ETD探索記 或る狩人の挑戦編
ETD探索記 或る狩人の挑戦編
自機エロトラ企画合わせで書いたものです。
強制淫語触手プレイと脳にコード突っ込んでビリビリするプレイです。自機の名前(セジ)が出ます。ボイスタイプ7のつもりです。
いつも通り♡喘ぎ、濁点喘ぎ注意。
「うーん、こんなキノコ見たことねえんだよな……」
背の高い木々が鬱蒼と生い茂る狩り場、水没林。その一角で頭を掻き掻き首を傾げている青年が、ひとり。
青年の名はセジ。カムラの里からやってきたハンターである。数多の大型モンスターや古龍を退け、カムラの里とそこに住む人々の生活を守った『猛き炎』───ではあるのだが、今回それは全然関係がないので横に置いておく。何せ今日のセジは、大型モンスターを狩りにきたわけでも、恐るべき古龍の痕跡を探しにきたわけでもない。里の住人から頼まれて、ある珍しいキノコを探しに来ているのだから。
「せめて、場所が絞れればいいんだがな」
依頼人から貰った資料を片手に水没林を歩き回って、かなり奥地まで来てみているが、件のキノコは見つからない。よっこらせ、と倒木に腰を下ろし、資料と地図を交互に見る。どうやら、普段狩猟の時に動き回るエリアから外れかけているらしい。メインキャンプからこれ以上離れては危険だ。セジは立ち上がり、一旦引き返すことにした。が。
「……ん? 何だありゃ」
立ち上がった時、森の奥に見慣れない何かが見えたような気がした。何故か無性にそれが気にかかったセジは、獣道を踏み越え森の中へと入っていく。そこにあったのは、灰色の石で作られた螺旋状の塔、のようなものだった。こんなもの、今まで水没林にあっただろうか。散々歩き回った場所だが、まだまだ知らないことはあるらしい。セジは塔を見上げながら、周囲をぐるりと回ってみる。すると、簡素な扉をひとつ発見した。中に入ることができるようだ。もしかすると、人がいるかもしれない。せっかくこんな場所まで来たのだ。誰かがいたら、このキノコのことを知らないか訊いてみよう。そう考えたセジは、塔の扉をそっと開けた。
「こんにちはー」
塔の中に入り、挨拶をしてみるが人の気配はない。家具なども置かれておらず、目の前の壁には三つの扉があるだけだ。変な造りの家だな、と思いつつ、もう一度挨拶をしてみるが返事はない。もしかすると、人がいる部屋はもっと上の階なのかもしれない。上に行くための階段は、扉の向こうだろうか。セジは、ここで考えていても仕方がない、と三つある扉のうちの真ん中を押し開けた。中を覗いてみるが、こちらが明るく向こうが暗いため、様子はよくわからない。
「こんにち……うお⁉︎」
再三、挨拶をしようとした時、足首にぐるんと何かが巻きついてきた。半分だけ部屋に入りかけていたセジの身体は、一瞬にして部屋の真ん中まで引き摺り込まれる。
「うおぉわああああぁぁ⁉︎」
なんだ。モンスターでもいたのか。暗い。見えない。とにかく灯りを。それから武器を。セジが暗闇の中混乱しながら双剣の柄を必死に探していると、パッと部屋の中が明るくなった。視界を得られたことで安堵したセジだったが、直後、部屋の中の状況を知ってぎょっとする。壁、床、天井───部屋のあらゆる場所から、何やらうねうねと蠢く触手のようなものが生えているのだ。
「気持ちワリ、なんだこれ……⁉︎」
セジは咄嗟に部屋から出ようとしたが、足に触手が巻きついたままのため、逃げることができない。どうしたものかと触手を観察してみるが……色は生々しいピンク色。先端は、男性器のようにもキノコのようにも見える。
「あっ、コイツ……」
依頼人から貰っている資料を懐から出し、改めて見てみる。資料の絵は、この触手の先端とそっくりだ。色も説明と同じ。これが例のキノコで間違いない。そう確信したセジは、資料を懐にしまうと代わりにクナイを取り出し、手近でうねうねしていた触手の先端をブチィと切り取った。が、
「よし、これであとは此処から脱出を……うわああ何だ何だオイ!」
切り取られたことが刺激になったのか、部屋中の触手がびちびちと激しく暴れて一斉にセジに襲いかかってきた。
「ちょ……⁉︎ おっ、うお! なんだこのキノコ⁉︎」
セジはあっという間に四肢の自由を奪われ、宙吊りにされてしまう。暴れてみるが、触手はぐにぐにと伸びるだけで千切れない。
「クソッ、この……むぼッ、」
息を継ごうと開いた口に、触手が一本突っ込まれた。抵抗する間もなく口内で液体を噴射され、セジは為す術もなく呑み込んでしまう。触手はそれ以上のことはせず、セジの口からあっさりと抜けていった。突然の暴挙に咳き込んでいたセジは、猛禽さながらの鋭い目でキッと触手を睨み、何すんだこの野郎! と言おうとした。言おうとした、のだが。
「その逞しいおちんぽ様で! 俺の尻穴をめちゃくちゃにしてくださいッ!」
……。
「は?」
いや、今なんて? おちんぽ様? おちんぽ様って何様だ?
