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義朗's Room
pain
××年11月6日(火曜日)彼女との別れの日
とても明るい陽射しの午後。私と彼女は、家のテラスでお喋りをしていた。
話題はチョコレートの持つ中毒性と、廃墟の秘める或る未来性について。
花の蜜の様に甘い時間だった。
彼女にしてはめずらしく、レースのフリルの付いたスカートを穿いていた。
それは別れの徴だったのかも知れない。
彼女は明日、遠い街へ旅立つのだという。
それから私は、眼の中に白い花が咲いている身体幻覚を覚える様になった。
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