童謡「めんこい仔馬」は昭和16年に東宝映画「馬」の主題歌としてサトウハチローが作詞 滝川市出身の仁木他喜雄によって選曲された。仁木他喜雄は 明治34年当時の札幌郡篠路兵村に生まれ 翌35年東滝川に移住し多感な少年期を過ごす。大正三年音楽家を志し開業間もないこの幌倉駅(旧称)からひとり旅立つ。その後、森音楽学校に学び欧米航路の客船バンド楽士を経て山田耕作に師事 新交響楽団(N響の前進)に所属する。さらにコロンビア専属となり歌謡曲の作曲編曲に携わる。生涯の作曲数170余り 代表曲には「めんこい仔馬」「高原の月」「さよならルンバ」「銀座の雀」などあり また編曲は700曲に及ぶ。