(2007年公開)
監督 今井夏木
作品紹介
平凡な女子高生・美嘉(新垣結衣)は同級生でヤンキーの桜井弘樹“ヒロ”(三浦春馬)と付き合い始める。見た目は派手だが澄んだ心を持った優しいヒロと美嘉は深く恋に落ちてゆく。そんな中、美嘉の妊娠が発覚。出産を決意するが、ヒロの元カノによる暴挙で流産してしまう。2人は大きなショックを受けるが、また強い絆で結ばれていくが、、、
学会運営コンブ船長 の 愚痴
サイコパスな女もいれば、当然サイコパスな男もいる訳ですが、本作のメイン登場人物であるヒロくんは、拾った携帯のデータを全削除して相手に電話をかけるという、サスペンス系映画の犯人のようなことをやってくる。
普通この時点で、まともな女なら嫌厭するに違いないが、そんじょそこらのアクション映画では敵わないレベルのご都合主義。なぜか主人公の美嘉は惹かれて、親しくなり、あっという間にヤってしまう。
やっぱりサイコパスな女だった。
よし、頭の悪い否、頭のおかしなサイコカップルであるということは分かりました。
この後が一番の愚痴かもしれません。
ヤることヤってる癖に、なぜガッキーはパイオツも見えなきゃ、パンチラもブラチラもないんだ?
思春期男子はそれを期待して見に行ってるのだから、ちゃんと仕事しろよ!!
ガッキーの生パイオツじゃなくても最悪いいよ!
夢の一ミリもねぇ。
「黒い家」では大竹しのぶが「乳しゃぶれぇ!!!」って名言と一緒に、別モデルのパイオツだしているじゃん。
やりよーがあるだろうがよ!
その後も噴飯物。
レイプ、しかも輪姦という超絶トラウマをぶっ込んでくるのに、それをサラッと産婦人科シーンで受け流す。
学校で「ヤリマン」的いじめの描写を持ってきて、その後速攻図書館でがっぷり四つってなんなんだよ。
で、その後「できた」だ「流産」だって。
イベントがリレー形式で逆に分かりやすいわ!
レイプ、妊娠、流産、癌、と人生で少しでも関われば、何かしら心身に残る出来事があるのにも関わらず、全て「イベント」として消化されて行く。
この映画の宣伝には「1200万人が涙したケータイ小説の最高傑作」と記載される。
1200万人が正しくて、俺が間違ってると言うなら、俺は間違ったままでいい!
人生ワーストの1本です。