セジが自身の口から出た言葉を理解できずに固まっていると、触手たちがセジの装備の隙間からにゅにゅ、と侵入してきた。そうかそうか、ならば善くしてやろう。そうとでも言うように、器用かつ丁寧にセジの装備を剥ぎ取っていく。
「オイやめろ! 早くぶっといおちんぽ様で俺のいやらしいメス穴を犯してくれ! いや違う!」
口からは、セジの意思とは関係なしに聞いたこともない卑猥な言葉が飛び出してくる。違う違う、今のナシ! と慌てて否定してみるが、触手はセジのインナーまですっかり剥ぎ取ってしまい、今やフンドシ一丁である。
「おわ、ぁ、アッ、おい……ッ!」
セジの尻のあわいを、一本の触手がずるずると撫でている。無体を働く触手はそれだけではない。上半身にまとわりついたそれらは脇腹や腋の下を執拗に撫で、何やら粘液を分泌し続けている。粘液が触れた部分はじんわりと熱く、そして敏感になっていく。そんな状態で無数の触手に全身を愛撫されては、びくんびくんと震える他なく。
「あっあッゃッ、やめ、やめ……ッ、ちくびっ、メスちくびもにゅるにゅるしてくれよぉ……♡」
とんでもない状況だが、口から出るのは相変わらず卑猥な言葉。触手は、セジの言うとおりに動いてくれる。いや、動いてくれるな。
「んお゙おぉちくびっ、ちくびクリクリ♡ ちくびでイぐうぅ♡♡」
セジが言うと、背中側から回ってきた二本の触手が両の乳首を捉え、粘液まみれの先端のくにくにと押し潰し、ぬめぬめと撫で擦る。いつの間にやら下腹部にも触手は群がっており、ほぼ意味を成していないフンドシの上から陰茎をごしゅごしゅと扱き上げていた。
「おほお゙ぉォんッ♡ ちくびもちんぽもあついい゙ぃィッ♡」
粘液が染みた場所は徐々に火照り出し、じわじわと熱に犯されていく。
「アッアッちんぽ♡ ちんぽぐちゅぐちゅ♡ そんなされたら出る♡ でるッ♡♡ ちんぽじるいっぱいでるうゔゔぅぅ~~ッッ♡♡♡」
セジはびゅるる、と勢いよく射精し、絶頂した。それでもなお触手はちゅこちゅことセジの陰茎を扱き上げ続ける。同時に、尻のあわいを撫でていた触手がほとんど脱げかけのフンドシを横にずらし、ぐにゅぐにゅとセジの尻穴をほじり始めた。
「お゙お゙ぉォ~~ッ♡ そこっ、しょこッ、おれのケツまんこぉ♡♡ ケツまんこズボズボほじってぇっ♡♡」
ケツなのにまんことは如何に。
セジの精神がまともであれば、間違いなく突っ込みを入れていたであろう。だが、今やセジの頭も身体も完全に快楽に支配されており、望むべくもない。期待に震えぷっくりと盛り上がった尻穴を撫でられると快感が背筋を駆け上がり、セジの口からはおかしな声と卑猥な言葉が洩れる。そして、ほじって、の言葉通り触手がセジの尻穴をぐにぐにと圧し始め、ずぷん、と胎内に沈む。
「お゙ぅ゙ん゙ッッ♡♡」
触手はずぷぷぷぷ……とセジの腹の奥まで侵入し、突き当たりになっている部分をごちゅんごちゅんと突き上げ始めた。柔い内壁を好き勝手に蹂躙され、セジの身体は宙吊りでされるがままに踊る。へこへこと腰が揺れる度に勃起し通しの立派な陰茎もぶるん! ぶるん! と揺れ、白濁混じりの先走りがあちこちに弾け飛んだ。
「お゙んッ♡ お゙ッ♡ おお゙ぉッ♡♡ ナカっ、ナカほじられてイッ♡ イぐ♡♡ イぐッ♡♡ イぐい゙ぐい゙くぅうぉお゙お゙おぉぉぉォッッ♡♡♡」
