■小浜市美術展実行委員会
の活動について■
小浜市美術展は、全員参加型の地域文化を支える重要なイベントです。
小浜市周辺の地元の人たちから全国的なアーティストまで幅広いエリアからの応募や参加による相互支援の中で成り立っています。
近年の市民のニーズや時代の変化に応じて作品のジャンルも多岐の広がりをみせており、出品者は高校生からベテランといわれる年配者まで幅広い年齢層の参加により、参加者に寄り添った身近なイベントとして小浜市民や地域の参加者に愛される美術展をモットーとしています。
小浜市内外から多数の人々が訪れることによる文化振興はもとより地域経済にも貢献が及んでいるとも言えます。
運営する小浜市美術展実行員会(現在17名で構成)は、美術展のさらなる発展と、できるだけ多くの参加者を募るための新たな試みも模索中です。例えば、次のようなものです。
昨年は閉校された小学校の活用、今年は従来より広く文化活動の拠点として親しまれてきた小浜市文化会館を会場に設定し、開催期間の延長や展示方法の多様化、広範囲の展示エリアスペースを確保により出品数の増加も可能となりました。より意欲的な作品の拡大につながるような運営を模索します。(2024年に松永小学校で開催。2025年は場所を変更し、小浜市文化会館で開催)
また、ジュニア部門、パラアート部門を新設し、参加者の多層化を図ることで垣根のない 参加型イベントとしての位置付けを強化するとともに、美術をとおして若い世代の育成を視野に入れることで文化、芸術、教育、生涯学習といったものが全世代をとおして一貫性を保ち得るきっかけづくりを形成します。
さらには、美術や芸術の枠にとらわれず、それらをとおして身近な地域の皆さんにとともに楽しめるイベントも企画します。マルシェによるキッチンカー出店参加は、子供たちにも歓ばれることでしょう。
このような活動が、新たな価値観としての美術展を、皆さんに評価いただき、定着できることを目指して努力してまいります。
また、実行委員会では、年間を通して毎月会合が行われ、活動の改善検討や、その他様々な案件について建設的な議論が積極的に交わされます。
今後の小浜市美術展のさらなる発展を皆さんとともにと願います。ご支援、ご協力をお願いします。