デフォッガータブ接着方法
デフォッガータブ接着方法
リアガラスのデフォッガータブが外れてしまうと、電源供給が途絶し、デフォッガー機能が失われます。ここでは、導電性接着剤 ONE-HAND MIXING®(ワンハンドミキシング)を用いたタブ接着の基本手順をご紹介します。
✅接着手順
下地処理
タブ金属面および接着されていたガラスの汚れを、アルコール等でしっかり除去します。
塗布
「ONE-HAND MIXING®」をワンプッシュし、必要量を吐出します。
仮固定
タブを所定の位置に再接着し、テープ等で確実に押さえて仮固定します。乾燥中は粘度が低く外れやすいため、安定保持が重要です。
乾燥・接続
接着剤が十分に乾燥したことを確認後、テープを取り外し、ハーネスを接続します。
✅ご使用時の注意
乾燥中(反応中)はタブが脱落しやすいため、テープ等で1日以上(25℃環境下)しっかり固定してください。
周辺温度が低い場合は硬化に時間がかかり、導通しない可能性があります。その際はドライヤー等で15分以上加温すると 反応が進み、導通が得られます。
先に一般的な接着剤でタブを仮固定し、その後「ONE-HAND MIXING®」で導通部分を接続する方法でも修理は可能です。
✅まとめ
シンプルな工程で確実にタブ接着を実現できるのが「ONE-HAND MIXING®」の特長です。自動車修理の現場で、安定した導通と長期信頼性をサポートします。