渡邊研究室クラブは、名古屋市立大学 理学研究科 渡邊裕司教授が名古屋少年少女発明クラブとの共催で、名古屋市立大学での夏休み二日間の中学生向けプログラミング授業開催が元になっています。
二日間のプログラミング教室(Pythonの授業)後の受講生とそのご両親へのアンケートで一番の要望がアフターフォロー(80%)であり、その要望に応える形で発足しました。月に1度、基本的に第三日曜日の午後1時から3時までの予定で、会場を名古屋市立大学内で開催しています。
初年度(2021年)9月から4名の中学生を受講生として迎え、開催日にご両親の付き添い参加の希望を受け、翌年度(2022年)からは「渡邊研究室クラブ親子教室」として募集をしています。2022年度は8組。2023年度は6組を迎えて活動しています。
フォロー体制
フォロー体制は、渡邊研究室の院生及び学部生が教科書(渡邊裕司教授作成)を元にカリキュラムを作成。当日の指導及び質問への回答や相談を承っています。
また、受講生のみなさんが「自分で考えられるようになる」ためにはどうしたら良いのかをテーマに、開催日当日で気がついたことなどを踏まえ、次の授業に活かすための会議を毎週(終了生も含むため現在はオンラインで)開催しています。
渡邊裕司教授は「知能情報学」の研究をされていることもあり、この活動を学部生、院生の研究に活かしたいと考えています。論文を発表することで社会貢献が出来ればと考えています。2022年度までに4本の論文を提出できています。渡邊研究室の仕事にもご理解を賜りたいと考えています。
カリキュラム
2022年度(9月から8月まで)の1年間の実績ですが、基本的なPythonプログラミングの授業と、その応用としてRaspberry Piを用いてRC-TANKを人工知能化させた自動走行を授業で行いました。
今後は、人工衛星のデータ解析や、例えば調理ロボットや宇宙食の開発なども含めた、自分たちが考えた、ほんのちょっとしたアイデアがプログラミングで形になるようなカリキュラム作りに発展させて行きたいと考えています。
渡研CLUBサポーター
2023年4月から渡研CLUBサポーターが発足しています。
義務教育を離れた学習のあり方などの提案や最先端の研究の理解や、親離れが始まった子どもたちの心を取り戻すため(笑)、そして、親子一緒に考える時間を居心地良いものにするためなど。ご両親と一緒に考え・良いものにつくりあげて行こうと考えています。
参加される皆さんからの要望をどんどん出していただき、反映させて行くための会を、そして、この活動を安全に行えるような父母の会を目指しています。
学べること
Python
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自動運転
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