・岡崎市における環境保全活動に関する課題と今後について
・灌水塩分濃度の違いによるイネ(ひとめぼれ)の成長への影響
・センダンの苗木の水分量による成長の変化
・参与観察によるトマト水耕栽培の現状
・青パパイアを活用した中山間地域の振興
・愛知県におけるセンダンの生態調査
・愛知県東栄町のヒノキ林を対象とした収益シミュレーション
・「樹木・緑の満足度から考える今後の公園のあり方」について
・岡崎市内都市公園に対するi-Tree Ecoの適用についての考察
・竹材の新用途-炭化竹バット-
・愛知県の森林環境と森林成長の関係性
・コーヒーによる雑草種子の発芽抑制効果
・土壌水分率から考えるセンダン植栽適地の解明
・培養土を使ったセイヨウアジサイ刺し芽着根の成功手法の検討
・愛知県岡崎市の街路樹のi-Tree ECOによる貨幣価値推定と適切な維持管理方法の検討
・ヒートアイランド現象の緩和を目指したグリーンカーテンの構築~マイクロキュウリの生理特性に着目した検証~
・人工植物のストレス緩和効果に関する研究~精油との対提示による影響の検証~
・i-Tree Ecoを用いた街路樹の貨幣価値の換算~名古屋市久屋大通に焦点を当てて~
・センダンに与える水の回数を変化させることによる成長量の変化
・「世界の侵略的外来種ワースト100」の1種ウチワサボテン属の名古屋市内における侵入要因の解明
・竹の利用法に関する実験について~竹灰は肥料となりうるか~
・ハーブの精油でもたらされる防虫効果
・i-tree ECOを用いた里山林の生態系サービスの評価
・ドローンを用いた苗木運搬作業の有用性
・ハーブティーのストレス緩和効果の検証:ストレス指数による分析と官能検査からみた評価
・岡崎市内における立地環境によるバイオマス量の比較と適した森林施業の検討
・アクアポニックスを活用し環境保全と食糧生産増加の両立を目指す農業~水産生物の存在有無によってミニトマトの成長に影響を与えるか~
・森林調査におけるドローンの有用性
・木酢液の肥料としての効能評価―有機農業の可能性を広げるために―
・共栄作物の植え方による違いで農作物の成長は変化するか
・イチゴの株本冷却によってもたらされる生産効率と品質の向上
・アクアポニックスを用いた家庭菜園~より簡単に野菜を育てる方法~
・愛知県岡崎市の都市公園のi-Tree Ecoによる樹木の生態系サービスの評価
・マルチング素材にガーデンモスを使用したことによる土壌への影響
・アクアポニックスを使用して野外での食糧生産増加の両立を目指す農業
・ハーブを用いたアルゼンチンモリゴキブリへの忌避効果
・コーヒー残渣を使用した土壌中のコセンダングサの発芽抑制
・アクアポニックス施肥による影響~肥料の有無によってコマツナにどのような影響を与えるか~
・精油による真菌の防止効果
・マダニに対するシソ科精油のラバンジンとレモンバームの忌避・殺ダニ効果検証
・ニホンジカの生息密度と森林被害との関係性の評価
・岡崎市中央総合公園健康の森におけるi-Tree Ecoを用いた森林状態の把握と適切な維持管理方法の検討
・コーヒー残渣の量が雑草種子の発芽・伸長量に与える影響
・音が植物の生育に与える影響:周波数の違いによるカイワレダイコンの成長変化
・コーヒーの焙煎度によるコマツナの発芽数及び成長に及ぼす影響の評価
・演習林内における土壌侵食量に着目した土壌保全機能の検討
・ドローンを用いた演習林の測量:アカマツの測定精度からドローンの有用性についての考察
・岡崎市の街路樹におけるi-Tree Ecoを用いた生態系サービスの評価
Free Air CO2 Enrichmentと呼ばれる屋外でCO2を付加できる装置を用いて、将来予測される高CO2濃度環境下での冷温帯樹木11種の環境適応特性について調べました。光合成の順化や水利用効率の増加、さらに木部の水分通道組織の変化が認められました。
森林管理にかかる大きな費用の一つは、伐採後の再造林です。このコストを減らすために天然更新を選択することがあります。どういう環境ならば天然更新によって高木性樹木の更新が認められるのか。その要因を一般化線形モデルを用いてピックアップしました。
間伐コストを低下するために、通常よりも高い間伐率(40%)で間伐を行うことがことがあります。この強度間伐によって、残存木の成長や下層植生の多様度はどうなるのか。主に林業的なメリットに着目をしながら、モニタリング調査を実施しました。
里山林では、森林整備が行われず放置されることによって、ナラ類の大径化が目立っています。そのことが原因で、カシノナガキクイムシによるナラ枯れが広がりました。大径のナラ類の枯死により、立地環境がどう変わり、更新稚樹の成長生残にどのような影響がでるのか。森林の公的的機能の回復に焦点をおきながら、モニタリング調査を行いました。
森林の価値を評価するためには、対象森林からどれだけの丸太(材積)がとれるのかを評価することが一般的です。そこで階層ベイズモデルを利用して、樹木の任意の高さの直径、樹木全体の幹材積を推定する方法を検討しました。またこの結果を、無料のアプリ(細り表アプリ)として公開し、林業の現場で使えるようにしました。
森林や樹木には、二酸化炭素の吸収や固定、雨水流出の防備、大気汚染物質の除去などの様々な機能(生態系サービス)があります。これらの価値を統一的に評価できるよう、i-Tree Ecoというサービスを使って「貨幣価値化」することを試みています。どのように森林整備を行えば森林機能(貨幣価値)がもっとも高くなるのか、シミュレーション研究を行っています。