ラフパス解析の新潮流
New Trends in Rough Path Analysis
New Trends in Rough Path Analysis
研究会の趣旨:ラフパス理論は確率論の中では相対的に新しい分野で、確率微分方程式に主要項として含まれる確率積分を、道ごとの一般化線積分として扱うことが最大の特徴である。誕生から四半世紀が経過したが、ラフパス理論は非常に深く研究されただけでなく、最近では横方向への広がりも目立つようになった。ラフパス理論の研究者は最近までは狭義の確率解析出身者がほとんどであったが、理論の発展にともない他の話題の出身者も増えてきた。その結果、日本人のラフパス研究者同士でもお互いによく知らないという事例がすでに発生している。このような状況を改善するために、本研究会ではラフパス理論に関する様々な話題を研究する研究者が一堂に会し、最新の話題について学問的な情報交換をするとともに個人的な親睦を深めることを目的とする。
講演予定者(姓の五十音順):
稲濱 譲 (Yuzuru INAHAMA) [九州大学]
植田 健人(Kento UEDA)[東京大学]
長田 博文(Hirofumi OSADA)[中部大学]
髙野 凌史(Ryoji TAKANO)[大阪大学]
髙畠 哲也(Tetsuya TAKABATAKE)[大阪大学]
竹田 和正(Kazumasa TAKEDA)[早稲田大学]
田淵 進(Susumu TABUCHI)[東京大学]
土屋 貴裕(Takahiro TSUCHIYA)[会津大学]
深澤 正彰 (Masaaki FUKASAWA) [大阪大学]
星野 壮登(Masato HOSHINO)[大阪大学]
山岸 颯(Hayate YAMAGISHI)[東京大学]
山田 俊皓(Toshihiro YAMADA)[一橋大学]
楊 暁煜(Xiaoyu YANG)[大阪大学]
楊 曼(Mang YANG)[九州大学]
時間割と講演要旨:プログラム関係
懇親会:初日(2月13日)の晩に予定されています (登録多数のため参加申込を締切りました )。
組織委員会:
稲濱 譲 (九州大学)[委員長]
髙野 凌史(大阪大学)
髙畠 哲也(大阪大学)
深澤 正彰(大阪大学)
星野 壮登(大阪大学)
旅費援助:講演者を中心に行います。(講演者以外の若手参加者に対しては、数名までなら旅費の支給が可能です。希望者は12月末までに稲濱宛にメールでご連絡ください。)
研究資金:本研究会は科研費(基盤研究(B),No. 23K20216,研究代表者:稲濱譲)の援助を受けています。