OLED(SSD1306)のライブラリのインストール方法
■新開発の超軽量 HYライブラリのインストール
■Adafruit 1306 ライブラリのインストール
■u8g2 ライブラリのインストール
今までAVRでSSD1306を使うときに使われるライブラリは2つありました。
Adafruitライブラリと、u8g2ライブラリです。
どちらも高機能で良いライブラリですが、RAM上に1KB( 128*64 bit )のページメモリが確保されますので、RAMの少ない8bitCPUには使いにくい面があります。特にRAMの少ないATmega328では注意が必要です。
今回新たに、ページメモリを使用しなくて軽い、独自の低レベルライブラリを開発しましたので、提供します。
使い分けとしては、
フルグラフィックを活用したアプリには、Adafruit、u8g2が適し、
文字中心でメニューやアラートを使ったUIが主な用途には、新開発のHYライブラリをお使いください。部分描画を活用すると処理も軽くなります。
起動時に不安定な場合がありましたが、FIXしています。
■新開発のHYライブラリのインストール
[1]ライブラリのダウンロード
oled HYライブラリ( oledHYLib1.zip )ダウンロード をクリックし開いたページのダウンロードボタンを押す
[2]ライブラリのインストール
[3]ライブラリの使用方法
ダウンロードした、oledHYLib1.zip を展開すると、中にデモ用のサンプルスケッチ( OLED_HY_libtest1_3.ino )があります。これを参考にすると簡単にライブラリが使えます。
また、ヘッダーファイル( oledHYLib1.h )の中に、使用できるメンバー関数が記載されていますので、参考にしてください。
[4]arduinoIDEの再起動
■Adafruit 1306 ライブラリのインストール
[1]ライブラリのダウンロード
arduino IDE にはいくつかのライブラリのインストール方法があります。
ここでは、githubからライブラリの".zip"ファイルをダウンロードしてインストールする方法を紹介します。
ダウンロードするライブラリは、次の3つです。
github のURL を開き、「Code」-->「Download ZIP」でダウンロードします。
[2]ライブラリのインストール
arduinoIDE 「スケッチ」-->「ライブラリをインクルード」-->「.ZIP形式のライブラリをインストール」
で、上記3つのライブラリをインストールします。
[3]Adafruit_SSD1306.h の書き換え
ディフォルトでは、128*32画素になっているので、128*64に変更します。
「// #define SSD1306_128_64
#define SSD1306_128_32 」 を
「 #define SSD1306_128_64
// #define SSD1306_128_32 」 に変更。
そのままでは、縦表示が倍に伸長されます。
[4]arduinoIDEを再起動
■u8g2 ライブラリのインストール
[1] ライブラリのインストール
arduinoIDE 「スケッチ」-->「ライブラリをインクルード」-->「ライブラリの管理」 を実行します。
「u8g」を検索し、「U8g2」と「U8glib」をインストールします。
[2]arduinoIDEを再起動