Nobeyama Science Workshop -令和元年-

開催日: 2019年9月4日 (水) - 6 (金)

場所: 野辺山宇宙電波観測所 本館

目的

野辺山45m鏡は、共同利用が開始された昭和57年以来、日本の電波天文学を牽引する主力装置として活躍してきました。数多の重要な成果をもたらし平成の世を駆け抜けた45m鏡ですが、環境やニーズの変化に従い、令和4年3月までに共同利用観測を終了することとなりました。それは、ともすれば、単一鏡でのサイエンス自体が萎んでいってしまうような印象すら与えます。昨今、何かと暗い話題になりがちな野辺山ですが、45m鏡は決して下を向くことはなく、今なお現役で科学成果を挙げ続けています。実はアクティブユーザーの多くは次世代を担う若手研究者たちです。元気な45m鏡ユーザーが一堂に会し、最新成果や研究展望について"明るく"語り合う忌憚ない意見交換の場を提供し、新時代における単一鏡でのサイエンスの可能性を考えることが本研究会の目的です。

招待講演に加え、一般講演およびポスター発表を広く募集いたします。45m鏡のみならずASTE等の他の単一鏡、ALMAや他波長観測とのシナジー、理論研究、観測機器開発などについての講演も、もちろん大歓迎です。野辺山の在り方を憂いておられる方、45m鏡の成果を自慢したい方、なんだかよくわからない結果が出たから議論したい方、研究会デビューしたい学生さんなど、多くの方々のご参加を心よりお持ちしております。

詳細

日時: 2019年9月4日(水)-6日(金)

場所:野辺山宇宙電波観測所 本館二階 講義室

世話人:竹川俊也、金子紘之、鳥居和史(国立天文台)、徂徠和夫(北海道大学)、

岡朋治(慶應義塾大学)、竹腰達哉(東京大学)、山岸光義(JAXA/ISAS)