「大地の再生の詩」

杜人〜環境再生医矢野智徳の挑戦
オリジナルエディション(原版) 


上映会inにのみや



2022年6月25日(土)

14:00〜16:30 (開場13:15)


◯主催 NPO法人農ある暮らしを広める会 

後援 二宮町教育委員会

協力 環境づくりフォーラム・二宮町


本日6/24 18時をもって、事前受付を終了いたしました。
残席あれば当日受付で参加可能
となります。

【会場】二宮町生涯学習センター ラディアンホール

入場料無料(当日空席があれば、予約なしでもご入場頂けます。申込が増えています。
予約なしの場合、ご入場をお断りせざるを得ない場合がございます
事前にお申込みください。

【住所】〒259-0123 神奈川県中郡二宮町二宮1240-10

【アクセス】

・JR東海道線 二宮駅北口より徒歩7分

神奈中バス

・元町バス停留所より徒歩3分

・堂面バス停留所より徒歩3分

【その他】託児あり。定員制 要申込み 定員満員となりました。


【お問い合わせ先】
ninomiya.daichi.saisei2022@gmail.comまで 
*一部のチラシに記載されているお問い合わせ先ninomiya-daichi-saisei2022@gmail.comからは
お問い合わせいただけません。申し訳ございません。誤:-(ハイフン) 正:.(ドット)

予告編

▼リンカランフィルムズのHPはこちら▼
杜人(もりびと)〜環境再生医 矢野智徳の挑戦

なぜ植物が枯れていくのか。
なぜ生きものたちが減っていくのか。


いのちと向き合ううち、彼は気がついた。
「大地の呼吸」が弱っていることに。


人間がもたらした小さな「詰まり」が

大きな土砂災害や河川の氾濫に繋がっていることに。


窒息寸前の大地に息を吹き込み、

堰き止められた循環を取り戻すため

全国を飛び回る造園家/ 環境再生医・矢野智徳。


自然にならう彼のやり方に共鳴し、
かつての 「杜」を蘇らせるべく

動き始めた人々と木や大地。


生きとし生けるすべてのものと

いのちの交歓を再生の物語。


現在、二宮町でも
「大地再生」の視点を取り入れ、
本来の里山の姿を取り戻す
様々な動きが始まっています。

神奈川県西部のちいさな町、二宮。
相模湾や吾妻山、蛍の棲む谷戸など
「自然豊かな町」というイメージを
持っている方も多いかもしれません。

しかし、よくよく観察してみると
本来の里山の姿とは違う荒れてしまった山が
多いという事実があります。

近年、多発しているナラ枯れや
竹の密集による悪影響、
風が通らず、誰も寄り付かず、
なんとなく息苦しくジメジメして暗い印象・・・。
コンクリートなどによる自然な水の流れの分断、
それによって起こる土中環境の悪化。

皆さんのご自宅の近くにも
そんな風景が広がっていませんか?
そこには負の連鎖が見えてきます。

かつて里山と共に生きる人々の暮らしには、
木を切り出し薪や炭として活用したり、
竹を生活道具に細工したり、
時には山で憩いのひとときを過ごしたり、
山から湧き出す水資源を活用するなど、
そうした山水の恵みを取り入れた循環の仕組みがありました。

時は流れ、現在この二宮町で
山水の恵みを回復させる動きが始まっています。

「大地再生」の視点取り入れ、自ら学び、
多世代で協力して実践する。

防災対策と災害からの回復力向上、
そして脱炭素社会を見据えた、
未来へつなげていく取り組みです。

百聞は一見に如かず。
この上映会からまず一歩。
取り組みに参加してみませんか?

二宮町の住み心地の良さは大地の特別な構造にあります。
相模湾からの風を受け止める小山群の草木は、かつて暮らした人たちの手で育まれたものです。
その手で育まれてきた風土が、今、少しずつ消えかかっているように見えます。
わたしたちは、野良仕事をすることや薪山の再生をすることで、この風土を取り戻そうとしています。
それは、天変地異への耐性を高める事でもあり、健やかな暮らしを手繰り寄せる営みでもあります。
矢野智徳さんは、
「ここは、かつて自然と人とが上手く共存できる地域が確立されていた。」
と吾妻山の山頂で言われました。
共存できる地域をみんなで取り戻していきませんか。

NPO法人 
農ある暮らしを広める会
理事長 二見幸夫