びゅくびゅくと精液を弾けさせ、セジは何度も深い絶頂を味わっている。セジがどれだけ射精しても、どれだけ絶頂しても触手の責めは終わることはなく、きゅうきゅうと締まる内壁を掻き分け、最奥から入口、入口から最奥とピストンを繰り返す。激しい責めで尻穴が捲れ、粘液と腸液、そして流れた白濁が混じり合った淫液が泡立つ。
「ん゙おォ♡ おほぉっ♡ お゙お゙オォぉんッ♡♡ クるっ♡ クる♡ ケツアクメぐる゙ゔゔぅ♡♡ おあ゙ぁアァきたッ♡♡ きたきたキたしゅごいのキたあ゙あ゙ぁッ♡♡ んぉおあ゙あぁメスイきッ♡ メスイきキマる゙ゔぅッ♡ めしゅイきしぢまうゔゔうゔぅ~~~♡♡♡」
それからしばらくの間、部屋中にセジの獣のような喘ぎ声と、ぐぽっ! ぐぽっ! ぐぽっ! と尻穴を激しく責め立てる音が響き渡っていた。
セジ/100/1F
淫語強制の罠だ! 現れた触手に身体中を弄られ、口から勝手に知らない淫語が出てきてしまう。理性を飛ばして62回もイってしまった。
HP100-62=38
◆
目を覚ましたセジは、部屋の真ん中に倒れていた。あれほど生えていた触手は、一本もない。もしや、悪い夢でも見ていたのだろうかと身じろぎしてみたが、途端にひくひくと尻穴が震え、下半身が甘く痺れ始める。よく見れば何も身に着けておらず、乳首は真っ赤になってぷっくりと腫れていた。気を抜けば、今にも勃起してしまいそうなほど余韻が残っている。触手に弄り倒されたのは、紛れもない現実なのである。
とにかく、服を着なければ。セジはのろのろと起き上がり、部屋の中を見る。すると、この部屋に入る前に身に着けていたインナーと装備一式が、綺麗に畳まれた状態で部屋の端の方に置いてあった。一体何故……と疑問に思いつつも、セジはのたのたとインナーと鎧を着込む。フンドシは粘液でべたべたになっていたため、畳んでポーチの内ポケットに押し込んだ。少しスースーするが、アレをもう一度締める気にはなれなかった。
ここでこうしていても仕方がない。セジは生まれたてのケルビのようにぷるぷると覚束ない足取りで、この部屋唯一の扉へ向かった。
この時、セジは気づかなかった。その扉は来た時とは反対側の扉で、この部屋に入るために抜けてきた扉は綺麗さっぱり消え去っていたということに。
扉の先には、昇り階段があった。やはり、上の階に人がいる部屋があるのだろう。最早何のためにこの塔に入ったのかもわからなくなってきていたが、とにかく家主に会わねばの一心で、セジはヨロヨロと階段を昇った。
階段を昇りきった先にあった扉を潜ると、またもや壁しかない部屋だった。道を間違えたのだろうか。しかし、家の中にこんな無意味な行き止まりなど作るか。回らない頭で考えていると、壁や床、天井からにゅる、と大量の触手が───
「………またにゅるにゅる部屋かよ⁉︎」
もう勘弁! と言いつつセジは踵を返したが、振り返ると入ってきたはずの扉がどこにもない。おいっ、と壁を叩くがどうにもならず、後ろから触手に巻きつかれ、部屋の真ん中辺りまで引き摺られていく。そうして四肢を拘束されて宙吊りに……既視感しかない。だが、身体に巻きついている触手をよく見ると、先ほどの触手とは形状が全く違った。色は濃く鮮やかな青色。時折緑色の電流のようなものが走り、発光している。先端はつるりと丸いが、二、三本の細い触肢のようなものが生えており、こちらも緑色に発光していた。先の触手とは、別ベクトルの気味悪さである。
