◆N・Y アクターズワークショップ

Meisner is theater's best-kept secret / マイズナーは演劇の最もよく守られている秘密

サイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。主宰の傳法谷(でんぽうや)と申します。

当ワークショップは仲井真 嘉子(なかいま よしこ)が1975年に設立し、

以来一貫してサンフォード・マイズナー氏(サンディー)が考案したメソッド(マイズナーテクニック)を指導しています。


さて、ここを見つけたあなたは「どこのレッスンを受けたらいいのか?」あるいは「どうしたら演技が上手くなるか?」など、

いろいろと迷いながらワークショップを探していると思います。


もしあなたが何処かで何かしらのレッスンを受けたことがあるなら、こんな経験がありませんか?

演技レッスンは受けているけど、いつもダメ出しばかりで落ち込んでしまう。

・事務所(あるいは養成所)に所属しているけど、演技講師が毎回違うので「何を信じたら…」。

・演出家や監督からリアルな感情を求められるけど、自分では中々その感覚がつかめない。

・シーンに必要な感情を、自分の過去の感情を思い出してやってみても中々上手くいかない。

・感性や想像力を磨くために「体験しろ」「本を読め」「映画や舞台を観ろ」と言われ、やってはいるけどぉ~…。

などなど、、、悩みは尽きないと思うんです。


でもおそらく、あなたの中にこんな思いも燻っていませんか?

・ダメ出しは受けたくない。いつか見返してやる!

・どんな演出家や監督にでも自分の演技を認めてもらいたい!

・リアルな感情を、必要なシーンでパッと表現したい!

・体験するたび、読むたび、観るたびに、自分の感性や想像力を鍛えたい!

・いつか観客を魅了する役者になってやる!

どうです? …ありますよね? 

あるからこそ「何が良いのか?」と探していると思います。


実は私も、最初に通った養成所の卒業公演後に先生から「お前は器用だから何でもやってしまうが中身がない」と言われ、

どうしたら良いのか分かりませんでした。

その後も養成所やワークショップを探していましたが、中々見つけることが出来ませんでした。

しばらくして、たまたま友達が持ってきた生徒募集のパンフレットの”ある言葉”に目が留まったんです。


それが【演劇とは自己にめぐり会うための瞑想の道である】【潜在意識の解放】 この言葉です。

「こりゃ中身どころか相当深そうだ!」と思って21歳の時にN・Y アクターズワークショップに入会しました。


その時に私の中で決めたことがたった一つ。


【中身(感情)を自覚できるまで、「辞めます」とは言わないようにしよう。】


それ以来一貫してマイズナーテクニックを学び研究し、現在は指導者として継続しております。

私の場合は、自分の感情を自覚できるまでに長い時間を要しました。

ダメ出しばかりでした。自分よりも才能のある人たちから「何やってんの」と批判されたこともあります。


紆余曲折、いろいろな事がありましたが、役者にとっては

【どんなことでも体験したことのすべてが”肥やし”になっている】と今では断言できます。

無駄なことは一つもなかった。そう!どんなことでも!


ここでハッキリと言います。


「今よりもっと演技が上手くなりたい!」

「観客を魅了するような演技をしたい!」

「世界で通用するようなリアリティーのある演技を身につけたい!」


もしあなたがそう思うのであれば、

【マイズナーテクニック】は、あなたの中に眠っている魅力を引き出してくれる手助けになります。


その理由として、サンディーは1990年にアメリカンマスターというTV番組(PBS局)でドキュメンタリー番組が放送され、

その事を「TV journal」という雑誌に【Meisner is theater's best-kept secret / マイズナーは演劇の最もよく守られている秘密】として紹介された事実があります。


この番組で紹介された時点で、サンディーは約50年間、ひたすら演技教師に専念し多くの俳優たちに影響を与え、

”スター”と称されるようになった一流の俳優たちが、最もリスペクトし感謝しているのがサンディーだったと、後になって知られたからです。


そう!マイズナーテクニックは【リアルな演技を身につけるための”最高の秘密”】なんです。


さらに言うと、俳優は【自分の心と身体を使って、ある人物の人生を演じてみせるアーティスト】です。

これを”俳優の定義”として捉えるなら、身体は具体的に使えても、心が使えないと中途半端な演技しかできない事になってしまいます。


重要なのは、俳優の心が本当に動くことが基本中の基本なんです。

そうすると観客は理屈抜きでその俳優に、あるいは物語の中に惹き込まれてしまうんです。


ところが、心って”物”ではなく感覚のエネルギーなので中々つかみ難いわけです。


しかも、子供のころから感情を抑えるように強いられてますよね。

「泣くな!」「騒ぐな!」「暴れるな!」みたいに…。

ま、人間ですからね。感情だけでは生きていけません。


つまり、感情を抑える”感覚”に慣れてしまっている。

だからこそ、先ずは自分自身の本当の感情(本音)をしっかり自覚する必要があるんです。


そこで、ここまで読んでくれたあなたには、私が長年研究してきた経験則に基づいて

可能な限り【簡単に自覚できる】よう指導いたします。


ま、簡単と言っても、長年抑えられてきた感覚を積み上げていくわけですから

ある程度時間はかかりますし、人によって進み具合も様々です。


ですが、まるで山登りのように、ゆっくりでも一歩ずつ確実に登っていくかのように

あなたは確実に自分の感性(本音)を自覚できるようになります。


これを読んで、あなたに少しでも興味が湧いてきたのなら、ぜひ参加してみてください。

あなたにお会いできることを、心から楽しみにしています。

主宰:傳法谷敦志


【新たな時代の方向性】

新型コロナウイルスの影響で、良くも悪くも世の中が大きく変化いたしました。

これまで燻っていた思いを、新たな時代の理想的な俳優を育てるべく、方向性を明確にいたしました。

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◆マイズナーテクニックを身につけ、役作りができる役者たちで行う即興劇。

◆観劇料は観終わった後、面白いと思った人だけに払っていただく。

◆さらに、その収益は社会貢献として寄付いたします。

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果たして、実現できるかどうかは分りません。しかし、アートの世界であるからこそ自由な発想をもって志したいと思います。

賛否両論あると思いますが、Zoomでの面談等も可能です。不明な点などあれば遠慮なくお問合せください。