計算アストロバイオロジー2022

開催日:2022年11月10日(木)-11日(金)

場所筑波大学計算科学研究センター

研究会の目的


リュウグウのサンプルリターンを始め、宇宙と生命の起源の繋がりに対する知見が今急速に進みつつある。これまでの観測によって、宇宙空間では生命と関連のある多彩な高分子形成が繰り広げられている事が分かってきた。しかしながら、天文学、化学、生物学の境界領域にあたる本分野は、その複雑さのため理論的な理解は未だ十分ではない。一方、近年のスーパーコンピュータの発展により、量子化学計算、輻射輸送計算、星形成領域の流体計算が高精度に行われるようになり、徐々に数値シミュレーションを用いたアプローチが発展しつつある。そこで本研究会では、アストロバイオロジーに関連する観測、実験、理論研究者を一堂に集め、最新の知見を共有するとともに、新たなシナジーを生み出す事を目指し、統一的な理解に向けて将来研究を考える議論の場としたい。


Program

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