「やめっ、クソ……んあァッ⁉︎」
ジタバタと暴れていると、その細い触肢たちが伸び、装備の隙間という隙間から中へと侵入してきた。まるで目があるかのように肌を探し当て、敏感な部分もそうでない部分もにゅるにゅると撫で始める。
「あっ、アッ♡ やめ♡ あひんッ♡♡」
インナーの中に侵入した触肢たちに乳首を絞るように摘ままれ、脇腹を擽るように這い回られ、陰茎に巻きつかれ扱かれる。フンドシを締めなかったことを後悔したが、もう遅い。先の部屋で十分出来上がってしまっている身体をいいように弄り回され、セジは宙吊りにされたまま腰をカクカクと揺らしてしまう。そうして快楽に押し流されていると、顔の近くをうろうろしていた二本の触手が触肢を伸ばし、両の耳を擽り始めた。セジの口から、ひぃん♡ と甘えたような声が洩れる。
「あ♡ あ♡ みみだめ♡ らめぇ♡」
逃げることもできずに背筋を泡立たせていると、にゅるん、と触肢が両側から耳の中へと侵入した。にちゅにちゅと粘液同士が擦れるような音が鼓膜を刺激し、耳からも犯されているような気になっていたセジだったが───
「お゙、ッ?」
待て、これはいけない。快楽に犯されたセジの頭でも、この事態の不味さだけはわかった。耳から侵入した触肢はずるずると奥を目指して入り込み、どう考えても入ってはいけない領域まで伸びてきているのだ。
「あ、あ゙……あえ゙ぇ?♡ あ゙♡ お゙♡」
耳の奥の、更に奥……神経を直接擽られるような、なんとも言えない妙な感覚に、セジの顔がだらしなく弛緩していく。その時、入り込んでいた触肢が、パチン、と電流のようなものをセジの耳の中、否、……脳の中で放った。
「んお゙ごお゙オォぉッ‼⁉︎♡♡」
ビクン! とセジの全身が雷に打たれたかのように強張る。直後、ぷしゃあああ~という音とともにじわじわと股の辺りの装備の色が濃くなっていく。
「おっ、おぉァ……しょ、しょんべんもれてるゔぅ……♡」
正しくは潮なのだが、セジにそんなことがわかるはずもなく。更に続けて、セジの脳内に電流が走る。快楽中枢を直に擦られるような強烈な刺激だ。既に十分快楽に敗北していたセジが堪えられるわけがなく、再び歓喜の咆哮を上げ、インナーの中で潮を吹き散らかす。
「んおほお゙お゙ォッ⁉︎♡♡ なん、なにこぇ、なにコレええ゙え゙え゙ぇっ♡♡♡」
パチン、パチン、と脳内で断続的に放たれる電流。その度にセジは連続で絶頂し、陰茎から潮と精液を交互に吹いた。
「ほお゙ッ♡ おオ゙ッ♡♡ お゙お゙ぉんッ♡♡」
触肢に支配された快楽中枢は完全に壊れており、セジの全身に享受不可能な快感を流し続ける。そのうち、装備が含みきれなくなった潮やら白濁やらが染み出し、がに股のまま硬直したセジの足元に卑猥な水溜まりを作り始めた。
「おへえ゙え゙えぇっ♡♡ あへっあへぇ♡♡ ぎもぢいいいぃ♡♡ お゙あ゙アァこわれるッ♡♡ こわれぢまうゔゔゔッッ♡♡♡」
それだけではない。肌を這い回っていた触肢たちは大人しくしているはずもなく、胸の辺りで既に捉えていた乳首を押しつぶしていたかと思うと、不意に先端に巻きついてぎちぎちと引っ張り始めた。
「お゙あ゙ああのびるッ♡ ちくびのびるゔゔぅ♡ イく♡ イぐぅ♡♡ ちくびイきずるゔゔゔゔ~~~♡♡ あ゙ーっ♡ あ゙ァ~~~ッ♡♡ だめだめでるでるでるだめえ゙え゙ぇ゙ぇッ♡♡」
