このサイトは2023年度に作成されたものです。
押野校下各種団体関係図
育友会とは、いわゆるPTAで、学校と保護者、地域をつなぐ唯一の団体です。それぞれが協力し、子どもたちが安心・安全でのびのびと学べるように活動しています。
「押野校下各種団体関係図」(押野公民館ホームページからの転載)を掲載しました。押野小学校育友会は押野校下町会連合会の「協力団体」です。
また、よく勘違いされることがありますが、「少連」は押野校区少年連盟協議会のことで、町会の「育成委員」は「少連」の役員です。「少連」の上位組織は、金沢市子ども会連合会 になり、「子ども提灯太鼓行列」や「立志のつどい」などの行事を担っています。
2023年度現在
現在の育友会は、実行委員会のもとに「研修委員会」「厚生委員会」「広報委員会」「地区委員会」の4つの委員会があります。
このうち、「研修」「厚生」「広報」は、各学級から「クラス委員」が選出されています。一方で「地区」は、各町会から2名程度、選出されています。(各委員会の役割は、下に記載)
「地区委員会」は育友会に所属していますが、地域と育友会をつなぐ役割となっており、町会で選出していただいています。主に「資源回収」をやっていただいています。
これまでは「一人一役」ということで、6年間で児童一人につき、一つの役(クラス委員など)をやっていただいていました。(町会から選ばれる地区委員については、このカウントには入っていませんでした)
育友会組織図
研修委員会は育友会員の育成を図る研修内容を計画する委員会です。具体的な活動内容は①研修会の計画、②対外研修への参加、③各委員会の委員長・副委員長、クラス委員を決める④学級・学年懇談会の司会 などがありました。
対外研修とは、県や市のPTA協議会などの団体が主催する保護者向けの研修会で、これに参加し研修内容の充実を図っていました。
厚生委員会の役割は、「会員の健康な生活と相互の親睦ならびに児童の保健福祉に関する企画運営にあたり、学校給食の運営にあたる」と規約にあります。具体的な活動は、①1年生の保護者を対象にした「給食試食会」の運営、②ベルマークの収集と整理・発送です。
主に各クラスや資源回収などで集まったベルマークを整理し、切って張り、ベルマーク教育助成財団に発送する仕事を担っています。
広報委員会は主に広報紙「おしの」を年3回発行しています。主な仕事は①広報紙の企画・立案・印刷会社との折衝、②学校、育友会の行事での取材(写真撮影)です。
これまで幾度となく、優秀な広報紙として表彰されています。
地区委員会は、規約に「児童の校外における生活指導、育友会の事業の推進及び各地区内の会員相互の連絡協調を図る」とある通り、町会と育友会をつなぐ役割を担っています。現在は主に「資源回収」の運営を担っていただいています。
地区委員は各町会から選出され、育友会の「一人一役」にはカウントされていませんでした。
社会が変化する中で、私たちの活動も見直す時期がきているように思います。児童数が減少していく中、また、ほとんどが共働きの世帯の中で、平日の日中に活動できる人が減ってきています。また、個人情報保護法が整備されるなど、コンプライアンスの厳守が叫ばれ、これまでと同様の活動を進めるには困難なことも出てきました。
また、「一人一役」ということでクラス委員や委員長・副委員長を決めてきましたが、「やる」「やらない」でトラブルになるなど、決める方も決められる方も精神的に負担になるケースもありました。
そもそも育友会は「任意のボランティア団体」であり、活動を強制されるものではないと思います。何かを犠牲にしてまでやる活動でもありません。
一方で、教職員の「働き方改革」の課題もあります。子どもと向き合う時間を多くとるためにも、私たちが協力できることは協力し、事務作業など減らせる仕事は減らせるようにする工夫が必要です。
このような背景があり、一度立ち止まり、考えてみることにしました。そして、「できる人が、できる時に、できること」をやっていく活動へと進化しようと、さまざま検討しています。
さらに、校下全体としての仕事量を減らすことができないか、公民館や少連とも協議を重ね、協力してできることは積極的に協力しておこなうようにしています。(本年も、押野じょんから踊りの夕べ、おしのっこフェスティバルは協力して開催)
今後の方針としては、以下のように考えています。
「一人一役」制をなくし、「研修」「厚生」「広報」の各委員会を廃止。「ボランティア制」に移行する
イベントなどをやる場合は、都度、ボランティアを募集し、集まらない場合はやらない選択肢も
「お父さんの会」や広報紙作成などは、「サークル」をつくり、活動する
町会連合会や公民館、少連とも協力し、活動していく
これまで委員会が担ってきた活動内容は以下のような方針で考えていきます。
年間を通じて断続的に活動を行うグループとして「サークル」をつくる。「サークル」は実行委員会で承認を得られれば、つくれることとし、育友会費から活動費を捻出します。今のところ、「お父さんの会」と「広報紙作成」が対象と考えています。
執行部のメンバーの役割は別表のように考えています。
1つの役割に1〜2名と考えると10〜20名程度の陣容が必要だと思います。
また、会長へかなりの負担があることから、会長職も1人だけでなく2〜4人での共同会長制を敷いても良いかもしれません。町会連合会の会合に出る会長、学校で挨拶をする会長など役割を分けることができます。
執行部は現在2年任期ですが、今後は1年任期としていき、継続を妨げないようにしていこうと考えています。
一昨年から、Googleドライブをはじめ、Googleのクラウドサービスを活用しています。これまでUSBメモリでデータをやり取りしていましたが、USBメモリの場合、物理的に壊れてしまう、もしくは紛失してしまうリスクがあります。Googleドライブを活用することで、PC、スマホなどに関わらず、インターネット環境があればデータを共有できます。
また、WORD、EXCELなど、マイクロソフトOfficeを持っていなくても、ウェブブラウザさえあれば、Google documentやGoogle spreadsheetなど同様のソフトを使うことができます。PCを持っていなくても、文書編集などが可能になります。
それだけでなく、ネット上で「共同編集」をすることもできます。
育友会では、昨年から年度はじめにIT講習会を開き、Googleの各種サービスの使い方を学んでいます。
昨年から会計についても事務作業の負担を軽減することを目的に、改革を進めてきました。
まず、なるべく「立て替え払い」をなくし、銀行振込かネット通販を活用するようにしました。これにより現金の取り扱いが減りました。また、ネットバンキングを導入し、インターネットで振込、残高照会等ができるようになりました。これにより日中に銀行窓口に行く手間を省くことができました。今後は、会計アプリ(「ちまたの会計」)を導入し、IT化を進めていきます。無事故で会計処理ができるよう、これからも努めていきます。
現在、地域の安全パトロール隊、交通推進隊の方とも協力し、通学路の見守り活動をしています。
通学路には、車通りの多い道もあり、今までも痛ましい交通事故が起きたことがありました。
朝の見守り「交通当番」については、今後も保護者で協力しておこなっていきます。
アンケートの回答で多かった質問です。
今回の育友会改革では、学級委員会(研修、厚生、広報)を廃止しますが、執行部を中心とした実行委員会は残ります。
この2年間、さまざまなイベント(150周年誕生祭、おしのっこフェスティバルなど)を企画・運営してきましたが、その運営スタッフも大半はボランティアを募って行ってきました。以前開催していたバザーのような大規模なイベントはできないかもしれませんが、ボランティア制に移行しても問題なくイベントを開催できると思っています。
子どもたちに喜んでもらえる、親子で一緒に楽しめる、そのようなイベントをこれからも開催していきます。