■滋賀県サステナビリティ・リンク・ボンドへの出資

　滋賀県が、2022年3月に策定した「滋賀県CO2ネットゼロ社会づくり推進計画」に基づいてCO2ネットゼロ社会に向けた施策を推進するため、資金調達の一環としてサステナビリティ・リンク・ボンド（ESG債）を発行することになりました。私たちは、環境先進県の滋賀県に根差した自動車販売会社として、また「ニッサン・グリーンプログラム2030」を推進する日産グループ企業として、滋賀県サステナビリティ・リンク・ボンドの趣旨に賛同し、出資をしています。

■滋賀県と日産グループとの包括的連携協定

　日産グループは、日本が抱える環境負荷低減や災害対策等の課題を解決するため、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を発表しています。「SDGs未来都市」に選定され、県の政策にSDGsの視点を活用するなど、SDGs達成に向けて様々な取り組みを推進している滋賀県と、2020年12月に「それぞれが有する人的・物的資源を有効に活用して、災害時の電力供給をはじめとする、地域の一層の活性化および県民サービスの向上等を図ること」を目的 として、包括的連携協定を締結しました。　

■電気自動車（EV）の販売

　日産は環境理念「人とクルマと自然の共生」のもと、一人ひとりが人や社会、自然、地球に対する思いやりを持って課題にチャレンジしてきました。 2010年には他社に先駆けて量販型EV「日産リーフ」を市場に投入し、現在は4車種を販売しています。今後も電動化技術を更に進化させるとともに、電気自動車の価値をフルに活用した社会作りを進めていきます。 

■おにぎりアクション

　国連が制定した10月16日世界食料デーを記念し、私たちの食を通じて世界の子どもたちに、給食を届ける取り組み「おにぎりアクション」を日産セレナはトップスポンサーとして応援しています。家族の笑顔から世界中の人を笑顔にするために、世界の子供たちの可能性を広げるために、社員の皆さんだけではなくお客様のご協力も積極的にいただいています。

■福祉車両（LV）の販売

　私たちは、お体の不自由な方やご高齢の方にも「クルマで出かける喜び」を感じていただきたいと考えています。日産の福祉車両（Life Care Vehicles）は、安心・快適にお乗りいただくだけではなく、サポートをされる方にもやさしい様々な機能を備えています。当社では栗東店がLV認定店として、法人・施設のお客様だけでなく個人でご利用されるお客様にも、新しいカーライフをご提案しています。

■ショールーム・工場内の省電力化

　電力使用量の削減は、環境への負荷を減らす非常に重要な取り組みです。エアコンの温度調整といった日々の節電の取り組みをするだけではなく、照明をLEDへ切り替えることや、最新の空調機器に更新をすることで、長期的かつ大規模な省電力化に取り組んでいます。

■ジェンダー平等

　ひとりひとりの人間が、性別にかかわらず、平等に責任や権利や機会を分かちあい、あらゆる物事を一緒に決めることができることがジェンダー平等の基本です。当社では2022年に「女性活躍推進法に基づく行動計画 」を策定し、女性社員の比率を増加させるとともに、産休・育休制度を充実させて、誰もが働きやすい職場環境づくりを目指しています。