタルミーティングデバイスを用いることで、対面に近い感覚と、対面以上の議論効率を同時に実現します。
参加対象者
坪井 CREST / 國府さきがけ / 西浦 CREST・さきがけ / 坂上さきがけ / 上田CRESTの関係者
過去に関係されていた方や招待参加者もご参加いただけます。
開催日程
本会議:2021年9月18日(土)~20日(月)
※ 9月17日夕方~18日午前中にかけてプレディスカッションを行います。
※ プログラムは後日公開します。
参考情報:
日本応用数理学会 9月7日~9日
日本数学会 9月14日~17日
CREST「数理モデリング」 最終シンポジウム 9月21日~24日
開催方法
iPadやマイクロソフトサーフェスなどデジタルペンで記入できるデバイスを各自ご用意ください。主催者側で貸し出しなどは行いません。
個室から出る場合は必ずマスクをご着用いただき、以下のサポート会場が実施する感染防止対策にご協力ください。
会期中議論に集中していただくためにも、都内近郊在住の方を含めた方に以下のサポート会場からの参加をお願いいたします。
参加費
無料
会場費(日中の会議室利用料および関連費用)を主催者側で負担します。
ただし、出張費(交通費や宿泊費)は各自ご負担ください。
宿泊費は当日ホテル側に直接お支払いください。予約は主催者側で行います。
食事代も原則参加者各自の負担としますが、参加者の安全確保や利便性を重視し、主催者でスタンダードを提案できるよう計画しております。今後参加登録がお済みの方に向けて希望調査をする可能性がありますので、ご協力ください。
オーガナイザー
宇田 智紀(東北大学)
大林 一平(岡山大学)
田中 一成(早稲田大学、代表)
坪井 俊(武蔵野大学)
平木 剛史(筑波大学)
松江 要(九州大学、問題選定委員会 委員長)
吉脇 理雄(大阪市立大学)
担当事務
近藤 賢司(JST)
小林 容子(JST)
主催
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
協力企業
ナイスモバイル株式会社(公式サイト)
問い合わせ
一般的な問い合わせ:tanaka(at)ims.sci.waseda.ac.jp(田中 一成)
問題投稿に関する問い合わせ:kmatsue(at)imi.kyushu-u.ac.jp(松江 要)