宣言通り絶頂したセジだが、あれほど発射していた潮も精液も出なかったようだ。それもそのはず、下半身を覆う触肢が勃起した陰茎の鈴口から尿道の奥へと侵入し、ぢゅぽぢゅぽと出入りを繰り返していたのである。出口を塞がれては出るものも出ず、セジは快楽を逃がせずに悶絶する。まあ、多少逃がしたところで壊れた快楽中枢がその倍以上の快を叩きつけてくるのでは何の意味もないのだが。
「ほぉお゙おオ゙おぉォんっ⁉︎♡ ちんぽ♡ ちんぽふさがれてりゅうゔゔ♡♡ でないッ♡ でねえよお゙お゙ぉぉッ♡♡♡」
触肢が入り込んでいるのは陰茎だけではない。更に奥まった位置の尻穴まで拡げ、胎内に侵入している。泣き所のしこりを触肢たちが不規則にこりゅこりゅと擦り上げ、時折仕留めるようにキツく捏ねれば、出口を塞がれた勃起がびくんと震えた。
「お゙ふぅッ♡ おゔん゙ッ♡ こりゅこりゅだめ♡♡ だめ♡♡ おほお゙ぉ゙おんッイぐゔゔぅ♡♡♡」
しこりを擂り潰されながら脳に電流を流される度、セジは白目を剥いてお゙ッ♡ お゙ッ♡ と舌を突き出し、へこへこと無様に虚空へ向けて腰を突き上げる。もはや身体の内と外、頭のてっぺんから爪先、指先に至るまで全てが性感帯と化し、全身を這い回り出入りする触肢の刺激で数えきれないほど絶頂していた。
「んお゙お゙ぉッ♡ お゙ほおぉぅ゙ゔゔうんんッ♡♡ あたま、あだまおがじぐな゙る゙ッ♡♡ ゔえ゙もじだもだめ♡ らめえええ゙え゙ぇ♡♡♡ もうむりっ♡ むりい゙い゙いいぃィィッ♡♡♡」
暗転。
セジ/38/2F
脳姦の罠だ! 耳から侵入したコードが脳まで達し、強力な快感を身体中に走らせる。白目を剥いてひっくり返り、空中で腰をカクカクと振り甘えた声をあげて61回もイってしまった。
HP38―61=0 挑戦終了
◆
水没林の奥地に立つ、螺旋の石塔。最上階は雲に覆われ、どのくらいの高さがあるのかは想像するほかない。そんな石塔の一部、高さにして二階程の位置だろうか。パカ、と間抜けな音を立てて壁の一部が開いたかと思うと、そこから塔の螺旋状の溝の上にペッと吐き出された何かが猛然と滑り落ちてきた。
「うおぉわああああぁぁ───ッッ⁉︎」
滑り台の要領で、ウルクススよろしくズサーッと滑ってきたのは、他でもないセジである。セジは塔の斜面から放り出され、湿地の上で二、三度バウンドしてからようやく止まった。
「いって、クッソ尻あっつ……!」
摩擦で軽く火傷しているであろう尻を擦り擦り、なんとか四つん這いで身体を起こす。なんだったんだ、アレは。意識が戻った途端「不合格! 不合格! ケツ磨いて出直してこい!」と妙な機械音声が流れたかと思うと、金属の腕のようなものに塔の外に摘まみ出された。そして今に至る。いや、なんだったんだアレは。
そもそも水没林に何しに来たんだっけ。ええと、とセジがポーチや懐をあさっていると、目の前にヒラヒラと一枚の紙切れが舞い落ちてきた。思わず掴んでしまう。どうやら、何か文字が書かれているらしい。
「なんだこりゃ……」
本日の結果
ステージ:水没林
挑戦者:セジ殿
所属:カムラの里
職業:ハンター
記録:二階
絶頂した回数:百二十三回
総合評価:E
コメント:快楽に弱い体質のようです。もう少しお尻を鍛えることをお勧めいたします。
挑戦お疲れ様でした。
「……いや俺別に何にも挑んでねぇけどッ‼⁉︎⁉︎」