名古屋大学

理学部学生自治会


電話:7599(内線) アドレス:nu.rijichi@gmail.com

名古屋大学理学部学生自治会のホームページへようこそ!

このホームページでは、理学部学生自治会の活動を紹介しています。

ぜひ、ご覧下さい。

<最終更新日:2019年4月2日>


理学部学生自治会って?

理学部学生自治会は、理学部生全員からなる学生自治団体です。なので理学部新入生も入学と同時に「理学部学生自治会」の一員=自治会員になります。

名古屋大学には、多くの学生自治団体(“学生自ら治める”団体)が存在します。文化系のサークルが集まった「文化サークル連盟」、運動部が集まった「体育会」、名大祭を運営する「名大祭実行委員会」、などなど。学部の「学生自治会」もその一つです。

まずは、自治会を何のためにつくっているのかを説明したいと思います。

実は学生の生活というのは“誰か”や“何か”によって最初から保障されているわけではありません。例えば、政府が国立大学へのお金(運営費交付金)を年々減らしていることによって、その穴埋めとして学費が値上げされる可能性が高まっています。多くの学生からは「学費値上げは困る」という声があがっています。すでにバイト漬けや途中退学を強いられる学生さえいます。

こうした現実は、学生一人一人がバラバラではなかなか変わりません。しかし、学生が一致結束すれば現実を動かす大きな力になります。学生の生活を守るために、理学部生が団結して主張していく団体として、理学部学生自治会をつくっているのです。

ところで、昔は名大の全学部にこうした学生自治会が存在していました。しかし時代が進むにつれてそれが減っていき、今では学生自治会は数えるほどしかありません。こうしたなかでも理学部学生自治会は、学生自治の伝統を理学部の先輩方から引き継ぎ今なお守り抜いているのです。


2019年度の学費値上げをストップしました

自治会では、大学当局による学費値上げに反対する取り組みをおこなっています。

いま政府は国立大学への交付金を削減し、傾斜配分を強化していて、名大もいつ値上げしてもおかしくありません(実際、名大と同じ国立大学である東京工業大学や東京芸術大学では、2019年度から学費を年間で約10万円も値上げした)。理学部生の中には、高学費のため、昼食を抜いて生活費を切り詰めている仲間もいます。これ以上学費が値上げされれば、バイト漬けになったり、大学をやめざるをえない仲間も出かねません。昨年理学部1年生で集めたアンケートでは、9割以上の仲間から学費値上げは「困る」「どちらかといえば困る」という回答がありました。

これをうけて理学部自治会では理学部生の生活を守るために、文化サークル連盟とも協力して、大学当局へ学費値上げをしないよう求める署名や要望書を提出してきました。このことによって2019年度の学費値上げはストップしたのです。これは、理学部生が自治会のもとで一致結束し、学内の他の学生団体や全国の自治会とともに学費値上げ反対の声をあげてきたからこその成果なのです。(なお文化サークル連盟では、昨年12月、大学からサークルへの校費物品援助の復活をかちとりました!)

今後も大学当局による学費値上げをストップするために、自治会の下に力をあわせて声をあげていきましょう!

(写真左:159筆の署名を大学に提出。写真右:理学部長の先生に学費値上げに反対する要望書を提出)

理学部生間の交流活動を行なってきました